2015/01/16 - 2015/01/21
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beanbagさん
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ミャンマー3日目。ヤンゴンからバガンに向かいます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- アジアンエア (運航停止) ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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早起きしてヤンゴン空港国内線ターミナルへ。7時発の便だが国内線は発着が変わりやすいと聞くので4時頃コンドを出発。ヤンゴン到着時は金曜日の夕方、市内まで1時間40分ほどかかったが、今回は早朝でもありスイスイと30分弱で空港に到着。搭乗手続きを終え、胸に航空会社のシールを貼られ出発ロビーへ。現地乗客やヨーロッパからの観光客で混み合っている。周りはフランス語やスペイン語、訳のわからないヨーロッパ言語が飛び交う。しかし、なかなかボーディングが始まらない。正面の唯一のボーディング・モニターも消えてしまった。後続客が続々到着し、ロビーはますます混雑。係員に聞くと悪天候で飛び立てないらしい。予定時間を1時間半ほど過ぎた頃から、ようやく搭乗口にバスが横付けになる。しかし、これは6時台の出発便。ミャンマー語と英語のアナウンスが流れるが、スピーカーは一つ、しかも性能が悪いので聞き取れない。結局、バスが到着するたびにチケットを持って搭乗口に向かい、自分の便かどうか確認する羽目に。これを何度か繰り返したあと、2時間遅れの9時にようやくK7-242の搭乗が始まる。
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機材はATR 72-600、久々のプロペラ機。満席。往復の航空券はヤンゴンの息子に頼んでおいた。値段がわからないので息子に300ドル渡した。
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機内食で遅い朝食。味わうほどのものではないが、不味くはない。
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1時間30分ほどのフライトの後、ようやく雲間からバガンのパゴダが見える。遅延にもかかわらずニャンウー空港の到着口に日本語ガイドのキンさん(KHIN MAUNG NU、サラトラベルのサイトではマウンさんと紹介されているが、本人はキンさんと呼んでくれと)が出迎えてくれる。すぐに入域料カウンターに案内され、外国人観光客はここで20ドル支払う。チケットは主要パゴダで提示を求められるので、保管しておく必要がある。バガンでは独力で行動するつもりだったが、心配した息子が3日間の日本語ガイドと運転手付きレンタカーをプレゼントしてくれた。実際、空港前にはタクシーがいない。ニューバガンのホテルにすら向かう手段がなかったので、息子の配慮に感謝。
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朝の10時半、気温は22℃、肌寒いくらい。いったんニューバガンのホテルに向かうが、チェックインできないので、荷物だけを預けそのまま観光に。ちなみにニャンウーとニューバガンの距離は7km、ニューバガンとオールドバガンは6kmとのこと。あとでわかるが、自転車や中国製Eバイクで回るのは危険な上に大変、馬車は埃っぽい上に1時間も乗るとお尻が痛くなると。私の車はクラウン・ロイヤルサルーン2004年式、中も外も綺麗に掃除されている。エンジンをかけるたびに「ETCカードが挿入されていません」と話すのはご愛嬌。
最初の訪問は、ローカナンダー・パゴダ。車の中でサンダルに履き替え、参道からは裸足になって入場する。キンさんによると一口にパゴダというが、空洞がなくブッダの遺物以外は何も入っていないのがストゥーパ(仏塔)、窪みに仏像が安置されているのがパゴダ、回廊があり中に人が入ることができるのが寺院と区別される。それ以外に僧坊がある。ローカナンダー・パゴダはストゥーパ。ストゥーパやパゴダは、レンガを積み重ね、漆喰で塗り固め、さらに漆を塗った上に金箔を貼っている由。 -
良く見かける像、日本のお相撲さんに似ている。太ももの黒い水玉はタトゥー。近年のミャンマー人はタトゥーをしない。ここで初めて日本人と遭遇、20歳前後の清楚な美人。やはり一人旅だという。同じくガイドをつけているが、大丈夫かと心配になるくらい可憐な女性。
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仏教の旗、僧侶の袈裟の色を彷彿させる。
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ローカナンダー・パゴダから見下ろすエーヤワディー川。左側は大きな中州。この中州の向こう側に本流があり、ヤンゴン周辺まで下ってインド洋に流れ込む。今は乾季で水量が少ないが、雨季には中州の段丘あたりまで水に浸かる。中州は大きく、幾つかの村がありトマトや玉ねぎ、ピーナッツの産地。向こうに見えるのは渡し舟、手前は川魚漁の舟。参道で川エビのかき揚げてんぷらを売っており、うまそうな匂いだが食べるのは控えた。
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続いてマヌーハ寺院。涅槃仏が有名。こうした仏像もレンガを積み重ね、漆喰、漆を塗り重ねた後、彩色されているらしい。
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周辺は椰子が生い茂る。棕櫚とココヤシの2種類。
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マハーボディー・パゴダ。ヒンドゥー教寺院の一般的な形状である四角錐形をした珍しいパゴダ。
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ニッチに刻まれた数多くの仏像。
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ヒンドゥー教の精霊である鬼のレリーフ。
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これもヒンドゥー教の神々のレリーフ。
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なかなか見事。
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パゴダの隣から古い僧坊が発掘されている。
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シュエグーヂー寺院の城壁に覆いかぶさるアカシアの樹。他の寺院の側にもアカシアが目立つ。
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隣はバガン王朝の王宮跡地。これはごく一部で、往時は広大な規模を擁していたらしい。13世紀終盤にモンゴル軍が侵入し、滅亡する。ガイドのキンさん家族は、おじいさんの代にオールドバガンのこの辺りに住んでいたらしい。この辺は子供の頃のキンさんの遊び場。軍事政権が住民を強制的にニューバガンに移住させたらしいが、この選択は間違っていないのでは。ちなみにキンさんのおじいさんは、茨城県の大手石油卸会長(故人)と大戦中の旧友、その縁でキンさんが25年前に3年間渡日し、日本語を覚えたという。そのせいか日本語は少し危うい。普段は英語ガイドも務める。
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シュエグーヂー寺院は内部の階段を使ってテラスに上がれる。そこからの360度の眺めはまさしくバガンそのもの。
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タビィニュ寺院。高さ65m、バガンの中でもっとも背の高い寺院。昔は登れたらしいが、今は階段が封鎖されている。
ミャンマーには3世紀頃仏教が伝来したがあまり普及せず、ヒンドゥー教の影響を受けた精霊信仰が中心だったらしい。特殊な能力を身につけた修験者や非業の死を遂げた高貴な人物が死後、精霊となった。日本で言えば菅原道真や乃木大将に当たる。
11世紀にアノーヤター王が登場し、仏教を国教と定め、布教に努めたのがバガン・パゴダ群の起源。 -
寺院正面の金の仏像に参拝する人達。
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朝日、夕日見物で有名なシュエサンドー・パゴダ。この日は曇りがちで夕日が望めないというので、混み合わないうちに見物。
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階段はかなりの急傾斜、両方の手すりを強く握ってなんとか最上階まで登り切る。結構怖い。キンさんは下で待っている。
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これ以上は登れない。
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シュエサンドー・パゴダからの眺め。何故かバースデーケーキが。
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境内で遊ぶ地元の子供たち。カメラを向けると恥ずかしいとそっぽを向いてしまった。ミャンマーの寺院はどこでもそうだが、境内での飲食は自由。
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イチオシ
遅めの昼食にサラバ・レストラン。タラバー門の直ぐ近く。観光客向けのトロピカルな造り、トイレも清潔でオススメ。
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店内の様子。時間が遅いのでさほど混み合っていないが、欧米人観光客がちらほら。
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ウェイターにお勧めを聞くと、「スパイシーが良いなら」と言って出てきたのがこのHot & Sour with Chicken。激辛大好き。小皿は付き出しのピーナッツ。どのレストランでも出てくるが、小粒で美味しい。ミャンマービール1缶と合わせ 5,500K(605円)。料理はすごく美味しく、完食。しかし、この選択が後で大変な事態を引き起こす。
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おまけにスイカのデザートをサービスしてくれた。
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