2015/01/31 - 2015/02/11
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usan-kusaiさん
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インド最後の観光は、エローラとアジャンタの石窟寺院。
アジャンタをゆっくり見たかったが、月曜日は休館のため
月曜日にエローラ、翌日が帰国日にあたるので早い時間に
アジャンタに行くことになった。
どちらの石窟も想像以上のものだった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
オーランガバードからエローラまでは車で1時間程、
10時に到着。
ここは外国人の観光客より、地元の観光客の方が多い。
第1窟〜12窟が仏教寺院、
第13窟〜29窟がヒンドゥー教寺院、
第30窟〜34窟がジャイナ教寺院。
入口を右に進むと、
手前から12窟から1窟までの仏教石窟群が続く。 -
第12窟。
ヴィハーラ窟と呼ばれる
3階建ての僧院遺跡。 -
石窟内。
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2階の内部。
大きな僧院だったことが分かる。 -
2階にある仏像。
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女性像(女神像?)もある。
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仏像。
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過去七仏像。
奥の像は、現在修行中の弥勒菩薩か? -
よそ行きの服を着て記念撮影。
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これは第10窟。
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地元の子供たちが見学に来ていた。
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ここはチャイティヤ窟と呼ばれる礼拝のための建物。
ブッダを象徴する「聖なるもの」(チャイティヤ)
として仏塔が据えられている。 -
第10窟の2階から。
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これは第6窟あたり。
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第5窟の入口。
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これは第5窟の内部。
ここも僧院。
瞑想している人たちがいた。 -
子供たちの見学が多い。
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いたるところに仏像が彫られている。
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一番南に位置する第1窟から戻る。
エローラの遺跡では、仏教石窟が最も古く
5世紀から7世紀の間に作られた。 -
次はヒンドゥー教石窟に向かう。
ヒンドゥー教石窟は7〜9世紀に作られた。 -
この左右にヒンドゥー教の石窟が点在する。
-
第16窟カイラーサナータ寺院。
仏教石窟のことしか調べて来なかったが、
ここは圧巻だった。
入って左側から撮影。 -
こちらは右側から撮影。
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壁の装飾も手が込んでいる。
叙事詩『ラーマヤーナ』の
一部を描いたものらしい。 -
左側の建物の回廊。
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中央の寺院棟の廻りの石像。
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象と獅子の彫刻。
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中央の寺院棟。
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寺院棟の四面に、さまざまな彫刻が施されている。
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これも寺院の一部。
中に入れるようになっている。 -
寺院の内部。
靴を脱いで入る。 -
これが寺院の中央。
シヴァ神を祀る寺院なので、
中央にあるのはリンガのようだ。 -
2階の外壁にもさまざまな彫刻が施されている。
-
彫刻の一例。
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これも壁面を飾る彫刻。
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屋根の四隅にこのような彫刻が施されている。
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寺院から出てきた子供たち。
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一緒に写真を撮って欲しいとたのまれたので、
集合写真。
インドでは外国人がまだ珍しいそうだ。 -
ここの石窟は本当にすごかった。
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石窟の上に登れる道があった。
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ここから見ると、この寺院が上から掘り下げられて
作られたことが良く分かる。 -
上から覗くのは、少々怖いが
必見です。
午後1時半にエローラを出て
2時半にホテルに戻り昼食。 -
3時半からオーランガバード近郊の観光。
まず、オーランガバード石窟を見物した。
エローラの石窟と比べると規模も小さく
訪れる人もほとんどいない。 -
次にビービー・カ・マクバラー廟。
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大理石は尖塔だけなので、
全体の色がくすんでいる。 -
それでもイスラム建築の繊細さが
随所に現われている。 -
廟の内部。
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ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブの妃の墓。
息子が建てたそうだ。 -
次に行ったのがパーンチャッキー水車場。
水車を利用して粉をひいている場所。 -
奥にイスラム教寺院があり、
お祈りをする前に手足を浄める。 -
お祈りが始まった。
-
部屋に戻ると、タオルで折った象と、
客室係のメッセージが置かれていた。
朝、枕銭を置いて出かけたので
そのお礼らしい。 -
8時に夕食。
このホテルの食事は今一つ。 -
いよいよ最終日となってしまった。
しめくくりは、アジャンタの見学。
オーランガバードから3時間近くかかるので、
早朝ホテルを出発。
朝食は果物が入ったお弁当だった。 -
8時50分にアジャンタに到着し、
専用のバスに乗り換えて遺跡に向かった。 -
アジャンタの遺跡は谷にある。
この谷間にあったために、遺跡が良好な状態
で残ったそうだ。 -
手前から第1窟、
一番奥まで29の石窟が残されている。
西紀前1世紀〜後2世紀と、
5〜6世紀にかけて造られたもの
とに二分される。 -
これは第10窟。
チャイティヤと言われる礼拝のための石窟。
ブッダを象徴する「聖なるもの」(チャイティヤ)
として仏塔が設置されている。
この石窟は西紀前に作られた。 -
柱や天井に絵画が残されている。
-
聖なる場所だけあって、
壁面の装飾は手が込んでいる。 -
これは第16窟の内部。
ヴィハーラ窟と言われる僧院。
こちらは後期に作られた石窟。 -
天井の装飾。
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エローラの石窟と大きく異なるのは、
アジャンタには壁画が良好な状態で
保存されている点だ。 -
壁画。
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堂内のいたるところに
壁画が施されている。 -
これは第17窟の入口の壁画。
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かなり完全に近い形で残されている。
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こちらも壁画。
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第19窟。
チャイティヤ窟。 -
第26窟の涅槃像。
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26窟は大乗仏教を代表する石窟。
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初転法輪像などが壁面に彫刻されている。
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未完成の石窟もあった。
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第28窟から第1窟方面を写したもの。
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戻りながら見た壁画。
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天井の装飾画。
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いたる所で壁画が見られる。
-
出発の時間が迫っていたのでアジャンタを出た。
朝チャイを飲んだレストランで昼食。
11時30分。 -
外の木陰で食事をした。
-
最後のインド料理。
これはおいしかった。 -
午後2時半、空港に到着。
空港内にも壁画が飾られている。
スルーガイドは一昼夜かけて列車で
デリーに帰るので、空港の入口で別れた。
彼のおかげで安全に旅行が出来たので
チップをたくさんあげた。 -
飛行機はムンバイから来て、このオーランガバードで
一旦停まり、デリーに行く。
4時25分発の飛行機が大幅に遅れ、5時45分発。 -
7時30分、デリー着。
9時15分発の成田行きに乗り換える。
時間がないのに出国手続きに1時間かかった。
係員の作業がとにかく遅い。
空港で夕食をとる予定だったが、そんな時間はなかった。
8時半過ぎにやっとAI306のゲートのそばまで来て、
あわてて土産を購入した。
飛行機は45分遅れて10時に離陸。
まあとにかく日本へ帰れるので一安心した。 -
あまり慌ただしくない日程を組んだつもりだが、
もう少しゆっくり時間をかけてそれぞれの遺跡を見たかった。
しかし、インドはそう何度も行ける場所ではない。
多分、最初で最後のインド旅行だろうと思う。
食事は、バイキング以外はその都度レストランやホテルで
オーダーするので、バリエーションに富んだものだった。
生モノには最後まで気を付けた。飲み水にも注意し
歯磨きもミネラルウォーターを使用した。
そのおかげで、お腹をこわすことはなかった。
インドの仏教遺跡を見て、今後はシルクロード〜中国へと
仏教東漸の旅を考えていたが、ブッダガヤで活きた仏教を目にして、
現在も仏教が息づく国を巡ってみたくなった。
数回に渡ってご覧いただいた方、
ありがとうございました。
さて、次の旅行はいつになるのか。
by usan−kusai
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