2014/11/02 - 2014/11/11
61位(同エリア152件中)
風神さん
この旅行2日目。大河ジョムナ川を長さ5Kmのジョムナ橋で渡り、ボグラまで250Kmの移動です。
途中、米干し場でしばし撮影、昼前にはサリー用として有名なタンガイル織りが盛んなビシュナプール村に着きました。村を巡りながら機織の作業を見学、NGOが農村支援の目的で運営している「種の銀行」、村の小学校にも行きました。
さてボグラに着き、今回旅行の目的のひとつ「10年前撮影の写真を当人に手渡す」に取りかかります。表紙の写真はちょうど10年前、ボグラのチャル・マタで撮ったもので、NHKのフォトコンテストで採用され電波にのったこともあり、私には思い入れのあるひとコマです。夕方このプリントを持ち、ガイドとチャル・マタに出かけました。結果は?後ほど。
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250Kmの移動ですが、天気は上々です。
屋根に人が乗っているバスや・・・ -
分離帯を一人で、
なんとなく寂しそうに歩く少女などを見ながら、
概ね北西方向に向かいます。 -
途中、米干し場でバスを降りしばし撮影です。
米干し場はいたる所にあります。 -
バングラデシュは、高温多湿の国です。
米の保存性を良くする為に、
一度蒸して、
それをコンクリートの上で天日乾燥した後、保存します。 -
しかし高級品の扱いは日本と同じです。
蒸したりしません。 -
保存性を犠牲にしても、
味の良さをを取ると言うことでしょう。
バングラの人も、
この工程で米の味が落ちるのはわかっているようです。 -
バスはだんだんに田舎の道を走るようなり・・・
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やがてタンガイルのビシュナプール村に到着です。
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この村は昔から、
良質のサリー生地を産出することで知られています。
20m以上ある縦糸を整えているところです。 -
図案を見て、薄い板の型紙に穴を打ち込んでいます。
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この板の穴を織機が読み込んで、
模様を織り出します。 -
横糸を色別に小さな糸巻きに巻いています。
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この村では機織は、男性しかしません。
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一反織ると700円位になるようです。
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この村の人は半分以上ヒンドゥー教徒です。
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一般的な住宅の庭。
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確か生まれて二週間だったかな。
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もうおでこに黒い印をつけています。
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機織作業の見学を終えておやつタイム。
場所はこの村の生活水準向上をめざして活動しているNGOの建物。
このお菓子はテルピタ。甘い揚げ菓子です。 -
そのNGOに実習に来た日本人学生が作ったドラエモン。
両手に日本、バングラデシュ両国の国旗を持っています。 -
このUBNIG(ウビニッグ)という組織は、
農業支援を行っています。
「種の銀行」も運営しています。 -
多種多様な農作物の種を保管しています。
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貧困や水害で種がなく、
農作業を始められない農家に種を貸し出します。
収穫後、倍量返す決まりのようです。 -
こちらではポン菓子を作っています。
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ここは総て女性です。
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シーソー式の杵。
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かなりの重労働のようです。
何せてこの原理で重いほうを押しているのですから。 -
ここでは種を干しています。
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オクラの種です。
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ここでも米を干しています。
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バングラデシュでは、
米の2期作、場所によっては3期作が行われています。
この時期、しばしば刈り入れを見ました。 -
村の中の道。
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緑陰の小道。
そこを辿って、小学校に行きます。 -
授業の邪魔をしてしまったかも知れません。
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先生、生徒の皆さん、
すいません。 -
しかし、外の騒ぎをよそに、
自習している生徒たちもいました。 -
瑞穂、黄金の波。
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一番年上の男性。
先生? -
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ここでも刈り入れ。
コンバイン、耕運機などは一度も見ませんでした。 -
村を出ます。
前は我々のバス、
後ろはほぼ同じ行程だったイタリア人グループのバス。
ちなみにフロントの赤い大きなベンガル語は「外国人 観光客」で、一定のインパクトがあるようです。
ルーフの赤色灯とけたたましいサイレンは、実際しばしば使われます。
さらにバングラデシュではめったにない無傷のバスと言うこともあり、
周囲にかなりの威圧感を与えているのかもしれません。 -
ところが、村を出ることができません!
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来る時はなんでもなかった狭い道が、
掘り返されています。
しかも悪いことに、すぐ右側が池です。
ズルズルと池に落ち込む可能性があります。 -
どこからか板を持ち出してバスを通す作戦ですが・・・
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無理と言うもの!
ドライバー以外は降りていますが、
板はたちまち折れて跳ね上がりました。 -
結局、掘った穴を埋め戻して、
そこに板を渡しました。 -
騒ぎを聞いて、
この二人そっとのぞきにきました。
あくまで塀の中からそっとのぞいています。
バングラデシュでは極めて珍しい奥ゆかしい関心の示し方です。
私が塀の中に入って撮影しました。 -
バングラデシュでの移動中、
場所によってはこのような警官隊の護衛が付きます。
バングラデシュの人で、外国人観光客に害意を示す人は皆無ですが、
ひとつはハルタル(ホッタール)という政治的デモンストレーションに巻き込まれるのを防ぐため、もうひとつは地方で我々がバザールなど街歩きをすると、たくさんの人が集まりぞろぞろ付いて歩き、あるいは取り囲んでスムーズに動きにくくなることことがあるのでその整理のためです。
皆さんフレンドリーなので取り囲まれるのも楽しいのですが、観光振興を目指すバングラデシュ政府としては万一の事故が怖いと言うことでしょうか。 -
警官隊は、管区を越えるごとにスムーズに引き継がれました。
10年前も同様でしたが、前を走る警察の車がゆっくりなので、つい我々のバスが追い越したら、ドライバーが叱られると言うことがありました。 -
大河ジョムナ川に架かるジョムナ橋を渡ります。5Kmあります。
http://www.jica.go.jp/topics/news/2014/20141112_01.html
1998年日本の援助で完成しました。
バングラデシュにおける経済的南北分断を大きく改善しました。 -
この橋ができる以前、物資を輸送するトラックのフェリー待ち時間は平均36時間でした。今はたった10分で川を渡ることができます。
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バングラデシュの重要な天然資源、天然ガスもこの橋に付設されたパイプラインによって運ばれています。
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ボグラに着きました。今日の宿ナズガーデンホテルです。
門の守りはしっかりしていそうです。 -
こんな守衛さんがいます。
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守衛さんも撮られ好きです。
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この棟はデラックスルームだけで、
門を入って左側にある平屋の建物が、
スタンダードルームになっているようです。 -
玄関。
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西洋庭園風の庭の手入れもまあまあです。
裏庭はありません。 -
レセプション。
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ホテル前のモスク。
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ホテル前の道。
ボグラの幹線道路です。 -
道を挟んで前は大きな病院と医科大学。
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病院の近くにありがちな、調剤薬局?薬屋?が何軒かあります。
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患者、見舞い客待ち?
オートリキシャーのドライバーとその息子。 -
さてボグラに着き、今回旅行の目的のひとつ「10年前撮影の写真を当人に手渡す」に取りかかります。この写真はちょうど10年前、ボグラのチャル・マタバザールで撮ったもので、NHKの電波にのったこともあり、私には思い入れのあるひとコマです。相手のリクエストがない限り、撮った写真を当人にプレゼントしようなどとは考えないのですが、今回は例外です。
夕方このプリントを持ち、ガイドとチャル・マタに出かけました。 -
前の写真、ありあわせのような板で作った陳列台の果物屋さんは、
はいこの通り、きれいな菓子、雑貨を売る店になっていました。
写っている前の3人はこの件には無関係ですが、後ろの店番をしている少年が、前の写真の右の男性をよく知っていました。この当りでは「おじいさん」の愛称で慕われている人。電話番号も知っていて、ガイドと直接話すことができました。今は遠くにいてすぐ行くことはできないが、近い内によるので写真は店番の少年から受け取るとのこと。
直接渡すことはできませんでしたが、ほぼ確実に渡ると言うことで、私としては満足です。 -
これも10年前のチャル・マタでの撮影。
静かな魅力的な雰囲気の男性でした。
この写真も少年に託しました。 -
こちらはボグラ駅に近い繁華街。
それでも店の前と、
車のへッドライトが当たっている場所以外はとても暗いです。 -
闇の中に突然白くて大きなもの。
よく見ると警察の装甲車です。
多分ハルタル対策です。 -
ボグラ名物ドイの店。
店の中に素焼きのドイの器がつんであるのが見えます。
ドイは甘いヨーグルトのような菓子。店によって味わいがかなり違いますが、美味しいです。 -
薬屋。
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こちらは大きな建物の1階を通り抜けにしたマーケット。
3輪車。 -
リンゴ。
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乗り合いです。
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繁華街をちょっと外れればもう真っ暗。
ベンガル語の看板だけがやけに目立ちます。
明日は世界遺産の仏教遺跡バハルプールを見学して、ラジシャヒまで行きます。
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この旅行記へのコメント (7)
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- 尚美さん 2015/02/18 12:37:41
- はじめまして。私にも懐かしい風景です。
- 風神様
10年ぶりのバングラデシュ旅行記、甘酸っぱい思いで、拝見しました。
私もドイ、好きでした。
30年前にバングラデシュではありませんが、インド・ネパールに2ケ月の旅行をしました。
2ケ月のほとんどの期間、一般家庭でのホームステイで、カルカッタでお世話になったおじいさんがバングラデシュ出身でした。
濃密な人間関係の中に飛び込み、今でもまざまざと蘇る濃い時間を過ごすことができました。
風神さんはプロのカメラマンさんだろうと思っていたのですが、NHKフォトコンテストで取り上げられたのですね。
人物も風景も見るものにせまってくる力がある、これほどの腕前だったら当たり前の話ですね。
これからも美しい写真を、届けてくださいますように。
尚美より
- 風神さん からの返信 2015/02/19 04:57:33
- RE: はじめまして。私にも懐かしい風景です。
- 尚美様
訪問・投票と、写真への過分のお言葉ありがとうございます。
私は全くのアマチアです。ただ写真は大変好きなので、旅行に行くからついでに写真を撮るのと、写真を取る為に旅行に行くのと、半々くらいです。
バングラは本当に気持ちが穏やかになる国です。あの国の人たちの力だと思います。今度は一箇所長期滞在で行きたいと思っています。
ところで尚美様はインド・ネパールにとてもディープな旅行をされ、それほどの旅行力をお持ちなのですが、最近はヨーロッパ中心ですか?
その辺のところは、私のこととしても多少関心があります。
尚美様の旅行記、ゆっくり拝見させていただきます。
風神
- 尚美さん からの返信 2015/02/19 07:08:52
- ご返信ありがとうございました。
- 風神様
お忙しい中、ご返信いただきありがとうございました。
風神さんのグルジア軍用道路の写真を見させていただき衝撃を受け、その後旅行記を拝読しています。
それまでは、自分の中では、30年前に見たヒマラヤ・カラコルム山脈やラダック・レーの風景が一番だと思い込んでいたからです。
知らない事は、まだまだたくさんある、だから旅行は楽しいですね。
私にとっては、ヨーロッパ(特に東欧)の街並みへのあこがれの方が先で、その後学生時代にボランティアグループの親善旅行で行ったインドに「はまった」という順序です。
インドへの再訪も熱望していますが、今は子どもの頃のあこがれの旅を実現しようとしています。
風神さんの写真で、知らなかった風景を見させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
尚美より
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- 川岸 町子さん 2014/11/30 23:13:31
- お帰りなさいませ
- 風神さん
良い旅でしたね〜(@⌒ー⌒@)
お写真の中の人々の表情が物語っています。
風神さんの思いが、表情に映っているかのように思えます。
よく使う表現ですが、目力が強くって、生きているっていう表情。
人物写真一枚一枚に魅かれ、じっくり拝見しました。
色も原色で、柔らかな中間色が無くて、これまた力を感じます。
そしてやっぱり私は、早朝のお写真が好きです!
市場の様子も、行ってみたくなりました。
牛の解体も見事な技で、私は何とか平気かも(笑)
バングラの様々な表情にワクワクします!
私も、前の旅で写した人物写真を持って同じ街を訪れたことあります。
でも、その方は引っ越した後で、同じように知人に託して帰りました。
今回はきっと無事に写真が渡されることと、私は思いますよ〜!(^^)!
写真を受け取った方は、びっくりし大喜びでしょうね。
次回を楽しみにしています。
町子
- 風神さん からの返信 2014/12/11 20:32:02
- RE: お帰りなさいませ
- 川岸さん、こんばんは。
いつも訪問、暖かいお言葉ありがとうございます
今回バングラデシュのブログアップは、前回コーカサスと違ってなかなか進みません。終わるのは完全に正月明けになりそうです。理由はどうも気に入った写真が少ないことで、わざわざ人様にお見せする程のものはないという気持ちが働いているようです。
しかしバングラデシュ自体は大変気に入っていて、また日をおかず行きたいと思っているくらいです。何が気に入っているかと言えば、やはりバングラデシュの「人」だと思います。
バングラデシュの風景や遺跡は、被写体としてのインパクトは率直言って不十分で、私の腕とツアーの時間的制約の中では、気に入った写真を撮るのはなかなか難しいです。
バングラデシュの旅は、人の暖かさと真摯な信仰心を感じること、シュンドルボンのよう大自然の中で、その圧倒的な存在感に心地よい無力感を感じることに良さがあるのだと割り切ることにします。
良い写真は、偶然の副産物、僥倖と基本的に諦めることにします(笑)。
バングラデシュは直行便がなくなった分不便になりましたが、それでも近い国です。たいていの街には一定レベルのホテルがあります。ボグラのドイなど非常に美味しい食べ物もあります。そして何より、人々の暖かい心があります。
10年前と比較して、皆さんの服装がだいぶ良くなり、田舎の人の外国人に対する「びっくり狂騒反応」も幾分穏やかになってしまいました。
ブータン、ネパール、ミャンマーと同じように私の「早く行ってよかった国リスト」(笑)に挙げたい国です。
お勧めです!
風神
- 風神さん からの返信 2015/01/18 17:17:18
- 川岸さん、今日は。
- 訪問、沢山のいいねクリックありがとうございます。
バングラデシュの人の笑顔は、フレンドリーな気持ちそのままが出て、曇りがなく、本当に気持ちが良いです。こちらも気持ちが和みます。
メールアドレスやFBの名前を教えてもらえれば、撮った写真を差し上げられるのですが、今回旅行でそのようにできたのは、若者3人組の一回だけでした。彼らは「撮ってください、撮らせてください、撮った写真は今日中にFBに載せます」と、とても手馴れていました。
バングラデシュは、特に田舎では、PCやFBはまだまだ普及していないようです。
ボグラで人に託した10年前の写真は、川岸さんがおっしゃるように、きっと本人に渡るだろうと思っています。10年後のサプライズとして喜んでいただけたら私も大変うれしいです。
バングラデシュの旅行記は滞っています。川岸さんのご訪問を機に再開しようかと思っています。シュンドルボンがあと1本か2本で終われば、ゴールはすぐそこです。来月はアルジェリア行を予定していますので、それまでには何とか仕上げたいです。
風神
- 川岸 町子さん からの返信 2015/01/18 17:58:02
- 国の財産
- > 訪問、沢山のいいねクリックありがとうございます。
全て興味深く見せて頂きました!(^^)!
HISのアジアツアー・パンフレットには、その国の見どころやポイントがまとめられている箇所があります。
バングラは、その中に「人々」があるんですね〜!
風神さんの旅行記を見ながら、まさに「人々」なんだなぁーと感じました。
> バングラデシュの旅行記は滞っています。川岸さんのご訪問を機に再開しようかと思っています。シュンドルボンがあと1本か2本で終われば、ゴールはすぐそこです。来月はアルジェリア行を予定していますので、それまでには何とか仕上げたいです。
是非最後まで見せて下さいね。
わぁ〜、アルジェリアですか!
カスバやサハラ、素晴らしいでしょうね。
どうぞお気をつけて行ってらっしゃいませ〜♪
楽しいお話を待っています。
川岸 町子
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