姉妹旅リベンジ台北　⑬「雙連朝市」～いよいよ帰国

2015/03/12 - 2015/03/16

私と5歳年下の妹、2人で台北を訪れるのは今回が２回目。前回は妹が怪我をするアクシデントに見舞われほとんど何もできず帰国。その後私達の父が幼少時（終戦の2年後まで）台北で暮らしたことがわかり‥リベンジ旅を決行！「台北・台北近郊に現存している日本統治時代の建物めぐり」をメインに、ついでに季節のイベントも見学。

楽しかったこの旅も、もうすぐおしまい‥。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機

バス247で「忠烈祠」→「国賓飯店」へ。

中山北路と民生西路の交差点にある「馬階記念醫院」

馬階紀念病院ＨＰより
『馬偕紀記念医院は台湾キリスト長老教会に属し、イエスキリストの歩みをたどる馬偕博士（ Dr. George Leslie Mackay ）を記念して、「キリストの救世精神で、患者の肉体、精神及び魂の治療にあたる」ことをモットーに設立されました』

馬階博士はカナダ人、1872年3月布教のため台湾に訪れました。
1880年淡水に台湾北部第一号の西洋式病院「偕医館」を設立
1882年台湾第一号の西洋式学校「牛津学堂 ( 現・真理大学 ) 」を創立
1884年台湾女子教育の先駆け「女学堂」を開設

馬偕博士は1901年4月に淡水で生涯を終えるまで、常に医学に研鑽し多数の命を救ったそうです。医療・キリスト教の伝道を通じて台湾に大きな功績をのこされました。

昨日やってなかった雙連站近くの故障餅のお店はまだ仕込中‥今日もフラれた。残念。

「雙連朝市」
MRT雙連駅の1番出口を出てすぐ、民生西路45巷沿いの朝市。
（南は民生西路・北は錦西街、MRT路線に沿った200ｍほどのエリア）
9:00頃〜12:00頃がお店が出揃っていて一番いい時間帯だと思います。

朝市はまさに庶民の台所といった雰囲気で、台湾の日常生活が感じられ大好き
です〜！

雙連朝市 市場

新鮮野菜に

お花

果物

お魚

お肉

衣類

按摩器具など生活雑貨

お参りに持っていくお線香や紙銭まで
ここには何でも揃ってる〜

お惣菜の類は特に充実している
まさに主婦の味方！　家の近くにあればいいのに〜!!

油飯・魯肉飯・炒米粉とか色々パック詰めで売ってました
太巻きも日常的に食べられている食べ物なんですね〜

九分でみた肉圓がある〜
このシュウマイ買って日本に持って帰りたい〜（ダメなのよね‥）

山盛りの豚足・豚の角煮
つやつやの照り、美味しそう〜買って日本に持って帰りたい〜（ダメなのよね‥）

手作り肉団子、美味しそう〜買って日本に持って帰りたい〜（ダメなのよね‥）

珍しい果物がいっぱい
フルーツはお願いするとすぐ食べられるように切ってくれます。

野菜も果物も、買って日本に持って帰りたい〜（ダメなのよね‥）

蒸しパン
子供の頃、こういうおやつ良く食べたっけ‥

手絞り器でオレンジジュース作ってる
便利になって何でも機械でできるようになった時代、こういうの見るとすごくいいな〜と思う。
手作りってやっぱりいいな〜人の気持ちというか、人の温かみを感じる‥

小吃の屋台もあります

朝市の横は広場・座れるところもあるので、
ここで買ったものを広場で食べる朝ごはんも楽しそう

雙連朝市の賑わいの中に寺廟がありました。
「文昌宮」主祀‘文昌帝君’は学問の神様だそうです。

文昌宮 城・宮殿

雙連朝市を後にしてホテルに戻ります。

街を歩きしていると、あちこちにガイドブックに載っていない小さな寺廟が。

2014年8月の内政部発表によると、
2013年末現在登記されている台湾の寺廟数は12,083
そのうち道教寺廟は78％を占めるそうです。

寺廟には神様が習合されている事が多いから‥台湾には本当に神様がいっぱい！

「柯達大飯店　台北ニ店」に戻りチェックアウト。
フロントに荷物を預けて、時間になるまで再び街歩き。

バスで「民権中山路口」→「民権松江路口」へ。

「行天宮」
恩主公廟とも呼ばれ、主祀は関聖帝君。
関聖帝君は三国志でおなじみの武将「関羽雲張」。
信義を堅く守ったので‘武聖’として尊ばれ、また理財にも長けていたので‘商業の保護神’として尊ばれています。

「商売繁盛・信頼の神様」として人気のある寺廟で、いつも熱心に参拝する人の姿が多いです。

この正面額縁は、北投にある梅亭の主‘于右任’氏の筆。

行天宮 寺院・教会

資源節約と環境保護のため香炉・供物台は撤去され、参拝方法が変わりました。

以前は行天宮周囲にお線香やお供物を売る人が沢山居て賑やかだったのですが‥
今はその姿なく少し淋しい感じもします。
お線香の煙で白く霞んだ廟、お線香を配る青い法衣を着た人、香炉からもうもうと立ちのぼる煙‥その風景は過去のものになりました。

参拝順序
①前殿（天公）
②正殿中間（五聖恩主）
③正殿左次間（關聖太子）
④正殿右次間（周恩師）

参拝方法
『両手を合わせお祈り（氏名・住所・生年月日・職業・お願い事）
　赤い椅子に膝を立て
　両手をつき（手のひらは男性は下、女性は上に）
　頭を下げ３回礼（いわゆる土下座の格好）』
これを３回。

バス「民権松江路口」→「南京復興站」へ移動。

兄弟大飯店２階、広東料理「梅花庁」で台北最後のごはん。
11:30頃行ったら空席ありすぐ案内されました、
15分もしないうちに満席・入口に人が並んでる‥タイミング良かった〜

飲茶で有名なレストランで、ワゴンで運ばれてくるものを注文するスタイル。

梅花庁 中華

席に着くと「お茶は烏龍茶・ジャスミン茶」か聞かれます。
お茶代：1人30元

お料理はワゴンで運ばれてくるものを選ぶか、メニューをみてオーダーします。
ワゴンは指さしすればＯＫ、メニューには日本語もあり簡単です。

四季豆の炒めもの（大點）130元
鮮蝦蒸焼売など（蒸籠點心）90元

この皮蛋粥が超美味い！

皮蛋粥・金華ハム入り大根餅など（煎炸甜品）85元

デザート　各85元
杏仁凍豆腐
芋と豆入りココナツミルクタピオカ（私はこれがお気に入り）
マンゴープリン（ないこともあります）

サービス税10％別途必要。

台北食べ収め‥大點1皿、蒸籠3つ、その他6品→税込1,067元。
随分贅沢なランチになってしまった‥円安が痛い〜

兄弟大飯店近くの「頂好超市」でお土産の買い足しを済ませ、ホテルへ。
バス638「興安華城」→「民権中山路口」
荷物をピックアップして、空港へ向かいます。
松山国際機場・国際線ターミナルまでタクシーで105元。

松山機場は近くて立地がいい、超便利な空港ですね（成田発着便がないのが本当に残念‥）

台北松山空港 (TSA) 空港

松山空港貴賓室は、全航空会社共有のラウンジでした。

台北松山空港 VIPラウンジ 空港ラウンジ

飲茶あんなに食べたのに‥
自分でも呆れるほど良く食べるな〜

国際線ターミナルは新しくて綺麗です。

15:30台北松山発→19:15羽田着　日本航空098便

搭乗したら‥プレミアムエコノミーの座席でビックリ！
エコノミークラスよりも広々としていて超快適?すごく楽です!!

シートはプレミアムだけど、サービスはエコノミークラスと同じ。
エコノミークラスのチケットだから当然ですよね。

それにしても‥本当によく食べる私達‥

西の空が赤く染まりはじめました。
飛行機が羽田に到着したら妹とお別れ、この旅も終わります。

アクシデントもなく本当にツキに恵まれた5日間で‥もしかしたら妹はラッキーガール？かも？

台湾の優しい人達の助けもあり、台北姉妹旅リベンジ果たすことができました〜！
謝謝台湾！再見台湾！