年末年始イタリア一人旅 1

2014/12/29 - 2015/01/04

何時かは行きたかったイタリア。まとまった休みがハイシーズンの連休位の為、半年以上前に払い戻し不可のチケットを購入し、退路を断って年末のイタリア、初めての一人ヨーロッパ旅行へ出発。

●12/29
22:00 TK53 NRT-IST
●12/30
8:40 TK1861 IST-FCO
11:50 空港バス(T.A.M.)
Hotel Piemonte チェックイン
PM ローマ市内観光
○12/31
7:20-8:51 Frecciarossa 9508 Termini-Firenze S.M.Novella 2PRE
フィレンツェ観光
21:04-22:35 Frecciarossa 9557 Firenze S.M.Novella-Termini 1BSN
○1/1
7:50-11:35 Frecciargento 9406 Termini-Venezia S.Lucia 1st
ベネチア観光
17:55-21:35 Itaro NTV9991 Venezia S.Lucia-Termini Prima
○1/2
バチカン・ローマ観光
○1/3
ローマ観光
15:35 Leonardo Express Termini-Fiumicino Airport
18:55 TK1864 FCO-IST
○1/4
0:50-19:20 TK52 IST-NRT

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりの成田からの出国。ターキッシュエアライン(トルコ航空)TK53便はボードの一番下、スケジュール変更で22時出発。

チェックインを済ませ、グローバルWiFiのカウンターでWIFIルータをレンタル。
出発の2日前、元々予約していたユーロDATAからルータの手配が出来なくなったと勝手にキャンセルされた為、慌ててこちらで予約をしたのでした。

機材はA330-200。出発100日前から電話での座席指定が可能になりますが、気兼ねなく席を倒せるという理由で最後尾、夜便なので景色は期待できませんが、GPSでログを記録するのが恒例なので窓側を指定(35Ｆ)。

ちなみに、ここはリコンファームがあることで有名ですが、座席指定の際にその事を聞くと、出発24時間前からのオンラインチェックインを行えば問題ないとの回答。

多少くたびれた感のある機内ですが、座席の下には電源とUSB端子がありました。

離陸後貰ったアメニティの入ったカンペンケース。往路はナイロン製のケースのはずですが、最後尾の自分に回る頃には品切れ。そのため余っていたらしい復路分のこれを貰いました。当然2個写っている通り、帰りも全く同じ柄の物を貰ったということです…

メニュー等は無かったのでもう一方は忘れましたが、チキンを選択。
暖められたパンが出たのは初めて、飲み物もレモネードや生絞りオレンジジュース等アルコール以外のものが充実しているのはありがたい。

往路はシベリア上空経由。例のウクライナ上空を迂回する前のモスクワ上空の夜景。
復路便ではカザフスタン、中国経由のルートでした。

着陸前の朝食。

現地時間午前4時過ぎにイスタンブール アタテュルク空港に到着。大型機の後部ドアからのバス降機は初めて。めちゃくちゃ寒いですが、辺りはプチ撮影会状態。

アタテュルク国際空港 (IST) 空港

4時間後の乗り継ぎまでターミナル内をふらふら。出発2時間前にゲートが表示されてからはゲート前でぼーっとしていました。

やっとローマ行きのTK1861便のボーディング開始。機種はA321、やっぱり最後尾を指定。しかし…ちょっと位のリクライニングの制限は覚悟していたが、この機材の最後尾は座席が1°たりとも倒せない既に壁にくっついている状態。幸い後部はがらがらで1列占有できたので窮屈感は余りなかったが。

出発時間なのですが、荷物の搬入が遅れているようでずっと様子を見ていました。
何処の航空会社も同じなのかも知れませんが、楽器っぽいケースをコンベアから地面に落とし、ベビーカーを投げ込み、コンテナの隙間に入らないスーツケースをがんがん押し込んだり、ってあれ俺の！
余り自分の荷物がぞんざいに扱われるのを見るのはいい気分では無いですが、とりあえずロストバゲージがなさそうなのは安心すべきなのか。

離陸後出された朝食。2時間程度の路線でもしっかりしたものが出ます。

ローマ フィウミチーノ空港到着後、出口を右に曲がって進んだ先にバスターミナルが。一番早い出発は1時間後のT.A.M.社のバスということで窓口で5ユーロを払いチケットを購入。並んで待っていたら、数分後に出発する先発便の席が余っているようで、ぎりぎり潜り込むことに成功。

バスはオスティエンセ駅を経由し、テルミニ駅のジョリッティ通りに到着。これから4泊するホテル ピエモンテ(Piemonte)は反対のマルサラ通り側なので駅構内を横断して数分で到着。チェックイン開始時刻13時より少し早かったですが、問題なく部屋に入れました。

ホテル ピエモンテ ホテル

部屋はシングルルーム。残念ながら、広くは無くシャワースペースのみでバスタブはありませんでした。

さて、早速気になった事が…それはトイレに紙を流しても良いのか？とりあえず少なめの紙を入れて流してみると、｢ジャー｣流れました。とりあえず紙を捨てる所もないし｢ジャー｣紙はトイレに流せるようです｢ジャー｣。｢ジャーー｣…紙は詰まらず流れましたが水が止まらなくなってしまいました…｢ジャー｣。

結局フロントの方を呼んで事なきを得ましたが、どうやらボタンを強めに押さなければいけなかったようです。何かどっと疲れが押し寄せてきました…

ホテル ピエモンテ ホテル

気を取り直して散策に出発。
テルミニ駅前のヨハネ・パウロ2世像の前を通り過ぎ。

テルミニ駅 駅

まずは駅近くのサンタ マリア マッジョーレ大聖堂へ裏手側から。

サンタ マリア マッジョーレ大聖堂 寺院・教会

聖堂内へ。ローマに着いて最初の教会ですが、天井の高さと隙間無く埋め尽くされた彫刻、絵画に圧倒。

次に訪れたのは、かのミケランジェロが手がけたサンタ マリア デッリ アンジェリ教会。

サンタ マリア デッリ アンジェリ教会 寺院・教会

外観はローマの遺跡の姿を残して地味ですが、内部はうってかわって明るく開放感のある教会です。

サンタ マリア デッリ アンジェリ教会 寺院・教会

路地の先に見えるオベリスクを頼りにスペイン広場までやってきました。残念ながら階段の上にあるトリニタ・デイ・モンティ教会は修復中のようで、カバーが掛かっておりました。日本人がよく訪れるからか、ここでだけナガトモ・ナガトモと声を掛けてくる外人に遭遇しました。

スペイン広場 広場・公園

再び、路地の先のオベリスクに向かって歩いた所、ポポロ広場へ。双子教会のうち、手前のサンタ マリア デイ ミラーコリ教会が開いていたので入ってみます。

ポポロ広場 (ローマ) 広場・公園

サンタ マリア デイ ミラーコリ教会内部。

サンタ マリア デイ ミラーコリ教会 寺院・教会

丁度日の入りの時刻となってきたので、ポポロ広場の上にあるピンチョの丘へ登ってみました。だいぶ寒くなってきましたが、サンピエトロ寺院を望むスポットは多くの観光客でにぎわっていました。

ピンチョの丘 広場・公園

この後、日が沈んでかなり寒いですが、夜景を撮るためもう少し粘りました。

ポポロ広場 (ローマ) 広場・公園

双子教会の間のコルソ通りのライトアップ。国旗の列はこの先のヴェネツィア広場までずっと続いているようでした。

ポポロ広場 (ローマ) 広場・公園

ここまで来たからにはと、更に歩いてサンタンジェロ城まで来てしまいました。

サンタンジェロ橋 建造物

初日から無理するつもりは無かったのですが…最終的に歩いてテルミニ駅からバチカンへ。広場の夜景を撮影後、帰りは疲れたのでオッタヴィアーノ駅からメトロB線でテルミニへ。スリには気をつけていたつもりですが、気付かないだけなのか、全くそれらしい事は起こりませんでした。

バチカン市国 史跡・遺跡

海外に行ったら必ずマックに寄ることにしているので、今宵のご飯はテルミニ駅地下のマクドナルドで。店内を分断する不自然な壁は、普通だったらオブジェですが、これは古代ローマ時代の本物。なんだか感覚が麻痺してきた…

丁度、期間限定のバーガーがあったので注文。固めのバンズとモッツァレラチーズの入ったパニーニ風のバーガーでした。しかし、店員が何言ってるのかさっぱりわからなかった上、お値段セットで9ユーロ！？高いよ…