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2012年から2014年にかけてアジア、中東、中南米を放浪しました。<br />その記録です

放浪記 インドナグプール編

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2012/10/29 - 2013/03/16

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石ちゃん

石ちゃんさん

2012年から2014年にかけてアジア、中東、中南米を放浪しました。
その記録です

  • お坊さんや、インデューラの人達を載せていきます。<br /><br />彼は「ダンマボディ」<br /><br />とても立派な人格者です。<br /><br />10年以上、裸足の行をしていて、足の裏が乾燥した餅みたいになっています。

    お坊さんや、インデューラの人達を載せていきます。

    彼は「ダンマボディ」

    とても立派な人格者です。

    10年以上、裸足の行をしていて、足の裏が乾燥した餅みたいになっています。

  • この二人はゲストハウスでいつも一緒に暮らしていたお坊さんです。<br /><br />ダンマナンダとサンガゴーシュです。<br /><br />彼等とダンマガヤ、僕の4人が大体いつもゲストハウスに居ました。<br /><br />基本的に毎日托鉢をしてその日の夕食を食べるのですが、彼等はあまりしていない様に思いました。<br /><br />いつもダンマガヤが向かいの商店で食材を買ってきて、カレーを作ってくれます。<br /><br />が..実は佐々井さんの名前でつけで買っていて、溜まりに溜まったつけがバレてしまい、買い物が出来なくなりました。<br /><br />托鉢だけでは食事が無い日もあり、僕が帰って来ると二人がしょんぼりしていました。<br /><br />「今日 朝から何も食べてないんだ..」<br /><br />と言います。<br /><br />「断食?」<br /><br />と聞くと<br /><br />「違うよ!」<br /><br />と言うので、近所の屋台でチキンヌードル等をよく買ってきて一緒に食べていました。<br /><br />基本、お坊さんは皆ベジタリアンなのですが、この二人は肉も食べます。<br /><br />最初は内緒にしていて、僕が肉を食べていると嫌そうな顔をしていたのですが...<br />

    この二人はゲストハウスでいつも一緒に暮らしていたお坊さんです。

    ダンマナンダとサンガゴーシュです。

    彼等とダンマガヤ、僕の4人が大体いつもゲストハウスに居ました。

    基本的に毎日托鉢をしてその日の夕食を食べるのですが、彼等はあまりしていない様に思いました。

    いつもダンマガヤが向かいの商店で食材を買ってきて、カレーを作ってくれます。

    が..実は佐々井さんの名前でつけで買っていて、溜まりに溜まったつけがバレてしまい、買い物が出来なくなりました。

    托鉢だけでは食事が無い日もあり、僕が帰って来ると二人がしょんぼりしていました。

    「今日 朝から何も食べてないんだ..」

    と言います。

    「断食?」

    と聞くと

    「違うよ!」

    と言うので、近所の屋台でチキンヌードル等をよく買ってきて一緒に食べていました。

    基本、お坊さんは皆ベジタリアンなのですが、この二人は肉も食べます。

    最初は内緒にしていて、僕が肉を食べていると嫌そうな顔をしていたのですが...

  • ビハールの前で。<br /><br />仏教徒に限らず、インド人はある程度年を取ったら僧侶等になって、<br />宗教的な生活をするのが1つの理想的な生き方らしいです。<br /><br />特に元教師だったという人が多かった様に思います。<br /><br />ダンマナンダとサンガゴーシュは違いますけどね。笑

    ビハールの前で。

    仏教徒に限らず、インド人はある程度年を取ったら僧侶等になって、
    宗教的な生活をするのが1つの理想的な生き方らしいです。

    特に元教師だったという人が多かった様に思います。

    ダンマナンダとサンガゴーシュは違いますけどね。笑

  • 左の人は、昔かなり悪かったみたいです。<br /><br />佐々井さんの所にはそういう人もよく集まってきます。<br /><br />ダンマガヤも実は指名手配されてるんじゃないか、という噂もありました。<br /><br />インドのチャンバル渓谷にダコイットと呼ばれる盗賊団のような、所謂犯罪者集団が居て、インド人にはとても恐れられています。<br /><br />佐々井さんの弟子にそのダコイットが居ます。<br /><br />そのダコイットの坊さんが、ビハールに来た事があるのですが、みんなとてもビビってました。<br /><br />佐々井さんだけには従順らしいですけど、確かに迫力ある坊さんでしたね。

    左の人は、昔かなり悪かったみたいです。

    佐々井さんの所にはそういう人もよく集まってきます。

    ダンマガヤも実は指名手配されてるんじゃないか、という噂もありました。

    インドのチャンバル渓谷にダコイットと呼ばれる盗賊団のような、所謂犯罪者集団が居て、インド人にはとても恐れられています。

    佐々井さんの弟子にそのダコイットが居ます。

    そのダコイットの坊さんが、ビハールに来た事があるのですが、みんなとてもビビってました。

    佐々井さんだけには従順らしいですけど、確かに迫力ある坊さんでしたね。

  • ダンマガヤ達とゲストハウスの食堂にて。

    ダンマガヤ達とゲストハウスの食堂にて。

  • 彼はプラギャナンダ。<br /><br />若いですが顔が広く、イベントにチベットやタイのお坊さんをよく連れてきていました。<br /><br />

    彼はプラギャナンダ。

    若いですが顔が広く、イベントにチベットやタイのお坊さんをよく連れてきていました。

  • 佐々井さんと。<br /><br />左端には若い僧侶も居ます。<br /><br />彼等が僧侶になる理由としてもう一つ、こっちの方が多いのかもしれませんが、彼等はアンタッチャブルのままで生きていてもあまり良い事が無いので、改宗して僧侶になれば少しはマシかな、と考えて来るらしいです。<br /><br />とりあえず坊さんになれば飯は食えるし..って感じです。<br />中には、酒や煙草も隠れてやる人が居るみたいですが、この二つは佐々井さんは非常に厳しいです。<br /><br />叩き出す、と言ってました、そりゃそうですね。<br /><br />アンタッチャブルの人達は特殊な名前(苗字)を持っているらしく、どこに居ても名前で分かってしまう様です。<br /><br />学生が他地域の図書館で身分証明書を見せたら、差別的な事を言われたりと。<br /><br />また逆に最近では仏教徒=アンタッチャブルという風になってしまい、坊さんが石投げられたりする事もあるようです。<br /><br />が、彼等もヒンドゥーの強い地域には行きませんからね。

    佐々井さんと。

    左端には若い僧侶も居ます。

    彼等が僧侶になる理由としてもう一つ、こっちの方が多いのかもしれませんが、彼等はアンタッチャブルのままで生きていてもあまり良い事が無いので、改宗して僧侶になれば少しはマシかな、と考えて来るらしいです。

    とりあえず坊さんになれば飯は食えるし..って感じです。
    中には、酒や煙草も隠れてやる人が居るみたいですが、この二つは佐々井さんは非常に厳しいです。

    叩き出す、と言ってました、そりゃそうですね。

    アンタッチャブルの人達は特殊な名前(苗字)を持っているらしく、どこに居ても名前で分かってしまう様です。

    学生が他地域の図書館で身分証明書を見せたら、差別的な事を言われたりと。

    また逆に最近では仏教徒=アンタッチャブルという風になってしまい、坊さんが石投げられたりする事もあるようです。

    が、彼等もヒンドゥーの強い地域には行きませんからね。

  • 彼は佐々井さんの運転手でゴータム君です。<br /><br />彼とはよく二人でビリヤニ(チャーハン)を食べに行きました。<br /><br />インド人は牛肉を全く食べないのですが、ムスリム(イスラム教)エリアにある食堂では、ビーフカレーやビーフビリヤニが食べられます。もちろん彼は牛肉は食べませんけど。<br /><br />ゴータム、元気かな

    彼は佐々井さんの運転手でゴータム君です。

    彼とはよく二人でビリヤニ(チャーハン)を食べに行きました。

    インド人は牛肉を全く食べないのですが、ムスリム(イスラム教)エリアにある食堂では、ビーフカレーやビーフビリヤニが食べられます。もちろん彼は牛肉は食べませんけど。

    ゴータム、元気かな

  • この子は「おしん」ちゃんです。<br /><br />佐々井さんが名付け親で、他にもさくらちゃんや、みきちゃんが居ます。<br /><br />左はお父さんで、たまに佐々井さんの運転手をしています。<br /><br />ウケイさんもそうですが、彼も佐々井さんに対する畏敬の念が凄いです。<br /><br />超ビビってます。<br /><br />佐々井さんの前では直立不動で額に汗かいたりしてます。笑<br /><br />彼等からすれば子供の頃からの偉い人で、ほとんど神様です。

    この子は「おしん」ちゃんです。

    佐々井さんが名付け親で、他にもさくらちゃんや、みきちゃんが居ます。

    左はお父さんで、たまに佐々井さんの運転手をしています。

    ウケイさんもそうですが、彼も佐々井さんに対する畏敬の念が凄いです。

    超ビビってます。

    佐々井さんの前では直立不動で額に汗かいたりしてます。笑

    彼等からすれば子供の頃からの偉い人で、ほとんど神様です。

  • このおばあちゃんは時々というか、しょっちゅうゲストハウスに来て、托鉢した食べ物や持ってきてくれた果物をせがんで持って行きます。<br /><br />坊さん達もなんとも言えない微妙な表情で渡しています。<br /><br />坊主にたかるなよ、そんな感じですかね。<br /><br />見つかると何か渡さなければいけないので隠れたりしていますが、なんだか可笑しくて、僕はいつも笑っていました。

    このおばあちゃんは時々というか、しょっちゅうゲストハウスに来て、托鉢した食べ物や持ってきてくれた果物をせがんで持って行きます。

    坊さん達もなんとも言えない微妙な表情で渡しています。

    坊主にたかるなよ、そんな感じですかね。

    見つかると何か渡さなければいけないので隠れたりしていますが、なんだか可笑しくて、僕はいつも笑っていました。

  • 僕は毎日朝3時間位、夕方3時間位ビハールに住む佐々井さんのトコに通って、手紙の代筆や自叙伝の口述筆記等をしていました。<br /><br />空いた時間はお寺の前の道端で村の人達とぶらぶらしていました。<br /><br />ある時気付いたのですが、彼等はあまりこのエリアから出ません。<br /><br />そして外からも入って来ません。<br /><br />一度タクシーが来たのですが運転手は車から降りようとしませんでした。<br /><br />聞いてみたら、今はリキシャーもタクシーも入ってくるけど以前は一切入ってこなかったらしいです。<br /><br />入ってくるのは仏教徒(アンタッチャブル)のみ。<br /><br />成程、だんだんと分かってきました。

    僕は毎日朝3時間位、夕方3時間位ビハールに住む佐々井さんのトコに通って、手紙の代筆や自叙伝の口述筆記等をしていました。

    空いた時間はお寺の前の道端で村の人達とぶらぶらしていました。

    ある時気付いたのですが、彼等はあまりこのエリアから出ません。

    そして外からも入って来ません。

    一度タクシーが来たのですが運転手は車から降りようとしませんでした。

    聞いてみたら、今はリキシャーもタクシーも入ってくるけど以前は一切入ってこなかったらしいです。

    入ってくるのは仏教徒(アンタッチャブル)のみ。

    成程、だんだんと分かってきました。

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