2014/11/01 - 2014/11/02
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yakkunnさん
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私が子供の頃から実家の応接間に1枚の油絵がず〜と掛けてありました。
その絵は上高地の絵で、青地秀太郎と言う画家の物でした。
いつかは上高地というところへ行ってみたいと子供の頃から思っていたのですが、何十年も経ってこのたび初めての上高地行きを計画しました。
上高地閉山2週間前の11月の連休です。
1日目(11月1日)
午後、岡山から新幹線にて名古屋へ、
高山本線にて飛騨高山へ到着したのが夜8時、
高山駅近くの「おやど古都の夢」泊
2日目(11月2日)
朝8時40分高山発濃飛バスにて平湯温泉バスターミナルへ、9時38分着
10時発上高地行きシャトルバスに乗換え、15分程で大正池に到着、下車。
大正池から河童橋まで約2時間上高地をトレッキング、
上高地バスターミナル12時30分発の平湯温泉行きバスにて平湯温泉へ、
雨のため西穂高ロープウエーは断念、
15時、平湯温泉「深山桜庵」へチェックイン
大正池から河童橋まで歩いた景色はさすがでした。
多くの人が何度となくリピートする訳が分かりました。
そして実家の部屋に掛けて有ったあの上高地の絵は、河童橋より上の穂高連峰を見上げた構図であるという事が分かりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1日目(11月1日)
<名古屋駅>
今回の旅行記は名古屋駅からです。
昼まで仕事して新幹線で名古屋まで来ました。
これから高山本線で飛騨高山へ向かいます。 -
特急ワイドビューひだが入ってきました。
窓がせっかくワイドビューなのですが、夜ですので窓の景色は何も見えませんでした。 -
特急でも名古屋から高山は2時間半です。
高山へ到着したのは20時18分です。
11月ですのでもう暗いです。 -
<おやど古都の夢>
今日は高山へ泊まるだけです。
宿は駅に近くて大浴場の温泉が着いてる所を条件に探しましたが、
「おやど古都の夢」が予約できました。
駅から徒歩で3分程です。 -
部屋には既に布団が敷かれていました。
宿全体がこのような雰囲気で、外人さんが好きそうな造りです。
1泊朝食付きでお願いしました。 -
2日目(11月2日)
朝食は大広間の食事処です。 -
朝から飛騨牛朴葉味噌焼が付いていたので満足です。
-
朝食を済ませて高山駅の隣の濃飛バスセンターから上高地を目指します。
8:40発の濃飛バスでまず平湯温泉へ向かいます。
同じ時間帯に白川郷行きのバスが出ていましたが、白川郷方面はとても多くの観光客が並んでいました。
平湯温泉方面は余裕で座れました。 -
高山から約1時間で平湯バスターミナルに到着です。
ここで上高地行きのシャトルバスに乗り換えます。 -
平湯バスターミナルから本日宿泊予定の「深山桜庵(みやまおうあん)」に電話して迎えに来てもらい、スーツケーツを預けて身軽にして上高地へ行きます。
-
平湯バスターミナル10時発の上高地行きシャトルバスに乗るので、20分程お土産の下見です。
飛騨牛まんの店が有りますが良く売れてます。
早速私も買ってみました。 -
確かに牛が入っていて結構美味しいです
-
飛騨牛まんをたべてたら10:00の上高地行きのバスが来ました。
この辺りは外人さんの観光客が多いですね!
それではいよいよ上高地へ向かいます。
天気は午前中はなんとか曇りで持ちそうです。 -
平湯バスターミナルから終点の上高地バスターミナルまでは25分程ですが、
途中の大正池ホテルで下車します。 -
この大正池ホテル前がバス停です。
上高地のホテルは何処もいい感じです。 -
この大正池バス停から川に向かってだらだらっと降りるとそこが大正池です
-
中国語の団体さんです。
こんな山奥まで大勢来られるもんですね! -
-
大正池は池の様ですが、上高地を流れる梓川が大正4年に焼岳の噴火でせき止めされてできた池です。
何処から見ても池と言うより川に見えます。
水の色が場所によって違って見えます。
深い緑の色が奇麗です。 -
大正池の上流方向を見ると山の谷が砕石場のように見えます。
もちろん採石場ではなく、穂高連峰の岳沢と呼ばれている所です。
あの麓に向かってこれから歩いて行きます。
今のところ雨が降ってないだけましです。
天気は曇り。
穂高連峰は雲で隠れています。 -
大正池対岸に見えるのはカラマツと枯れ木
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大正池左岸を上流へ歩いて行きます
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左岸とは川の下流に向かって左手の岸を言います
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湿原地の中を歩きます
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また大正池の河原に出ました。
正面に焼岳が見えるのですが半分程雲に隠れています。
この焼岳の噴火で大正池が出来たのだそうです。 -
池の中に浸かった木が枯れて上高地らしい景色を作っています
-
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川辺から少しそれて田代池の方へ歩きます。
途中は湿原地です。
猿の腰掛けがたくさん付いてる木がありました。 -
お金を入れて鳥のパンフレットをどうぞ!
-
笹の小径は北海道の知床五湖当たりに良く似ています。
-
やはりクマが出てくるそうです。
そういえば前を歩いていた人はリュックに鈴を付けてならしながら歩いていました。
知床とそっくりです。
(実は上高地から帰った翌日のテレビニュースで高山市内でクマに襲われたと報道されていました)
気を付けましょう!! -
笹の小径、カラマツの向こうに穂高連峰
-
田代池が近づいてきました
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田代池ですが、池と言うより湿原の小川といった感じです。
戦前には小舟が浮かんでいた池でしたが、現在はこのように浅い湿原となっています。
上高地の自然は時とともに変化してる様です。 -
田代池の水が梓川へと流れていきます
-
まだ梓川の左岸を歩いています。
田代橋を渡って右岸へ出る予定です。
ここで田代橋のふもとまで梓川コースと林間コースに別れますが、私は梓川コースを進む事にしました。 -
大正池の上流付近の河原です。
-
上空にヘリコプターが飛んでいます。
観光ヘリコプターでしょうか? -
このあたりの水もエメラルドグリーンと言った奇麗な色です
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川沿いの歩道を進みます
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川幅が狭くなって少しだけ流れが急になってきました。
上流に橋が見えてきました。
田代橋でしょうか? -
この田代橋を渡り・・・
-
続いて穂高橋を渡ります。
すると梓川右岸となります。 -
この穂高橋から上流を見上げると素晴らしい景色です。
白い建物は上高地ルミエスタホテルで、その奥に穂高連峰がそびえています。
その方向へこれから歩いて行きます。
この辺りでちょうど大正池バス停から1時間が経っていました。
あと一時間で河童橋、上高地バスターミナルへたどり着く予定です。 -
穂高橋を渡ると霞沢橋という小さな橋が有り、梓川右岸の河原になります。
ここの景色が又素晴らしいです。
ベンチに座ってしばしぼ〜として休憩です。 -
穂高連峰がかなり近くに見えてきました。
山には詳しく有りませんが正面に見えてるのが明神岳でしょう。
白いホテルは上高地ルミエスタホテルのようです。 -
上高地ルミエスタホテル近くの右岸から左岸を見た所です。
六百山と霞沢岳辺りです。 -
梓川が大きく曲がって流れてきました。
-
対岸を見ながら歩いていると見逃して行きすぎるところでした。
ウエスト碑です。
明治時代にイギリス人牧師のウォルター・ウエストが穂高の山々を紹介し、登山の紹介をしたのをきっかけに日本山岳会が出来たとの事です。 -
このあたりから白樺の木が多く見えます。
北海道へ来てるみたいです。 -
対岸(左岸)の黄葉したからまつの向こうにバスが見えます。
上高地バスターミナルです。 -
河童橋が見えてきました。
河原に降りて写真を撮ります。 -
本日のトレッキング終点の河童橋です。
-
川辺には人に慣れた水鳥が悠長に泳いでいます
-
河童橋のたもとのホテル白樺荘辺りです。
ここで上高地コッケを買います。 -
河童橋の上流のベンチに座ってコロッケをいただきます。
ジャガイモたっぷりのコロッケです。
コロッケを食べながら梓川上流を見てみると、あの青地秀太郎が書いた絵はこの角度の穂高連峰が一番似ていることに気づきました
今から40〜50年も前の上高地だからすこし地形が変わっているものの このあたりの絵に違い無いようだ。
ついにあの絵の原点にたどり着いたようです。 -
河童橋の上から梓川と穂高連峰を見上げた所です。
岳沢を中心とした山々は雲で隠れていますが、
あの絵はこの角度に違いないでしょう。 -
コロッケを食べて、河童橋を渡って、五千代ホテルの土産売り場に着いた時、ちょうど雨が降り始めました。
よくここまで雨が降らずに持ちこたえてくれたと天に感謝。 -
雨の中、急いで上高地ターミナルへ来ました。
12:30発平湯温泉行きのバスに間に合いました。 -
これより平湯バスターミナルまで帰ります。
予定ではこれから西穂高ロープウエーへ行ってロープウエーから紅葉を眺めるつもりでしたが、雨と風が強くなって来たのでロープウエーは断念し、本日宿泊の平湯温泉「深山桜庵」でゆっくりします。
今回のメインの目的であった上高地トレッキングはなんとか雨も降らず予定通り2時間歩く事ができました。
曇っていて連峰の頂が見渡せると言う訳には行きませんでしたが、あの実家に掛かっていた50年前に書かれた上高地の油絵が何処の場所かを確認できて満足です。
おつかれさまでした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- わんぱく大将さん 2014/11/20 10:44:27
- 牛まん
- yakkunnさん
同じようなことをなさるようですね。 私もポスターで見た、パンフでみた写真はどこから撮られたんだろうって言う旅を良くやります。絵ではないですが。自分の目で確かめないと納得できません。何のために? って訊かれてもわかりませんが。
牛がはいってましたって、あの中に豆粒のような牛が動いてるのがみえました??
大将
- yakkunnさん からの返信 2014/11/21 08:13:43
- RE: 牛まん
- 大将さん、こんにちは、
初めての地へ行く時には少しは予備知識を持って行きたいのですが、
今回は1枚の絵がテーマになりました。
この絵描きさんは私の母と交遊が有り、晩年胃癌を患って上高地で療養中に書いた絵だそうです。
ところで牛まんですが、
ウシマンではなくギュウマンなんです。
即ちウシが入ってるのではなくギュウニクが入ってると理解してください(笑)
-
- popo-tsunetanさん 2014/11/17 14:36:54
- 面白い切り口
- 上高地行き。冒頭の形見の油彩。
益々、旅行記の範疇を超えた取材紀行に仕上がっていますね。
- yakkunnさん からの返信 2014/11/18 15:34:30
- RE: 面白い切り口
- popo-tsunetanさん、
書き込み有り難うございます。
今回の旅行記のテーマを感じて頂いて嬉しいです!
yakkunn
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