2015/01/28 - 2015/02/06
3560位(同エリア9855件中)
GO隠居さん
2月1日
昨日のリバプール観光は終了して今日からまたロンドン観光に戻ります。
妹夫妻から「バッキンガム宮殿の衛兵交代式」を見たいとのリクエストが入り日程に加えました。日本でチェックすると2月は奇数日が該当する事が判明、そして今日は奇数日です。
ヴィクトリア駅で下車し「バッキンガム宮殿」方面へ歩きます。宮殿直前に「クィーンズ・ギャラリー」があります。妻が以前鑑賞して良かったのでここも加えていました。
シニア料金8.95ポンド支払い入館します。義弟の調べではフェルメールが1点あるとの情報に期待が膨らみます。
エントランスに「カイロからコンスタンチノープル」という掲示がされていました。2階に上がり展示室に入ると昔のセピア色した写真が並んでいました。写真にはエドワード7世(この時は未だ皇太子時代)の写真の他エジプト、ギリシャなどの写真が多数展示されています。フェルメールは何処に?そしてようやく気が付きました。特別展「カイロからコンスタンチノープル」開催で常設展はお休みだという事が。
フェルメール、クラーナハ、ホルバイン、レンブラント等にはお目にかかれませんでした。残念!
時間的に衛兵パレード開始が近づきバッキンガム宮殿に到着しました。今日は日曜日とあって人の山です。
私と妻の過去の経験から宮殿を背にして右のストリート側に見物地点を確保しました。
やがて音楽が聞こえて来て音楽隊が行進して来ました。その後に衛兵が続きます。さすがにこの季節グレーのコートに身を包んでいました。約1時間程見物しランチ時間となりヴィクトリア駅に向かう途中にある「ヌードルヌードル」というタイレストランに入り「トムヤンクン・ラーメン」を頂きました。美味しかったです。
地下鉄ピムリコ駅で下車し徒歩約10分で「テート・ブリテン」に到着します。
入場無料、入館するとすぐターナー・コレクションの部屋がいくつもありました。自画像を始め何点も見たことのある絵画がありました。一昨年東京で開催された「ターナー展」で既に見ていたのです。
更にラファエル前派の作品を探します。ミレイ「オフィーリア」、ロセッティ「プロセルピナ」などに再会です。
と言うのも、ラファエル前派の展示会も東京六本木で鑑賞していたからです。
ミレイ「マリアーナ」、サージェント「マダムX」、ウォーターハウス「シャーロットの女」などラファエル前派の作品は魅力的な作品が多く私は好きです。
ターナーの作品の数に比べジョン・コンスタブルの作品が少なかったのが少々不満だったが、ターナーの珍しいヌード絵なども見られたので良しとしましょう。
「テート・ブリテン」を後にしてテムズ川沿いを散策して国会議事堂まで歩きました。議事堂、ウェストミンスター・ホール、ビッグ・ベンと連なり向かいにウェストミンスター寺院を配するこの区域がロンドンの象徴です。
議事堂の中庭に「ザ・ライオン・ハート」と言われたリチャード1世の騎馬像が、ウェストミンスター・ホールの中庭にオリバー・クロムウェルの像がありました。
右にビッグ・ベン左にロンドン・アイを見てウェストミンスター橋を渡ります。
四半世紀前、お客様を招待してヨーロッパ旅行した際ロンドン滞在での事、「シンプソンズ」でロースト・ビーフ食べてテムズ川沿いを散歩してこのウェストミンスター橋まで来てお客様の一人が不明なのに気が付き添乗員と慌てふためいた事が昨日のように蘇りました。
結局お客様は自力でホテルに帰っていて事なきを得ましたが、携帯もない時代のお話です。
さて我々は「ロンドン・アイ」に乗ります。丁度夕暮れ時にかかりカプセルからの眺望は素晴らしいの一言でした。
本日の夕食はコヴェント・ガーデンの「LOCH FYNE」シーフードの美味い店で妻が以前訪れたレストランです。
コヴェント・ガーデン駅でマップ片手に思案していると若い女性二人連れが近寄り「May I Help You?」
一瞬戸惑い「No」と答えると「ワカリマシタ」あれーっ日本語話せるんだ。「LOCH FYNE」の場所を聞くとスマホで場所確認してくれた。日本に留学した経験のあるお嬢さんでした。
今夜のディナーはやっとありついた「フィッシュ&チップス」「シーフード・ミックス・グリル」白ワインは南アフリカのシャルドネ、どれも美味しく頂きました。
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「クィーンズ・ギャラリー」
入館時、特別展か常設展かを確認しよう。
後日ネットでチェックすると、ほとんどフェルメールは見られないようです。
但し1階のショップは「目の保養」になります。 -
「バッキンガム宮殿」
このゲイトから衛兵が入り中庭で交代するようです。
日曜日とあって人の群れが凄いです。 -
「衛兵の交代式」パレード
先頭の音楽隊です。
独特の帽子にコート着用です。 -
「ヌードルヌードル」
ランチ「トムヤンクン・ラーメン」を頂きました。
エビがゴロゴロと入っていて美味しかった。 -
「テート・ブリテン」
1891年ヘンリー・テートにより美術館設立が計画されナショナル・ギャラリーの分館として開館、1955年「テート・ギャラリー」として独立、2000年「テート・ブリテン」と改称。 -
ウィリアム・ターナー
「自画像」
18世紀から19世紀にかけて活躍した英国ロマン主義の画家 -
ウィリアム・ターナー
「カルタゴ帝国の衰退」
ターナーが尊敬するクロード・ロランの「光」の使い方と
似ている -
ジョン・エヴァレット・ミレイ
「オフィーリア」
モデルは後にロセッティの妻になるエリザベス・シダル -
ジョン・エヴァレット・ミレイ
「マリアーナ」
シェイクスピア「尺には尺を」からテニスンが描いた詩が主題
右下の小さなねずみがテニスンの詩を暗示 -
ジョン・コンスタブル
「フラット・フォードの水車小屋」
英国で最も重要な風景画家だが
当時は晩年まで評価されなかった。 -
作者不明
「チャムレイ姉妹」
非常に印象的な絵で一度見ると忘れられない -
「オリバー・クロムウェルの像」
チャールズ1世は1625年即位しフランス王女アンリエット・マリーと結婚、父ジェイムズ1世の「王権神授説」とフランス、ルイ王朝の絶対王政を目指すもオリバー・クロムウェル率いる議会派とピューリタン連合は反乱を起こす。
捕えられたチャールズ1世は裁判にかけられ処刑。英国国王で処刑されたのは彼のみ。クロムウェルは1649年共和国を宣言するも59歳で逝去、亡命していたチャールズ2世が王政復古を果たし憎きクロムウェルの遺体を墓から掘り起し絞首刑にし直したという凄い話が残っている。 -
ウェストミンスター橋からビッグ・ベンを臨む
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「ロンドン・アイ」カプセルから
ウォータールー・ブリッジと
ハンガーフォード・ブリッジが見える -
「ロンドン・アイ」
2000年、航空会社ブリティッシュ・エアウェイズが造ったアトラクション
135mの高さを誇る -
コヴェント・ガーデンにあるレストラン
「LOCH FYNE」ロック・ファイン -
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