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「卯子酉様(うねどりさま)」と「愛宕神社」でスタートして、今日もまた朝から遠野ワールドにどっぷり・・・。<br /><br />次に向かったのは、「卯子酉様」の脇にある山道を、300mほど上ったところにある、斜面いっぱいに積み重なる苔生した花崗岩たち。何百という花崗岩ひとつひとつには、江戸時代の飢饉で犠牲となった者たちを供養するため、ひとりの和尚さまが彫った羅漢像が描かれている・・・。<br /><br />山奥の斜面に突然現れる「五百羅漢」・・・山奥の静寂の中で、黙々と祈りながら彫り続けた和尚さまの思いがまだそこに残っているかのような・・・荘厳で圧巻な光景なのであった。<br /><br />

連れ合いは入院中~!だけどごめんね!十年ぶりの1人旅に行ってくるわ! ⑬ ★☆幻惑と不思議の郷、遠野☆★五百羅漢☆★

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2014/06/10 - 2014/06/10

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こあひる

こあひるさん

「卯子酉様(うねどりさま)」と「愛宕神社」でスタートして、今日もまた朝から遠野ワールドにどっぷり・・・。

次に向かったのは、「卯子酉様」の脇にある山道を、300mほど上ったところにある、斜面いっぱいに積み重なる苔生した花崗岩たち。何百という花崗岩ひとつひとつには、江戸時代の飢饉で犠牲となった者たちを供養するため、ひとりの和尚さまが彫った羅漢像が描かれている・・・。

山奥の斜面に突然現れる「五百羅漢」・・・山奥の静寂の中で、黙々と祈りながら彫り続けた和尚さまの思いがまだそこに残っているかのような・・・荘厳で圧巻な光景なのであった。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
タクシー 新幹線 JRローカル
旅行の手配内容
個別手配

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  • 駐車場の脇に「卯子酉様(うねどりさま)」があり、その横に「愛宕神社」に上る石段の入口と、「五百羅漢」へと続く山道があります。<br /><br />だいたい300mくらいで「五百羅漢(ごひゃくらかん)」だと書いてありますが・・・山道だし、こういう表示を見ると、大概、それよりも長く感じてしまうことが多いですね。

    駐車場の脇に「卯子酉様(うねどりさま)」があり、その横に「愛宕神社」に上る石段の入口と、「五百羅漢」へと続く山道があります。

    だいたい300mくらいで「五百羅漢(ごひゃくらかん)」だと書いてありますが・・・山道だし、こういう表示を見ると、大概、それよりも長く感じてしまうことが多いですね。

  • ぎゃは〜!やっぱり〜!観光協会のアドバイスで、クマ鈴はつけてるけど、運悪く巡り会ったら、どうしたらいいのだろう・・・。

    ぎゃは〜!やっぱり〜!観光協会のアドバイスで、クマ鈴はつけてるけど、運悪く巡り会ったら、どうしたらいいのだろう・・・。

  • 「五百羅漢登り口」とあります。なんだかドキドキ。

    「五百羅漢登り口」とあります。なんだかドキドキ。

  • ずっと緩やかな上り坂。<br /><br />左右に迫る森・・・。こうして写真で見ると、爽やかな森林浴って感じにみえるけど、クマが出るかも・・・虫が飛んでくるかも・・・蛇が出てくるかも・・・なんて、けっこうドキドキしながら速足で歩いています。<br /><br />それでも、一応、人が通れるようにちゃんと道をつくってあるのでまだいいよね。

    ずっと緩やかな上り坂。

    左右に迫る森・・・。こうして写真で見ると、爽やかな森林浴って感じにみえるけど、クマが出るかも・・・虫が飛んでくるかも・・・蛇が出てくるかも・・・なんて、けっこうドキドキしながら速足で歩いています。

    それでも、一応、人が通れるようにちゃんと道をつくってあるのでまだいいよね。

  • 鬱蒼とした森ってわけでなく、割と明るいんですが・・・あまりにもひと気がないところをひとりで・・・ってのは、いつ予想しないものに遭遇するかという緊張感があります。

    鬱蒼とした森ってわけでなく、割と明るいんですが・・・あまりにもひと気がないところをひとりで・・・ってのは、いつ予想しないものに遭遇するかという緊張感があります。

  • 分かれ道・・・あちらへ行くと、先ほど訪れた「愛宕神社」へと続いているみたい。山続きになっているのかな。

    分かれ道・・・あちらへ行くと、先ほど訪れた「愛宕神社」へと続いているみたい。山続きになっているのかな。

  • 公園とかじゃなく・・・自然のまんまってのが・・・よけいに未知のものと遭遇しそうで・・・。<br /><br />一人なのでおしゃべりしながら歩けないし、写真を撮るため立ち止まると、クマ鈴が鳴り止んでしまうので、立ち止まっているときにも、リュックにぶら下げているクマ鈴を、手動でやたら鳴らしてみたり・・・。

    公園とかじゃなく・・・自然のまんまってのが・・・よけいに未知のものと遭遇しそうで・・・。

    一人なのでおしゃべりしながら歩けないし、写真を撮るため立ち止まると、クマ鈴が鳴り止んでしまうので、立ち止まっているときにも、リュックにぶら下げているクマ鈴を、手動でやたら鳴らしてみたり・・・。

  • 300mっていっても、だいぶ遠くかんじるわね・・・。

    300mっていっても、だいぶ遠くかんじるわね・・・。

  • 10分くらい歩いたでしょうか(もっともっと長く感じましたが・・・)・・・斜面がきつくなって・・・花崗岩が出現しました。

    10分くらい歩いたでしょうか(もっともっと長く感じましたが・・・)・・・斜面がきつくなって・・・花崗岩が出現しました。

  • どうやら、あの木橋を渡った向こう側の斜面に「五百羅漢」がありそうです。<br /><br />私が上ってきたのとは別の方向から、車でこの手前あたりまで来れるみたい。<br /><br />おじさんが一人・・・お先に撮影中〜。普通なら、ちょうどそこに立っていられると邪魔な位置なんだけど・・・他に人がいたことがちょっと嬉しい。

    どうやら、あの木橋を渡った向こう側の斜面に「五百羅漢」がありそうです。

    私が上ってきたのとは別の方向から、車でこの手前あたりまで来れるみたい。

    おじさんが一人・・・お先に撮影中〜。普通なら、ちょうどそこに立っていられると邪魔な位置なんだけど・・・他に人がいたことがちょっと嬉しい。

    五百羅漢 名所・史跡

  • 梅雨の真っただ中なので、地面は水を含んでぬかるみ・・・苔は生き生きして・・・気温は全然暑くないけど、じめっと湿気たっぷりな空気。

    梅雨の真っただ中なので、地面は水を含んでぬかるみ・・・苔は生き生きして・・・気温は全然暑くないけど、じめっと湿気たっぷりな空気。

  • 木橋を渡ると、先ほどまでのような歩き易い道はありません。<br /><br />ぬかるんだ土の上にごろごろと転がる、苔生した岩の間を、適当に足場を探して通る・・・という感じです。<br /><br />花崗岩はいっぱい転がっていますが、苔生し過ぎていて、羅漢像が彫られている岩がどれなのか全然わかりません。<br /><br />今いるのは、斜面の下の辺りで、岩も小さめで、数もやや疎らです。この辺の岩にも彫られているのかしら?

    木橋を渡ると、先ほどまでのような歩き易い道はありません。

    ぬかるんだ土の上にごろごろと転がる、苔生した岩の間を、適当に足場を探して通る・・・という感じです。

    花崗岩はいっぱい転がっていますが、苔生し過ぎていて、羅漢像が彫られている岩がどれなのか全然わかりません。

    今いるのは、斜面の下の辺りで、岩も小さめで、数もやや疎らです。この辺の岩にも彫られているのかしら?

  • 岩がゴロゴロしている道なき急斜面を上っていきます。

    岩がゴロゴロしている道なき急斜面を上っていきます。

  • このあたりの、丸くなって転がっている岩にも彫ってあるのかな〜?

    このあたりの、丸くなって転がっている岩にも彫ってあるのかな〜?

  • この斜面以外は、普通に木や草が生えているだけです。一部の斜面だけに花崗岩が重なるように転がっているって光景は、そこだけ異様な感じです。

    この斜面以外は、普通に木や草が生えているだけです。一部の斜面だけに花崗岩が重なるように転がっているって光景は、そこだけ異様な感じです。

  • 斜面を上がるにつれて・・・岩が積み重なるように増えていき・・・圧倒されてしまいます。

    斜面を上がるにつれて・・・岩が積み重なるように増えていき・・・圧倒されてしまいます。

  • 岩のない場所は、こんな感じで普通の山の中。

    岩のない場所は、こんな感じで普通の山の中。

  • 今よりも平均気温が3℃も低かった江戸時代、高冷地の遠野はしばしば凶作に見舞われ、宝暦5〜6年(1755〜6年)、天明2年(1782年)などの大飢饉には、多くの犠牲者を出しました。<br /><br />心を痛めた大慈寺の義山和尚は、その供養のため、明和2年(1782年)から数年をかけてこの「五百羅漢」を彫りあげました。

    今よりも平均気温が3℃も低かった江戸時代、高冷地の遠野はしばしば凶作に見舞われ、宝暦5〜6年(1755〜6年)、天明2年(1782年)などの大飢饉には、多くの犠牲者を出しました。

    心を痛めた大慈寺の義山和尚は、その供養のため、明和2年(1782年)から数年をかけてこの「五百羅漢」を彫りあげました。

  • ひとつひとつ祈りを込めて・・・こんな山奥の斜面で黙々と彫り続けたのですね・・・。

    ひとつひとつ祈りを込めて・・・こんな山奥の斜面で黙々と彫り続けたのですね・・・。

  • あ、苔の下に、やっと彫ってある羅漢像が少し見えました。<br /><br />彫ってあるというのは、岩に、彫って線描きしているのですね。

    あ、苔の下に、やっと彫ってある羅漢像が少し見えました。

    彫ってあるというのは、岩に、彫って線描きしているのですね。

  • けっこう急な斜面なんですよ。

    けっこう急な斜面なんですよ。

  • 何しろ江戸時代に彫られてから、風雨にさらされてきたので・・・でも、色々な羅漢像が描かれているようです。

    何しろ江戸時代に彫られてから、風雨にさらされてきたので・・・でも、色々な羅漢像が描かれているようです。

  • (たぶん)一番高いところあたりに、「禁山中喧嘩口論」と書かれた岩もあります。

    (たぶん)一番高いところあたりに、「禁山中喧嘩口論」と書かれた岩もあります。

  • たくさんの岩が重なるようになっているところでは、足の踏み場もないほど・・・。

    たくさんの岩が重なるようになっているところでは、足の踏み場もないほど・・・。

  • 辺りはあまりにも静寂・・・それでも時々、何かの物音がするので、ドキッとします。<br /><br />「五百羅漢」は、「遠野物語」には出てこなかったと思うのですが、こういうふうに峠をひとりで越える時、色々不思議なことがあってもおかしくないほど、全神経が研ぎ澄まされる感覚になります。

    辺りはあまりにも静寂・・・それでも時々、何かの物音がするので、ドキッとします。

    「五百羅漢」は、「遠野物語」には出てこなかったと思うのですが、こういうふうに峠をひとりで越える時、色々不思議なことがあってもおかしくないほど、全神経が研ぎ澄まされる感覚になります。

  • 怖いとかいうような雰囲気はないですが、クマや虫が出て来やしないかと、無駄にクマ鈴を鳴らし続けながら・・・。<br /><br />

    怖いとかいうような雰囲気はないですが、クマや虫が出て来やしないかと、無駄にクマ鈴を鳴らし続けながら・・・。

  • そこだけ空気が凛としているような「五百羅漢」でした。<br /><br />「五百羅漢」から、おそらく1kmほどのところに、「程洞のコンセイサマ」というスポットもあるのですが・・・ひとりでの山歩きに疲れてしまったので、来た道を戻り山を下りることにします。

    そこだけ空気が凛としているような「五百羅漢」でした。

    「五百羅漢」から、おそらく1kmほどのところに、「程洞のコンセイサマ」というスポットもあるのですが・・・ひとりでの山歩きに疲れてしまったので、来た道を戻り山を下りることにします。

  • 「卯子酉様」脇の駐車場まで戻りました。もうすぐ10時半になります。<br /><br />この後、タクシーを呼んで、ここから8kmほどのところにある、国の重要文化財の「南部曲り家千葉家」に行く予定です。<br /><br />でも(私にしては)出足が早かったので、今回時間がなくて行けないだろうと予定から外した「続石」にも(千葉家と近いので)、やっぱり寄ってみよう!と、急きょ予定を追加することに決めました。<br /><br />⑭に続きま~す。<br /><br />

    「卯子酉様」脇の駐車場まで戻りました。もうすぐ10時半になります。

    この後、タクシーを呼んで、ここから8kmほどのところにある、国の重要文化財の「南部曲り家千葉家」に行く予定です。

    でも(私にしては)出足が早かったので、今回時間がなくて行けないだろうと予定から外した「続石」にも(千葉家と近いので)、やっぱり寄ってみよう!と、急きょ予定を追加することに決めました。

    ⑭に続きま~す。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • akikoさん 2014/10/16 22:43:12
    義山和尚さんが偲ばれる五百羅漢
    こあひるさん

    たくさんある東北の旅行記の中で、今日は遠野の五百羅漢を見せていただきました。
    表紙の写真にまず惹かれ、それからこあひるさんの「何百という花崗岩ひとつひとつには、江戸時代の飢饉で犠牲となった者たちを供養するため、ひとりの和尚さまが彫った羅漢像が描かれている」という説明にもとても惹かれました。

    こんな足場の悪い山の斜面でひとつひとつ丁寧に彫っていかれたのでしょうか。それも数年をかけて・・・村の人たちに対する思いやり、愛情が伝わってきますね。(私もこのような彫石や石仏が好きで、あると聞けば、見に行きたくなります)

    ぜひ見たいとはいえ、熊が出るかもしれない道や岩がゴロゴロしているぬかるんだ道なき急斜面を登っていくのは大変だったでしょう。こあひるさんのお陰で、私たちは楽して見せてもらえることに感謝です!
    道なき道の先にあったどの羅漢さんも厳しいお顔をされていますね。厳しい修行をして、村の民を見守り助けるぞ!っとおっしゃっているような気がします・・・

    羅漢さんを見られたあとの白の小ぶりの花や赤紫の花を見られて、心が和まれたのではないでしょうか。可愛い野草ですね〜

    akiko

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2014/10/21 10:41:27
    RE: 義山和尚さんが偲ばれる五百羅漢
    akikoさん、こんにちは。

    遠野あたりは、当時は稲作の北限で、ほんとに飢饉が多く、たくさん農民が亡くなっていったり、子供を間引いたり、凄まじいことがたびたび起きていたようです。

    供養のための五百羅漢・・・和尚様ですら、耐えがたく忍びない強い思いを抱いたのでしょうね。

    心優しいakikoさんが惹かれるのはわかるような気がします。

    五百羅漢まで、距離的にはそんなにないんですけれど、ひとりの山歩きは、かなりドキドキヒヤヒヤでした。でもあの場所だけ、凛とした張りつめたような静けさと荘厳さを感じました。

    > たくさんある東北の旅行記の中で、今日は遠野の五百羅漢を見せていただきました。
    > 表紙の写真にまず惹かれ、それからこあひるさんの「何百という花崗岩ひとつひとつには、江戸時代の飢饉で犠牲となった者たちを供養するため、ひとりの和尚さまが彫った羅漢像が描かれている」という説明にもとても惹かれました。

    野草などのお花がキレイな時期だったので、異空間ですごしたあとにお花を見かけると、平穏の温かさがしみじみ有難いな〜とほっとしました。

    こあひる
  • 白い華さん 2014/10/16 20:11:03
    遠野の 五百羅漢」は ひとり・・・では 恐ろしい 山中。
    今晩は。

    遠野は、一泊しながら、「1日・・・じっくり!と 廻った 場所」なので、しっかり、記憶に 残っています。
    田園風景が 似合う! 素朴な 見所・・・が 遠野の 名所・観光地。

    「五百羅漢」は、 ホテルから 山道・・・を 歩いても、歩いても 到着しない! 場所。で 
    ひとり旅!で 行った・・・こあひるさん。
    さぞかし、「怖かっただろうなぁ〜」と 思っています。

    「羅漢・・・の 石像」も、 山中・・・の 道無き 山中。に アチコチ、散らばってて、石像探し!も 一苦労だった・・・と 記憶しています。

    「オシラサマ・・・の 祀られている! おしら堂」は 「伝承園」の 中。でしたよね。
    また、カッパ淵・・・も 近い!のは、
    ふた箇所が 一度に 見られて、良かったデス。
    「カッパ淵」も、 まぁ〜 「テレビや 観光地だ」と 紹介されている。ので 「そうなんだ〜」と 思います。が
    「遠野の 観光名所」は、 田園地帯・・・の 中!の 自然な シーンばかり。。。
    『 遠野物語 』 って 云う・・・文学!が バックアップしてくれている。って 思ったりしました。

    難武曲がり屋「千葉家」は ちょっと・・・方向が 離れてて、
    私は 行かれなかった。のですが、 「立派!な 家屋」で 見応え!が ありますね〜。

    町中・・・の 「博物館など」も、
    モダンな 展示方。に 上手に 「古来・・・の 昔話など。の 説明が 成されてて」 とても、好印象!と なっています。

    じっくり・・・と「一日 に 一箇所!を 観光する」のは、
    今回の 東北・山形の旅!でも そう・・・でした。が
    「いい〜モンだ」と 思ったりします。

    ちょっと、遠距離の 旅!だと、 なかなか・・・次!が なくて、
    「ザッ!と 見て、次へ・・・」と 急いでしまいます。が
    「里山の 旅!の 代表格・・・の 遠野」は
    私も 大好き!な 場所・・・で、 こあひるさんが 詳しく、レポートしてくれて、 楽しみながら・・・旅の 記憶!を たどっています。 

    ご主人様を 連れて、 「再び!の 遠野」ですか〜?
    ジンギスカンが 名物!なので、 ご主人様は 「食・・・を 楽しめそう」ですよね。
    また、「二度目・・・の 遠野」も 楽しみ!に しています。
         それでは また 

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2014/10/20 12:29:05
    RE: 遠野の 五百羅漢」は ひとり・・・では 恐ろしい 山中。
    白い華さん、こんにちは。

    > 遠野は、一泊しながら、「1日・・・じっくり!と 廻った 場所」なので、しっかり、記憶に 残っています。
    > 田園風景が 似合う! 素朴な 見所・・・が 遠野の 名所・観光地。

    拓けているところは一面の田んぼ、集落の後ろまで迫る山々・・・車でないわが家ふたりは、ひたすら田園風景の中の散策を楽しんできましたよ〜。長閑すぎてすごく癒されました。

    > 「五百羅漢」は、 ホテルから 山道・・・を 歩いても、歩いても 到着しない! 場所。で 
    > ひとり旅!で 行った・・・こあひるさん。
    > さぞかし、「怖かっただろうなぁ〜」と 思っています。

    実際にはそんなに距離はなかったのですが・・・全くひと気のない森の中は、ほんとに心細かったです。何しろ、クマや蛇や虫など、突然出てきたら怖ろしいので・・・ドキドキでした。

    > 「羅漢・・・の 石像」も、 山中・・・の 道無き 山中。に アチコチ、散らばってて、石像探し!も 一苦労だった・・・と 記憶しています。

    そうなんですよね。湿り気のある滑りやすい斜面に、ごろごろ転がっていて、どこを上っていけばいいのか道もなく・・・どれが羅漢像を彫ってある石なのか、どれが単に岩なのか、区別がつかないほど苔生してましたね。

    > 「オシラサマ・・・の 祀られている! おしら堂」は 「伝承園」の 中。でしたよね。
    > また、カッパ淵・・・も 近い!のは、
    > ふた箇所が 一度に 見られて、良かったデス。
    > 「カッパ淵」も、 まぁ〜 「テレビや 観光地だ」と 紹介されている。ので 「そうなんだ〜」と 思います。が
    > 「遠野の 観光名所」は、 田園地帯・・・の 中!の 自然な シーンばかり。。。

    私が訪れた時、カッパ淵にはひと気もなく、梅雨の天候のせいもあり、それなりに雰囲気がありました。カッパをつる竿が立てられていたってのは、観光地っぽかったですが・・・。

    > 難武曲がり屋「千葉家」は ちょっと・・・方向が 離れてて、
    > 私は 行かれなかった。のですが、 「立派!な 家屋」で 見応え!が ありますね〜。

    こちらは不思議スポットではないのですが、遠野の人々の暮らしぶりを偲ぶにはよかったです。といっても、かなりの豪農のおうちですがね・・。もともと建っている場所そのままなのはよいですね。

    > 町中・・・の 「博物館など」も、
    > モダンな 展示方。に 上手に 「古来・・・の 昔話など。の 説明が 成されてて」 とても、好印象!と なっています。

    市立博物館もよかったし、不思議スポットに説明板があるのは有難いですよね。

    > じっくり・・・と「一日 に 一箇所!を 観光する」のは、
    > 今回の 東北・山形の旅!でも そう・・・でした。が
    > 「いい〜モンだ」と 思ったりします。
    > ちょっと、遠距離の 旅!だと、 なかなか・・・次!が なくて、
    > 「ザッ!と 見て、次へ・・・」と 急いでしまいます。が
    > 「里山の 旅!の 代表格・・・の 遠野」は
    > 私も 大好き!な 場所・・・で、 こあひるさんが 詳しく、レポートしてくれて、 楽しみながら・・・旅の 記憶!を たどっています。

    車だと、次へ次へと効率的に動けるのでうらやましいですよ〜。わが家の場合は、連れ合いが景色など見えないので、食べたり休んだりを取り入れながら・・・ゆっくりめに巡るスタイルになってしまいます(って、一番の原因は、私の撮影に時間がかかること・・・かな)。

    > ご主人様を 連れて、 「再び!の 遠野」ですか〜?
    > ジンギスカンが 名物!なので、 ご主人様は 「食・・・を 楽しめそう」ですよね。
    > また、「二度目・・・の 遠野」も 楽しみ!に しています。

    遠野で訪れる場所が、だんだんマニアックになりつつありますが・・・そのうち旅行記にいたしますので、興味があったらまた見ていただければ嬉しいです。

    こあひる
  • たらよろさん 2014/10/11 17:50:10
    クマ鈴の効果!!
    こんにちは、こあひるさん。

    本当に今年は街中にクマが出没しているので、
    彼らが普通に生活している山に入るとなれば、クマ鈴は無駄にならすくらいで丁度良いのではと思います。
    彼らも山の食べ物が無くなって、可哀想だなぁ〜とも思うのですが、、、

    江戸時代からずっとこの地で見守ってくれている羅漢像。
    味がありますね〜
    苔むした緑が最高だし、
    木の緑も美しい☆
    こんな山の中で一人ぼっちはかなり怖いし、確かに人がいての安心感。。。
    わかるわ(笑)

    たらよろ

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2014/10/15 11:01:50
    RE: クマ鈴の効果!!
    たらよろさん、こんにちは!

    最近では、まさか・・・と思うような住宅地にまでクマやイノシシなどが降りてくるので、ほんの山歩きでも油断ならないですよね〜。

    もともとは人間が彼らの住処を侵略して奪っているんですけれど・・・複雑な思いはありますが、実際問題、クマなんかに遭遇したらどうしたらいいのか・・・頭が真っ白になっちゃうだろうなぁ・・・。

    五百羅漢・・・遠野は東北の中でも寒冷地で、米作りの北限ギリギリだったのに、無理やりお米を作らされていたので、凶作が多くて、ほんとうに沢山の農民が飢饉で亡くなっていったようです。そういう無念な魂を供養するために、ひとつひとつ彫った和尚様の思いがそこにまだ残っているような・・・厳粛で凛とした雰囲気でした。

    こあひる
  • kayoさん 2014/10/08 23:59:15
    不安な気持ちが分かる〜。
    こあひるさん、こんばんは☆

    お一人でのハイキング、不安な気持ちが良く分かる〜。
    特にクマ出没のサインなんか目にしたら余計に。

    日本って富士山登山やこの間噴火した御嶽山などメジャーな登山路以外の
    マイナーなハイキングコースはどこも人が少ないような。
    私も関西近場のハイキングコースはよく歩きますが、自分しかいない。
    人影見つけてホッとする事もしばしば。登山できるレベルではないんですが…。
    人が多過ぎて数珠繋ぎで歩くのも嫌ですが、一人ぼっちも不安になりますよね。

    kayo

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2014/10/15 10:08:21
    RE: 不安な気持ちが分かる〜。
    kayoさん、おはようございま〜す!

    返信が遅くなってしまいごめんなさい。

    山歩きなんて、必要に迫られてたま〜〜にしかしないので、体力もついていかないし、何かあった時にどうすべきか全く知識や経験がないので、あれだけ誰もいないところを一人で歩くのは・・・けっこう不安でドキドキしますね。

    鳥の声もしないし〜んと静まり返った森の中は、怖ろしいほど神秘的な感じがしました。

    クマや蛇に出会わなくて心からほっとしています。

    こあひる
  • aoitomoさん 2014/10/08 12:57:38
    水木しげるワールド(笑)
    こあひるさん

    『水木しげるの遠野物語』楽しみましたよ。
    遠野ワールドは、極めて水木しげるさんの絵に描く背景の世界観にぴったりなんです。遠野物語に限らずです。鬼太郎の世界観とも似てますしね。

    『五百羅漢まで0.3Km』
    ここもまた『遠野物語』には出てこなくとも遠野ワールドしてますね〜
    こんな標識って実際はもっと距離があるだろうと疑いながらいつも歩きますが、凄いところをひとりで歩きますね〜

    『熊鈴』
    熊鈴さえ付けておけば、かなり安全ですが ひとりというのも心配です。
    熊は朝方と夕方に行動するので、その時間帯に遭遇しやすいので朝も注意ですね。
    他に観光客がいてホッとする気持ちが分かります。

    『苔生した岩と五百羅漢』
    苔生した岩の連なりが見事ですね〜
    五足もとが大変そうですが、百羅漢の彫られた岩を探すのも撮影アングルを考えるのも楽しそうです。

    aoitomo

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2014/10/11 07:01:05
    RE: 水木しげるワールド(笑)
    aoitomoさん、おはようございま〜す!

    > 『水木しげるの遠野物語』楽しみましたよ。
    > 遠野ワールドは、極めて水木しげるさんの絵に描く背景の世界観にぴったりなんです。遠野物語に限らずです。鬼太郎の世界観とも似てますしね。

    そうですね〜。ちゃんと現地に行って描いているようだし、マンガだと、イメージしにくかったものが具体的に理解できますね。

    > 『五百羅漢まで0.3Km』
    > ここもまた『遠野物語』には出てこなくとも遠野ワールドしてますね〜
    > こんな標識って実際はもっと距離があるだろうと疑いながらいつも歩きますが、凄いところをひとりで歩きますね〜

    ああいう標識ってありがたいのですが、あくまで目安ですよね〜。特に山なんかだとかなり遠く感じます。五百羅漢はかなり山奥にあるので、ひとりだとちょっと怖かった〜(クマとか虫が・・・)。あまりにも静かなのに、時々物音が聴こえるので、ドキドキしました。

    > 『熊鈴』
    > 熊鈴さえ付けておけば、かなり安全ですが ひとりというのも心配です。
    > 熊は朝方と夕方に行動するので、その時間帯に遭遇しやすいので朝も注意ですね。
    > 他に観光客がいてホッとする気持ちが分かります。

    朝と夕方が活動時間なのですね〜。最近では、ほんとうに町なかまで(仙台でも)降りてくるので、油断ならないです。もし出会ってしまったら・・・と想像すると足がすくんでしまいます。クマ鈴を絶えず手動で鳴らしている位しか対策が思いつきません。

    > 『苔生した岩と五百羅漢』
    > 苔生した岩の連なりが見事ですね〜
    > 五足もとが大変そうですが、百羅漢の彫られた岩を探すのも撮影アングルを考えるのも楽しそうです。

    斜面の上の方が、たくさん積み重なっていて圧巻でした。凛とした空気感もなかなか神妙な気持ちにさせられました。苔むした岩たち・・・五百羅漢と知らなくても、かなり美しい光景ですよね。

    実は今日また・・・1泊で遠野に行ってくるんですよ〜。今回は連れ合いも一緒ですが・・・。ジンギスカンが羨やましかったらしくて・・・。1回に訪れることができるスポットは限られますが、また別のスポットをいくつか楽しんで来ようと思っています。台風の影響も、明日までならギリギリ大丈夫そうで、ホッとしています。旅行記はだいぶ先になっちゃうと思いますが・・・(笑)。

    こあひる

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