2014/08/19 - 2014/08/25
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Minty Pinkさん
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実質最終日、5日めはまたニューヨークの美術館。
門外不出のフェルメール3点を所蔵するフリックコレクションのご紹介。
続きましてはオキーフ目当てにホイットニー美術館へ。
次の旅行記で「もう一度メトロポリタン」にいく予定。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10時のオープンと同時にフリックコレクションへ。
-
チケット売り場でもらった案内図。
-
帰りがけに買ったコレクションのハンドブック。
内部は撮影不可なので、このハンドブックと朽木ゆり子氏の『邸宅美術館の誘惑』集英社(2014)の写真を使いながらご紹介。
フリックの公式サイトには、ヴァーチャルツアーもあるので、興味のある方はぜひご覧あれ。 -
エントランス近くの『ブーシェの間』。
ポンパドール夫人の依頼で描かれた《芸術と科学 Arts and Sciences》の連作8枚がある。
様々な職業を描いているんだけど、それがみんな子どもなのがおもしろい。
左はArchitecture and Chemistry 化学者さん、実験失敗で爆発。
右はPainting and Sculpture -
化学者さんをアップで。
-
『ブーシェの間』にはこちらも。
仕掛けのある小机(読書したり、書き物をしたりするための)のテーブルトップ。
ポストカードを撮影したもの。セーブル磁器ですって。 -
こちら『ダイニングルーム』。
ゲインズバラ。等身大かと思われるような大きな肖像画。光り輝くドレスがとても美しい。
The Hon. Frances Duncombe, 1777 -
同じく『ダイニングルーム』。
こちらもゲインズバラ。
The Mall in St. James's Park, 1783
ゲインズバラさんのロンドンのお宅はセントジェームズパークの近くだったとのこと。 -
ダイニングルームを出ると、West Vestibuleという名の細長い廊下のようなホール。
そこに、またしてもブーシェの作品。
The Four Seasons, 1755
こちらもポンパドール夫人のご依頼。《四季》を題材にした絵は通常「労働」を描く物が多かったが、そこはブーシェ。この《四季》シリーズの題材は「楽しい娯楽」。《冬》のお嬢さんが優雅で好き。 -
そしてとうとう、こちら。South Hallと呼ばれるいわゆる「廊下」にさらりと架かっているのが、門外不出のフェルメール2点。
-
左側には《兵士と笑う女》1657年ごろ
Officer and Laughing Girl
兵士の背中が暗く沈んで、女性の姿が明るく浮かび上がる。ワインでほろ酔い加減?赤く染まった頬。楽しそう。媚びている感じではない。
壁にはオランダの地図。とても詳しく描き込まれている。フェルメールの他の作品にも登場する。 -
右側は《稽古の中断》1658−59ごろ
Girl Interrupted at Her Music
《兵士と笑う女》がぴかぴかしているのに比べて、こちらはぼんやりとした印象。摩耗が激しく、光の加減や本来の筆触がわからない。
この赤い服の少女のかわいらしいこと。でも、お稽古をじゃまされてちょっと怒ってる?白い頭巾の陰が複雑に描き込まれている。壁の絵のキューピッドはほとんど見えない。手に持っているのは楽譜?白紙だけれど…。 -
フェルメール2点の反対側には2階(現在は立ち入れない)に続く階段があるのだが、その階段の横にこちらが。ルノワールです。
ヴァーチャルツアーでは、ここに別の絵が掛かっているので、いつもここにあるとは限らないのかも。階段の手前にロープが渡してあって、近づけなかった。
Le Promenade, 1875-1876
第2回印象派展への出品作品。邦題『母と子どもたち』というのかな。実際にはプロのモデルさん。 -
サウスホールからリビングホールへ。
真ん中に掛かっているのが、
ジョヴァンニ・ベッリーニ《荒野の聖フランチェスコ》1476ー78年ごろ
奇蹟のエピソードには事欠かないというフランチェスコさん。掌には赤い印が。聖痕が現れた奇蹟の瞬間を描いたもの。 -
フランチェスコさんと向かい合っているのがこちらの壁。
(『邸宅美術館の誘惑』の写真を撮影したもので、真ん中にページの折り目が入ってしまっていますが…)
暖炉の左側には… -
こちら。
ホルバイン《サー・トマス・モア》1527年
大振りのネックレスのようなのはSのモチーフの「王に仕える者」のエンブレム。
「我を忘れるな」という意味だとか。この写真じゃわからないけど、本物はぴかぴか光っていてきれい。赤い袖もすてき。
モアはヘンリー8世に仕え、カトリック教会からの離脱問題で刑死。 -
間にエルグレコをはさんで右側が、なんとこちら。
ホルバイン《トマス・クロムウェル》1532ー33年ごろ
2人のトマス。
トマス・クロムウェルもヘンリー8世に仕え、モアと対立。命をかけたライバル同士の肖像が対峙する。
清教徒革命のオリヴァー・クロムウェルは遠い親戚とか。
押さえた色調。のっぺりと平塗り。 -
次の間はライブラリー。
ここでコンスタブル発見!
Salisbury Cathedral from the Bishop's Garden, 1826
このコンスタブル、いいなあ。すごく細かい描写。長男が好きそうな絵。 -
こちらはノース・ホールという細長い部屋。
ドミニク・アングル《ドーソンヴィル伯爵夫人》1845年
赤いリボンなんかつけちゃって、ブリブリな(…失礼)ポーズを決めていらっしゃる。26歳で3人のお子様をお持ちとは!
バイロンの伝記を書くなど、ブリっ子に見せかけて、実は知性派!
つい美しい顔に注目しちゃうけど、よく見ると腕が太くない?? -
アングルのそばにモネ。
クロード・モネ《冬のヴェトゥイユ》1878ー79年
1879年9月にカミーユが亡くなった年。そして12月には大寒波がフランスを襲う。ヴェトゥイユ近くのセーヌ川も凍ったとのこと。
この色合いは、《死の床のカミーユ・モネ》に似ている。 -
ノース・ホールにはドガも。
エドガー・ドガ《リハーサル》1878−79年
モネの《冬のヴェトゥイユ》と同じ頃の作品なんだね。 -
こちらはいよいよウェスト・ギャラリー。一般の美術館のように広いお部屋。
第一の目的はもちろんこちら。 -
門外不出の箱入りフェルメール。
ヨハネス・フェルメール《女と召使い》1666−67年ごろ
召使いが手紙を女主人に渡すというシーンは、アムステルダムの《恋文》に似ていますね。召使いが心理的に女主人の上に立っている感じも。口元がにやついてる。
女主人の目元がぼんやりしています。目を描いていないようにも見える。前髪が仕上がってないみたい。これは未完成の作品?あごにやっている指も異様に長い。右手に持っているのはなんだろう?…マッチ…?に、見える。
召使いのスカートの鮮やかなこと。ここに高級なウルトラマリンブルーの顔料を使った?
パールの輝きが美しいです。 -
ウェストギャラリーには銀灰色コローの作品もございます。
カミーユ・コロー《湖》1861
同年のサロン出品作品。評価は分かれたそうで。
動物(牛?)がかわいいな。 -
ラ・トゥールも。
Studio of Giorges de La Tour, The Education of the Virgin, 1650
しかしこれは息子によるレプリカなんではないかという議論もあるそうです。
で、作者は Studio of Giorges de La Tour となっています。
左が幼い聖母マリア、右がその母聖アンナ。聖書のお勉強中です。ろうそくの光にかざしたマリアの手の表現は、ルーブルにある「キリストとヨセフ」と同じ。
マリア様のお顔がなんだか日本的に見える。髪型のせいもあるだろうけど、イメージは安徳天皇…。 -
ウェスト・ギャラリーの中央には向かい合わせで大きなターナーが2枚。
近くにベンチがあったので、ひと休みしながらしばらく眺めます。
ウィリアム・ターナー《ディエップの港》1825−26年 -
オーヴァル・ルームにはホイッスラーの縦長の肖像画が5枚。
衣装の色が美しい。
Wistler, Symphony in Flesh Colour and Pink: Portrait of Mrs. Frances Leyland, 1871-74 -
こちらもホイッスラー。
Harmony in Pink and Grey: Portrait of Lady Meux, 1881-82 -
ガーデンコートに出ました。ここだけ写真撮影可。
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あら、窓の向こうに…。
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ドーソンヴィルさん。こうしてみると、本当にそこにいらっしゃるかのよう。
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隣にはドガも見えちゃった。
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ガーデンコートの真ん中には噴水。
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カエルのミニ噴水も。
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12時40分。鑑賞終了。クロークに預けた鞄を受け取ります。
係のお兄さんが着ているシャツが薔薇のプリントで素敵だったので、つい「素敵ね」と声をかける。 -
睡蓮の池。
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この門が開くことはあるのかな。
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中野京子氏によると、2階部分も展示室として開放する予定があるとか。その時にはまた来られるといいな。
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ここはミュージアムマイルと呼ばれる美術館の宝庫。2度目のメトロポリタンに行く前に、もう一つ小さめの美術館に行きましょう。
マディソン・アヴェニューを10分ほど北上すれば、ホイットニー美術館。
ほぼ下調べナシ。オキーフの Music-Pink and Blue No.2 が見られればいいかな。 -
この美術館は2015年5月にハイラインのあたりに移転する。
ここは地下。奧はカフェ。人でいっぱい。 -
しかたがないので、はしっこのベンチに座ってクリームチーズをはさんだベーグルを食べる。空腹感がなくなればよし。
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インフォメーションで聞いたらどうやらオキーフは現在展示されていないらしい…。がっかりしつつも、鑑賞開始。どうやら今はJeff Koonsという人の展覧会中らしく、1階から4階までそればっかり。あまり興味がないので、常設展らしい5階へ。
1時半、鑑賞開始。 -
Cy Twomblyですよ。ここにもありましたか。
Cy Twombly(1928-2011)
Untitled, 1964 -
これ、素敵。
Kiki Smith (b.1954)
Yellow Moon, 1998 -
横から見るとこんなふう。棚に立てかけてある。
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月面。
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まっくろけが2つ…。
Ad Reinhardt(1913-1967)
Abstract Painting, 1960-66
ううむ…。6年かかった作品か…。
よく見ると、何か仕掛けがあるんじゃないのか…? …ないみたい。 -
今度は真っ白けがたくさん。同じ作家かと思ったら違った。
Agnes Martin(1912-2004)
The Islands, 1979 -
お、ウォーホール!
Andy Warhol(1928-1987)
Green Coca-Cola Bottles, 1962
112本のコカ・コーラのボトル。 -
コーラはコーラ。どれを買っても同じ味。
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こんなのもありました。
ブラックオリーブがのっているのがアメリカンな感じ。 -
Claes Oldenburg(b.1929)
Giant BLT(Bacon, Lettuce, and Tomato Sandwich)1963
保育園のプレイルームにこんなのない? -
Andy Warhol(1928-1987)
Brillo Box, c.1964 -
エドワード・ホッパーのコーナー。どことなく寂しい感じが好き。
Edward Hopper(1882-1967)
Seven A.M., 1948 -
ウインドーの中。何屋さんなんだろう。
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Early Sunday Morning, 1930
7番街、グリニッジ・ヴィレッジのあたりとのこと。 -
右上のこの黒い四角いのは、摩天楼。
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開店前の理髪店。
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これもホッパー。
A Woman in the Sun, 1961 -
中野京子氏の本で紹介されていたんじゃなかったかなあ…。違う本だったかな…。
探しているんだけど、みつからない。 -
ホッパー3点とも朝の光景。
朝日があたって長い影が伸びている。 -
なにやら楽しげな作品をどうぞ。
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こっちから見たり
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あっちから見たり。
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地下から4階までは Jeff Koon さんのエキシビションだというので、とりあえず見てみるが…。
奧のハート型はかわいいけど手前のこの粘土っぽい山は…? -
これもかわいい。
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むむむ?
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2時40分、鑑賞終了。
外に出てみたら長蛇の列ができていてびっくり。入ったときのタイミングが良かったのね。 -
いよいよ美術館めぐりも最終。メトロポリタン再訪へ!
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