2015/01/31 - 2015/02/11
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usan-kusaiさん
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インド旅行の5日目と6日目。
この二日間は、アグラを見物した。
一度は見たいと思っていたタージマハル、
美しい廃都ファティプールシクリ。
ここでも毎日が驚きの連続だった。
4回目は「アグラ」編。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2月4日、5日目。晴れ。
6時起床。
毛布の代わりにヒーターを入れてくれたのだが、
ヒーターを付けて寝たら、夜寝汗をかいて
風邪をひいた。
7時半に朝食。レストランには誰もいなかった。
他の客は朝の沐浴を見物に行っているのだろう。
9時36分、ホテル発。国内線でアグラに向かう。 -
10時30分、空港着。ドライバーにチップ300ルピー。
11時半の予定が12時15分に離陸、デリーが霧で遅れたらしい。
午後2時20分にアグラ着。
空港のそばは静かだったが、
街中に進むとここもやはり喧噪の街だった。 -
宿泊するホテルDASAPRAKASHに行き、ここで昼食をとった。
ベジタリアンのレストランで、
南インドの料理を出す。
フレンチブレッドのようなものは
ドーサというクレープ状のパンで、
中は空洞になっている。
おかずはそれぞれ味が異なり、美味しい。 -
当初の予定では、ファティプールシクリに
行く予定だったが、飛行機が遅れ時間がないため
アグラ城見物に変更した。 -
ムガール帝国の16世紀の城跡。
一度に全てが完成した訳ではなく、
代々に渡り建て増しされたらしい。 -
中庭。
-
うまく撮影できなかったが、
ここは後方から見た時の方が
近づいて見るよりタージマハルが
大きく見える不思議な場所だった。 -
イスラム建築は柱、壁面の装飾が緻密だ。
-
中庭を見下ろす回廊。
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回廊の川側が見晴らし台になっている。
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これですね。ここで一番見たい光景。
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息子に幽閉された先王が
ここからタージマハルを眺めたのか。 -
1階の裁判が行われたらしい場所。
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夕方から風が出た。上着を車に置いてきたので、寒い。
風邪が少々悪化。 -
夕食もホテルでとった。
ベジタリアンレストランは
酒は出さないと言われていたので、
ビールとウイスキーを買って部屋で飲んでから食事。
夜も南インド料理を頼んだ。
食事は美味しい。 -
部屋が道路に面していてうるさい。
インドではクラクションを鳴らすのがルールになっているので、
車が少なくなる時間にならないと、静かにならない。
おまけに、窓が壊れていて針金で止めてあるだけだった。
騒音がもろに部屋に入ってくる。 -
これは翌日変えてもらった部屋。
騒音はなくなったが、窓はなく無機質。 -
洗面所。
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シャワー室。完全に遮蔽されていないので、
水が洗面所まで流れ込む。 -
朝食はバイキングだが、種類が少ない。
-
ホテルDASAPRAKASHの入口には
三つ星の札が掲げられていたが、
どういう基準だろうか。
レベルは日本のビジネスホテル以下。
室内金庫、バスタブなし。ドライヤーなし。冷蔵庫はある。
JTBなどのホテル案内に洗濯機・乾燥機があるとあったが、
無い。ホテルのスタッフに確認したが、やはり無いとの
ことだった。ここで洗濯をしようと思っていたので、
着替えが無くなりそうだった。 -
朝の観光はまずはタージマハル。
入口のセキュリティーを通過したところ。
チェックが厳しいと聞いていたが
それほどでもなかった。 -
大楼門。
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左右の平屋の建物は、建設に従事した労働者
が寝泊まりした建物だそうだ。
始めにこれを作ってから、本体の建設が開始された。 -
門をくぐる途中から見えてきた。
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実物だ!
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新しいカメラを買っておいてよかった。
NikonP340。すぐれものですぞ。 -
大楼門を振り返る。
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敷地には幾つもの建物がある。
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タージマハルの中に進む。
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チケット売場のそばで、水とこの靴カバーが貰える。
土足厳禁。これがない人は裸足で見物する。 -
建物の正面。
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中は撮影が禁止されているが、1枚撮りました。
これはお妃が葬られている場所ではありません。 -
壁面の装飾。
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柱の装飾。
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入口部分もよく見ると繊細な装飾が施されている。
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四つの尖塔は、倒れた時に建物に損傷を与えないように、
若干外側に向けて建てられている、とガイドから聞いた。 -
客を迎えた建物。
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ここの装飾も繊細だ。
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内部。
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ここへは外国人だけでなく、
多くのインド人も観光に来ている。 -
タージマハルを一周して撮影。左側。
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正面。
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右側。
どこから撮っても絵になる。 -
11時50分、一旦ホテルに戻り昼食。
昼食後にうるさい部屋から別の部屋に変えてもらった。
午後1時、ホテル発。
衣料品店のような店ははく、路上の屋台で売っている。 -
食料品も屋台で買う。
-
街をぬけると田園風景になる。
この牛はノラ牛ではなく飼牛。 -
途中、踏切に出くわした。
列車が通過する10分位前から踏切が降りる。
なかなか列車(これは貨物列車)が来ないので
人や自転車は踏切を平気でくぐって渡っていた。 -
1時半、ファティプールシクリ到着。
遺跡へは、車を降りて専用バスに乗り換える。
サリーを着た日本人娘二人と、
日本の団体さんと一緒になった。 -
ここはタージマハルと比べて
さほど有名な遺跡ではないせいか、
観光客は多くない。 -
ファティプールシクリはムガール帝国の3代目の王が
16世紀後半に遷都した都だそうだ。
14年間で廃都となったが、保存状態が良い。 -
全てが赤茶色。
王様はこの色が好きだったそうだ。 -
イスラム独特の凝った内部の装飾。
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ここは遺跡の外。
保存地域の外にも遺跡が残っている。 -
別の建物の内部。
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天井の装飾。
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回廊。
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柱が多いのもイスラム建築の特徴。
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バスで一緒だった団体さん。
皆さんマスクをしています。 -
広場のサリー娘も、バスで一緒だった日本人。
団体のおばさんたちはバスに乗り込むとすぐに、
「すてきね」と言って彼女達を触り始めた。
「いくら?」、「どこから来たの?」と聞いて
いたので、サリー娘の素性が分かった。
名古屋から来た女の子(?)で、
サリーは6千円で購入したそうだ。 -
王様の寝室のあった建物。
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厩舎跡。
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ここがすばらしかった。
池と建物のバランスが絶妙。 -
別の角度から撮影。
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池の側の王女が使用したらしい部屋。
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ここの内装がすごい。
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窓飾り。
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柱と壁面の装飾。
-
この遺跡で野生のオウムを見た。
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4時30分、ファティプールシクリ発。
帰り道で見かけた車。
インドでは車の定員は決まっていない。
乗れるだけが定員のようである。
途中チャイ休憩。
6時40分、ホテル着。
8時に夕食。 -
ファティプールシクリは、
特に望んで来た場所ではなかった。
直前まで名前さえ知らなかった。
まったく期待していなかっただけに
この廃都の美しさは印象的だった。
観光客がまだ少ない静かな遺跡だった。
タージマハルはあまりに有名で露出度が多いせいか、
実際に見ても予想していたほどの感動はなかった。
タージマハルが大柄な美人女優とすると、
こちらは喧噪と汚濁の街で
偶然に出会った清楚な美少女、
と言ったところか。
翌日は列車でボパールへ行く。
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