2014/11/15 - 2014/11/18
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まつじゅんさん
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博多の街を徘徊し、昨夜眠りに就いたのは2時位でした。
今日は、念願の「ゆふいんの森」に乗って、由布院に向かい、駅レンタカーを借り別府「地獄巡り」に向かいます。
別府では、「クッキングパパ」(好きですねェ)でも紹介されていて、鹿児島、山川で初体験で気に入った砂風呂に立ち寄り、由布院に戻ります。
私、地獄巡りは幼少の頃一度来たことが有り、高校の修学旅行でも来たような記憶があるのですが、いまいちはっきりしません。
奥様は初めてのようですので、こちらも気持ちを新たにして廻りましたが、自然って不思議ですねぇ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
-
11月16日の日曜日、快晴です。
8時過ぎにホテルを出てJR博多駅に向かいます。
昨夜到着の時にも感じたのですが、博多駅は白を基調とした、明るい駅です。
コンコースには色々なお店が並び、出発前にぐるっと一周してみました。 -
今回、行く先を由布院とした理由の一つ、「ゆふいんの森」に乗車します。
観光特急列車の草分け的存在で、料金はもちろん、時間でもバスの方が有利なのですが、私自身のこだわりで、由布院=ゆふいんの森と思っています。 -
ホームで今か今かと待っていると、9時24分発の「ゆふいんの森」が入線です。
-
今回の座席は、4号車11AとB。
事前情報ではC、Dの方が良いと分かっていたのですが、今日も満席の列車です。
予約できただけでもラッキーと思います。
4号車は最後尾です。
後ろを振り向くと運転席が見えました。 -
中2階の車両ですので、連結部にはブリッジがあります。
-
これからの2時間ちょっとの列車旅、ワクワクします。
-
車両毎、客室乗務員の方から、丁寧な説明や案内があります。
車掌さんでは無いのが面白いですね。 -
苦情です:せっかくの観光列車なのに、洗面所内の洗剤の容器が埃まみれ。手洗いも黒ずんでいます。
年月が経ってきているので、ある程度の劣化は仕方がありませんが、必要な維持管理や清掃はきちんとお願いします。 -
車内では客室乗務員の方が、グッズ販売や、記念プレート、乗務員の帽子を被っての記念写真の案内をしてくれます。
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3号車にあるビュッフエで、車内販売弁当「ゆふいんの森弁当」を購入しました。
ゆふいんの味と銘打っていて、由布院いわれの食材が一杯です。 -
なかなかのお味でした。
わっぱ弁当もありましたし、アイス、グッズ等品揃えも豊富です。 -
由布院駅到着です。
この列車を博多から利用の場合は、向かって右側に、列車が徐行して案内してくれる場所が多くあります。
杉河内と北山田間には慈恩の滝、豊後森駅発車直後に映画「A列車でいこう」のロケ地にもなった「豊後森機関庫」等、座席指定が出来れば1号車、1のC・Dがベストですね。 -
JR由布院駅には、ホームの端に足湯があります。
でも、有料・・・。
せっかくですから、無料で楽しめるようにして欲しいです。 -
由布院駅は、1990年(平成2年)竣工の木造平屋建。
設計は磯崎新さんです。中世イタリアの礼拝堂をイメージしたもので、当時の湯布院町とJR九州が、約2億円の建築費用を半分ずつ負担したとのことです。
ちなみに、磯崎新さんは、大分市出身。
東京大学丹下健三研究室で黒川紀章氏と共に東京計画1960に関わり、大阪万博のお祭り広場を丹下先生と共同で手がけられました。
ポストモダン建築の代表的な建築家で、私も学生時代凄く影響を受けた先生です。
磯崎新アトリエ出身の六角鬼丈先生には学生時代、当時の新建築等の建築雑誌を見て、凄い影響を受けました。 -
駅横にある、駅レンタカーで手続きをいたします。
今回は日産ノートです。
レンタカーは、少し離れた日産レンタカーの2社しか無いのが意外でした。 -
憧れていた由布岳を見ることが出来ました。
私、NHKの朝ドラ、「風のハルカ」(2005年(平成17年)度下半期)の大フアンでしたので、いつかあの景色を見たいと念じていた思いが叶いました。
中村メイコさんの声で、ようこそ由布院へと聞こえた気がします。(知っている人しか分からない。) -
由布院観光は明日にして、今日は「やまなみハイウェイ」を通り、別府観光をいたします。
途中、綺麗な由布岳の脇を通ります。 -
振り返れば、湯布院の街が見渡せます。
ところで、湯布院と由布院、どちらが正式なのか疑問でしたが、どうやら、どちらも正式のようですが、使い方を間違えると誤りになるそうです。
もともとの地名は「由布院」で、「湯布院」という地名は無く、温泉の名称は「由布院温泉」で、JRの駅名も「由布院駅」です。
1995年、昭和の大合併で由布院町と湯平村の合併で、両者の顔を立てる形で、湯平村の「湯」を新町名に入れて「湯布院町」という新自治体が発足したのですが、2005年、平成の大合併で由布市となり、今は湯布院というのは旧町内の字名でしか残っていないようです。
ですが、Wikipediaで湯布院町を検索すると、ブランド論争になっているようですね。 -
気持ちの良い、1時間弱のドライブで別府に到着です。
地獄巡りは定番と言うことで、大きな看板の出ていた「海地獄」に入ります。
地獄巡り1箇所400円。共通券2,100円。HPで1割引ということで、8箇所巡ることとしました。 -
家で入れている入浴剤にあるような、綺麗な色です。
-
人が乗れる蓮で有名な、オオオニハスです。
海地獄で育成しており、夏休みの一時期、20kgまでの子供が乗ることが出来るようです。 -
98℃の蒸気が噴き出している温泉群。
-
隣には、鬼石坊主地獄という、泡が泥の中から吹き出している地獄がありました。
別の場所に、組合に加入していない坊主地獄というのもありましたが、同じような原理なのでしょうか。 -
山地獄です。
この3地獄は隣接しています。
ここは、温泉熱を利用した動物園も併設されており、カバやアルパカ、フラミンゴ等を観察することが出来ます。 -
カバです。
凄い、舌ですね。 -
気持ちよさそうに寝ていました。
起こすなオーラが出ていますね。 -
少し遅くなりましたが、地獄巡り前半を終え、昼食となりました。
「ゆふいんの森」でお弁当を二人で一つですが食べたのと、夜は由布院の料理ですから、お腹を空けておく事も考えて、軽くカフェでと言うことになりました。
地獄巡りの近くにあった「ヨックモック」です。
http://tabelog.com/oita/A4402/A440202/44003452/dtlmap/ -
手前、私はつけめんサラダスパゲティ生ハムトッピング、というちょっと変わった料理です。
奥は奥様のドリアです。
ドリアはトマト、茄子の野菜系でした。
私のつけダレは、海老の風味が効いてエスニック風ですね。 -
車で5分弱の移動で、白池地獄に到着です。
落ち着いた日本庭園風の庭で、噴出する熱湯は無色透明ですが、池に落ちると青白く色が変化するらしいです。
青白くと言うより、緑っぽい感じがしましたが、ここも温泉熱を利用して、熱帯魚館を飼育していました。
ここは、かまど地獄、鬼山地獄と隣接しており、3箇所が一体となっています。 -
かまど地獄です。
地獄巡りの中で、一番俗っぽい感じを受けました。
1〜6丁目に分かれており、色々な形状がありました。
1・4・6丁目は、熱泥地獄で坊主地獄のようです。
3丁目は乳白色の池で、5丁目は、池の色がグリーンやブルーに変化するようです。 -
確かに、同じ構内で隣接した池ですが、色が違います。
こちらは赤系。 -
横は青系。
かまど地獄では、煙の実演があり、団体客に紛れて案内の人が説明と実演をしてくれます。
化学変化で無く物理変化と言うことですが、ちょうど雲のできる原理と同じで、
タバコの煙の粒子を核として周りに水蒸気がくっつき、大きな湯気になったように見えます。下の水が高温であることが条件ということですが、不思議です。 -
鬼山地獄は地獄と言うよりワニ園のようです。
長寿のワニもいますし、ウジャウジャ、ワニがいました。 -
温泉熱で飼育しているから、熱帯地方の動物が普通に生存できるんでしょうね。
-
8箇所の券ですので、残り2箇所。
今度はちょっと離れた場所にある、血の池地獄に向かいます。
車で10分ちょっとかかりますね。
良く整備された公園という雰囲気の中、大きな池が赤系に濁っています。
血というより、少しグレー系の入ったトマトジュースという色ですね。 -
地獄巡りの最後は、龍巻地獄です。
俗にいう間欠泉で、豪快に噴き出す熱水は、石で止められているが、無かったら50mほど噴き出す力があるそうです。
間欠泉ですので、見学のタイミングが重要で30〜40分の待ち時間になることもあります。
血の池地獄と隣接しているので、先にこちらで時間を確認してからの方が良いと思います。
噴出時間は10分弱。吹き出す瞬間は迫力がありますが、途中から見た人は、単なる噴水と見間違うかも知れません。 -
地獄巡りも無事終了。
これだけ地獄を廻れば、死んでから地獄に行くことは無いでしょう。
次の目的地、竹瓦温泉に向かいます。
通天閣、東尋坊タワー等と並んで、日本の知る人ぞ知るタワーの一つ、別府タワーを横目に進みます。
海浜駐車場に車を止め(温泉入浴者は1時間無料券が頂けます。)、徒歩で5分位の場所にありました。 -
ェエ〜、こんな場所にあるのと言う感じですが、目的の竹瓦温泉に到着です。
周辺は、風俗店ばかり。
奥様、一人なら歩けないな、と言う気持ちも分かります。 -
そんな街角に、ひっそりと風情を持って建っています。
(地震が来たら少し危ないかも・・・。) -
中は、昭和の銭湯という感じです。
入って直ぐ、番台、、、ではなく、受付があります。
砂湯の場合、ここで入浴の注意事項や方法の説明を受けます。 -
湯上がりの休憩所。
奥は、普通の銭湯となっています。 -
街中に湧き出る、古くからの温泉です。
-
少し階段を降ります。
男女左右に分かれて、中が脱衣所になっているようです。 -
砂湯の入浴説明です。
男性用は、私の他にはどなたもいませんでしたが、出た時に2人入ってこられました。
外国の方のようでしたが、ちょっと戸惑って準備されていました。
説明は、外国語表示もありました。
奥様曰く、女性用にも外国の方が来られていたとのことで、国際的な砂湯です。 -
脱衣所と浴場の境は無く、一段降りて、砂湯から出た後の洗い場となっています。
その奥が砂湯への入り口となっています。 -
クッキングパパ45巻に描かれている竹瓦温泉です。
この頃は、全裸で男女の区別があったようですね。 -
左のシャワーで砂を流し、青色のカゴに砂が付いた浴衣を入れ、砂を落として入浴します。
砂湯で芯から温まっていますが、お湯は結構熱めでした。 -
私が出たときには、砂湯には誰も居なかったので、写真を撮らせて頂きました。
右側に湯が張っているのは、砂を暖めているとのことです。
クッキングパパでは、浴衣を着ないで入っていたと思うのですが、私達は浴衣を着て横になります。
山川の砂蒸しとスタイルは同じですね。
あれ以来、奥様砂風呂が大のお気に入りです。
芯から温かくなりますので、是非皆様も別府に来られたときは、是非立ち寄り下さい。
タオルの販売もありますが、持参することをお勧めします。
では、由布院に向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
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- 前日光さん 2014/12/15 15:14:27
- 地獄巡り!&竹瓦温泉
- まつじゅんさん、こちらにもお邪魔します。
やはり以前にお邪魔していたのですが、今、じっくり拝読させていただきました。
別府の地獄巡りは、私たちは「海地獄」だけで時間切れでした。
あの時には、「地獄蒸し」体験の方に興味があったものですから。
別府は、今まで私が「温泉」に対して抱いていたイメージを見事にひっくり返してくれました。
北海道登別温泉の天然足湯にも衝撃を受けました。
どちらも温泉のレベルが高くて。
町中が湯煙で曇っているのには感心してしまいました。
そして「竹瓦温泉」!
実は私たちも、「竹瓦温泉」を探し求めて、あの周辺を彷徨い、発見はしたのですが、その周囲の環境にビックリしてそのまま素通りしてしまいました。駐車場も見つからなかったということもあって。
あの建物からは想像できないような、風俗店ばかりの中にポツンとあって、特に女性には入りにくいものがあります。
でもまつじゅんさんの旅行記を拝読していましたら、やっぱり行くべきだったなぁと(_ _ )/ハンセイ。
あの日は午後に宇佐神宮に行く予定だったので、時間もなかったのですが、また別府に行くことがあったら、ここははずせませんね。
「砂風呂」はまだ未体験なので、入ってみたいと思いました。
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