2015/01/25 - 2015/02/01
39位(同エリア984件中)
スイカさん
四川省6日目。今日はEvanと熊猫谷に行きます。新幹線を使います。Evanは都江堰出身ですが、熊猫谷に行ったことが無いとのことで一緒に行くことになりました。
四川省パンダ探しの旅(1−2日目 成都市内観光)
https://4travel.jp/travelogue/10973080
3日目 成都大熊猫繁育研究基地 パンダ写真ばかり
https://4travel.jp/travelogue/10979146
3日目夜 成都火鍋屋、中国とのEmail
https://4travel.jp/travelogue/10979419
4日目 碧峰峡、中国保護大熊猫研究中心
https://4travel.jp/travelogue/10979654
4日目夜 成都 砂鍋屋とHelloのBar
https://4travel.jp/travelogue/10979793
5日目 成都大熊猫繁育研究基地 艾莉と熊猫基金、文殊院
https://4travel.jp/travelogue/10979821
●6日目 熊猫谷 都江堰繁育野放研究中心
https://4travel.jp/travelogue/10980055
7−8日目 成都大熊猫繁育研究基地→帰国
https://4travel.jp/travelogue/10981880
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- その他
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8時にHelloを出て、28番バスで成都北駅へ。大きいです。
成都北駅 (成都駅) 駅
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切符を買って乗るのは右手の、こちらの建物。先の正面の建物は、何なのでしょう。聞くの忘れてました。
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窓口切符売場です。汽車は予約しないと乗れない場合が多いくらい混むそうです。実際帰りの切符は取れませんでした。
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Evanはスマホでネット予約購入してあったらしく、その画面を見せて切符をもらうようです。汽車チケットを得るためには、中国人はIDカード、外国人はパスポートの提示が必要です。赤いのがEvan。
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8:58成都発→青城山行の新幹線(和階号?)です。指定席でした。自由席があるかは不明です。
成都北駅 (成都駅) 駅
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後部側の車両だったので、後部先頭を見に行くと、ずいぶんずんぐりした形状です。
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階段を降りるときに隣ホームの写真を撮ったのですが、多分、進行方向の先頭はこんな形をしているのでしょう。
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都江堰までは約70km、全駅停まるタイプのようで、35分位で到着です。途中198km/h走行区間もあります。料金はたったの15元!
6年前にできたそうで、その前は鉄道はなかったそうです。 -
停車する駅周辺は高層ビルが立ち並んでいます。
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6年前まで平屋だったのかもしれません。
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都江堰駅到着(9:35)。でかいのですが、周りにフェンスがめぐらされていて、アングルがここしかありません。屋根の上に「都江堰」の大きな看板があります。
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迎えが来るというので駅前で待っていると、来たのはEvanのお父さんでした。お父さんも熊猫谷に行ったことがないので一緒に行くというのです。車はVWのセダン、新車のようでした。
都江堰の道路は、とにかく広いです。これが交差点。どこで曲がるか困るほどの広さです。 -
これ、交差点なんですが・・・信号が見えないくらい遠いです。
人間はどうやって渡るのでしょう。なぜこんなに広いんだ?朝夕は混むのか?と聞くと。土地が広いから、道路も広いとのことです。アスファルトもったいないと思うのですが。 -
加油駅
加油は私でも意味を知っています。頑張れの意味です。頑張る駅。
ちょっと見てみたかったです。 -
熊猫谷が近づいて来ました。ちょっと観光しながら走ったけど、20分位で着くと思います。タクシーなら50元位だろうと言ってました。
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着きました。(10:10)
四川ジャイアントパンダ保護区群 サファリ・動物観察
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パンダ谷。なんと市民のために無料開放されており、外国人も無料。
そもそも、外国人観光客など、来ないそうです。四川ジャイアントパンダ保護区群 サファリ・動物観察
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川に沿ったエリアのようです。マークから成都基地の管轄であることがわかります。成都基地で選ばれた3歳位のパンダが数頭が、野生化に向けて訓練する場所なのです。
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この基地は2年前にできたばかりなので、新しいです。碧峰峡よりずっと北に位置しますが、高度がないためか、全く寒くありません。
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成都基地を小さくした感じです。
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パンダの姿は同じです
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やっぱり、だらしない格好で食べてます。
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仲良しパンダです。このパンダたちが野生化の訓練を受けているのでしょうか。今回展示看板では、「Jiao Zi1995.8雌」「「キエン1999.9雌」「ナンナン2013.8雌」「シンイー2013.8雄」「キキ2009.9雌」「デデ2010.9雄」「アポ2010.9雄」「チンコン2000.9雌」「ワセー2013.7雄」「セイセイ2013.8雌」がいることに。2012年に野生化訓練第一陣6頭には、キキが入っていますが・・・。
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室内も新しくてきれいです。
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成都基地と同じですね。
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Evanとお父さん。
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イチオシ
これは、飼育員のパンダ釣りパフォーマンスのエサを待っているパンダです。客は数人ですが見せてくれるようです。
四川ジャイアントパンダ保護区群 サファリ・動物観察
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始まりました。頑張っています。
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つかんだかな?
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ここからの表情が最高なので、連続アップします。
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うれしそうですねえ
四川ジャイアントパンダ保護区群 サファリ・動物観察
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歓喜の顔ですが声は出してないようです
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もしかして、ヨダレ出てる? 早く食べりゃいいのに。
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嬉しくてにやけ顔が止められないようですね。
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だから早く食べなさい。以上、写真は時系列で並んでいます。
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次はこのパンダ。不思議な光景でした。これも時系列どうりの4枚。
まずは、なんだか憂いを含んだ目でこっちを見てます。
実はこの時、このパンダの正面に2歳位の子供を抱いた女性客が、子供に話しかけながらパンダを見ていました。 -
すると、このパンダ、人間の赤ちゃんがやるように、指を吸い始めたのです。
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エサを食べているのではないですよ。あきらかに、指を吸っているかしゃぶっているのです。
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何でしょう。野生化訓練の最先端基地なのに、このパンダといい、さっきの釣られたパンダといい、今まで見たパンダの中で1番人間みたいな表情が見えるではないですか。
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これは、指吸いパンダが、その後水を飲んでいる姿。パンダ座りから前屈状態で水を舐めているように見えます。2m程度の至近距離ですが、犬のようなピチャピチャ舐める音は聞こえず、水面も波立っていません。水溜りですが、チューチュー吸っているか、舐め方が非常にゆっくりしたものなのかもしれません。
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展示されているパンダの看板写真は全て撮っているのですが、このパンダを見たのは戻り道の時で、名前に確証がありません。
でも撮った写真の順番や看板の写真からこの「Jiao Zi」ではないかと思います。 -
これは、パンダ教育村という施設で、中に写真や資料が展示してあるはずです。ところが立入禁止でした。EVanが傍にいたスタッフに理由を尋ねると、なんと!!
「今日始めて野生化の訓練に向かうパンダが、まさしく今この建物の裏から山に入って行くところだから」だと言うのです。
あせって、建物の脇の奥に目を凝らすと、見えました!西洋人のように見えるスタッフが犬を呼ぶようなしぐさか声をかけているのか、そこに向かって、あまり大きくないパンダが付いて山の斜面を登って行くのです。 -
人影とパンダが見えたのは樹木の間の一瞬で、写真を撮る暇はありませんでしたが、周りは超静かなので、その後もしばらく山の方から、掛け声をかけているような人間の声が聞こえていました。
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確かに、この山で野生化訓練(野放訓練)をしているようです。
訓練は3年程も行われるようです。
今訓練しているのは成都基地で選ばれた3歳位の数匹で、エリートということらしいです。
野生化第1号の祥祥の失敗を知っていますか?
とても悲しいニュースです。
http://www.china-news.co.jp/node/5855
祥祥は初めて会った野性パンダに「やあ、こんにちは。ここの竹はおいしいねえ」と言ったと思います。なぜ、攻撃されるのかわからなかったでしょう。遠く遠く逃げたのに、再び山に放たれ、怖くて木の上に逃げたけど怪我で体力もなく落下したんだと思います。
祥祥は、傷の痛みと恐怖のために死亡したと書かれています。。。。。研究員は、攻撃能力の訓練が必要だと述べています。
http://www.china-news.co.jp/node/5856 -
熊猫谷のフロントです。多分相当暇だと思います。私は日本人だと言うと、May I help you ? と言われました。英語が通じます。
パンダ谷も成都基地と同じく伝染病対策でパンダとの2ショット写真は中止中でした。料金は成都基地より安く1500元だそうです。
11:30 パンダ谷は1時間もあれば回れます。パンダ好きでも2時間で十分です。但し、野生化訓練場という感慨は深く、周りの山々に見入ってしまいます。もし、山に入っていったら、パンダに出会うのでしょうか。 -
帰り道、突然、廃虚のような建物の横で、車が停まりEvanが降りて、そこにいる人と何か話しています。何かなと思い、降りて聞いてみると、ここで食事をするというのです。ここって、どこ? このパラソルの下? 焼き芋でも食べるのか?
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すると、どうやらここは食事処のようです。
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奥の廃虚のような建物が食堂でした。
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厨房には材料が並んでいます。
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火鍋屋のナマズよりうまそうな材料が並んでいます。
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注文は全てEvanにまかせました。かなり、いろいろ注文をつけていました。
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カマドに火が着いてもEvanは、まだ何か言っています。凄まじいのがこのカマド。薪で炊くのかなと思うようなカマドでしたが、火を着けるとガスの凄まじい音。テレビの中華料理店の厨房で聞く、ジェット噴射のような轟音です。どこからこんな高圧が来るのか建物の周囲を見回しましたが、ボンベは見当たりませんでした。
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料理ができるまで建物探訪です。
デカ牌の麻雀卓。 -
見えるかな? 豚の顔が干してありました。
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料理はあっと言うまにできました。私だけちょっとビールを1本。
Evanもお父さんもお酒は飲まないそうです。 -
昨夜は蟻酒を飲んだので、虎を飲んでみようかと思い、Evanに「これは本当に虎の酒か?」と聞くと「虎のペニスの酒だ」と!
ビールで結構です。 -
料理は4品。手前は麻婆豆腐、一番向こうのやつが骨付き鶏肉の料理、右のやつは私の希望のキクラゲ料理、左の料理はジャガイモが入った料理です。ご飯は食べ放題です。ビール1本を入れて108元でした。
今回の旅行中で一番おいしい食事でした。場所は全くわかりません。 -
食事中に2組10人位の客が来て、外に出るとパラソルの周りは人がたくさんいました。地元の繁盛店なのかもしれません。麻雀やるほど人が住んでいるんだろうかと思っていたのですが、案外、人はいるようです。
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さあ、帰りは、新幹線の高架下を進んで行きます。進行方向青信号なのに、右から車が来てますよね。これが中国、赤信号でも右折OKなのです。街中の交差点はとんでもない状態になります。バイクは歩道も堂々と走っています。
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地下鉄2号線の西端、犀浦駅から地下鉄に乗りましたが、まだ15時なので私だけ人民公園で下車。ここは凄かった。成都のミラクル交差点の雑踏が理解できました。公園は中央が円形で3団体が踊っていました。
成都 人民公園 広場・公園
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盆踊りみたいな振り付けで一方向を向いて踊っています。凄まじい音量の音楽に合わせています。
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一際目を引いたのが彼、掲載許可は取ってませんが、彼ならどんどん宣伝してくれと言うでしょう。この団体はパリコレのモデルのようにひたすら直線ルートをウオーキングしているのです。もちろん大音響に合わせて。彼は皆に歩き方を指導していました。
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そして、中央円形広場の周りには、このような小規模の団体がびっしり、カラオケ、踊り、吹奏楽、芝居。。。10以上もの団体が、各々の音楽とリズムで動いているのです。隣の大音響にリズムがくずれることも、気にする様子もなく、皆バラバラに、でも団体は統率されて動いているのです。まさにミラクル交差点と同じだと思いました。
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人民公園から、ぷらぷら、文殊院街を通って、いつもの「宵夜」まで歩いて帰って来ました。また2時間は歩きましたね(18:10)。
今夜の食事はチンジャオロース定食(18元)。これも小さく見えますが、量はとても多いです。当然ですが、辛くはありません。おいしいです。6日目終了です。
【前後旅行記】
四川省パンダ探しの旅(1−2日目 成都市内観光)
https://4travel.jp/travelogue/10973080
3日目 成都大熊猫繁育研究基地 パンダ写真ばかり
https://4travel.jp/travelogue/10979146
3日目夜 成都火鍋屋、中国とのEmail
https://4travel.jp/travelogue/10979419
4日目 碧峰峡、中国保護大熊猫研究中心
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4日目夜 成都 砂鍋屋とHelloのBar
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5日目 成都大熊猫繁育研究基地 艾莉と熊猫基金、文殊院
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●6日目 熊猫谷 都江堰繁育野放研究中心
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7−8日目 成都大熊猫繁育研究基地→帰国
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この旅行記へのコメント (4)
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- ベイグラントさん 2015/02/17 21:07:03
- かーーーわいいですねぇ!!!
- スイカさん、こんばんは〜♪
パンダーーー!
ちょーーーー可愛いですねぇ!
すごいいい表情をおさえられましたね。
ほんとにね、笑ってるみたいですよね^^
人間みたいな仕草しますよね。
いやーーーー、ここ楽しそうだなぁ。
行けて良かったですね。
まだ、すごく新しいんですね。
この広場、見つけたかったなぁ。
これですわ、私がいつも中国の公園とかで見つけるとジョインしたくてたまらない、おばちゃん、おじちゃん達の集団舞踊はw
ベイグラント
- スイカさん からの返信 2015/02/17 21:28:53
- RE
- こんばんは、ベイグラントさん
コメントありがとうございます。
不思議ですよねえ、今まで、こういう表情を撮った写真や動画を見て、めったにないチャンスをものにしたんだろうなあと思っていましたが、パンダってしょっちゅうこんな人間みたいな表情しているんだと気づきました。
それに、この座り方。背骨で座ってるでしょう。この座り方だから、あとはちょっと後ろに倒れこんで、あのだらしない仰向けの格好でエサを食べることになるんですね。
どう見ても、嬉しくてたまらない表情でしょう。こんな動物他にいますかねえ。
人民公園は本当に不思議ですよ。まず、目的がわからない。
でも、ムカシの原宿の竹の子族ってこんな感じじゃないのかな?
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- km45さん 2015/02/13 01:03:26
- 加油站
- 1.高速電車車輌
中国の高速電車車輌の略称はCRH(China Railway High-speed)といい、現在CHR-1からCRH-6までの6系列があります。都江堰まで乗られた成灌快鉄
https://kanazawa45.wordpress.com/2010/05/27/%E6%88%90%E7%81%8C%E5%BF%AB%E9%89%84%EF%BC%88%E6%88%90%E9%83%BD%E9%9D%92%E5%9F%8E%E5%B1%B1%E5%BF%AB%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%93%EF%BC%89%E9%96%8B%E9%80%9A%E2%80%95%E6%88%90%E9%83%BD%E9%9B%91%E6%84%9F/
はカナダ・ボンバルディー社製を基礎に国産化したCRH-1系列です。これに対して、上方から撮ったのは重慶行ので、JR東日本製を基礎に国産化したCRH-2系列です。中国の高速電車は8両連結が基本で、重慶行はこれを2本連結しして16輛編成としています。なお、中国鉄道は全席指定席で、自由席はなく、日本の立ち席に相当する无座があります。
2.加油站
「加油」は確かに頑張れの意味で使われる単語ですが、本来の意味は文字通り、油を加える、すなわち給油・燃料補給の意です。すなわち、加油站とは、ガソリンスタンド(天然ガス給油所も。四川省は天然ガス生産地でもあるので、市内バス・タクシーはLNG)の意です。
- スイカさん からの返信 2015/02/13 04:58:33
- Re: 加油站
- 貴重な情報ありがとうございました。
ガソリンスタンドか。加油の意味を知ってるファイトステーションだと言ってたら、Evanが笑ってたわけがわかりました。
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