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山陽電車女鹿駅から徒歩10分、国府山城(こうのやまじょう、兵庫県姫路市飾磨区女鹿)は市川左岸にある甲山(標高102m)に在り別名功山(こうやま)城又は女鹿(めが)城とも呼ばれる山城で、天正元年(1573)黒田職隆(くろだ・もとたか、1524~1585)は隠居の為姫路城から当城に移り居城とし、後に息子の孝高(官兵衛)は中国平定の本拠にふさわしい姫路城を秀吉に譲り自らはこの国府山城に居を構えた時期があります。<br /><br /><br />麓にある国府山城跡説明板には次の通り書かれています。<br /><br />「 国 府 山 城<br /><br />国府山城(功山城とも)は城郭の観点から見て砦ののような小規模な城だが大変すぐれた城であった。先ず第一は大変堅固な要塞をなしているということ。<br /><br />市川は女鹿の河口で二つに分かれ、一つは現在のように南に流れ、別の流れは現在の浜国道の南沿いに流れ、今は埋め立て地となっている女鹿港に流れていて、天然の堀となっていた。<br /><br />また南の一部には松原山があり、東には御旅山、女鹿山が連なっている。北は峻険な切岸をなし、従って女鹿村全体が大規模な城郭となっていた。<br /><br />第二は、瀬戸内海を一望のもとに眺めることができ、見晴らしの大変よい城である。名城の条件を満たしている。<br /><br />第三は、市川は当寺現在の京口川とつながっており、姫路城近くまで舟で行くことができた。軍の移動も物資の運搬にも大変便利よく、真北に位置する姫路城の枝城としては申し分なき城であった。<br /><br />軍師官兵衛も一時期この城を居城としており、築城の名手黒田官兵衛はこの城から始まったといっても過言ではない。」

播磨女鹿 官兵衛をたずねる 官兵衛が中国平定の本拠として姫路城を秀吉に譲り父親の隠居城に移ったと伝えられる『国府山城』訪問

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2015/01/04 - 2015/01/04

1238位(同エリア2327件中)

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滝山氏照

滝山氏照さん

山陽電車女鹿駅から徒歩10分、国府山城(こうのやまじょう、兵庫県姫路市飾磨区女鹿)は市川左岸にある甲山(標高102m)に在り別名功山(こうやま)城又は女鹿(めが)城とも呼ばれる山城で、天正元年(1573)黒田職隆(くろだ・もとたか、1524~1585)は隠居の為姫路城から当城に移り居城とし、後に息子の孝高(官兵衛)は中国平定の本拠にふさわしい姫路城を秀吉に譲り自らはこの国府山城に居を構えた時期があります。


麓にある国府山城跡説明板には次の通り書かれています。

「 国 府 山 城

国府山城(功山城とも)は城郭の観点から見て砦ののような小規模な城だが大変すぐれた城であった。先ず第一は大変堅固な要塞をなしているということ。

市川は女鹿の河口で二つに分かれ、一つは現在のように南に流れ、別の流れは現在の浜国道の南沿いに流れ、今は埋め立て地となっている女鹿港に流れていて、天然の堀となっていた。

また南の一部には松原山があり、東には御旅山、女鹿山が連なっている。北は峻険な切岸をなし、従って女鹿村全体が大規模な城郭となっていた。

第二は、瀬戸内海を一望のもとに眺めることができ、見晴らしの大変よい城である。名城の条件を満たしている。

第三は、市川は当寺現在の京口川とつながっており、姫路城近くまで舟で行くことができた。軍の移動も物資の運搬にも大変便利よく、真北に位置する姫路城の枝城としては申し分なき城であった。

軍師官兵衛も一時期この城を居城としており、築城の名手黒田官兵衛はこの城から始まったといっても過言ではない。」

旅行の満足度
3.5
交通手段
JRローカル 私鉄
  • 荒(こう)神社入口<br /><br />この神社は職隆居城の国府山(こうやま)城の登り口でもあります。<br /><br />

    荒(こう)神社入口

    この神社は職隆居城の国府山(こうやま)城の登り口でもあります。

  • 国府山城跡・石碑<br /><br />別名女鹿(めが)城とも称され元弘の期に当地の国人である女鹿孫三郎長宗(めが・まごさぶろう・ながむね)の居城でした。

    国府山城跡・石碑

    別名女鹿(めが)城とも称され元弘の期に当地の国人である女鹿孫三郎長宗(めが・まごさぶろう・ながむね)の居城でした。

  • 「国府山城跡」説明板<br /><br />沿革の紹介と共に歴代城主の名前が挙げられ、女鹿氏3名に続き、黒田美濃守職隆及び黒田官兵衛孝高の記載が見られます。

    「国府山城跡」説明板

    沿革の紹介と共に歴代城主の名前が挙げられ、女鹿氏3名に続き、黒田美濃守職隆及び黒田官兵衛孝高の記載が見られます。

  • 黒田家ゆかりの寄進<br /><br />城跡石碑を囲む石柱の中に黒田家に関係する人物(黒田長禮)の名前が家紋付して刻されています。

    黒田家ゆかりの寄進

    城跡石碑を囲む石柱の中に黒田家に関係する人物(黒田長禮)の名前が家紋付して刻されています。

  • 官兵衛ゆかりの「目薬の木」<br /><br />官兵衛の祖父である重隆(しげたか、生誕不詳~1564)が広峯で過ごしていた頃「目薬の木」で目薬を作りこれを売って財を成したと言われています。(説明板が付いています)

    官兵衛ゆかりの「目薬の木」

    官兵衛の祖父である重隆(しげたか、生誕不詳~1564)が広峯で過ごしていた頃「目薬の木」で目薬を作りこれを売って財を成したと言われています。(説明板が付いています)

  • 荒神社・石標<br /><br />左手の石段を上って社殿に向かいます。先行して地元のおばあちゃんが参詣の為登っていく姿がありました。

    荒神社・石標

    左手の石段を上って社殿に向かいます。先行して地元のおばあちゃんが参詣の為登っていく姿がありました。

  • 国府山城説明板(遠景)

    国府山城説明板(遠景)

  • 国府山城跡・説明板

    国府山城跡・説明板

  • 国府山城跡地図

    国府山城跡地図

  • 荒神社・参道<br /><br />急勾配の石段を登っていきます。勿論この参道の途中から国府山城跡への道となっています。

    荒神社・参道

    急勾配の石段を登っていきます。勿論この参道の途中から国府山城跡への道となっています。

  • 国府山城跡方向<br /><br />社殿の手前で右折し更に登る小路が見られ、小型の案内矢印が立っています。

    国府山城跡方向

    社殿の手前で右折し更に登る小路が見られ、小型の案内矢印が立っています。

  • 登城路<br /><br />早速登りますが細い道となっています。

    登城路

    早速登りますが細い道となっています。

  • 登城路

    登城路

  • 登城路<br /><br />途中の登城口を振り返ります。

    登城路

    途中の登城口を振り返ります。

  • 井戸跡<br /><br />登城路の途中には井戸跡と言われ、山城で飲み水の確保が可能であることがわかります。

    井戸跡

    登城路の途中には井戸跡と言われ、山城で飲み水の確保が可能であることがわかります。

  • 門石跡

    門石跡

  • かまど跡案内

    かまど跡案内

  • かまど跡

    かまど跡

  • 馬駆け跡

    馬駆け跡

  • 経塚跡案内

    経塚跡案内

  • 市川沿岸展望<br /><br />経塚跡から市川沿岸方向を一望します。その先には船着場もあり、また市川を上って姫路城までの水運も可能であった事情で当該城の監視役割は大であったと思われます。

    市川沿岸展望

    経塚跡から市川沿岸方向を一望します。その先には船着場もあり、また市川を上って姫路城までの水運も可能であった事情で当該城の監視役割は大であったと思われます。

  • 市川沿岸展望<br /><br />手前の山陽電鉄鉄橋の他諸橋が敷設されています。

    市川沿岸展望

    手前の山陽電鉄鉄橋の他諸橋が敷設されています。

  • 経塚跡

    経塚跡

  • 「甲山経塚」説明板

    「甲山経塚」説明板

  • 市川展望

    市川展望

  • 曲輪跡

    曲輪跡

  • 曲輪跡

    曲輪跡

  • 土塁跡

    土塁跡

  • 二層の隅櫓跡

    二層の隅櫓跡

  • 登城路

    登城路

  • 主郭跡

    主郭跡

  • 主郭跡

    主郭跡

  • 主郭展望<br /><br />開かれた主郭からの展望は素晴らしいの一語に尽きます。

    主郭展望

    開かれた主郭からの展望は素晴らしいの一語に尽きます。

  • 市川周辺展望<br /><br />主郭から市川を含む市街地を一望します。

    市川周辺展望

    主郭から市川を含む市街地を一望します。

  • 市川周辺展望<br /><br />主郭から市川の上流方向の市街地を捉えます。

    市川周辺展望

    主郭から市川の上流方向の市街地を捉えます。

  • 主郭風景<br /><br />木立の為狭いという印象がありますが、かつての主郭はかなり広かったと思われます。

    主郭風景

    木立の為狭いという印象がありますが、かつての主郭はかなり広かったと思われます。

  • 市川河口風景

    市川河口風景

  • 主郭風景

    主郭風景

  • 展望<br /><br />主郭から山岳方向を一望します。

    展望

    主郭から山岳方向を一望します。

  • 井戸曲輪

    井戸曲輪

  • 曲輪跡

    曲輪跡

  • 磐座(いわくら)跡案内

    磐座(いわくら)跡案内

  • 曲輪跡

    曲輪跡

  • 曲輪跡

    曲輪跡

  • 磐座(いわくら)跡

    磐座(いわくら)跡

  • 曲輪跡

    曲輪跡

  • 帰路通案内

    帰路通案内

  • 帯曲輪跡

    帯曲輪跡

  • 帰路通案内<br /><br />先程登ってきた分かれ道に合流して左折後降りていきます。

    帰路通案内

    先程登ってきた分かれ道に合流して左折後降りていきます。

  • 荒神社・社殿<br /><br />降りていくと荒神社の前に着きます。

    荒神社・社殿

    降りていくと荒神社の前に着きます。

  • 社殿上部<br /><br />何やら書かれていますが文字がすり減って読めません。

    社殿上部

    何やら書かれていますが文字がすり減って読めません。

  • 本殿<br /><br />拝殿の後にはコンパクトな本殿が控えています。改築して新しい印象です。

    本殿

    拝殿の後にはコンパクトな本殿が控えています。改築して新しい印象です。

  • 石段参道<br /><br />拝殿から下方を捉えます。

    石段参道

    拝殿から下方を捉えます。

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