2015/01/25 - 2015/02/01
117位(同エリア984件中)
スイカさん
四川省4日目、今日は碧峰峡のパンダ基地へ向かいます。本来なら、中国保護大熊猫研究中心で、2泊3日の大熊猫繁育学習者になるはずだったのですが。今回は見物だけです。Josephには会えるでしょうか。更に、祥祥の毛皮(剥製?)は、2007年には、臥竜中国ジャイアントパンダ保護研究センターに保存されていました。2008年の地震崩壊で毛皮は無事であれば、碧峰峡に移転した臥竜中国ジャイアントパンダ保護研究センターにあるはずなのです。
祥祥は野生化第1号で、とても悲しい結末になってしまいました。
「やあ、こんにちは、ここの竹はおいしいねえ」と言ったはずです。なぜ攻撃されるかもわからず、体中負傷して、きっと木の上に逃げたのです。
ニュースには、傷の痛みと恐怖のために死亡したとあります(@_@。
悲しいのが不得意な人は読まない方がいいです。
http://www.china-news.co.jp/node/5855
四川省パンダ探しの旅(1−2日目 成都市内観光)
https://4travel.jp/travelogue/10973080
3日目 成都大熊猫繁育研究基地 パンダ写真ばかり
https://4travel.jp/travelogue/10979146
3日目夜 成都火鍋屋、中国とのEmail
https://4travel.jp/travelogue/10979419
●4日目 碧峰峡、中国保護大熊猫研究中心
https://4travel.jp/travelogue/10979654
4日目夜 成都 砂鍋屋とHelloのBar
https://4travel.jp/travelogue/10979793
5日目 成都大熊猫繁育研究基地 艾莉と熊猫基金、文殊院
https://4travel.jp/travelogue/10979821
6日目 熊猫谷 都江堰繁育野放研究中心
https://4travel.jp/travelogue/10980055
7−8日目 成都大熊猫繁育研究基地→帰国
https://4travel.jp/travelogue/10981880
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝6時頃Helloを出て、すぐ近くのバス停から28番に乗って15分位で新南門バスターミナル。碧峰峡行きは7:30、8:20、9:10、9:40...で7:30の切符が買えました(46元)。(デジカメの日時は日本時間で中国は−1時間)
新南門車站 (成都旅遊集散中心) 新南門バスセンター バス系
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高速をぶっ飛ばして2時間で雅安ターミナル到着(9:30)。
ここから、ミニバンに乗り換えですが、難しいです。
私は雅安までのバスで隣に座ったおばさんが、英会話をしたいらしく話しかけてくるので、ヘッポコ英語で応えていると仲良くなり、おばさんが、碧峰峡行きのミニバンを探してくれました。場所、車の姿、全て難しいので、「碧峰峡、大熊猫基地」とでも書いた紙をミニバンに見せて回り探すしかないでしょう。写真の建物を出て右手前方にミニバンが数台停まっています。タクシーでも行けます。雅安バスターミナル(雅安旅游車站) バス系
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ミニバン(ハイエース)の中はこんな感じ、実は乗っているのは、私と5人。この時は予想もしていませんでしたが、私はこの5人と行動を共にすることになります。(確か5元か10元です)
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着きました(10:15)。これが、碧峰峡の入場券売場。碧峰峡という広い自然景勝地の中にパンダ基地があるのです。
雅安碧峰峡パンダ基地 サファリ・動物観察
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入場券を買いましょう。碧峰峡風景区の入場券(118元)です。これで、パンダ基地にも入れます。入場券と同時に、バス券(15元)も買います。買わないで歩いてもいいですが、とんでもなく広いので、エリア内を理解していないと、初めて行って歩きでは、かなり時間をロスすると思います。
バス券の他にも何かお食事券のような物を売ろうとしますが、私はパンダだけでいいので、断りました。例の5人組はお食事券を買ったようで、建物の2階に上がって行きました。 -
この娘たちがとても親切でした。パンダ基地に直行しようとバス乗場を聞くと「出門往左風景区入口」と書いてくれました。英語は通じません。ところが出て左に行ってもわからず、戻って再質問。
今度は、ゆっくりと「出門左手道坐又見光車到」と書いて見せるのです。・・・う〜ん私は日本人で・・・。意味は何となくわかりますけど、さっきと同じような意味ですよね。写真を撮らせてもらうと、とても恥ずかしがりの仲良し2人組でした。バスを見つけるまで10分位かかったと思います。 -
やっと見つけたバス乗場で、もたもたしていると5人組みが追いついてきました。「なんだ?あんた、わかんないの?こっちだよ!」ってな感じでバスに案内されました。もちろん中国語です。子供と両親、叔父叔母ってなところでしょうか。どうやら、ポップコーンはお食事券でもらったようです。
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山道をどんどん進んで、登って、完全なパンダ山に入り込んでいます。15分位走ったような気がします。「中国保護大熊猫研究中心・雅安碧峰峡基地」が正式名称です。とても寒かったですが、なんだかとても興奮しました。
雅安碧峰峡パンダ基地 サファリ・動物観察
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門を入って、成都基地と同じようなバスに乗り換えます。この時から、主導権は5人組の女性で、「早く乗れ乗れ」と言われ、この後、ずっと共に行動することとなるのです。
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最初に到着したところのパンダ舎の中の写真です。成都基地に比べると小さく、おんぼろに思えます。客が来ないから予算が無いのでしょうか・・・。
霧雨か霧でとんでもなく寒いです。 -
外にもいますねえ。パンダは寒い方が得意なようです。雅安周辺の土地は赤い粘土らしく、パンダが茶色く汚れて困っているとどこかで読みましたが、自然ですから泥だらけでもいいでしょう。
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碧峰峡のパンダは成都基地のパンダに比べると猛々しい感じがします。パンダは、大きな体でも高い木に登れるのです。
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ピンボケですが、とても強そうですね、このパンダなら山で出会うと怖いと思います。熊ですね。
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碧峰峡は成都に比べてパンダの密度が圧倒的に低い感じです。成都基地はパンダの密集度が問題になっているそうです。たしかに、成都のパンダは仲良しパンダで見物にはいいのですが・・・。
さて、ここで、5人組の黄色い女性をA子さん(子供のお母さん)。
ピンクの女性をB子さんと書くことにします。
A子さんが、「次に行くぞ」と言ってます。なんと、ミニバスは私たちを待っているのです。貸切タクシーのように、この後、次々にポイントを回ってくれました。 -
さあ、次は高い木の上にいるパンダです。
わかりますか? -
なぜこんなに高いところまで登るのでしょう。
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小パンダの天敵はヒョウだということです。ヒョウも大人のパンダは襲わないようです。
パンダは猛獣なの知っていますか?野生のパンダは羊の肉も食べるのです。
[写真] http://www.su0516.com/SheHui/MingLiu/56-21/s21473.html
[日本語記事] http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0228&f=national_0228_019.shtml -
右側のやつは登っています。落下して、怪我したり死亡することもあるかもしれません・・・。
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どんな形でしがみついているのか想像できないです。
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丸い穴です。
成都基地の建物に比べて、廃虚感が漂っています。周囲の自然の山中にポツンとある感じです。パンダが複数密集している状況ではないので、成都基地を見た後では、なんだか、パンダが寂しそうに思えます。 -
広い敷地で独り木登りする大人のパンダ。
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さて、5人組ですが、パンダにも興味があるのでしょうが、木や花、そして特に野鳥に興味があるようでした。この木もしげしげと眺めて写真を撮っていました。特別な木なのでしょうか。
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風景区内にはこんな食堂、旅館も何軒かあります。
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露店もありますが、オフシーズンなのでほとんど閉まっています。
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あまり衛生的ではない気がしました。5人組はこのような売店等は全く無視です。私には好都合でした。ここに限らず、成都でも野良犬、放し飼いの犬を多く見ました。犬ジステンパーが脳裏をよぎります。
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いつのまにか、山の中を歩いていることに気づきました。もう、パンダ舎の雰囲気はありません。これは、碧峰峡景勝地の遊歩道だなと思いました。パンダからは離れましたが、本来私は、パンダ見学の他に碧峰峡の(野生パンダが棲んでいるであろう)自然めぐりを1日する予定でしたから、これでいいのです。
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こういうものもあります。バスでは写っていなかった男性がいます。子供のお父さんです。最後におもしろい言葉を紙に書いてくれました。
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碧峰峡を流れる水は赤い粘土の色です。
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水の流れが造った形です。
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ジオラマみたいです。岩がみなツルッとしています。雨の多い土地なので、水量が多いことが予想されます。
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こんなところを歩いて行きます。アップダウンはあるのですが、基本的に下って行ってると思います。
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いたるところに滝があります。しかし、雨がもっと降ったら水没するんじゃないでしょうか。
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こんな道を下って行きます。
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おっと!わかるでしょうか。谷底へ下る急な階段です。
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足元しか見てはダメ、踏み外せば大怪我確実です。
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横は滝です。インディージョーンズの世界です。この場所は本当に凄かったです。
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まだまだ下ります。
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上だか下だかわかりませんね。
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わかるでしょうか、でかすぎて全景は入りません。途中にB子さんがいるので大きさがわかると思います。
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凄いですねえ。
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迫力の断崖を過ぎて一休み、右がA子さんの旦那、左はB子さんの旦那です。共に野鳥好きで、鳥がいると、「見ろ見ろ」と言うのですが、雀のような鳥です。つげ義春の陳さんを思い出しました。
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もやの中を更に下って行きます。
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こんなところに出ました。
太鼓なので、もちろん叩いてみました。 -
周りの山はこんな感じ。野生パンダ絶対いますね。
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う〜ん、中国っぽい!
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B子さんが崖を指差して何か言っています。私は目が悪いので全く見えません。多分鳥の巣でもあるんだろうと、カメラ(光学30倍)で見ると何かあります。
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王様の墓のようです。全景を撮るの忘れましたが、とんでもない巨大な絶壁の崖で、手前は川です。上から下ろしたのか、下から上がったのか、絶壁の8合目あたりにあります。普通の人の肉眼では見えないと思います。
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いつのまにか、川の水の色が変わっていました。
九寨溝行きを中止したので、これが私の九寨溝。 -
前方に何か見えてきました。
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滝の裏側を通ります。
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さあ着きました。さきほどの突然現れたものはエレベーターでした。
この写真の景色をエレベーターで上がった上から見てみましょう。
ちなみに、エレベーターは上まで止まりませんが、回数表示の場所に1から99まで表示されていきます。もしかすると99mかも。 -
高いですねえ、やっぱり99mかも。
エレベーターは無料で無人です。 -
エレベーターを降りてもまだ階段が続きます。
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階段の上から見るとこんな感じ「青雲梯」というのがエレベーターの頂上。私たちは、この雲海の中を歩いてきたのです(14:15)。
パンダを見終わって歩き始めたのが11:30。山道を2時間半も歩いたのです。エレベーターを降りて階段を登ったところが、最初にバスに乗った所でした。バスに乗って入場券を買った場所に戻ります。 -
「動物園を見るのか?」と聞くので、ノーを示すと、「このミニバンに乗れ」と促され、雅安行きのミニバンはすぐに出発してしまいました。碧峰峡基地には80頭のパンダがいるはずですが、見たのは10頭くらい? Josephにも会えなかったし、祥祥の剥製と情報が基地内のどこかにあるはずなので探そうと思っていたのですが・・・。
でもこの家族と行動しなければ、寒さで途中棄権していたかもしれないし、単独であのルートを2時間以上歩く度胸はなかったでしょう。満足です。
来た時と同じバスで成都に戻ります。
4日目、碧峰峡終了です。 -
最後に、A子さんの旦那が書いてくれました。中日の日の字が小さいですね。
B子さんの旦那はQQという8桁の番号を教えてくれました。「電話番号?」と聞くと、違うらしい。後日Evanに聞くと、中国では一般的に使われているスカイプのような電話らしいです。この数字の後に@qq.comを付けるとメールが送れるとのことでした。
●Josephから紹介されたホテルは"the Bifengxia forest hotel"パンダ基地から50mとのことです。バス乗場に行く途中の右手の白い建物だと思います。Josephもここに泊まっています。
【前後旅行記】
四川省パンダ探しの旅(1−2日目 成都市内観光)
https://4travel.jp/travelogue/10973080
3日目 成都大熊猫繁育研究基地 パンダ写真ばかり
https://4travel.jp/travelogue/10979146
3日目夜 成都火鍋屋、中国とのEmail
https://4travel.jp/travelogue/10979419
●4日目 碧峰峡、中国保護大熊猫研究中心
https://4travel.jp/travelogue/10979654
4日目夜 成都 砂鍋屋とHelloのBar
https://4travel.jp/travelogue/10979793
5日目 成都大熊猫繁育研究基地 艾莉と熊猫基金、文殊院
https://4travel.jp/travelogue/10979821
6日目 熊猫谷 都江堰繁育野放研究中心
https://4travel.jp/travelogue/10980055
7−8日目 成都大熊猫繁育研究基地→帰国
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この旅行記へのコメント (3)
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- ベイグラントさん 2015/02/17 21:21:47
- すごい景色!
- こちらもおじゃましてます〜♪
なんだー!あの基地の裏は、こんな素晴らしい景勝地だったか!!
もっと調べて、時間作ればよかった!
断崖のワイルドさも、地層のお陰で独特の形状の滝も、最高にイイですねぇ!
あと川も、真っ赤に見えるところもあれば、澄んだ部分もあって、色が綺麗ですね〜。
うーーーーむ、行けばよかった。
こういう壁面に棺桶置く風習、すごく珍しいけど、有りますよね。
王様なのか〜。
「なるべく天国に近く」ってことなのでしょうが、王様の棺を雨ざらしはどうかと思いますけどね!w
木製かな?
よく形が残ってますね。
旦那様のくださったメッセージ、嬉しいですね。
下はなんて書いてあるんでしょうね。
ベイグラント
- スイカさん からの返信 2015/02/17 21:52:37
- RE
- ベイグラントさん、コメントありがとうございます。
碧峰峡の歩いたルートは、初めてでは無理かもしれません。
あの家族、地図も何も見ずにパンダ舎から、どんどん歩いて行ったけど、どうしてあんなに何の疑問もなく歩けたんだろう。来たことあったのかなあ。
確かに一本道ですが、2時間以上、どこに出るかもわからない外国の山の中を一人で歩くのは無理かもしれません。ずっと一緒に歩いたけれど、言葉が通じないから会話はほとんど無しでした。
Hanging Coffin て書いてありますね。まさか、中にミイラが入ってるということはないでしょうけど。
- スイカさん からの返信 2015/02/17 21:55:28
- RE: すごい景色!
- 中日友好の下に書いてある言葉
上海出身の友達に聞いても、ひらがなみたいだし何て書いてあるのかわからない。とのことでした。
スイカ
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