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2012年から2014年にかけてアジア、中東、中南米を放浪しました。<br />その記録です。

放浪記 インドナグプール編

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2012/10/24 - 2013/03/12

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石ちゃん

石ちゃんさん

2012年から2014年にかけてアジア、中東、中南米を放浪しました。
その記録です。

  • バラナシから南下して、列車で18時間位、ナグプールという街に着きました。<br /><br />割と大きな駅で人も多いです。<br /><br />ただ外国人の姿は全く見かけません、インド人ばかりです。<br /><br />インド果汁100%ですね、ここ。<br /><br />この街に来た目的は数年前にインドで読んだ「破天」の影響です。<br /><br />山際素男さんという作家の本ですが、ここナグプールに住む日本人僧侶、「佐々井秀嶺」氏の伝記です。<br /><br />この本を読んで以来、なんと凄い人が居るんだ!一度会ってみたい。<br />強くそう思う様になり、ナグプールに居るという情報だけを頼りに来てしまいました。

    バラナシから南下して、列車で18時間位、ナグプールという街に着きました。

    割と大きな駅で人も多いです。

    ただ外国人の姿は全く見かけません、インド人ばかりです。

    インド果汁100%ですね、ここ。

    この街に来た目的は数年前にインドで読んだ「破天」の影響です。

    山際素男さんという作家の本ですが、ここナグプールに住む日本人僧侶、「佐々井秀嶺」氏の伝記です。

    この本を読んで以来、なんと凄い人が居るんだ!一度会ってみたい。
    強くそう思う様になり、ナグプールに居るという情報だけを頼りに来てしまいました。

  • 駅を出て、さてどうしようかな?と考えたのですが、とりあえずいつもの様にリキシャーワーラーを探しました。<br /><br />数人たむろしている所へ行って<br /><br />「ササイ、ササイシュウレイ」<br /><br />と日本語で言うと、全員知ってました!<br /><br />インデューラ.ブッダ.ビハールに居るという事で、早速乗っけてもらいました。<br /><br />こんな簡単に?少し拍子抜けした感がありましたが、ここは彼のホームグラウンドで、知らない人は居ないという程の有名人だったのです。

    駅を出て、さてどうしようかな?と考えたのですが、とりあえずいつもの様にリキシャーワーラーを探しました。

    数人たむろしている所へ行って

    「ササイ、ササイシュウレイ」

    と日本語で言うと、全員知ってました!

    インデューラ.ブッダ.ビハールに居るという事で、早速乗っけてもらいました。

    こんな簡単に?少し拍子抜けした感がありましたが、ここは彼のホームグラウンドで、知らない人は居ないという程の有名人だったのです。

  • 駅から30分程走って、大きな建物の前に着きました。<br /><br />インデューラ.ブッダ.ビハール。<br /><br />インデューラ町の仏教のお寺という意味です。<br /><br />この建物がお寺です、日本のイメージとはかなり違いますね。

    駅から30分程走って、大きな建物の前に着きました。

    インデューラ.ブッダ.ビハール。

    インデューラ町の仏教のお寺という意味です。

    この建物がお寺です、日本のイメージとはかなり違いますね。

  • 寺の前にお坊さんらしき人が居たので、「ササイ」と聞いてみました。<br /><br />が英語が全く通じなくて困っていたら、一人の若者が<br /><br />「バンテージは今日はゲストハウスで休んでいるよ」<br /><br />と言ってきました。<br /><br />この「バンテージ」というのお坊さんの事です。<br /><br />ここナグプールの仏教徒とは?<br />「アンタッチャブル」と言われるカースト制最下層の人達がヒンドゥー教から仏教へ改宗している。<br /><br />という程度の認識でした。

    寺の前にお坊さんらしき人が居たので、「ササイ」と聞いてみました。

    が英語が全く通じなくて困っていたら、一人の若者が

    「バンテージは今日はゲストハウスで休んでいるよ」

    と言ってきました。

    この「バンテージ」というのお坊さんの事です。

    ここナグプールの仏教徒とは?
    「アンタッチャブル」と言われるカースト制最下層の人達がヒンドゥー教から仏教へ改宗している。

    という程度の認識でした。

  • じゃあそこに行きたいと言って、その若者に案内してもらいました。<br /><br />左に写っている若者がそうです。<br /><br />彼の名は「ウィっキー」<br />大学生でとても真面目に勉強しています。<br /><br />歩きながらウィッキーに<br /><br />「アンタッチャブルって何?」<br /><br />と聞くと<br /><br />「僕はアンタッチャブルだよ、例えばあなたが僕の体に触ると、あなたもアンタッチャブルになるんだよ」<br /><br />と言いました。<br /><br />う〜ん、彼の話ぶりではどの程度深刻なのか正直よくわかりませんでした。<br /><br />普通に感じの良い若者で、荒んだ感じは全くありません。<br /><br />ただ、そんな言葉が出てくるという事は、被差別的な何かに強い自覚があるのかな?と思った位でした。<br /><br />白い家が「ゲストハウス」<br />お坊さん達が暮らしている家です。<br /><br />

    じゃあそこに行きたいと言って、その若者に案内してもらいました。

    左に写っている若者がそうです。

    彼の名は「ウィっキー」
    大学生でとても真面目に勉強しています。

    歩きながらウィッキーに

    「アンタッチャブルって何?」

    と聞くと

    「僕はアンタッチャブルだよ、例えばあなたが僕の体に触ると、あなたもアンタッチャブルになるんだよ」

    と言いました。

    う〜ん、彼の話ぶりではどの程度深刻なのか正直よくわかりませんでした。

    普通に感じの良い若者で、荒んだ感じは全くありません。

    ただ、そんな言葉が出てくるという事は、被差別的な何かに強い自覚があるのかな?と思った位でした。

    白い家が「ゲストハウス」
    お坊さん達が暮らしている家です。

  • そして、しばらく外で待っていると、別な若いお坊さんが出てきて、2階の部屋に案内され、佐々井秀嶺氏と対面しました。<br /><br />人に会うのに緊張したのは久しぶりです。<br /><br />自分が読んだ本の主人公に直接会う、という体験はこれが初めてで、とてもワクワクしました。<br /><br />自己紹介を済まし、何故佐々井氏の事を知ったのか聞かれ、破天を読んで来たと言ったら、<br /><br />「あ〜そうですか、たまにそういう人が来るんですよ」<br /><br />との事でした。<br /><br />「まあ時間有るならしばらくここに居て下さい。今日は私は疲れているから、あなたは下の部屋に寝て下さい」<br /><br />と言われ、部屋を出ようとしたら<br /><br />「おい、そのカメラは日本製か?日本のカメラは良いからな〜、帰る時置いてけよ」<br /><br />と雷が鳴っているような声で言われました。

    そして、しばらく外で待っていると、別な若いお坊さんが出てきて、2階の部屋に案内され、佐々井秀嶺氏と対面しました。

    人に会うのに緊張したのは久しぶりです。

    自分が読んだ本の主人公に直接会う、という体験はこれが初めてで、とてもワクワクしました。

    自己紹介を済まし、何故佐々井氏の事を知ったのか聞かれ、破天を読んで来たと言ったら、

    「あ〜そうですか、たまにそういう人が来るんですよ」

    との事でした。

    「まあ時間有るならしばらくここに居て下さい。今日は私は疲れているから、あなたは下の部屋に寝て下さい」

    と言われ、部屋を出ようとしたら

    「おい、そのカメラは日本製か?日本のカメラは良いからな〜、帰る時置いてけよ」

    と雷が鳴っているような声で言われました。

  • これは凄い!<br />ここに来るまでに、破天荒な日本人僧侶がどんな人か色々想像していました。<br /><br />本の中ではとにかく豪快な人で、僕の期待していたイメージでは、<br /><br />「せっかく日本から来たんだから、少し位なにか手伝っていけよ、ついでに金も置いていけよ」<br /><br />なんて言う坊さんだったら面白いんだけどな、こうハチャメチャな感じだったらいいな〜と思っていました。<br /><br />まさにその通りの言葉で、<br /><br />「よし!しばらく居てやろう!」と決意しました。<br /><br />下の部屋はこんな感じで、他の坊さん達と地べたに寝ます。<br /><br />こうして約1年近くの、彼等との生活が始まった訳です。<br />

    これは凄い!
    ここに来るまでに、破天荒な日本人僧侶がどんな人か色々想像していました。

    本の中ではとにかく豪快な人で、僕の期待していたイメージでは、

    「せっかく日本から来たんだから、少し位なにか手伝っていけよ、ついでに金も置いていけよ」

    なんて言う坊さんだったら面白いんだけどな、こうハチャメチャな感じだったらいいな〜と思っていました。

    まさにその通りの言葉で、

    「よし!しばらく居てやろう!」と決意しました。

    下の部屋はこんな感じで、他の坊さん達と地べたに寝ます。

    こうして約1年近くの、彼等との生活が始まった訳です。

  • この日は3人の坊さん達が居ました。<br /><br />左端の坊さんは「ダンマガヤ」と言って、2日前にここに来て、頭を丸めて出家したばかりの新米坊主です。<br /><br />彼は英語が話せるので聞いてみました。<br /><br />「アンタッチャブルって何?」<br /><br />ダンマガヤが笑いながら<br /><br />「ウイア アー アンタッチャブル」<br /><br />と言いました。<br /><br />う〜ん、やはりそれ程深刻な感じはしません。<br /><br />まあそれもそのはず、僕が考えている差別とは違ったものがここにはあるからなんですね。<br /><br />徐々にその事がわかって行きます。<br />

    この日は3人の坊さん達が居ました。

    左端の坊さんは「ダンマガヤ」と言って、2日前にここに来て、頭を丸めて出家したばかりの新米坊主です。

    彼は英語が話せるので聞いてみました。

    「アンタッチャブルって何?」

    ダンマガヤが笑いながら

    「ウイア アー アンタッチャブル」

    と言いました。

    う〜ん、やはりそれ程深刻な感じはしません。

    まあそれもそのはず、僕が考えている差別とは違ったものがここにはあるからなんですね。

    徐々にその事がわかって行きます。

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