2014/07/22 - 2014/08/04
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funasanさん
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7月29日(火)ルクセンブルク発、パリ行き特急列車TGVに乗り、パリに移動する。1等車の座席に座り、駅で買ったサンドイッチ、コーヒーでランチタイム。移りゆく車窓を眺めながら食事をし、その後はお昼寝タイム。パリまで2時間20分、まことに快適な鉄道の旅である。そして、パリでは6連泊する。
パリの街歩きは実に楽しい。特に天気の良い日は美しい建物がより一層輝く。そんな街並みを見ながらのんびりパリを歩いてみる。夏のパリは涼しくてまるで(蓼科や八ヶ岳に)避暑に来ているようだ。パリ好きな妻は大喜びで足取り軽くどんどん先に歩いていく。
(注)パリの旅行記は私のホームページに詳しく載せてあるので、興味のある方は以下をご覧下さい。2009年のパリ滞在記です。
パリ滞在記1(観光編)
http://www.e-funahashi.jp/city/paris/index.html
パリ滞在記2(美術編)
http://www.e-funahashi.jp/city/paris2/index.html
私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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7月29日(火)午後1時10分、ルクセンブルク発、パリ行き特急列車TGV(写真)に乗り込む。TGVは全席指定で本数が少ないので、私は事前に日本からネットでチケットを購入しておいた。
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1等車の座席(写真)に座り、まずはルクセンブルクの駅で買ったサンドイッチとコーヒーでランチタイムである。移りゆく車窓を眺めながら妻とおしゃべりをし、眠くなったらお昼寝タイム。パリまで2時間20分、揺れも少なくまことに快適な鉄道の旅である。
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定刻どおり午後3時30分、パリ東駅(写真)に到着。ここから地下鉄に乗ってホテルに向かう。我々夫婦にとって、パリは4度目の訪問になる。今では地の利に詳しくなり市内を自由に移動できる。
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下車する地下鉄駅はパリの中心「パレ・ガルニエ」である。地上に出ると、夏の強い日差しを浴びてオペラ座(写真)が輝いている。夫婦ともに一気に気分が盛り上がる。
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20年ほど前、はじめてパリを訪れた時、私は街並みの美しさに感動した。妻も同様で、以来、我々夫婦はヨーロッパの歴史ある都市が大好きになった。
写真:パリ・オペラ座から見た「オペラ大通り」の街並 -
オペラ座から南へ「ラ・ペ通り」を歩いて行く。大きなスーツケースを引きずりながらであるが、心は軽い。まわりの豪華絢爛な建築物(写真)が我々を歓迎してくれる。
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高級ホテル「ウエストミンスター」(写真)の前を通り過ぎてもう少し歩く。
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「ヴァンドーム広場」に入る手前の交差点の一角に宮殿風の綺麗な建物(写真)がある。
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我々の「ホテル・マンサール」(写真)はこの向かいにある。ここも宮殿風の造りである。
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ホテルの1階はショップになっており、入り口は少々狭い。
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古風な外観とは裏腹にフロント・ロビー(写真)は洗練された現代風でとてもいい。
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綺麗な英語を喋るフロントのお姉さんに宿泊確認書を渡しチェックインをする。今日からここで6連泊である。
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部屋は4階(日本式では5階)の道路側、丁度フロントの真上の高層階で部屋も広い。非常にいい。しかし、ベッドが巨大なキングだったのでセパレートしてツインベッドに直してもらう。
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今回も事前にeメールで眺めの良い高層階のリクエストをしておいたのであるが、効果大であった。写真:窓側のデスク
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この部屋の特筆すべきことは広々としたバスルーム(写真)であろう。ひと部屋分くらいありそうな贅沢空間である。
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湯船にお湯を張り、ゆっくり湯船に浸かる。風呂上りはバスローブに身を包んでベッドに寝転がる。天国、天国…。注)バスタブの湯の出方が遅い。
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朝食はホテルのラウンジ(写真)でのビュッフェである。小規模のホテルなので大きなレストランはなく、食事はこのラウンジのみである。込み合ったら大変なことになる。
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生ジュースが濃厚でうまい。また、焼きたてのフランスパン(バケット)にハム、チーズ、スクランブルエッグをはさんで食べると抜群にうまい。
気になる宿泊代金であるが…。通常は1泊3万円(2名利用、ツインルーム)くらいはするのであるが、私は日本のリゾートクラブの海外交換システムを利用したので、6泊(2名の朝食付き)して支払った金額は32400円のみである。 -
パリの街歩きは実に楽しい。特に天気の良い日は美しい建物がより一層輝く。そんな街並みを見ながらのんびりパリを歩いてみよう。出発はやはりオペラ座(写真)から。
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オペラ大通りをルーブル美術館方面に歩く。実に見事な建築物(写真)が立ち並んでいる。
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オペラ大通りの一角にカフェ・レストラン「ロイヤル・オペラ」(写真)がある。地下鉄駅「ピラミッド」の上にあり、付近には日本人向けの旅行会社や日本料理店が多数ある。日本人には何かと都合がいい場所である。
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「ロイヤル・オペラ」のテラス席(写真)が楽しい。ここに座って道行く人々を眺めながら時間を気にせずコーヒーを飲む。パリは人種のるつぼで見た目では国籍は全く分からない。妻と通行人の国籍当てゲームをして楽しむ。特に、日本・中国・韓国の女性をその服装や化粧から類推する。これが面白い。
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お腹が減ったらここで食事もする。安くヘルシーに仕上げるために「野菜サラダ、スープ」(写真)を注文。水は無料のタップ・ウオーター(水道水)をもらい、パンはサラダについてくる。チップを含めて合計20ユーロ(2800円)程度。
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カフェ「ロイヤル・オペラ」の裏側に日本の書店「ジュンク堂」(写真)がある。
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ルーヴル美術館には立ち寄らず、緑の木々が美しいチュイルリー公園を散歩してコンコルド広場(写真)に行く。エジプト・ルクソール神殿から運ばれた(奪ってきた)ラムセス2世のオベリスクが光っている。
ルクソール神殿については以下の私の旅行記参照
http://4travel.jp/travelogue/10433027 -
セーヌ川に架かるコンコルド橋に立ってみる。西側には「アレクサンドル3世橋とエッフェル塔」(写真)が綺麗に見える。
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コンコルド橋からアレクサンドル3世橋へと川岸の並木道(写真)を歩く。パリの夏は涼しい。日陰に入ると寒いくらいである。特に予定のない自由気ままなパリ滞在なので、まるでパリに避暑に来ているようである。
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アレクサンドル3世橋のふもと、恋人たち(写真)が手をつないで散歩している。それを見た妻は「私たちも…」。信号で待っている間にキスをするカップルもいる。「私たちも…」。日本ではしない行動も現地では自然にできる。
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我々夫婦は日頃からスポーツクラブで鍛えているので足腰は強い。よって、ひたすら歩く、歩く…。アレクサンドル3世橋から「グラン・パレ」(写真)の前を通って…。
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シャンゼリゼ大通りを西に歩く。ここも見事な建築物のオンパレードで疲れを忘れてひたすら歩く。そのうちマリオットホテル(写真)が見えてくる。
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最後は「凱旋門」(写真)である。ここまで歩くとさすがに疲れが出てくる。
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ランチのためにレストランを物色しながらも、前回入った店(写真)に入る。シャンゼリゼ大通りから1本南に入った道路沿いにあるレストランで、凱旋門周辺の店にしては安い。「ハム・チーズサラダ」「オニオンスープ」で合計21ユーロ。
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パリの凄いところは、幹線道路沿いのみならず、どこでも華麗な建築物(写真)にお目にかかれることである。つい寄り道をしてカフェに入りたくなる。
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次々に現れる建築物を鑑賞しながら「シャイヨー宮」まで歩く。ここからはセーヌ川越しにエッフェル塔(写真)が真正面に見える。
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パリの建築美としては「パリ市庁舎」(写真)が群を抜いている。重厚なルネッサンス様式の建物は見る者を圧倒する。建物前には広場があり、各種のスポーツが行われる。冬期はスケート場になる。
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パリ市庁舎からセーヌ川を渡ればシテ島に入る。橋の上からシテ島やサン・ルイ島を眺める。
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シテ島の南側に「ノートルダム大聖堂」(写真)が建つ。圧倒的なスケールと重量感で観光客を威圧している。内部に入るには長蛇の列に並ばねばならないのでパスをする。
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シテ島には「サント・シャペル」(写真)がある。ルイ9世がコンスタンティノープルの皇帝から買い求めたキリストの聖遺物等を納めるために造られた礼拝堂で、完成は1248年。
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少々待たされたが入場料(8.5ユーロ)を払って教会内部に入る。予想に反して1階(写真)は狭く土産物売り場になっている。派手な装飾は19世紀に施されたという。
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狭い階段を2階に上がると驚くべき世界が広がる。側面から天井に広がるステンドグラスの美しさは比類がない。夏期にはここで連日クラシックコンサートが行われる。曲目はヴィヴァルディの四季を中心とした軽い室内楽で、夜2回の公演(19:00〜、20:30〜)がある。
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宿泊ホテル「マンサール」から徒歩圏内に、古代ギリシャのパルテノン神殿のような建物がある。これは「マドレーヌ教会」(写真)で、1842年に完成。
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マドレーヌ教会の入り口から南に「ロワイヤル通り」(写真)が延び、コンコルド広場、ブルボン宮(国民議会下院)アンヴァリッドと続く。
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マドレーヌ教会の内部(写真)がまた凄い。側壁と天井だけでこの大空間を支えている。教会の完成は1842年。日本の幕末の時代にこれだけの建築物を作りあげた技術に驚かされる。
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ある日の夜、夕食後に再びマドレーヌ教会(写真)に行く。今夜は特別の目的がある。
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マドレーヌ教会で開かれるクラシックのコンサート(写真:20ユーロ)に参加する。曲目はヴィヴァルディの四季を中心とした軽い室内楽で気楽に楽しめる。
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弦楽四重奏団(写真)に独奏ヴァイオリンが加わり、マドレーヌ教会内部にヴィヴァルディの華麗な曲が流れる。超絶技巧の独奏ヴァイオリニスト(右端)のパフォーマンスに観客一同大感激する。
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コンサートは夜の8時半からはじまり、ノンストップで夜10時終了。コンサートで興奮した心を静めようと教会の出口にくると、何とコンコルド広場のオベリスクの背後にフランスの3色旗が浮かび上がっているではないか。
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一向に興奮が冷めないので遠回りをしてオペラ座まで行ってみる。ライトアップされた夜のオペラ座(写真)もまた素晴らしい。夜が更けても人々はここに集い、短い夏のパリを心ゆくまで楽しんでいる。これからカフェでも行くか?
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