2015/04/24 - 2015/05/03
230位(同エリア842件中)
なもさん
4/25(土)【旅行2日目】
この日は、午前中ハイデルベルクを観光し、
午後、古城街道を通ってローテンブルクへ向かいます。
ハイデルベルクではハイデルベルク城、旧市街、アルテ橋を観光します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
おはようございます。
昨日の長い一日の疲れを引きずって朝食へ。
パンとパンとパンと・・
何だかパンばかり。 -
ホテルのフロントの照明。
お洒落で素敵! -
9:00ホテル出発。
約21km先のハイデルベルクへ向かう。
ドイツは思っていたよりも暖かく、写真のような藤の花をたくさん見かけました。 -
とんがり帽の教会が本当に多いです。
絵になる!
お天気はどんより。
今にも雨が降り出しそう・・・ -
ハイデルベルクは、フランクフルトの南約100kmにある古都で、
ドイツで最古の大学であるハイデルベルグ大学があり、学問の町として知られています。
中世の家並み、ネッカー川、古城といったロマンチックな景観は、数多くの詩人に称えられているのだそう。
到着と同時に雨が・・・!
写真は「エリザベスの門」。
フリードリッヒ5世が、妃の英国生まれのエリザベス・スチュワートのために造ったものである。彼女は、この「砲庭」を、気に入って毎朝散歩していた。彼女の19歳の誕生日の朝、いつものように散歩していて、昨日までなかった門を見つけて、大変驚いたという。夫のフリードリッヒ5世は、彼女を喜ばせるために、一夜のうちに、この門を建てさせ、誕生日のびっくりプレゼントにしたのだそう。
すごい・・ -
エリザベス門をくぐってすぐ左からは赤い屋根の旧市街の街並みが見えました。
-
ハイデルベルク城は、プファルツの国を治める選帝侯の居城で、1225年には文献に記録されています。
その後、1688年にフランス軍によりハイデルベルク城は破壊され、廃墟となった城は、建築業者に資材調達の場所として利用されるようになり石切場となった城は、ますます無残な姿となります。
さらに1764年には落雷によりダメージを受け、1810年になって、ようやく保存活動がスタートし、修復工事が開始。
ただ、現在も当時の状態にまで修復されているわけではなく、こんな感じでぼろぼろです。 -
添乗員さんからチケットを受け取り、早速中へ入ります。
-
【城門塔】
堀の上にかかる石橋は、昔は跳ね橋であったのだそう。
城門塔は、度重なる戦争にも耐えて唯一残った塔で、高さ52m、奥行き13.5mあり、時計がとりつけられているところが、4階。
月と太陽の時計の針が可愛い。 -
門の上。
-
門を見上げると落し格子が。
怖い! -
左がフリードリッヒ館、右がオットー・ハインリッヒ館。
【フリードリッヒ館】
1607年にフリードリッヒ4世により建てられて以来、代々の選帝侯の居住館であったところ。ファッサード(正面の装飾)は、黄色の砂岩でできており、歴代の力のあった選帝侯の像が飾られている。セバスチャン・ゲッツ作のこの16の像は、等身大より少し大きめで、上の像ほど、足が短い。下から眺めて釣り合いがとれるように、バランスを考えてそうしてあるということだ。現在置かれているのはコピーで、オリジナルは風化を防ぐために館内にあるとのこと。
【オットー・ハインリッヒ館】
オットー・ハインリッヒ館は、1546年オットー・ハインリッヒによって造られた。彼は大変な巨漢であったが、大変教養の深い人で、天文学、建築学にも造詣が深く、芸術家のパトロンでもあり、このプファルツにプロテスタントを導入した人でもあった。正面ファッサードしか残っていないが、これは、ドイツ・ルネサンスの最高傑作といわれている。それぞれの階の窓と窓との間に像を置くためのニッシェ(ひっこみ)があり、それぞれの像に、オットー・ハインリッヒは、自分の信条を託している。1階には、旧約聖書の英雄、ヨシュア、サムソン、ヘラクレス、デイビッドの5人の像、2階には、5つの徳(権力、聖書、愛情、希望)を象徴する像が立っている。3階には、農業神である土星、軍神である火星、愛と美の女神の金星、技能神である水星、月の女神の像、そして最上階には、太陽神と神々の王といわれる木星を表す像が立っている。これらの彫像は、オランダ人アレクサンダー・コーリンにより作られた。建物の正面入り口は、凱旋門のようで、彼の紋章額と、オットー・ハインリッヒの頭像が、円形のメダリオンに彫られて飾られている。 -
【ルプレヒト館】
中庭に入ってすぐ左の建物がルプレヒト館。
この建物は、城の最古の住居館で、15世紀の初頭、今から600年前くらいのゴシック様式なのだそう。
入り口の左側に、建造主であるルプレヒト3世を表す鷲の紋章が残されている。 -
ルプレヒト館の入り口のところに掲げられている、花輪をもった2人の天使の彫刻像。
伝説によれば、建築を請け負っていた大工の棟梁の双子の子供が、館の完成直前に、工事場に来ていて、足場を踏み外して死んでしまった。
双子は、悲しみに沈む父親の夢枕に現れたという。
翌朝彼が目を覚ますと、昨夜のしおれたバラの花輪が新しい花輪となって、ベットの脇におかれてあった。そこで大工の棟梁であった父親は、この夢をもとに石の彫刻像を造って、コンパスを彼の職業のシンボルとしてはめこんだとのことである。ここが、城の内部の見学のガイドツアーの入り口になっているのだそう。 -
フリードリッヒ館の屋根の部分のアップ。
-
フリードリヒ館の先には眺めの良いテラスがあり、旧市街の赤い屋根の町並み、ネッカー川、アルテ橋が見える。
左奥の一番背の高いとんがりは、旧市街のシンボル聖霊教会。 -
ワインの大樽を見に行きます。
入り口付近の垂れ幕が可愛い。 -
このワイン樽は、1751年カール・テオドールが造ったもので、直径7m、長さ8.5mあり、222,000リットルの容量で、木製の樽としては世界一のもの。
樽の上の方に、CとTのカール・テオドールのイニシャルである紋章が飾られており、130本の樫の木からできている。 -
樽の反対の壁にコンパスとカンナが飾られているが、樽を製作したとき使われたもの。
左の人の像は、「ペルケオ」といって、カール・フィリップやカール・テオドールに使えたイタリア出身の道化師で、一日18本ものワインを飲む大酒のみで、人をからかうことが好きだった。
ペルケオの像の横に時計の形をした箱があり、リングを引くと、きつねのしっぽが出てくるびっくり箱!
ペルケオは、貴婦人を驚かせて、失神した貴婦人を介抱するのを、楽しみにしていたとか。なんだそりゃ! -
横にある階段を上がって棚の上の踊り場に上がることもできる。
上ってみましょう。 -
樽の真上から下をのぞきこむとこんな感じ。
ペルケオも見えます。
当時、税金の代わりとしてワインを納めることができ、この樽におさめられたワインは、いろいろな畑のものが混ざり合い、アルコール度が5%くらいで質的には良くなかったのだそう。 -
再び外へ出て自由行動。
フリードリヒ館の、この日時計のついた細長い建物とその右側の部分は、鏡の館といわれているのだそう。
その理由は、最上館にあった広間の壁が、ベネチア産の鏡で覆われていたことからなのだそう。1764年の落雷で炎上し、三日三晩燃え続けたという。 -
何だかよくわからず入り込んだオットー・ハインリッヒ館の入り口。
ドイツ薬事博物館・・?かな? -
ほんの束の間の自由行動の時間、
もう一度旧市街の眺めを見たくて再びテラスへ。
だんだん雨が強くなってきた。 -
集合場所の警部るかー乗り場へ向かっているときに見かけた結婚式をしているカップル。
おめでとう〜^^ -
次は先ほど見えた旧市街へ行くために、こちらのケーブルカーを使って街へ降ります。
-
待っているときに上から降りてきたケーブルカー。結構急勾配。
-
乗り込んでしまえば、ものの何秒かで到着してしまいます。
-
降りてからケーブルカー乗り場を撮りました。
街からのケーブルカー乗り場はこんな感じです。
ここから歩いて中心地へ向かいます。 -
市庁舎前のマルクト広場。
遠くにハイデルベルク城が。
ドイツにはほとんどどこの街にも「マルクト広場」があるそうだ。
マルクトとはドイツ語で市場(マーケット)。
これは、昔からドイツの街では広場でマーケット(市場)が開かれていて、そこを中心に街が発展していったことからだという。
広場に合ったウエディング仕様の車、さっき撮影していたカップル達のかな? -
ここでは水曜日と土曜日の午前中に朝市が開かれるそうで、
この日はたまたま土曜日だったので朝市がやっていました。
旬のシュパーゲル(白アスパラ)もたくさん売っていました。 -
ラズベリーといちじく。
-
ラディッシュ。
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ソーセージの屋台もありました。
テーマパークにありそうな風貌のお店。 -
街中をずんずん歩いて、アルテ橋まで来ました。
正式名は、カール・テオドール橋で、通常アルテ・ブリュッケ(古い橋)といわれているのだそう。長さ約220m。
橋にある門は、もともと中世のころ町の城壁の一部だったのだそうです。
夜は、落とし格子の柵がおり防御施設としての役割を果たした。
左右の橋の塔は、牢屋として使われていたこともあったという -
橋のたもとにあるサルの像。
サルの指は、私達の方に向けられており、手には鏡を持っています。
これには、「偽善者ぶって、人を裁くことができるのか。みんな似たりよったりじゃないか」という皮肉がこめられているのだそう。 -
猿の像のおしり。
絶好の写真スポットで、みんな猿と写真を撮っています。 -
橋の上には、この橋を強固にするための改修工事に着工した、カール・テオドールの像が建てられ、その台座には、ドイツの4つの川(ドナウ川、ライン川、ネッカー川、モーゼス川)の神を現す彫刻が施されている。
このカール・テオドールは、先ほどのハイデルベルク城の地下にあった、ワインの大樽も造っている。 -
橋を渡ってみます。
ここの橋、スリが多いので気を付けて!と添乗員さんから事前に言われていましたが、旦那さんがスリらしき者にぴったりくっつかれて、バッグをツンツン触られていたそうです。
危ない・・。 -
ネッカー川。
200年くらい前はまでは、この橋は、屋根のある木の跳ね橋であった。洪水で流されたりして、何度も建て直しされ、現在の橋は、8番目の橋なのだそう。
橋は、海面98mのところにある。 -
左奥にハイデルベルク城。
右には橋の門と、その奥に聖霊教会の塔が見えます。 -
Cafe Knösel (カフェクネーゼル)。
1863年創業、ハイデルベルク初のカフェ。
隣接するお店では、「学生のキス」という名物のチョコレートがお土産として人気なのだそう。
残念ながらお休みでした。ハイデルベルクの可愛いチョコレート屋さん by なもさんクネーゼル 専門店
-
蔦が絡んだ建物に、歴史を感じます。
-
蜂の巣と蜂。
何屋さんの壁だったのかな・・・? -
【ツム・リッター】
現在ハイデルベルクで残る民館として一番古い騎士の家。
1592年、フランスから逃避してきたユグノー派のカルビニストで、裕福な生地屋さんであったシャルル・ベリエーが、建立したもので、1693年のフランス兵の焼き討ちに耐えて残った唯一の建物。
現在はホテルとなっています。 -
にぎやかな目抜き通りを進み、集合場所でもあるこちらの
「ユニコーン」というお土産やさんへ。
40分くらいの自由行動となりました。
ユニコーンで売っていた、じゃがいものハンドクリームが珍しかった。 -
近くにあったグミ屋さん?お菓子屋さん?
面白いグミがたくさん売っていました。
ピッツァグミ。 -
聖霊教会へ行ってみることにしました。
聖霊教会は、82mの最も高い塔を持つゴシック様式の建築で、選帝侯の墓が納められ、大学の祭宴の場で、ハイデルベルクのなかで、最も重要な教会なのだそう。
-
選帝侯ルプレヒト3世が、1400年前後に起工したが、内部、塔と順に建築され、今のような形になったのは1544年のこと。
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優しい色合いの内部の装飾。
学生街の教会らしく、大学の祭宴の際にも利用されているのだそう。
6月〜9月には、ハイデルベルク学生カントライによるコンサートが行われるといいます。 -
ステンドグラス。
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見上げた天井にはお花の文様。
全体的にかわいらしくて優しい雰囲気の内装だと感じました。 -
17世紀に起きた2つの戦争、30年戦争とプファルツ継承戦争の際に被害を受け、教会を建造したルプレヒト3世とその妃エリザベートの墓だけが残っています。
-
聖霊教会の向かいに立、ハイデルベルクの市庁舎。
正面一番左端の窓は、結婚式がとりおこなわれるところなのだそう。
市庁舎の一室で婚姻届を出すことが、ドイツでの結婚であるそうです。 -
市庁舎の中に入ってみると、結婚式の披露宴準備?をしているようでした。
先ほどお城の近くで見た二人の披露宴?? -
広場には、いかにもなお土産屋さんがたくさん並んでいますが、
中にはお洒落な雑貨やさんもありました。
カラフルな色使いでかわいらしいです。
少しお店の中に入ってみました。 -
ドイツのあちこてで見かけたアヒルのおもちゃ。
色々なコスプレをしていて面白い。 -
バジルペーストのお店でレープクーヘンの試食などをしているうちに集合時間になってしまいました。
集合時間ギリギリにお土産やさんで買った、行った国の国旗ピンバッジ。
2.5ユーロ。
でもこれ不良品?後ろのピンキャッチがはまらない(涙)
入れてくれた袋はくるみ割り人形のイラストで、すごくかわいかった。 -
こんな細い路地をくねくねと進んで、バスの待っているネッカー川方向に下ります。
どこを撮っても本当に絵になる!!
川沿いの大きな道に私たちのバスが待っています。 -
バスに戻ってから、ツアー客が二人足りないことに添乗員さんが気づきました。
集合場所では確かに全員いたのに・・
バスに戻るまでの道ではぐれた模様。
添乗員さんが探しに行き、バスの中でなんと2時間も待たされました・・・。
ただただボーっと。
みんなぐったりです。
みんな黙っていたけどお怒りモードです。
こんなことで2時間予定が狂うなんて・・・(怒)
ΨЭжξ▽фЮЙ§Ш×−!!!(言葉にならない) -
やっと2人見つかり、2時間遅れでレストランへ。
ツアー全体に不穏な空気が漂っています。 -
添乗員さんから、迷惑をかけたからと言って、
(迷惑かけたのは添乗員さんではなく・・・以下略)
一人一杯飲み物をサービするとのこと。
この度初の、ドイツ生ビールをお願いしました。
そしてあまりのおいしさに、ドイツビールに開眼!! -
メインは、豚を揚げたもの。
結構なボリュームでした。
付け合せにサラダと、ザワークラウトがありましたが、とっても酸っぱくてあまり量は食べられませんでした。 -
レストランを出たところに、見事な藤の花が。
まさに満開で、とってもきれい。 -
ここから古城街道を通ってローテンブルク(約220km先)へ向かいます。
カラフルで可愛いおうちを見ながら進みます。 -
ハリーポッターにでも出てきそうなひげもじゃのおじいさん。
魔法でも使えないと許されないような風貌・・・。 -
ドイツの郵便局。
ホルンのマークと黄色がトレードマーク。 -
あちこちで見かけたスーパー「REWE」。
実際に入ることはなかったけど、行ってみたかったな。 -
古城街道は、マンハイムからチェコのプラハまでを結ぶ全長1000kmに及ぶドイツ観光街道の一つ。
のどかな風景の中に、古い街が時折見えます。
赤い屋根のおうちに高い塔。
そんな集落がたまに出てきます。 -
街やお城が見えるたびに、添乗員さんが教えてくれましたが、どれが何だか忘れてしまいました。
-
山の上にたくさんの街を見ました。
-
これもどこかの街。
あとから調べたところ、バート・ヴィンプフェン という街の青の塔に似ていたのでそこかもしれません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3 -
ネッカースウルムの街を通過中に、アウディー工場が見えました。
ここでは13500人もの人が従事しているのだそう。 -
途中でお手洗い休憩にサービスエリアへ寄ります。
サービスエリアのお手洗いにはお金が必要で、
(だいたい0.5〜0.7ユーロくらい)
お金を払って使用すると、0.5ユーロ分くらいのそこのサービスエリアで使える
金券となります。 -
サービスエリアではおいしそうなものがたくさん売っています。
-
可愛い牛のマグカップ^^
-
この、ラズベリーとクランベリーのケーキ2.5ユーロを買いました。
フォークと紙皿のようなものを付けてくれたので、バスに戻ってからいただきまーす!
なかなか大きいけれど、割と軽くて甘すぎないのでペロッと食べてしまいました。 -
窓の外にはのどかな風景のなか、風車がたくさん見えます。
空は相変わらずどんより・・・
ローテンブルクまで車窓を眺めながら進みます。
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