2015春・台北＆台中４日間お菓子の旅 -5 ３日目【第四信用合作社編】

2015/03/29 - 2015/04/01

３日目は、台湾高速鉄道（新幹線）に乗って台中へ日帰りお菓子の旅。

これも、まだやったことないを体験するため。
いろいろ調べていたら、台中の「宮原眼科冰淇淋」や「第四信用合作社」のブログがたくさん。
「宮原眼科冰淇淋」の内装はハリーポッターの世界みたいという評判なので、初体験の台湾新幹線に乗ってハリーポッター好きの次女を連れて行くことにしました。
（台湾旅行定番の九ｲ分は、車酔いするババにはＮＧなのです。）

台中前半編です。
　台湾高速鉄道（新幹線）
　第四信用合作社

エリア 台中(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

初日に買いに行った新幹線の乗車券。
天候や体調に合わせて当日購入でもいいかなぁと思ったけど、３人並んで座りたかったので予約券を買いました。
日本からネットでも買えるし、割引もあるそうです。

ババは年寄りらしく、朝早く起きてカーテン開けたりごそごそしてたのに次女は全く起きません。起きられません。

ギリギリまで寝かせて８時に朝食会場へ。
昨日と同じ席。
お隣さんも同じでした。

次女の朝食。

レタスとコーン、そして少しのベーコン。
そのチョイスは何？？
まあ、何回か取りに行っていたけど。

８時半過ぎに本日のWi-Fiルーターを借りて雙連駅に向かいます。

写真は駅へ行く途中の果物屋さん、お惣菜屋さん、パン屋さん。
ホテルの近くにいろいろあって便利です。

雙連朝市。
昼もやっています。
とてもにぎわっています。
そそられるけど、今日は台中の日。

９時前の台北駅方面行きのＭＲＴは、ぎゅうぎゅうではありませんが混んでいました。
２駅で到着。
さて、新幹線改札口はどこかな？と表示を見上げるとすぐ近くでした。

早く着きすぎました。
２５分くらいあるけど、やることも行くところもないので改札をくぐります。
もうすでに待合のイスはいっぱいでした。
並んでいる人もいるので並ぶことにしました。
台北駅は日本のようにプラットホームに並ぶのではなく、降りるお客さんがいなくなり駅員の指示で上りエスカレーターにのりホームに上がります。

１号車なのに随分後ろ改札をくぐってしまったようです。
プラットホームをどんどん歩きます。

３人一緒に座りたかったのでグリーン車ではなく普通車。

次女のお供も出してあげます。
新幹線は日本と一緒。
ただ、イスのピッチが広い気がします。

空席も多く、当日券でも３人並んで座れた気がします。
ただ、こちらの行事や休日にあたると席が確保できないこともあるようなので要注意です。

外の景色は特に変わったものはなく・・・
うとうとしていました。

台北が始発だったからか往路だけ改札の女性が来て、子ども料金の次女の身分証明書の提示を求められました。
コピーしかもっていなかったのですが、コピーでＯＫでした。

１時間弱で台中に到着。
新幹線の駅らしい屋根ですね。

駅舎も立派です。
天井も高く広いですが乗降客はまばら。
これから発展していくのでしょう。

新幹線の台中駅は、在来線の台中駅と離れています。
在来線と連絡しているので、在来線乗り場を目指します。
案内もあるしわかりやすいので迷うことはありません。

ここから在来線の駅舎のようです。

入り口脇から興味をそそられるお店がいっぱい。

うわさの「紙箱王」
これみんなダンボールでできています。
帰りにじっくり見たいと思います。

在来線も立派な駅舎で、中央はイベントができる広さ、両サイドに鉄道模型やキャラクターグッズなどいろいろなお店があり時間調整にはもってこいです。

今は人がほとんどいなくて寂しい感じだけど、ゲームコーナーもあります。

紙箱王の横の大きな台湾地図。
在来線の駅名は「新鳥日」です。
この大きな地図で現在地を確認。

オブジェの切符に「幸福」とありますが、「幸福駅」や「成功駅」など縁起のいい名前の駅があるようです。
在来線のお隣の駅が「成功駅」。
高３の長女に成功行きの切符をお土産に買いました。

切符は券売機で購入できますが、コインのみです。
買い方は、漢字表記なのでなんとなくわかります。
お札しかないときは窓口で購入。
（紙に書いて見せればＯＫ）

大人１５元（６０円）、子ども８元（３２円）とは安いですね。

ホームに降りたら電車が来ました。
偶然？台中行き。

ババは博愛席。
３駅なのですぐに着きました。

日本の田舎の駅と同じ。
イスがおしゃれです。

日本統治時代に建てた駅舎。
地震や戦争など取り壊しの危機が幾度となくあったようですが、1995年二級史跡（文化財）に指定され保存されることになったそうです。
このように大切に保存してくれる台湾人の心に感謝です。

横断歩道を渡ると、駅舎の向こうに大きなトラス屋根が見えます。
何ができるのかな？

街路樹は新緑色。
なんとなく春を感じます。

荷物を引いて歩いていたら声をタクシードライバーが声をかけてきますが、知らん振り。

緑川を渡ります。

ＣＡＭＡカフェを発見。
行ったことないけど、あちこちで見かけますね。

なんだかゴールデンなゴージャスな建物。
銀行かな？

この立派な建物は台中市政府のようです。

あれ？
なんだかおかしい。
地図では直ぐだったのに、随分歩いたなぁ。
ここでグーグルマップを確認。
あら、２本西側の通りを歩いてる！

ゴメンよババ、無駄に歩かせちゃった。

きれいに外装しているところはわからないけど、中の柱は大丈夫なのかな？と気になってしまう・・・

大回りしましたが、チェックしていたサンドイッチ屋さんを発見。
帰りに買って新幹線の中で食べるつもりです。
（写真右側の囲いがしてある建物）

この通りにはたくさん太陽餅のお店が並んでいますね。
台中が太陽餅発祥の地とか。
ババはパイナップルケーキより太陽餅が好き。
私も、最近目覚めました。

初めて食べたときは「なにこれ？へんなの。」と思いましたが、なんとなくうっすらと美味しくて、食べ終わったらまた食べたくなる。
地味に美味しい。
ぽろぽろ崩れるのをなるべく崩れないように食べるのも楽しい。
みんなに変わっているといわれるけど、あんみつより豆かんてん、素朴であまり濃厚過ぎないものが好きです。
だから私も太陽餅が大好き！

地図を見ながら「第四信用合作社」を見つけました。
通りの反対側。

チーズケーキとパイナップルケーキで有名な「日出」の「宮原眼科」に次ぐ新店舗。

1966年に建てられた「台中市第四信用合作社」の建物跡を利用したものでテーマは「銀行」

ここの金庫の扉は入り口ではありません。

古い建物を生かしたデザイン。

（うぅ、でも気になる柱や梁のコンクリートの欠損・・・）

店舗入り口には結構な段があり、「ここから？」と一瞬躊躇するのですが、「５５」のドアを開けて店内に入ると、こんな感じ。
シックな洋風。

足元にはアリさんがお出迎え。
遊び心満載。

３階まであります。

１階は、アイス・ジュース・お菓子販売と食べるスペース。
２階は、お菓子販売とゆっくりくつろげるスペースとトイレ。
３階は、レストラン。
のようです。

写真左側には果物が並んでいて、ジュースが飲めそうでした。
正面でお菓子を売っています。

みなさん並んで食べる「宮原眼科」のアイスクリームが、並ばずに食べられるということでやってきました。

入り口にあるスタンプ台。
早速お手製のしおりの自由欄に押します。
５種類くらいあったと思います。
ババのにも押してあげます。

アイスクリームは大きいショーケースが３つあります。
２つは果物系。

注文を記入する紙をくれます。
１シート１注文。

シングル　　　　９０元
ダブル　　　　１５０元
ワッフルコーン　+２０元

こちらはチョコや珈琲系。
注文シートの漢字から想像しながらあらかた決めて、迷っているのは味見をさせてもらいます。
火曜日の１１時半過ぎなのでお客さんも少なく、落ち着いて選ぶことができました。

こちらで会計。
銀行のようですね。

会計の後トッピングを選びます。

シングルは１種類、ダブルは３種類だったと思います。

指差しでＯＫ。

鉄観音アイス　+チーズケーキ。
チョコと珈琲のアイス　+パイナップルケーキ・チョコクッキー・かぼちゃの種。

シングル３つ注文するより、ダブル、トリプルのほうがお値段はお得になります。

全部茶色で見た目がイマイチですね・・・
鉄観音は私がババに選んで、コーヒーは自分用、チョコは次女が選びました。
チョコも種類がたくさんで、注文シートの文字だけでは選べません。
２種類試食させてもらって選んでました。

+２０元のワッフルコーン。
大きなクッキーです。
全部食べるとお腹いっぱい。
アイスはどれも美味しかったです。
フルーツ系も食べたかったな。
でも、入り口付近だからか冷房が効いていて夏ではないので、全部食べきるには寒かった。

トイレは２階だというので２階に行って見ましょう。

階段の所でワッフルコーンを焼いています。
ガラス張りなのでじっくり見学できます。（笑）

２階に上がると、ここにも金庫の扉。

２階はよりムーディーですね。

この奥がトイレです。

カウンターではお菓子を販売しています。

今気づいたのですが、このカウンター下照明、青→紫→赤に変化している？

有名なチーズケーキでしょうか？

ナッツたくさんのタルトや

落雁やクッキー。

トイレの手前のエレベータースペースから見下ろすと、そこでは太陽餅を作っていました。
１階でじっくり見てくれば良かったなぁ。

女子トイレ。

手を洗うところ。

トイレブース。

良く見ると、ドアノブが着いたままの扉を横にして壁の一部にしています。
発想がすごい！

トイレ側から見た店内。
人がまばらで、２階のほうがのんびりできたかな。
残念。

階段の所にスタンプ台がありました。
しおりを持ってきて早速スタンプを押す次女。

３階レストランへ上がる階段。
１、２階のムーディーな感じと少し違いますね。

レストランは利用しないので、写真はここまでです。

パパにラインしたら、「新幹線でアイス食べに行くなんて優雅なこと。」と返事が来ました。
あら、本当！とっても高価なアイスとなりました。（笑）