2015/02/06 - 2015/02/06
2139位(同エリア4639件中)
xiaomaiさん
- xiaomaiさんTOP
- 旅行記407冊
- クチコミ483件
- Q&A回答3件
- 692,525アクセス
- フォロワー61人
600年代初期に創建された広隆寺。京都へは何度も行っているのに、これまでずっと訪れていなかった。聖徳太子を祀り、切手の意匠になった弥勒菩薩で有名なこの寺へ行ってみた。
-
大宮から京福電気鉄道嵐山本戦に乗車し、太秦広隆寺駅で下車すると、すぐ目の前に南大門(仁王門)。まだ8時前で観光客らしき人はいなかった。
-
仁王門から入る。
-
早朝に降った雨が地面をしっとり濡らしている。
すぐ隣に右京消防署があり、訓練をしているのか静けさを打ち消す声が聞こえてきた。 -
人影のない寺内。
湿り気のある石畳を一人進んだ。
画面右に見えるのは、本堂である上宮王院太子殿。本尊である聖徳太子像が安置されている。開扉されるのは11月22日の御火焚祭のときのみ。 -
この寺を訪れる人のほとんどの目的は、国宝第1号である弥勒菩薩半跏像との対面。
その仏像は霊宝殿に他の仏像とともに安置されている。
「人間実存の最高の姿」を表したものであると絶賛したドイツの哲学者がいる。
本来は金箔で覆われていたようだが、現在のお姿のほうがよいように感じる。
その他にも、重要文化財となっている多くの仏像がこの建物に安置されている。
あれほど多くの仏像に囲まれていると、自然と姿勢を正す。
他に参拝客がいなく、一人であの空間を独占できたのは幸運。 -
霊宝殿の前には池がある。
蓮が咲く頃には周りの苔と相俟って、犯しがたい美しさを放つに違いない。 -
その池の水面には木々や空が映り、心が洗われる。
参拝客が多い京都にありながら、ひっそりとした静けさが感じられる寺だ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
7