2010/02/12 - 2010/02/19
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funasanさん
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ルクソールには見所がいっぱいある。カルナック神殿見学のあと、ルクソール神殿見学に行く。
写真:ライトアップされたルクソール神殿
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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ルクソール神殿第1塔門全景(写真)。なかなか見応えのある神殿である。第1塔門の前のラムセス2世の1対の座像が見事!
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かって、ここのルクソール神殿からカルナック神殿まではスフィンクス参道(写真)によってつながっていたという。注:エジプト考古最高評議会は全長2700メートルの古代遺跡、スフィンクス参道を再建すると発表した。ルクソール全体を「屋外博物館」とする構想の一環という。(2010/02/08)
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ラムセス2世のオベリスク(写真)の高さは25m。数字だけではピンとこないが、目の前で見上げるとその巨大さが分かる。本来ここには2本のオベリスクがあったが、もう1つは1833年にフランスに持ち去られ1836年にパリのコンコルド広場に立てられた。
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第1塔門を過ぎるとラムセス2世の中庭になり、その一角にラムセス2世の立像(写真)がたくさんある。保存状態が非常にいい。
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第2塔門からはじまる「列柱廊」(写真)が見事。陽が西に傾き神殿がピンクに輝き出す。
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広々とした「アメンホテプ3世の中庭」(写真)。太陽が沈むにつれて、神殿がライトアップされ神秘的な雰囲気になってくる。いい感じ……。
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アメンホテプ3世の中庭から続く「列柱室」(写真)。ここを通り過ぎていくと最後に「至聖所」にたどり着く。
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夜になっても続々と観光客が押し寄せてくる。ラムセス2世像(写真)が赤いライトで浮かび上がってくる。
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スフィンクス参道(写真)もライトアップされ古代王宮への入り口の雰囲気満点である。
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極めつけはライトアップされた「ルクソール神殿第1塔門全景」(写真)。この中庭(ネクタネポ1世の中庭)に特設ステージを作って、ミュージカル「アイーダ」を上演したら最高であろう〜。
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それにしても、カイロやギザから遙か遠い南にあるナイル川中流域のルクソールになぜこのような巨大神殿が残っているのか?写真:夕食のパンとスープ、うまい。ホテルのレストランにて。
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ルクソールはかってはテーベと呼ばれ何世紀にも渡ってエジプト帝国の首都として繁栄を極めたという。そして、ルクソール神殿はアメンホテプ2世により着工され、トトメス3世の手を経て、ラムセス2世によって完成された。写真:本日のメイン「ビーフストロガノフ」。Good.エジプト料理に外れなし。
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「メムノンの巨像」「ハトシェプスト女王葬祭殿」「王家の谷」「カルナック神殿」「ルクソール神殿」、今日、観光した場所だけでも相当な遺跡群である。夕食後、ホテルのガーデンの夜景(写真)を見ながらエジプト古代遺跡のスケールの大きさ、技術の高さに想いを巡らす。しかし、疲れた〜。早めに寝る。
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翌日は朝8時にホテルを出発し、ルクソールの北方約80Kmにある「デンデラ」に行く。ナイル川中流域は灌漑用水(写真)が引かれ、のどかな田園風景が広がる。
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デンデラの「ハトホル神殿」(写真)に到着。ここに珍しいクレオパトラのレリーフが残っている。
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ルクソールに比べるとマイナーな遺跡らしく、観光客が少ない。ハトホル神殿(写真)は、エジプトがローマの支配となる前の古代エジプト最後の神殿である。
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神殿内部に入ると、いきなり巨大な「大列柱室」(写真)になる。高さ18mの柱(ハトホル柱)が全部で24本もある。なかなか壮観な眺め……。
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ハトホル神は愛と豊作の女神で、柱の上部にはハトホル神(写真)の顔が彫刻されている。エジプトのハトホルがギリシャ神話ではアフロディテになり、ローマ神話ではヴィーナスになる。
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大列柱室の壁や天井には、びっしりと文字や壁画が描かれている。天井にある太陽航行の図(写真)は色も鮮やかに残っている。
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神殿の最も聖なる場所「至聖所」(写真)に入る。外は暑くてもここはひんやりして気持ちいい。どの世界でも一番偉い人は一番快適な部屋に住んでいる。
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至聖所内部の壁に描かれた壁画(写真)。左右対称になっているが、中央に座っているのがハトホル神。牛の角と太陽円盤が目印なのでよく分かる。
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神殿内部の狭い階段を上って一番上の部屋に行くと「天体図」(写真)がある。実はこれはレプリカで、本物はルーブル美術館にある。
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ハトホル神殿の南側外壁に描かれたクレオパトラ(左)とカエサル(右)。足下にいるのは二人の子供のカエサリオン。
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クレオパトラがこの地にはじめて来てハトホルのことを聞いて、彼女は大きな神殿を作ろうとした。クレオパトラの意図は「カエサリオンを王位につけることをきちっと神殿の壁面にレリーフとして書き残しておくためだった」と言われている。母親の執念!
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実はクレオパトラは普段、王宮にいる時、自分のことを『イシス』と呼ばせていたという。イシスとハトホルは、「美しくて賢い」、「美しくて優しい」という女性の二面性を持っていて、この2人の女神が一体になると理想的な女性になる。
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そしてクレオパトラは、両方が一体となるような人物になりたいし、自分をそうであると思っていた。「美しくて、賢くて、優しい女性」が目の前に現れれたら……。ローマ皇帝シーザーもアントニウスも彼女に魅了されてしまった。愛と美貌と野望のクレオパトラ紀行は続く。
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デンデラのハトホル神殿見学の後、ルクソールに帰ってきてランチを取る。メインは「シシカバブ(肉の串焼き)」(写真)で、これもうまい。合格。
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ランチのあとはナイル川に沿って約280Km南下し、アスワンに行く。バスの座席は狭く、道路の路面が荒れているせいか振動も大きい。少々苦痛を感じながらアスワンまでのロングドライブを我慢する。アスワンの高級ホテル(写真)のレストランが本日の夕食会場になっていた。これは期待できる。
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ビュッフェカウンターからうまそうな料理を選んで私の夕食メニュー(写真)を作る。まずは、パン、スープ、サラダ等の前菜から……。
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お次はメイン(写真)の肉と魚を少量ずつ。そして、最後にデザートの数々……。大変満足いく食事であった。今回のツアーの料理はVery Good.
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夕食の後は、大型フェリーに乗って今夜のホテルに向かう。アスワンの街の灯が川辺に写って美しい。暑さも収まり涼しい風が吹いてきて快適なクルージングになる。
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15分ほどで「ピラミサ・イシス・アイランド・ホテル」(写真)に着く。ナイル川に浮かぶ小さな島全体が1つのホテルになっており、アスワンでは最高級のホテルという。期待が持てる。
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客室(写真)は上品なヨーロピアンスタイルで非常にいい。この日も疲れているので、シャワーを浴びて早めに寝る。
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目覚めの朝!エジプトは雨が全く降らず毎日快晴でうれしくなる。早起きしてホテル周辺(写真)を散歩する。
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ここはナイルに浮かぶ小さな島、目の前にナイル川(写真)が滔々と流れる。ここまでくると水が結構綺麗である。
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吹き抜けのホテル・ロビー(写真)にもどって、朝食レストランに行く。
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朝食レストラン(写真)は広くてしかも気品がある。朝の光を感じながら優雅な朝食の開始である。
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ビュッフェカウンターから適当にピックアップして本日の朝食メニュー(写真)を作る。気分も盛り上がっているせいか、実にうまい。
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やはり、高級ホテルのダイニングルーム(写真)での朝食は気分がいい。妻と二人でゆっくり食事をする。
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出発までに少々時間があったので、カメラを持ってホテル内を一周してみた。まずは、ナイル川に張り出した展望テラス席(写真)が素晴らしい。
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モデルになった我が妻(写真)。ナイル川の流れを前にして「私は綺麗で、賢くて、優しい、現代のクレオパトラよ〜」
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真冬(2月)に咲いているピンクの花。青い空。朝から強烈な太陽が照りつける。
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ナイル川に沿った散歩道から少し上った丘の上に素晴らしいガーデンプール(写真)がある。
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朝早いので、まだお客は誰もいない。風も音もない静寂、エジプトの強烈な太陽光線がプールに射し込む。
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プールを見下ろす高台にレストラン(写真)がある。
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プールサイドレストランからのホテル全景(写真)。私はこういうロケーションが大好きで、こんな高級リゾートホテルなら是非ロングステイしてみたい。
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参考までに帰国後ネットで3月上旬の宿泊料金を調べてみたら、1泊1室(ツインルーム:2名の朝食付き)の値段が1万円程度だった。写真:プールサイド
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夕食は150エジプトポンド(約2250円、1ポンド=15円換算)なので、1人1泊2食8000円程度で宿泊できる。
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1週間7泊滞在して6万円程度か〜。ナイルに浮かぶ高級リゾートホテル「ピラミサ・イシス・アイランド・ホテル」私は気に入った。
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しかし、日本からエジプトのアスワンまで個人で手配したら航空券その他、いくらかかるのか?やはり、アスワンは遠い。
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