小学校卒業45年目の同窓会

2015/01/03 - 2015/01/03

小学校を卒業して45年が経ちます。

2,3年おきに同窓会の案内を頂いていたのですが、鳥取からだと日帰りはきついのと、私が単身赴任の時期があったり、大体開催は正月ですので、子供達が帰省していたりと、なかなか予定が合わず、いつも欠席ばかりでした。
前回の案内を頂いた時から、奥様から参加してきたらと言われており、今回は、次の日が日曜日、子供達も帰省しない。
こんな機会はそんなに巡ってこないから、行ってきたらとの一言で、雪の鳥取から出てきました。

総勢13人という参加者でしたが、何せ1クラスの小規模校。
途中転校していったりして、実際入学から
卒業までいたのは、30人ほどだったと思います。

3年間担任して頂いた先生もお元気で、卒業以来35年振りにお目に掛かることが出来ました。

奥様から、別人疑惑があったらいけないから、何か証拠品を持って行けと言われていたのも有り、逢うまでは少々不安でしたが、再開後5分で、小学校時代に戻っていました。

名字は直ぐに思い出せませんが、何故か当時の呼び名は直ぐに出てくるという不思議な世界でした。

1時〜6時前まで、時間が経つのを忘れ、当時の話を中心に近況を交え、話をし、笑って、あっという間の時間でした。

その後22歳の時に、奈良を離れて以来30数年ぶりに、住んでいた街や学校を見てきました。

小学生当時は、広く感じた道や、遠かった店等も、何故か近く、狭く感じました。
子供目線の記憶だったのでようね。

その夜は大阪に戻り、阿倍野で1泊し、翌朝のバスで倉吉に戻りました。

次回開催は還暦の頃。。。

また、元気で参加したいですね。

エリア 御所・葛城(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

近鉄あべの橋駅、4番線ホーム。

私が大学卒業して、大阪に引っ越すまで通った時は、吉野線は5番ホームでしたが、今は特急用になっていました。

各ホームも設備や地下道が出来たり、新しくなっていますが、ホーム自体はあまり変わっていない印象を受けました。

吉野行き急行。

当時、尺土経由忍海まで45分位でしたが、今も同じ位のようです。

私が小学生の頃は、近鉄電車はオレンジ色でラビットカーの愛称だったきがします。

途中から、車体色も小豆色になり、エアコンでなく送風機付きに変わっていった記憶があります。

同窓会は、高田市駅から直ぐの会場でした。

駅も昔は2階にあって、そこから階段で道に降りていった記憶があるのですが、うろ覚えです。

当時、高田市と言えば近所で一番大きな街で、ニチイやダイエー、いずみや等、大きなスーパーがあった街でした。

色気づいた高校生の頃は、そのショッピングセンターが結構楽しい娯楽場でしたね。

正月休みと言うこともありますが、ガラーンとした寂しい商店街となっていました。

アーケードは新しくなっていましたね。

近鉄は南大阪線（吉野線）の高田市駅と、伊勢志摩に向かう大阪線の高田駅があります。
JRも高田駅に近いところに和歌山線の駅がありました。
忍海には駅が無かったので、当時の私にとって、鉄道は近鉄だと思っていました。

JRは本数も少なく、最後のSLが話題になった小学校時代でした。
通る本数が少ないから、JRの線路で遊んでいて、怖い○○先生にこっぴどく怒られたという話で、同窓会は盛り上がりました。
（よい子の皆さん、線路で遊んではいけませんよ!）

同窓会を終え、近鉄忍海駅に移動しました。

・・・・ホームが変わっている。
無人駅になり、自動改札という問題ではありません。
駅の位置が変わって、駅前に大きなバスターミナルが出来ていました。

無人駅で自動改札。。。

単線は同じですが、駅の雰囲気は大きく変わっていました。

私が利用していた頃は、この位置にホームがありました。

いつも、同じ駅員さんがいて、行き帰りに声を掛けてくれたのを覚えています。

駅を降りて西を見ると、私の記憶にある景色と同じです。

山の中腹から山頂に向け、葛城山ロープウェイの明かりがあり、山頂付近のの天神ノ森（と呼んでいた気がします。）辺りの稜線は同じです。

夕焼けに染まる美しい山の景色は、今でも記憶にはっきりと残っています。

駅を出て歩き出すと、当時サンヨー電気の（下請けだったのかな。）工場が無くなって、敷地は歴史館と公園になっていました。

川（アニガワだったかな）の上に張り出していたお店が、反対側の家があった方に移動していました。

切手収集が流行っていた頃、このお店でも販売していました。
下級生に可愛い、このお店の娘さんがいましたが、どうしているのでしょうね。

小学校は全く変わっていました。

この位置は、確か私が3年か4年の頃にプールが出来た場所です。

2階建ての校舎は、記憶にある物とあまり変わらないのですが、全体配置や門が全く変わっていました。

この橋を、高校、大学時代、朝7時頃、遮断機の音と競争して駆け抜けていました。

川沿いには、卒業記念のタイムカプセルや、図工で作った顔を積み上げたトーテンポールがあったのですが、どこに行ったのでしょうか。

同級生の実家が酒屋でこの場所にあったのですが、隣にあった医院が大きくなっていました。

同窓会には来ていませんでしたが、近況では九州にいるらしいです。
スポーツも勉強も出来た○谷君、元気でしょうか。

年頃になり、理髪店から母親が利用していた美容院に私も変わりました。

店の名は同じですが、綺麗になっていました。
（今はどちらも不要になってしまいましたが）

中学校は、この道を自転車で20分位登って隣町まで通っていました。

当時は凄くきつい坂で、道も広く感じていましたが、こんな感じだったんですね。

途中には、私が奈良時代お世話になった、ボーイスカウトの後援会長さんの家がありました。

当時は製材所だった記憶がありますが、建築会社だったんですね。
お元気でしょうか。

よく遊んだ神社も、綺麗に整備され、公園となっていました。

神社横の池で、ザリガニを釣って遊んだ記憶が蘇りました。

奈良時代の思い出と共に、今回阿倍野に宿泊したのは、こちらも私の思い出の場所でもあります。

大阪に通って居た頃、街に遊びに出るとなると、起点は阿倍野でした。

当時、こんな歩道橋は無く、JR天王寺方面にいくのには、信号を渡っていたような気がします。

色々な思い出が詰まったアポロビル。

残っていました。

再開発で高層のマンションや、あべのハルカスを筆頭に大型ショッピングタウンが整備されていました。

生まれてから奈良に転居する前、2年ほど浪速区、天王寺区辺りに住んでいたことがあるようです。

全く記憶はございませんが、幼児期の写真を見ると、通天閣をバックに、家の前で写した（と思われる）写真が残っています。

どの辺りか、写真の風景を参考に、翌朝ホテル周辺をブラブラ歩きしてみました。

この辺りでは無いですね。

こんな街並みだった気がしますが、いまから60年近い昔ですからね。。

まだ銭湯も残っていました。

結局、どの辺りかは分かりませんでしたが、私の心の中にある、奥底の風景は大阪の下町と葛城山の風景だろうと思います。

改めて、今まで生きてきた中で、色々なことを自分に問い直した同窓会でした。

今回のホテルは、東横インあべの＆ホスピタルです。

ちょっと、周辺は夜、少し怖い感じがしましたが、大通りに面しており、あべの橋からも近く、便利な場所にありました。

広くは無いですが、シンプルに必要な物は揃っています。

安く、宿泊できるのも嬉しいですね。

ベットは1人では広いです。

窓の外には、あべのハルカスを望むことが出来ました。

浴槽もまずまずの広さ。。。

もう少し大きければ良いですが、料金を考えると、十分でしょう。

今回、これまで！

この旅行記へのコメント （1）

• 前日光さん 2018/03/09 23:47:27

  葛城山の近くで。。。

  子ども時代を送られたのですね。
  
  こんばんは、まつじゅんさん。
  お久しぶりです。
  この旅行記には、訪問していませんでした。
  今月いっぱいでご退職とお伺いしておりましたが、どのような心境ですか？
  
  実は今月２５日頃、一日だけ奈良に行くことになりました。
  早朝羽田発伊丹空港、そこからバスと電車で大和八木まで移動、レンタカーを利用すれば「葛城古道」をある程度巡れるかと思いまして。
  基本は京都２泊なのですが、私がどうしても奈良に行きたいと言ったところ、最初の日だけ行けることになりました。
  ずっと前から行きたかった「葛城古道」なんです！
  今からワクワクしていましたら、まつじゅんさんがこちらの出身と分かり、うれしくなりました。
  日本酒の「風の森」が好きなのですが、葛城には「風の森神社」という小さな社があるとのこと、ここに行けたらいいなと思っています。
  
  ロープウェイで葛城山頂にも行く予定です。
  奈良県は大好きなのですが、特にこの葛城は古代豪族の賀茂氏なども活躍していた所ですよね。
  今からとても楽しみにしております。
  
  まつじゅんさんの故郷ということが加わって、さらに楽しみになりました。
  
  
  前日光