2015/04/01 - 2015/04/10
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ペコちゃんさん
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10日間の旅も、いよいよ最終日。
今日は一日フリータイムですが、帰国便は夜の出発。
そこで、添乗員さんがガイドさん・ドライバーさんと相談して、即席で半日のオプショナル・ツアーを企画してくれました。
26名中21名が参加なので、添乗員さんも、やる気満々。
通常のツアーでは行かない所に行き、これでソフィアは完全制覇(?)
ブルガリアの国土は日本の約30%、ルーマニアの半分弱で、人口は約760万人・・・小さな国ですが、見所も多く、人々は優しい顔をしていました。
写真はソフィアのシンボル、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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9日目。
ホテルの朝食時に、ひと悶着・・・右上のお皿はオムレツですが、トッピングを選んでオーダーして一旦席に戻り、焼きあがる頃を見計らってコックさんの所に行くと、お皿を持ったツアー仲間の男性がいます。
このオムレツは自分のだ、というオーラが溢れていました。
” あのー、これは私が頼んだ分ですが ” ” 俺はさっきから待ってんだ ”
” オーダーしたのは私なんですけど ” ” じゃー いいよ! 欲しいんなら持って行けば ”
エーッ 違うでしょ!
おじさんは、ふてくされて行ってしまいました。 -
ホテルの周りを散策。
手前の三角屋根は地下鉄の入り口で、奥の建物がケンピンスキーホテル。 -
渋いおじさんがワンちゃんと散歩中。
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9時にホテルを出発して、昨日入場観光出来なかったアレクサンドル・ネフスキー大聖堂に全員で向かいました。
ここまではオプションではありません。
この案内板にある建物の平面図を見ても、寺院の大きさが感じられます。 -
昨日と違って今日は天気が良いので、余計に建物の威容が迫って来ます。
昨日は、今週末の復活祭に向けて準備中ということで中に入れませんでしたが、今日はそのおかげで、大変貴重な体験をすることが出来ました。
中に入ると、何と、大司教によるミサが行われていたのです! -
厳かな空気の中、聖歌隊の美しい歌声が教会の壁に共鳴し、大司教の言葉が何故か身体の奥に響きます。
言葉は分からなくても心が通じてきます。
クリスチャンの添乗員さんは大興奮で、 ” こんなことは一生に一度あるかないかですよ! ”
大声が出せませんから、耳太郎(イヤホン)から囁くような声で添乗員さんの感動が伝わります。
たまたま、こんな場面に出くわすなんて、きっとこの先、良いことが待っているかも・・・ -
ミサ中だったので、内部の写真は撮れませんでしたが、イコノスタシスやシャンデリアなど、素晴らしさに圧倒されます。(写真はHPより)
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大聖堂近くの「国会議事堂広場」・・・中央には、ロシア皇帝アレクサンドル2世(1818~1881年)の騎馬像があります。
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この騎馬像は、露土戦争でブルガリアをオスマン帝国の支配から解放したロシア皇帝・アレクサンドル2世と兵士たちを称えて、1901年に建てられました。
高さは14mで「解放者記念像」と呼ばれています。 -
オプショナル・ツアーのスタートは、雪が残るヴィトシャ山。
ヴィトシャ山は4つの尾根からなり、最高地点は何と2,290mもあります。
このビジターセンターからソフィアの街の眺望を楽しみます。 -
展望室から見ると、ソフィアの街が手に取るように分かります。
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連泊したケンピンスキーホテルもよく見えます。
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雪道を歩いてバスに戻って、次に向かいます。
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ビジターセンターからバスでヴィトシャ山をしばらく上ると、「ヴィトシャ聖母ドラガレフツィー修道院」があります。
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この修道院は1341年頃に建設され、オスマントルコ襲来時にも壊されることはありませんでした。
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この教会の入り口で、一人の少年とその家族に出会いました。
12~3歳ぐらいに見える彼は、とても恥ずかしそうにお父さんの後ろに隠れます。
何と、お父さんが日本語で ” この子は私の息子です ” ” 日本語、お上手ですね ”
” はい、今、日本語の勉強してます”
息子さんに ” こんにちわ ” と挨拶するよう促すのですが、彼はとても恥ずかしがり屋のようで、お父さんの後ろに隠れていました。
後で添乗員さんから ” ここは障害のある方たちが良く来る教会です ” と聞きました・・・彼は少し障害があるようでしたが、可愛い子でした。 -
修道院には教会・住居棟などがあり、17世紀には修道院学校もありました。
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教会のフレスコ画。
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教会の内部。(写真はHPより)
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昨日のリラの修道院を思い出す住居棟。
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ここは教会の献灯スペース。
修道院内の図書室には、1534年の聖書をはじめ、大変貴重な書籍が多く保存されています。 -
こんな雪の中でも、松葉杖をつきながらお祈りに来る信者の方もいました。
駐車場に戻ると、先ほどの親子がおり、お父さんが車の窓を開けて ” 日本の皆さん、頑張りましょう ”
” はい、有難うございます ” とは言ったものの、何を頑張ると言ってくれたのかしら・・・” 3・11の事かしらねー ” と思いました。
車の中にいた少年にも、神様に願いが届くと良いね。 -
ヴィトシャ山から市街に下りて、ランチタイム。
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店内はアットホームな感じで、最後の日ともなると、もう皆さん親しくなって良い雰囲気でお食事です。
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メニューは、じゃがいものスープと・・・
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ブルガリアの定番料理『ムサカ』・・・ムサカは野菜やお肉をオーブンで重ね焼きした料理。
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デザートはババロアのような甘いケーキでした。
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このかまどでムサカを焼いているのでしょうか。
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昼食後、市中心部にある大型ショッピングセンター「ブルガリアモール」へ。
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広い吹き抜けの建物には、ファッション専門店などが沢山並んでおり、右側でピアノの演奏もしています。
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お洒落な空間です。
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地下には大型スーパーのカルフールもありました。
もう現地の通貨・レヴァがないので、最後のお買い物はカードで。 -
オプショナル・ツアーも終わり、ホテルに戻る途中の路上では、車が停まっている間を縫って、パフォーマンスの若者が・・・
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14時半にホテルに戻り、シャワーを浴びてパッキングも完了。
今までいろんなツアーで出かけましたが、出発までお部屋が使えてシャワーを浴びて帰国出来たのは初めて。
ホテル出発の17時まで、リラックス出来ました。
窓から見えるヴィトシャ山に別れを告げて、ホテルを出ます。 -
空港に向かう前に、このビルの最上階(13階)にある展望レストランでちょっと早めの夕飯です。
お世話になったガイドのライナさんと記念にパチリ。 -
お店の名前は『TAVAN』。
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添乗員さんのご指名により、夫が最後の晩餐の 乾杯の音頭をとりました。
” カンパーイ! 楽しかったですねー ” -
最後のサラダは、勿論、定番のトマトとキュウリとチーズで・・・
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メインはお魚料理。
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レストランの大きなガラス張りの窓からソフィア市街を見下ろすと・・・
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新しいガラスビルがいくつも見えて・・・
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これから、という感じのソフィアの街です。
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夕食後、ソフィアの「ヴラジデヴナ国際空港」へ。
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ここで、お世話になったガイドさん・ドライバーさんともお別れです。
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空港には地下鉄も乗り入れています。
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ブルガリアへの旅行者がまだ少ないせいか、ロビーはガランとしています。
ツアー仲間のある方のスーツケースが重量オーバーで、このままでと追加料金7万円が発生します。
トルコ航空は20キロまでです。
私達もホテルを出る時、持参した秤で重量を確認し、秤を持っていない方にはお貸ししましたが、あまり気にしない人もいるんですね。
慌てて空港内で鞄を開け荷物整理をしていました・・・7万円は痛いわよね! -
20時半には、お店も閉まります。
イスタンブールに向かう飛行機の到着が1時間ほど遅れたため、旅仲間とおしゃべりをしながら時間を潰しました。 -
イスタンブール行の飛行機で、簡単な夕食のサービス。
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結局、飛行機は2時間ほど遅れたため、イスタンブールに着いたのは夜中の1時過ぎで、成田行きが出発する直前・・・空港係員に先導されて、全員必死で空港内を移動しました。
今回の旅行中、これが一番しんどかった場面でした。
アタチュルク空港は、お店も沢山あり、また見たいなと思っていたのに残念。
まあ、でも親切な空港係員の方のおかげで、無事に飛行機に乗ることが出来たので、良しとしましょう・・・一番ホッとしたのは添乗員さんかも。
成田行きの機内は空席が結構あったので、12時間ゆったりと過ごせました。 -
離陸して、夜中の3時にチキンの夜食(?)が出ました。
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ターキッシュ・エアラインの乗務員は美人が多く、親切でした。
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成田に着く前に食べた最後の機内食は、トルコ風ハンバーグ。
19時前に、成田に無事到着。
西ヨーロッパと一味違った東欧の10日間の旅でしたが、料理は美味しく見所も沢山あり、物価も安い。
そして今回は一人参加の方や、旅友、新婚さんなどいろんな人達が参加していましたが、世界中旅行している人や、帰国後すぐ次の旅行予定がある人など皆さん本当に旅好きの方達ばかりで、楽しく過ごせました。
旅行中の皆さんの一番の話題は、 ” 次はどこに行くの? ” 。
10日間の長い旅も気兼ねなくリラックスして過ごせる夫との旅が、私にとっては一番合っています。
ルーマニア・ブルガリアに行ってみて、初めて分かったことなど、思い出盛りだくさんの楽しい旅でした。
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