青春18きっぷの旅は第4日目～和歌山電鉄貴志川線・ニタマ駅長にご挨拶してから和歌山脱出の巻

2014/12/31 - 2015/01/04

足掛け3日に亘った和歌山滞在も今日で終わりです。
箱根駅伝は往路であまりに青学が差をつけ過ぎてしまい、興味は優勝よりもシード権争いに移ってしまいました。PHO的には村山紘太選手の城西大に是非ともシード権を取らせたい、そう思いつつスマホに各大学の選手達が今どの辺りを走っているのかを表示させながらの移動となりました。
チェックアウトタイムの10時ギリギリまでTVは見てたんですけどね。
今日は大阪でツレと分かれて自分だけ浜松泊まりです。従姉と一緒に食事をする予定なので、遅くとも19時半には到着していたい、其処から逆算してみると・・

11：18　和歌山発
11：47　貴志着
12：25　貴志発
12：54　和歌山着
13：14　和歌山発（12：59でも間に合いましたが、キオスクでお買い物）
14：43　大阪着
15：00　大阪発
16：23　米原着
16：30　米原発
18：38　豊橋着
18：48　豊橋発
19：23　浜松着

あ～っ、お昼を食べてる時間が有りません

エリア 和歌山市(和歌山)

• 交通手段: JRローカル 私鉄

此処に2泊しました。
このホテルを見つけた事が和歌山滞在の決め手となりました。
東北行きの予定を12月に入ってから取り止め、雪の無い所を目指して（たはずでした）目的地を探していた時に、お正月だと言うのに朝食付きで1人当たり3000円以下で泊まれるのです。繰り返しますが、今回の旅の最大の目的はツレと過ごす事でした。よって、なまじ行ってみたい観光地が目白押しだったりするより地味で良い、そう思ってもいました。
が、まさか食べ物に苦労するとは・・。安い理由が判りました

ホテル自体は悪くは無かったのです、ロケーションも設備も、朝食だって豪華ではないにせよ、お正月らしさも有りましたし。これで部屋がキチンと暖かければ文句無しでした

市役所へは徒歩1分でした。
そこそこ天気が良いので、お城の脇を通って和歌山駅まで歩いてみる事にしました（意外と遠かったです）

昨日は追廻門からの出入りでしたから、こちらの大手門側へやって来るのは初めてです。説明板は例によって写真を撮るだけで読んでません

御橋廊下と天守、和歌山城ならではの景色です

道路を渡って近寄ってみました

一の橋＆大手門

詳しい説明はこちらをご覧ください

堀も立派です。
そう言えば昨日追廻門から入城し、天守に上がった時にはこういう堀や橋は無く、いきなり国道（歩道有り）に石垣が面していました。その時は全く考えもしませんでしたが、もともと南西に堀は造られなかったそうなのです。
Wikipediaによれば、「徳川頼宣は1621年（元和7年）より城の大改修と城下町の拡張を始め、計画では完成時より更に大規模な城構えになる予定であったが、大規模な改修であったため幕府より謀反の嫌疑をかけられるほどであった。しかし、附家老安藤直次の弁明で事なきを得た。また、外堀も拡張して総構えにしようとしたが、幕府より嫌疑をかけられ中止させられてしまったため、堀止の地名が残っている。後、数度の火災に遭ったが、その度に再建された。現在、城跡として現存しているのは最盛期の4分の1ほどの面積である。」
との事です

それでも、かなりの規模に見えますが

和歌山城の北側を走るけやき大通りを真っ直ぐ東に進めば和歌山駅に突き当たります。その名の通り、ケヤキの並木が続きます

けやき大通りの案内板です。詳しい説明はこちらでどうぞ

大門川を渡ります。結局、紀ノ川には行きませんでした

橋の東詰に岡崎晩香翁の銅像が在ります。
岡崎晩香とは、本名邦輔。陸奥宗光の従兄弟で、政治家です。詳しくはhttp://www.burari2161.fc2.com/okazakikunisuke.html

駅前の商店街は見事に全店閉店中です。これは和歌山市駅前も全く同じでした。よって人も居ません。県庁所在地の駅へのメインストリートなのに全然ふれあえませんでした

が、しかし！
イオンモールへの送迎バスはしっかり走っています

和歌山駅に到着しました

和歌山電鉄貴志川線に乗ります。
迷いました。前日も前々日も和歌山駅で乗換えをしていて、9番線が貴志川線（JRではありません）と言うのも知っていました。
が、改札前に切符売り場が在りませんでした。今日は青春18きっぷを使って移動するので、此処でスタンプを押してもらって、取り敢えず駅構内へ入るという手も有りましたが、それでは疑問が解決しないままになってしまうので、駅員さんにどうすれば良いのかを尋ねると、「そのまま中へ入ってください」との事。
切符を購入せず入場って良いの？

たま駅長は週末や年末年始はお休みなのです。ニタマ駅長も昨日までは伊太祈曽駅（こっちの方が手前、和歌山寄り）に駐在してたのですけどね

１日乗車券が720円なので、和歌山〜貴志の往復運賃より20円安いと教えてもらいました

色んなアイデアで企業努力

1時間に2本のペースで運行してますが、年末年始の為やや変更有りです

フツ〜の電車でした

ワンマン運転。車内も普通

始発・終着駅なので、線路終わり

発車までに時間が有ったので、隣のホームのJR和歌山線の電車を見に行きました。こちらもたま電に対抗してか、色んなデザインの車両を走らせています。3回3種類を見る事が出来ました

これは奈良辺りで走ってて欲しいかも

旅万葉号だそうです

車内にもラッピング。こちらもワンマン運転です

再び9番線へ戻ります。この階段上に切符売り場と改札が在ります

終点の貴志駅まで約30分の旅です

今日昼間見られる（乗れる）のは、おもちゃ電車だけなのがちょっと残念

2つ目の日前宮で待ち合わせ。おもちゃ電車とすれ違いました。って事は1本後がこれですから、折り返しの帰りに乗れますね

長閑な車窓。車内の乗客は終点まで乗る観光客と、途中の神社へ向かう地元の初詣客とで、そこそこの乗車率でした

伊太祈曽駅ではキャラクターがお出迎え。けど肝心のたまが見えな〜い

車庫にたま電

途中の無人駅

窓の直ぐ外に柑橘類の畑が見えました

終点の貴志駅に到着しました。和歌山方面へ向かうお客さんが乗って来る直前の一瞬の無人状態。シートがやけに長い事に気が付きました

ホームにお社が在りました

改札へ向かいます。てか、ハッキリした改札は無く、そのまま売店やらカフェやらにお客さんが流れて行きます

駅舎の外へ出る前の人の集まってる所がニタマ駅長の居る所です

たま電に関する詳しい事はWikipediaが詳しいです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E9%9B%BB%E9%90%B5

ニタマ駅長の執務室

10〜16時は勤務時間中なのに寝てます、う〜ん

ガラスの反射も有り、辛うじて顔と判るビミョ〜さ

駅舎の外に出てみました。駅前にはバス停とレンタサイクル店が在るだけです

急ぐ時は(？)いきなりホームへ行けちゃう入り口も駅舎に向かって右寄りに在ります

たま駅長に見えますか？

何処も彼処もたま駅長

トイレに入ってみると・・外国のお客さんも来てるんですね

貴志駅の時刻表

こちらも終点なので線路は行き止まりです

おもちゃ電車がやって来ましたが、電柱だらけで良く見えません

これに乗って和歌山駅まで戻ります。どんな電車なのかな？

先頭部分は特に変わった様子無し

ギョッ、車内にベビーベッド！つうか、クリブ

キャビネットの中には玩具がいっぱい

ガシャポン、買えます

一応、電車で有る事の証明

木の感じを活かして温かみの有る雰囲気です

キャビネットの中、たま電（奥）と、いちご電車（手前）

やや座椅子っぽい座席

車窓より

車窓（扉）より

車窓より

う〜ん、これは国体電車とでも呼ぶのでしょうか？

こういうの何て言うんだっけ？木馬みたいだよね

伊太祈曽駅です、残念、今度はゆるキャラ居ません。
途中下車してると浜松へ到着する時間が遅くなりそうなので、真っ直ぐ和歌山駅に向かいます

伊太祈曽駅ではホームと電車の間が広く開いている所が在りますので、足元にご注意ください

たま駅長です。クリスマスからのホリディバージョンのようです。色んなコスプレしなくちゃならないのも大変ですね、お疲れ様です

たま電乗りたかったなぁ

紀州路快速は快速感が非常に薄いですが、15分に1本走っているので利用しやすいです

しかも和歌山始発でガラガラです

和歌山最後の食事は結局駅構内で買った菓子（つまみ）を車内で食べて終えました。こんなに食事の満足度が低かった旅は初めてです

ヤンマースタジアム長居（陸上競技場）のドームが見えました

こっちはセレッソ大阪のホームグラウンド、キンチョウスタジアム（長居球技場）です

大阪駅（その周辺含め）って次々と新しいモンが出来てきますね、行ってないですが

琵琶湖を渡ります

安土駅手前。京都府へ入った途端にドッサリ積雪が残っていました。
和歌山県と並ぶ温暖の地、静岡県浜松市は雪が無い事を祈ります