2014スイス・北イタリア　vol.08 ツェルマット①

2014/08/08 - 2014/08/19

８日目

ツェルマットは３回目の訪問
メインどころのハイキングコースは大体行ったし、どこへ行こうか・・

点在する「湖」をテーマにコース選定
ツェルマット＝（ケーブルカー）＝スネガ～ブラウヘルト～シュテリゼー～グリンジゼー～グリュンゼー～リップフェルアルプ～ツェルマット


・旅程・

　１日目：出国→チューリッヒ→バーゼル
　２日目：バーゼル
　３日目：バーゼル→ブロ→グリュイエール→ローザンヌ
　４日目：ローザンヌ→ワイン街道→フィッシャーアルプ
　５日目：フィッシャーアルプ→アレッチ氷河地域→サースフェー
　６日目：サースフェー
　７日目：サースフェー→ツェルマット
★８日目：ツェルマット
　９日目：ツェルマット→ミラノ
　１０日目：ミラノ（トリノ日帰り）
　１１日目：ミラノ→チューリッヒ
　１２日目：（機中泊）→帰国

エリア ツェルマット(スイス)

6:00起床で早い朝食
ホットミールもあるし結構豪華

スネガ行きのケーブルカー乗り場
本日唯一の乗り物

とっても近代的
前回来た時もこんなんだったかなぁ？

ケーブルカーでスネガ（2,288m）に到着すると、すぐに見えるのが、ライゼー（Leisee）
写真右下に見えるミニケーブルカーで湖のそばまで下りられるが、数年前に来たことがあるので今日は遠景のみ

スネガ（2,288m）〜ブラウヘルト（2,571m）
ガイドブックにマーモットの生息地とあったので、ロープウェイではなく徒歩選択
しかし、出会うことはできず、生息地であることを示す像を撮影

ブラウヘルト〜シュテリゼー
ゴルナーグラート寄り遠目だが、この角度のマッターホルンも魅力的
天気がいまいちよくない
そのうち雲は切れるだろう・・

途中、羊の群れに遭遇
この地域固有の黒鼻の羊：シュバルツナーゼ
前髪じゃま！？

シュテリゼー（Stellisee：2,537m）到着
ますます雲ゆきが怪しくなってくる

次に目指すのは眼下のグリンジゼー（Grindjisee）
地図上ではすぐそばに見えたものの、実際は相当に下らないといけない

途中、マーモットを発見！
サースフェーとは異なり、相当に警戒心が強い

そっと近付いてアップでも１枚
でも、すぐに気付かれて、
大きなお尻を振りながら立ち去ってしまった

すぐそばには、白黒のヤギが休憩中
ヴァリサー・シュヴァルツハルスツィーゲ
和訳すると、「ヴァレー地方の黒い首のヤギ」という種類

ジグザグ道をたどって坂道を下ってグリンジゼーに到着
ここまで来ると、ほとんど人に会わず、
ツェルマットのトレッキングとは思えないのどかさ

川沿いの崖
荒々しい斜面

グリュンゼー（Grunsee）に到着
湖というよりは、池といってもいいくらいのサイズだが、
パッと風景が開けていて、のどかで気持ちがいい

駅前の観光案内所でもらったガイドブックに「遊泳可能」とあったので試泳
水はこんな感じで澄んでいるものの、相当冷たい
ちなみに、他にはだれも泳いでいる人はいなかった・・・

気付いたら、空はすっかり青空に回復
気分良く次の湖へ向かって移動開始
一度下ってきた谷間を登らなくてはいけないが、今日は湖がテーマだから已む無し

歩くこと40分、近付くと何やら工事車両？
地図上、確かにムースジェゼー（Moosjesee）のはずだが、
どうやら、湖底工事をしているようで湖水を抜いて堰き止めている模様
せっかく晴れてきたのに・・・気分は↓
ということで、本日のゴール、リッフェルアルプへ向かう風景は省略

リッフェルアルプ（2,211m）へ到着
ちょうど列車が到着し、多くの人が乗り降りしていた
せっかく天気もいいので、気を取り直してツェルマットまで歩くことに

歩き始めるとすぐに、木の枝がガサガサ揺れている
鳥かと思って見回すと、木の幹を登るリスを発見！
もっと近寄って拡大で撮りたかったが、あまりにすばしっこくてこれが限界

ツェルマットに戻ってきたころには、やや雲がかかっているものの、
きれいな青空にマッターホルンが映えていた
何度見てもいい景色だ

カラの湖を見たときには気分を害したものの、
リスとマッターホルンに癒され気分良く下山
マーモットの噴水が目印のドルフ広場まで戻ってきた

いつも夕方まで歩き回り、ヘトヘトで教会を通り過ぎるばかりだったが、
今日はやや余裕があるので入ってみる
大都市の煌びやかな祭壇や壁画ではないが、メインストリートの賑やかさ
とは一線を画した落ち着いた佇まい

ホテルへ戻る途中、メインストリートで少々道草
巨大なマーモットのぬいぐるみ
今回の旅では、彼らによく出会った

ツェルマットを訪ねた時は毎回立寄るお気に入りのパン屋「fuchs」
（ちなみにfuchsはドイツ語で「キツネ」だそうです）

店先にも飾ってあるケーキ類は日持ちするので、お土産にぴったり

一歩裏手にはテニスコート（そういえば、ロジャーフェデラーはスイス出身）
ちなみに、地面は砂入り人工芝のオムニコート
テニススクールのコーチが「オムニコートなんてあるのは日本だけ」
と言っていたけど・・・

一旦ホテルへ戻って荷物をおろして、
お気に入りのレストラン：Walliserkanneへ
15分程、空席待ちをして入店
まずは地ビール：エーデルワイス

いろいろ迷った末に、結局は定番料理
白ソーセージ＆ロシュティ

付け合わせのリンゴジャムが珍しい
アルペンマカロニ
この店はデフォルトでパンは出ないが満腹
ツェルマット滞在最後の夕食を十分に満喫