イタリア１０泊１２日女一人個人旅行ー７日目（2）ー遂にヴェネチア到着。フェニーチェ劇場にてモーツァルトの傑作オペラ「ドン・ジョヴァンニ」を鑑賞。

2014/10/09 - 2014/10/20

長い間憧れていたイタリアへ１０泊１２日で旅に行ってきま
した。治安や食事を考えると、一人旅は心細かったのですが、
知人がイタリアに滞在中、長期休暇は今後数年は難しい事が
わかっていたので決断、結果的には大満足でした。

少しづつアップしていきます。

旅の日程（文字数が多いので半角をお許しください）
10/9 ﾛｰﾏ泊 　　成田発→ｱﾘﾀﾘｱ直行便→ﾛｰﾏﾌｨｳﾁﾐｰﾉFCO到着
10/10 ﾛｰﾏ泊 　　「探し物をしながら」ｺﾛｯｾｵ･ﾌｫﾛﾛﾏｰﾅ･真実の口等　
10/11 ﾛｰﾏ泊 　　ﾎﾞﾙｹﾞｰｾﾞ・ﾊﾞﾁｶﾝ美術館、ｻﾝﾋﾟｴﾄﾛ大聖堂、ﾛｰﾏ街歩き
10/12 ﾌｨﾚﾝﾂｪ泊 ﾛｰﾏより列車移動　ｱｶﾃﾞﾐｱ、ｳﾌｨｯﾂｨ美術館他　
10/13 ﾐﾗﾉ泊　　　ﾌｨﾚﾝﾂｪ市内観光 ﾐﾗﾉへ列車移動　
10/14 ﾐﾗﾉ泊 ﾐﾗﾉ街歩き市場他　ﾄﾞｩｵｰﾓ観光
10/15 ｳﾞｪﾈﾁｱ泊 「最後の晩餐」鑑賞 ｳﾞｪﾈﾁｱへ列車移動 ﾌｨﾆｰﾁｪ劇場ｵﾍﾟﾗ
10/16 ｳﾞｪﾈﾁｱ泊　 ﾑﾗｰﾉ島、ﾌﾞﾗｰﾉ島観光　ｳﾞｪﾈﾁｱ街歩き　
10/17 ﾐﾗﾉ泊 ｳﾞｪﾈﾂｨｱ街歩き　ﾐﾗﾉへ列車移動　ｽｶﾗ座にてﾊﾞﾚｴ鑑賞
10/18 ﾐﾗﾉ泊 ﾐﾗﾉ街歩き＆お買いもの
10/19 機中泊　　 ﾐﾗﾉﾏﾙﾍﾟﾝｻMXP発→成田へ
10/20 成田着

随分、７日目以降の旅行記更新に時間が空いてしまいました。。。。。。

旅の７日目、遂に「アドリア海の真珠」ヴェネツィアに到着しました。
その言葉に尽くせない街の美しさにただただ感嘆。夜は憧れのイタリアオペラ鑑賞です。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フレッチャビアンカでミラノから約２時間半。16：00前にサンタ・ルチア駅に到着しました。駅からでると目の前に運河が現れます。いやが上にも気分は盛り上がります。

駅を出て左に行くとすぐにヴァポレット乗り場が見えます。（この写真は２日後に撮影したので天気がいいのです）１回乗り券を買おうと思いましたが、どうも買い方がわからず...

二泊滞在するので思い切って3日間のパス「Venezia Unica」を、ヴァポレット乗り場左正面にある「Venezia Unica」のショップで購入しました。40ユーロでした。

こちらが「Venezia Unica」のカードです。こちらはヴァポレットのみですが、空港から電車付きや、各種ツアー、美術館共通チケット付きもあるようです。

カードの表側はその時々でデザインが変わります。このデザインはヴェネチアビエンナーレのロゴでした。

早速ヴァポレットに乗ってサン・マルコ広場を目指します。ヴァポレットはサン・マルコ広場など主要な観光地を巡るのは1番か2番です。天気はあまりよくありませんでしたが、目の前の景色がヴェネチアそのもので、子供のようにうきうきしました。

カナル・グランデをどんどん進んでいきます。

アカデミア橋が見えてきました。

アカデミア橋を過ぎると、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会が見えてきます。

いよいよサン・マルコ運河に出ます。

サン・マルコ広場前に着きました。目の前にはゴンドラ。素晴らしい景色です。

岸からサン・マルコ運河に漂うゴンドラを眺めます。ゴンドラの向こうには、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が見えます。

宿泊先はサン・マルコ広場からヴァポレットで一つ先のARSENALE駅が近いのですが、土地勘をつかみたかったので、サン・マルコ広場駅から運河沿いに歩きます。

みんなリラックスしてますね。

こちらが宿泊先のプチホテル「ア トリビュート トゥ ミュージック A Tribute To Music」です。入口が凄くわかりにくいです。この路面店の横に小さく看板がでていて入口がありました。１日中締切りです。ブザーを押すとフロントの人が鍵をあけてくれます
私はこちらの４階に二泊しました。ここは星付きホテルではありません。ヴェネチアは宿泊料がとにかく高いのですが、どうしてものサン・マルコ大運河に面した部屋に泊まりたくてこちらを選びました。初日にお湯がでなかったり、フロントの女性ともめたりいろいろありましたが、カナル・ビューの中ではリーズナブルだと思います。

チェックインすると部屋の鍵とエレベーターの鍵を渡されます。エレベータは階のボタンの場所に鍵穴があり、鍵を鎖すとその階に動きます。部屋の内装は椅子がボロボロだったり、壁は塗装がはげていたりかなりくたびれていましたが、ロマンチックな内装でした。とにかく部屋の壁が薄く、隣の部屋の音はまる聞こえでした。

こちらがバスルームです。私はバス付きの部屋をリクエストしました。初日は故障でお湯がでませんでしたが、直してもらってからは、十分な湯量と熱さで、広さもあり快適でした。バスタオルは毎日変えてくれます。

こちらがルームデスクです。小さいですが冷蔵庫がついていました。この右の窓から外を見ると、、、

目の前が大運河カナル・グランデです。

身をのりだすとこの素晴らしい景色です。どれだけ眺めていてもあきませんでした。

しかしながら、飽きずに景色を眺めていたら、19時からの「ドン・ジョバン二」に時間が迫ってきました、あわてて着替えてフェニーチェ劇場に向かいます。

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世の彫像。なかなかダークサイドな雰囲気で好きです。

有名な「溜息の橋」

日没のカナル・グランデ

日没後、完全に夜になる少し前のサン・マルコ広場の鐘楼

夜を迎えるサン・マルコ寺院

照明が美しいです。本当に絵になります。

奇跡的に道に迷わずフェニーチェ劇場に着きました。プリントアウトをしたバーコードを受付で専用の機械にかざしてチェックインして中に入りました。もう開演１０分前です。プロセッコの一気飲みをして席に向かいます。

フェニーチェ劇場のロゴ。不死鳥のデザインです。

開演前のホワイエ部分、観光地なのでやはり服装は様々です。カジュアルな人もいましたが、ロングドレスの方もいました。やはりほとんどの皆様はセミフォーマルぐらいにはドレスアップしていると思います。

フェニーチェ劇場は歴史は古いですが、イタリア語でfeniceは不死鳥を意味し、その名は1773年に火災で焼失したヴェネツィアの他の歌劇場の後継を自負して名付けられたそうです。その後この劇場自体、1836年と1996年の2度にわたって火災により全焼。その都度再建がなされ、「不死鳥」の名にふさわしい歴史を誇るそうです。（ウイキペディアより）。

豪華なシャンデリア

照明が新しいせいか劇場の中が明るく感じました。

ボックス席二列目でかなり見にくかったですが、前の方が気を使って
少し隅に寄ってくれたので、なんとか見ることができました。

演目の「ドン・ジョバンニ」は最後の演出が圧巻で、３時間存分に
楽しめました。

何度も続くスタンディングオベーションの観客の方々。皆様オペラが本当にお好きなんですね。思いっきり手ブレしていますね。ww

劇場外には興奮冷めやらぬ観客の方々ですごく素敵な空間でした。素晴らしい１日でした。夜遅いのでまっすぐホテルに帰ります。途中カフェで夕食のサンドイッチを買いました。

この旅行記へのコメント （2）

• マリアンヌさん 2015/03/26 23:07:31

  はじめまして

  はじめまして、tenpaさん。
  
  Veneziaにイイねをありがとうございました。
  昨秋、同じころにVeneziaにいらしたんですね。
  
  カナルグランデが見えるところ、わかります。
  私もなかなか叶わなかったカ・ドーロとカナルグランデが見える宿、やっと泊まれて満足でした☆
  
  それにフェニーチェ劇場でオペラ、いいですねぇ♪
  まだ、行けてません！ドン・ジョバンニですか。ウィーンオペラ座で見たことあります。（でもオペラ初心者だったので感心するばかり…）
  スカラ座でバレエも見られたんですか、羨ましい！
  （バレエは長年ファンです）
  
  また遊びに伺いますね。
  マリアンヌ

  koroさん からの返信 2015/03/26 23:32:36

  RE: はじめまして

  マリアンヌさん
  
  いいね！のお礼のお便り、ありがとうございます。
  また、私のつたない旅行記にいいねを頂き、こちらもありがとうございます。
  
  マリアンヌさんの旅行記は写真が本当に美しく、素敵ですね〜。
  ご覧になるところもセンスが良く、刺激になりました。
  
  イタリアはまだまだ行くところがたくさんあるので、
  また次は当分先ですが、マリアンヌさんの旅行記を見て
  夢をふくらませたいと思います。
  
  フェニーチェ劇場、スカラ座ともに素晴らしかったです。
  特にスカラ座の音響は感動しました。
  バレエも本当に美しかったです。ぜひいつか体験されて頂きたく思います。
  
  今後ともよろしくお願いいたします。