2014年7月 中欧4ヵ国とドイツをめぐる鉄道の旅 (7) ブラチスラバ～オストラバァ IC501 EC150乗り鉄編

2014/07/18 - 2014/07/28

今年の夏は２年前から計画していた中欧鉄道の旅。当初はドイツのフランクフルトからハンガリー（ブダペスト）オーストリア（ウィーン）チェコ（プラハ）と周る予定でしたが、ドナウ川の高速船利用も加えてスロバキア（ブラチスラバ）の中欧４ヵ国とドイツ（ベルリン）を加えた鉄道の旅となりました。

第７回はブラチスラバからオストラバまで鉄道の旅を紹介します。
最終目的地はチェコのプラハです。

今回の鉄道利用は以下のとおりです。
ブタペストからウィーンまではオーストリアの誇るレールジェットに乗車。この列車はエコノミー・ファースト・ビジネスと3クラス制で、一番上のクラス　ビジネスクラスに乗車しました。

ウィーンからブラチスラバまでは 鉄道の移動だけではつまらないのでTWIN CITYLINERというドナウ川高速船に変更。このクルーズ船は国際航路でありながら60分と短い時間でブラチスラバに到着します。船での移動も楽しい思い出になりました！

ブラチスラバからはチェコの誇るSC（スーパーシティ）に乗車する為、ジリナ経由でオストラバからプラハまでSCに乗車しました。昔は同時刻（5時35分）出発でプラハに9時35分到着するSCがあったのですが、今はチェコ国内専用で運行しているようです。結局プラハ到着14時39分となりました。

最後はプラハからベルリンまでEC176に乗車。プラハを出るとヴルタヴァ（モルダウ）側沿いを走る車窓の景色が素晴らしい路線でした。

今回の世界遺産
ハンガリー
ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト　
（文化遺産）登録年：1987年 2002年

オーストリア
ウィーン歴史地区（文化遺産）登録年：2001年
シェーンブルン宮殿と庭園群（文化遺産）登録年：1996年

チェコ
プラハ歴史地区（文化遺産）登録年：1992年

全日程
7月12日（土）
福岡空港からJAL001便で成田空港に移動
成田 10時30分発 JAL413便 ヘルシンキ 14時55分着
ヘルシンキ AY755便　17時00分発 ブダペスト 18時20分着

7月13日（日）　ブダペスト市内観光

7月14日（月）
ブダペスト 13時10分発 レールジェット66　ウィーン 15時56分着

7月15日（火）　 ウィーン市内観光

7月16日（水）
ウィーン 13時00分発　TWIN CITY LINER（ドナウ川観光船）
ブラチィスラバ 13時59分着　ブラチィスラバ市内観光

◎7月17日（木）　　
ブラチィスラバ 5時33分発　EC150 ジリナ　7時44分着
ジリナ　8時21分発　EC105　オストラヴァ　10時15分着　
オストラヴァ 11時27分発SC（スーパーシティ）510 プラハ 14時39分着

7月18日（金）　プラハ市内観光

7月19日（土）
プラハ 8時29分発　EC176　ベルリン 13時15分着
ベルリン市内観光

7月20日（日）
ベルリン 17時15分発 AB（エアベルリン）6567便
フランクフルト 18時40分着
フランクフルト 19時30分発 JAL408便　

7月21日（月）
JAL408便　成田空港　15時25着
羽田空港 18時30分発 JAL329便　福岡空港 21時15分着

写真はブラチスラ発コシツェ行きIC501列車

エリア その他の都市(スロバキア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

6日目 2014年7月17日（木）

今日は早朝出発でホテルを４時45分にチェック・アウト
徒歩でまだ薄暗いブラチスラバ駅に到着。

ブラスチラバ駅構内

IC（InterCity）501列車　　時刻表
BRATISLAVA HI.ST 5時37分発
TRNAVA 6時02分発
TRENCIN 6時43分発
ZILINA 7時49分発

KOSICE行き　10時41分着

ブラスチラバ駅

ホームでIC501列車を待ちます。

5時9分 IC501列車が入線して来ました。

１両目が１stクラスです。

チケットは日本で購入。

ブラチスラバ発　コシツェ行き　IC501列車　14番ホームから出発。

ファーストクラスの室内

指定されたのは一番後ろの席で進行方向の席だったのですが、柱が大部分で窓が小さく車窓を楽しみにしている自分としては、発車を待つ事もなく別の勝席に移動しました。

ファースト・クラスの利点は乗客が少ないので（特に早朝なので）車窓の景色が良く見える席に移動できるのが良いところ。

となりの車両は食堂車。朝食を食べに来たのですが、窓ガラスが汚れていて断念！

モーニング・コーヒーのサービス

5時37分定刻どおり　BRATISLAVA HI.STを出発　

しばらく車窓の景色をお楽しみ下さい。

異国の地でこのような車窓に広がるほまわり畑を見ると映画「ひまわり｣と哀愁の主題曲を思い出してしまいます（昔の映画なので知っている人は少ないかもしれません）

6時01分　TRNAVA.ST到着

山の上には小さなお城が！行ってみたくなるようなお城です。

6時46分　TRENCIN.ST到着。
外もだいぶ明るくなってきました。　

また、しばらく車窓の景色をお楽しみ下さい！

いきなり、霧の中に突入！　モノクロ撮影したみたい。

数分で霧から脱出しました。

しばらく車窓の景色をご覧ください。

7時56 ７分遅れでZILINA.STに到着しました。　　　　　　　　　　

この駅で乗換えます。

IC501列車を見送ります。

ジリナ駅

少しだけ時間があるので、外に出てみます。

ジリナ駅前のようす

駅と駅構内は必ず撮影（撮影禁止の所も有るので注意が必要です）

駅構内を撮影していると、上にスタンドグラスがあるよ！と教えてくれました。民族衣装を着た人たちのステンドグラスとても親しみのあるデザインでした。

次の列車は撮影失敗で電光掲示番よく見えません。
（シャッター速度が速いとこんな写真になります）

EC（EuroCity）150列車時刻表
ZILINA　　　　　 　 　 　 8時22分発
KYSUCKE NOVE MESTO 8時32分着
CADCA　　 　　　　　　　 8時49分着
TRINEC　　　　　　 　　　9時13分着
CESKY TESIN 　　 9時21分着
KARVINA HL.N　　　　　 9時41分着
BOHUMIN　　　　　　　 9時57分着

OSTRAVA HL.N. 　　 10時12分着
（この駅で降ります）
PRAHA-LIBEN 13時46分着
（終着駅）

海外の駅はこのように奥に隠れたホームがあるので注意が必要です。

昔、パリリヨン駅でこのような奥まったホームが分らずあと少しで乗り遅れる経験があります。ヨーロッパの駅はホームのレイアウトと理解していないと慌ててしまいます。

EC150列車を探し当て早速乗車します。
ファーストクラスは一番後ろの車両なので、前の機関車まで遠いので機関車の写真は諦めました。

この列車のファースト・クラスは赤が基本の室内。

中央はBOX席です。

EC150列車のチケット

定刻どおり8時22分ジリナ駅を出発。

しばらく車窓をお楽しみ下さい。

食堂車　先程乗車したIC501列車の食堂車よりシンプルだけど白で統一されシックな感じ！

ティーとオレンジジュースから

この食堂車で食べる朝食はすごく幸せな気分になりました。

7分遅れ 9時20分　TRINEC駅に到着。

9時31分 CESKY TESIN駅　10分遅れで到着。 　　　　　　　　　　

9時50分 KARVINA HL.N 10分遅れで到着

10時04分
6分遅れでBOHUMIN駅に到着　　　　　　　　　　　　　　

10時00分間もなくオストラバ駅に到着

最後尾車両から撮影。

途中は遅れていたのですが、定刻10時12分オストラバ駅に到着しました。

出発しない内に最後部の車両からダッシュで先頭の機関車を撮影！

これだけは絶対に撮り忘れてはいけません。

去りゆくEC150列車。この列車の終着駅はプラハ。そのまま乗車していれば今日の最終目的地プラハに到着します（プラハ13時53分着）

乗り鉄でないと理解できないと思いますが、SC（スーパーシティ）に乗りたいので、この駅で乗り換えます。

SC508 時刻表
OSTRAVA HL.N. 11時19分発
PRAHA.HL.N 14時27分着

オストラバ中央駅　待ち時間が約１時間なので、遠くへ行く冒険はしないで駅の廻りを散策してました。

駅前のトラム

第８回は、今日の目的の列車（SC）スーパーシティでプラハに向かいます。

2014年10月16日 投稿

2014年7月 中欧4ヵ国とドイツをめぐる鉄道の旅 (8) オストラヴァ～プラハ乗り鉄編に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/10909281