オヤジのEat to 台湾３回目 No７

2014/09/02 - 2014/09/09

旅行7日目、旅も終盤なので市内の公園等を散策しました。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食を済ませ、先ずはホテル近くの中山堂へ。
　台湾では他の場所でも中山堂を見るので地元の方にその意味を聞くと「演劇やコンサートとを開く会場」だそうです。日本で言えば「○○市民会館」と言ったところですね。

で…中に入るとボランティアのオジサンが「ニーハオ」。私が「こんにちわ」と返すと、「おー日本人、日本語のパンフレットです」と日本語で渡してくれました。後は中国語の説明でしたが…
　説明を要約すると、このビルは日本統治時代の約80年前に日本人の設計で建てられ、当時は「台北公会堂」と言う市民集会の場所だつたそうです。

朝ドラ「ごちそうさん」のシーンで、大阪府庁やNHK放送局の場面としてこんな廊下がよく使われていたのを思い出しました。

何かのリハーサルをしていたのでパチリ。

中山堂を出てすぐ近くの城中市場へ。

こんな衣類専門店を抜けると…

飲食店エリアに。この店は「老牌牛肉拉麺大王」。
　最近もテレビ番組で有名な男優が訪れ、「スープを水筒に入れて持って帰りたいくらい美味しい」とコメントしてました。ならばお味見をと思い……。

ウーン。私はスープを持って帰るどころか一口飲んだら後はダメ。関西人には罰ゲームみたいなものです。男優さんは「私は名古屋出身なのでピッタリ」とも言ってましたが…?
　ま、「美味しいの」基準は人それぞれ、話のネタになりました。

隣にブッフェスタイルの店がありました。次回はこの店に挑戦したいと思います。

お腹も一杯になったので、近くの「228和平公園」へ。中華庭園に癒やされます。

鳥と亀の呉越同舟。日本では余り見られない光景です。

この風景を見ていると、あー台湾だなぁーと旅情をかきたてられます。

小休止の後、隣の国立台湾博物館へ。
　日本統治時代(約100年前)に立てられた重厚な建物です。

内部は列柱とドームのあるギリシア風。

大理石はイタリア産です。
展示物は、台湾固有種の動植物や先住民の資料。

再度、228和平公園に戻り昼寝をして、ホテル近くの西門へ。台湾の原宿と言われるだけあって賑やかです。

西門のシンボル「西門紅楼」。この建物は約100年前の公設市場で日本人が設計したそうです。

早朝の「西門紅楼」。

昼の「西門紅楼」

お腹も空いたので、まずはテレビでお馴染みの「阿宗麺線」店へ。
　スゴイ行列です。

行列店なので従業員の手さばきは抜群です。

注文時に「大か小か、台湾パクチOK ?」と聞かれます。写真は小(50元)。汁はあんかけです。
　で…お味は…
素麺に腰がないのでとろみスープと食べると団子状態。特に紙スプーンで食べるので麺を食べた感じがしないです。箸で食べれば美味しいかも…。話のネタになりました。

続いてかき氷の「三兄妹」店。
　前回はこの近くにあるテレビでお馴染みの「芒菓怡怡」で食べたので、今回はこの有名店で。

マンゴかき氷は飽きたので、オーソドックスに小豆かき氷を。60元
　お味のの方は…
台湾のかき氷は日本のように氷に蜜をかけて食べるのではなく、乗せている果物を食べる方式なので、氷は刺身のつまみたいな存在です。よって食べてもよし、食べなくともよしと言った具合です。
　よってきめ細かく削られた氷と小豆が混じることもなく、ひたすらあんこを食べている感じです。氷を食べると口の中がパサパサになり、水、水と叫びたくなります。

続いて最近のガイドブックに載っている牛肉麺の「牛店」へ。店構えがデザイナーズぽいです。

店内です。当然牛の絵が…

伝統的な牛肉麺ではなく、アレンジされた新しい牛肉麺です。160元
　お味は…
日本のお店で売っている「台湾担々麺」といった感じで結構美味しいです。☆☆です。

次も最近のガイドブックに載っている「鴨肉扁」店。

鴨肉麺と鴨肉を食べました。普通に美味しいです。合計150元

次は最近できたと思われる「牛公館」180元。そこそこいけます。
　店内で男女の日本人学生10人程が騒いでました。

これも杏仁豆腐で有名な「手記杏仁豆腐」店。注文したのは杏仁豆腐氷(85元)。
　で……お味は☆☆☆。

何故って、このかき氷は日本的です。
　外観は白いだけで地味ですが、底に写真のような杏仁豆腐と小豆が入っており、氷と杏仁豆腐と小豆が美味く混じり、最後まで食べられます。日本の「小倉かき氷」以上の美味しさです。

次の行列店はこの「老天禄食品」店

行列の先はこの鶏の足。テレビで芸人が食べているのを見たことがあります。地元の女子高生に人気ですが…日本人ビジネスマンはケースの前で「これはちょつとね…」とポツリ。私も無理です。

腹も満たしたのでストリートへ。
　兄ちゃんがパフォーマンスを披露してました。アクロバットダンスですね。観客はソコソコ。

どこからともなくハープの音色が。沢山の人が聞き入ってます。全体的には「美女と野獣」のワンシーンとの印象で、父娘の関係に見えますが……
　
　実はお二人とも車いすの方です。ライトのところに障害者に与えられる行政からの演奏(道路使用)許可証が置いてあります。

　二人の息がぴったりの音色にオヤジの目から涙…。続く。