2015/04/24 - 2015/05/03
287位(同エリア950件中)
なもさん
4月25日(土)
午後、ハイデルベルクから古城街道を通ってローテンブルクへ。(220km)
ローテンブルク観光後、城壁に近いホテルにて夕食&宿泊。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
4月25日(土)
ハイデルベルクから古城街道を約220km走ったバスは
16:50 ローテンブルク到着。
本日宿泊のホテルは、こちらのローテンブルガーホフ。
城壁の外にあり、レーダー門の入り口まで徒歩10分の場所にある。
こじんまりとしたホテル。 -
ホテルのレセプション。
アットホームな雰囲気。
おばさまが一人で対応だったので結構フロントで待ちました。 -
待っている間に・・・
フロントにあった、ローテンブルクの観光パンフレットを手に取る。
これは、テディーランドのパンフレット。
クマの形がかわいい♪ -
パンフレットの中も可愛い!
これは絶対このお店に行かねば!!と意気込んだけれど、結局時間がなくていけませんでした・・・
公式HP(日本語対応)
http://www.teddyland.de/ -
やっと添乗員さんから鍵をもらい、いざお部屋へ!!
・・・でもここ、お部屋までとても遠く・・・
階段を上って渡り廊下を渡って、また少し階段を下って渡り廊下を・・・
と、こんな道のりを、スーツケースを引きずってお部屋まで行きます(涙)
写真は途中の渡り廊下。 -
やっと到着したお部屋。
リノベーションされているようで、綺麗と言えば綺麗なのですが、
何というか手作り感いっぱい&ベッドが超細い!? -
ベッドの足元方面はこんな感じ。
子供部屋みたいで可愛い?
左のドアは、お手洗い&シャワールーム。 -
荷物を置いて、17:30ホテルのフロントに集合し、ローテンブルク城壁内の観光へ出かけます。
ホテルを出るとすぐに駅があります。
電車で来る人はここで降りるのかな。 -
城壁へ行くまでの道にあった植物の這った建物。
何屋さんの看板・・・? -
城壁の入り口、レーダー門に到着。
ここから先に中世の世界が広がっている・・!?
入り口のとんがり帽子の建物がすでに可愛い!!
ローテンブルクはロマンチック街道のハイライト。
その起源は9世紀頃に遡ります。正式名称の「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」とは、タウバー川を望む丘の上のローテンブルクを意味するのだそう。 -
12世紀に要塞化がはじまり、13世紀に門や城壁が作られたといいます。
25の塔が残っているのだそう。 -
門をくぐって進行方向右手には緑いっぱいの庭が広がっており、
さわやかな鳥のさえずりが聞こえます。
本当に、鳥のさえずりCDでも流れているの?というくらいさえずりまくっています・・・
ああ、癒される!! -
門を抜けると絵本のように可愛い街並みが♪
ローテンブルクは、中世の街並みがほぼ完璧に残り、「中世の宝石箱」と称されるのだそう。
-
城壁を振り返ると、城壁に上がる階段が。
ここから上って城壁を歩くことができます。 -
可愛らしい鳥の看板。
何屋さんなんだろう・・・ -
この噴水の飾りは、イースターの飾りの名残かな?
右も左も本当に絵になる空間!!
石畳の路地、軒下にぶら下がるアンティーク調の看板、オレンジ色の切妻屋根と木枠の壁が特徴の家々・・・
古き良き時代のドイツへとタイムスリップしたようです。 -
マルクス塔とレーダーアーチ。
-
マルクト広場に到着。
右の白い建物が市議宴会館で、左は市庁舎。
市議宴会館とはドイツ語では「ラーツヘルン・トゥリンク・シュトゥーベ」と言い、「市参事たちがいっぱい飲むところ」という意味なのだそう。
中世には、市参事になれるのはごく一部の有力商人とその一部のものに限られ、市長をはじめ市参事たちはみな重い責任を負い、激務であったにもかかわらず、完全な名誉職とみなされ無給であったという。
そして、舞踏会など一定の機会に市の費用で飲み食いできることだけが報酬代わりだったのだそう。
その飲み食いできる場所が、この「市議宴会館」だったとのこと。 -
18:00ぴったりに市議宴会館のマイスター・トゥルンク(市長の一気飲みという意味)の仕掛けを見ます。
3.5リットルの大杯に注がれたワインを一気飲みして市長が町を救ったというエピソードが表されていて、向かって右の窓から市長ヌッシュが一気飲みする様子が見られます。 -
左に将軍ティリーの仕掛け人形が現れる。
将軍がラッパを吹くと・・・ -
それに答えて、右の窓から登場した老市長のヌッシュが、手にした大杯を口に傾ける。
一気飲みというよりはおじいさんがゆーっくり
グラスを傾ける・・・というとてもスローな動き。
町を救った老市長はその後三日間眠り続けたものの八十歳まで長生きしたそうだ。
聖ヤコブ教会からほど近い郷土博物館で、マイスタートゥルンクの大ジョッキが保管されているのだそう。 -
時計の上には日時計が。
-
この古き良き街並みが残った理由は、16世紀の三十年戦争とペストの大流行の影響が街の発展を止めてしまい、結果としては、街の中世の姿のままで保存することに貢献。
しかし、度重なる戦争によって、ローテンブルクは半壊状態となってしまったのだそう。
戦後、ローテンブルクの再建は、幸いにも多くの大都市のように現代風のビルを建てる代わりに、失われた中世の姿そのものへ戻す方向へと進められた。
その費用には、占領国であり街を破壊した米国の資金援助をはじめ、世界中からの寄付が充てられたといいます。 -
【聖ヤコブ教会】
1311年から170年近い長い年月をかけて建設されたプロテスタント教会。 -
教会は、ゴシック様式で造られていて、形が異なる2本の尖塔を持っています。
言い伝えによると、南側の尖塔をマイスターが造り、北側の尖塔を弟子が造ったそうですが、マイスターは弟子が手掛けた尖塔の出来が見事だったことにショックを受けて塔から飛び降りて自殺したそうです。 -
十字軍遠征の折に聖地エルサレムから持ち帰られたキリストの聖血が納められているため、アルプス以北で最も聖なる巡礼地として、かつて多くの巡礼者が訪れたそうです。
-
中に入りたかったのですが、もう終わってしまっていました・・・
とても残念です。 -
-
教会を通り過ぎて、ブルク公園へ向かいます。
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窓の格子すら素晴らしい。
パステル調の壁によく合います。 -
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こちらの地方は、おうちの壁に絵が書いてあるところが多い。
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ブルク門をくぐり、ブルク公園へ。
ここにはかつてはドイツ王家ホーエンシュタウフェン家の居城があったが、その城は大地震で倒壊し、その跡地が19世紀に整備されて、今日の庭園になったのだそう。 -
ブルク公園からタウバー渓谷の眺め。
遠くに見えるのは、ジーパース塔などがある方面。 -
見晴らしが素晴らしい。
ここで、同じツアーのご夫婦に写真を撮っていただいたのですが、そのご夫婦が33年前に新婚旅行でここで撮ったという写真を見せてくださいました。
33年後、同じ場所で写真を撮るお二人はとても仲が良く、旅行中、見ているこちらが幸せな気分になるほどでした。 -
公園で写真を撮った後、またテケテケ進んでプレーンラインを目指して歩きます。
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【中世犯罪博物館】
ここでは、12世紀から19世紀までのドイツの法律と刑罰に関する具体的な展示が見られるのだそう。
全てドイツの事例ではあるが、ヨーロッパ全体に共通する中世の生活様式と文化を知ることのできる、非常に貴重な博物館とのこと。
可愛い街にこんな怖い博物館があるなんて、ギャップがすごい。 -
でも、時間があれば入ってみたかったな・・。
写真奥のカゴのようなものは、目方をごまかしてパンを小さく焼いたパン職人を水責めにした檻。 -
パン屋さん。
プレッツェルやシュネーパルがたくさん!!
ローテンブルク名物の揚げ菓子「シュネーバル」は是非食たい!と思っていたのに、
残念ながら食べることができず、心残り・・! -
メツゲライハーンというお肉屋さんに売っている、葉巻型のサラミソーセージ。
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ワイン屋さん?
フランケンワインの容器を一輪挿しにしてお花がずらりと飾ってあり、可愛い♪ -
【プレーンライン】
2本の道路に挟まれた三角形の小さな広場を「プレーンライン(小さな場所)」と呼び、もっとも中世らしさを味わえる景観として人気の場所。
ジーパース塔、二股に分かれた道、木組みの家。 -
プレーンライン方向から逆側を撮った写真。
ここで解散となり、最集合は、約1時間後の19:30にホテルのレストラン。
1時間で探検するぞ! -
プレーンライン付近のお店。
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プレッツェル屋さんのドアノブ。
か、可愛い・・!! -
残りの自由時間で城壁に上ることに。
城壁に上る入り口は比較的たくさんありそうだったので、
城壁に向かって歩き、見つけた入り口から上りました。 -
左側に町並みを見ながら細い道を歩きます。
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屋根の小部屋がすごくかわいい。
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一般のおうちでもどこもとても可愛らしいです。
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壁には人や会社の名前が刻まれています。
これは壁の修復費用を寄付した人たちの名前で、
第二次世界大戦でダメージを受けた壁の修復が始まりで約40年以上前から始まり、
現在も状態維持の補修費寄付を受け付けているようです。
日本でもおなじみの企業や、個人の名前などを見かけました。 -
急傾斜の屋根を持った美しいファッハベルクハウス。
1945年に建てなおされ、1975年頃までは典型的なフランケン地方の鍛冶屋として営業をしていたようです。 -
城壁について調べたところ、城壁は1周4kmちょっとで、1時間程度で歩けるとのこと。
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広いお庭に青い羊のオブジェが。
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路上駐車の車がどれもいい車ばかりです。
さすがドイツ! -
遠くに聖ヤコブ教会が見えてきました。
左手前から二番目のおうちの頭から
2本ニョキッと見えるのがそれです。 -
ヤコブ教会を左前方に見ながら歩くようになりました。
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急傾斜の屋根に、屋根裏部屋の窓?がたくさんあるおうちが多いです。
なぜだろう??
屋根の瓦も修繕が必要ですね。 -
屋根裏部屋の出窓を良く見ると、小人が出入りするの?というほど小さな木のドアが二つ付いています。
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ヤコブ教会の真横あたりに来ました。
この辺で下に降りることにしました。 -
城壁から降りて、再び街中に入っていくことに。
この街のいいところは、どちらを向いても、とにかくすばらしく素敵な中世の街並みを見れることだと思います。 -
普通のドアよりも一回り小さい、こんな可愛らしいドアがついているおうちがたくさんありました。
ただでさえ平均身長が高いのに、みんなかがまないと入れないのでは・・? -
ヤコブ教会目指して歩きます。
でも、このあたりから時間がないことに焦り、小走り気味に。 -
ケーテ・ウォルファルト Käthe Wohlfahrt。
1年中クリスマス雑貨が買える店。
じっくりに見たかったけど、時間がなく・・・ -
いくつかのお店で見かけた、このドイツ国旗のクリスマス飾りがほしかったけど、
結構いい値段だったような・・。
その後ダッシュでホテルまで戻ります。 -
19:30ホテルのレストランで夕食です。
ドイツビールの美味しさを知ってしまったので、夜はほぼ毎回ビールを注文することに。
ここでは白ビールを。 -
白身フライ。
先にボリュームのあるサラダも出ました。
旦那さんは、ツアーの年配の方に
これもお食べ〜!と、もう一皿いただいていました。 -
デザート。
りんごのクラフトケーキ。
ものすごくお酒がきいていて、とっても美味しい!!
甘すぎない付け合せのクリームも、このケーキに良く合います。 -
夕食の後、一緒のツアーのご夫婦と、夜の城壁内へ行ってみることにしました。
21:00過ぎ。
いい感じのライトアップです。 -
明るすぎず、暗すぎず、ちょうどいいライトアップ。
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昼間見た噴水のところも、夜はまた違った雰囲気に。
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レストランは開いていますが、雑貨屋さんなどは全部閉まっています。
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お店が閉まっていても、ショーウィンドーがライトアップされているお店が多かったので、
昼間はじっくり見て回れなかった分、たくさん見ることができました。 -
マルクと広場に到着。
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ヤコブ教会。
こちらもいい雰囲気。 -
教会外にある石像。
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帰りに、「夜警ツアー」を見かけました。
これは、黒いマントに角笛と斧を持った夜回り番人姿のガイドが、夜の旧市街地を案内するというもので、参加希望者は各自マルクト広場に集合。
英語ガイドツアーもあり、予約は必要ないのだそうだ。
私が見かけたのは英語ガイド。 -
センスのある牛グッズがたくさんある雑貨屋さんのショーウィンドーに目が釘付けに。
牛が色々な服を着ています。 -
牛のコスプレが、攻めの姿勢です。
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ダイビングとか警察官とかハイキングとか・・・
この辺のセンス、大好きです。
ユーモアたっぷり! -
ハイセンスハイヒール牛。
-
マッチ箱サイズの木でできた細工。
細かくてびっくり!
これちょっと欲しかった。 -
もっと見て回りたいけれど、もう夜も遅いので帰ることに。
明日の朝早起きしてまた来よう!!
ホテルに戻って就寝。
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