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熊本市内でちょっと時間があったので、市内の名所を巡る小さな旅をしました。<br />以前から行きたかった、「徳富記念園」とレトロな「子飼商店街」を巡り、味千ラーメンを食べてきました。<br /><br />「徳富記念園」は熊本市中心街から市電に乗ってすぐ。「子飼商店街」も歩いて行けます。<br />熊本にいらして、ちょっと時間に余裕ができた方、一度訪れてみてください。

熊本市内めぐり・徳富記念館と子飼商店街

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2014/09/25 - 2014/09/25

517位(同エリア1931件中)

Deco

Decoさん

この旅行記のスケジュール

2014/09/25

  • 呉服町電停より九品寺交差点電停へ移動(路面電車)

  • 通町筋電停→(路面電車)→熊本駅

この旅行記スケジュールを元に

熊本市内でちょっと時間があったので、市内の名所を巡る小さな旅をしました。
以前から行きたかった、「徳富記念園」とレトロな「子飼商店街」を巡り、味千ラーメンを食べてきました。

「徳富記念園」は熊本市中心街から市電に乗ってすぐ。「子飼商店街」も歩いて行けます。
熊本にいらして、ちょっと時間に余裕ができた方、一度訪れてみてください。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 熊本市にちょっと用があってお出かけしました。少し時間があったので、まずは以前から行ってみたかった「徳富記念園」へ。<br /><br />市電に乗って、「九品寺交差点」で下車、7分程で到着します。(バスだともっと近くまで行けるようですが、旅行者には市電の方がわかりやすいですね(*^_^*)<br /><br />大通りから一歩奥に入ると、静かな通りになり、「徳富記念園」の門が。正面に大きな木と、左手に古い木造の建物が見えました。

    熊本市にちょっと用があってお出かけしました。少し時間があったので、まずは以前から行ってみたかった「徳富記念園」へ。

    市電に乗って、「九品寺交差点」で下車、7分程で到着します。(バスだともっと近くまで行けるようですが、旅行者には市電の方がわかりやすいですね(*^_^*)

    大通りから一歩奥に入ると、静かな通りになり、「徳富記念園」の門が。正面に大きな木と、左手に古い木造の建物が見えました。

    徳富記念園 美術館・博物館

    記念館と旧邸 by Decoさん
  • 徳富記念園の説明板です。記念園は、主に二つの建物から成っています。<br />一つは「徳富旧邸(と大江義塾跡)。もう一つは「記念館」です。

    徳富記念園の説明板です。記念園は、主に二つの建物から成っています。
    一つは「徳富旧邸(と大江義塾跡)。もう一つは「記念館」です。

  • 入っていくと、庭の手入れをされていた方が、「あちらへどうぞ」と案内してくださいました。入園料は敷地奥の「資料館」で支払います。200円でした。<br /><br />「資料館」は鉄筋コンクリート3階建て、歴史を感じさせる建物でした。エレベーターはありませんが、階段は幅が広く、ゆったり上り下りできます。<br />残念ながら館内の撮影はできないので、写真はありません(^^ゞ<br /><br />1階には徳富兄弟についての展示がありました。<br />徳富家は、現在の水俣市で惣庄屋と代官を兼ねる家柄で、地方の名家だったようです。父親が明治初めに熊本城下で勤めることになり、移転してきました。父の一敬は、幕末の偉人である横井庄南に師事していたそうです。<br /><br />兄の徳富蘇峰は、ジャーナリストとして有名です。新島襄の同志社英学校で学び、後に帰郷、自宅で民権私塾の「大江義塾」を開きます。ここでは、宮崎滔天(後に孫文を援助した)等も学んでいたそうです。この後、塾を閉じて上京、ジャーナリストとして言論界の重鎮となります。<br /><br />弟の徳富蘆花は、小説家として有名。「不如帰」で大きな人気を博します。トルストイを訪問したことでも有名ですね。<br /><br />さて、資料館の二階は会議室兼、徳富兄弟の著作物の展示室。三階は遺品が展示してありました。

    入っていくと、庭の手入れをされていた方が、「あちらへどうぞ」と案内してくださいました。入園料は敷地奥の「資料館」で支払います。200円でした。

    「資料館」は鉄筋コンクリート3階建て、歴史を感じさせる建物でした。エレベーターはありませんが、階段は幅が広く、ゆったり上り下りできます。
    残念ながら館内の撮影はできないので、写真はありません(^^ゞ

    1階には徳富兄弟についての展示がありました。
    徳富家は、現在の水俣市で惣庄屋と代官を兼ねる家柄で、地方の名家だったようです。父親が明治初めに熊本城下で勤めることになり、移転してきました。父の一敬は、幕末の偉人である横井庄南に師事していたそうです。

    兄の徳富蘇峰は、ジャーナリストとして有名です。新島襄の同志社英学校で学び、後に帰郷、自宅で民権私塾の「大江義塾」を開きます。ここでは、宮崎滔天(後に孫文を援助した)等も学んでいたそうです。この後、塾を閉じて上京、ジャーナリストとして言論界の重鎮となります。

    弟の徳富蘆花は、小説家として有名。「不如帰」で大きな人気を博します。トルストイを訪問したことでも有名ですね。

    さて、資料館の二階は会議室兼、徳富兄弟の著作物の展示室。三階は遺品が展示してありました。

  • 園内のカタルパの木です。蘇峰の大江義塾は徴兵制が敷かれた当時、塾生が激減しましたが、新島襄はカタルパの種を送り、蘇峰を励ましました。塾は持ち直し、カタルパの木も二世、三世と園内に幾つも繁茂しています。

    園内のカタルパの木です。蘇峰の大江義塾は徴兵制が敷かれた当時、塾生が激減しましたが、新島襄はカタルパの種を送り、蘇峰を励ましました。塾は持ち直し、カタルパの木も二世、三世と園内に幾つも繁茂しています。

  • 蘇峰と密接な関係にあった、新島譲の教えです。

    蘇峰と密接な関係にあった、新島譲の教えです。

  • 記念館を出て、徳富旧邸(及び大江義塾跡)へ。この写真が全景ですが、コの字型になっていて、手前の建物の奥で、二階の建物とつながっています。増築されて、若干複雑な構造になったようです。

    記念館を出て、徳富旧邸(及び大江義塾跡)へ。この写真が全景ですが、コの字型になっていて、手前の建物の奥で、二階の建物とつながっています。増築されて、若干複雑な構造になったようです。

  • こちらが門の側から撮影した徳富旧邸です。

    こちらが門の側から撮影した徳富旧邸です。

  • ちょっとわかりにくいのですが、平面図です。

    ちょっとわかりにくいのですが、平面図です。

  • 二階建ての部分です。

    二階建ての部分です。

  • 手前の座敷部分。ここは、大江義塾開塾当時、教室として使われました。

    手前の座敷部分。ここは、大江義塾開塾当時、教室として使われました。

  • 旧邸の外から見学していましたが、お庭おお手入れをしていた方から、「上がっても良いですよ」と言われて、中へ。座敷です。

    旧邸の外から見学していましたが、お庭おお手入れをしていた方から、「上がっても良いですよ」と言われて、中へ。座敷です。

  • 奥の座敷には徳富兄弟の大きな写真もありました。

    奥の座敷には徳富兄弟の大きな写真もありました。

  • こちらは二階部分です。やや急な階段を上ります。この下の一階部分は、少し床が低くなっていて、この部屋は「中二階」的な感じでした。庭園の眺めが良かったです。

    こちらは二階部分です。やや急な階段を上ります。この下の一階部分は、少し床が低くなっていて、この部屋は「中二階」的な感じでした。庭園の眺めが良かったです。

  • 同じく二階の写真です。

    同じく二階の写真です。

  • 徳富記念園を出て、藤崎宮へ。徒歩10分程で到着。大きな神社です。

    徳富記念園を出て、藤崎宮へ。徒歩10分程で到着。大きな神社です。

    藤崎八旛宮 寺・神社・教会

    静かな神社です by Decoさん
  • 中では七五三の参拝をしている家族がいて、記念写真も撮っていました。もっと宮内の写真を撮りたかったけど、遠慮してしまいました(^^ゞ

    中では七五三の参拝をしている家族がいて、記念写真も撮っていました。もっと宮内の写真を撮りたかったけど、遠慮してしまいました(^^ゞ

  • 藤崎宮から歩いて三分程で子飼商店街へ。戦後の闇市から始まり、今も昭和のレトロな雰囲気を残しているとのことで、最近人気のエリアだそうです。

    藤崎宮から歩いて三分程で子飼商店街へ。戦後の闇市から始まり、今も昭和のレトロな雰囲気を残しているとのことで、最近人気のエリアだそうです。

    子飼商店街 市場・商店街

    レトロな商店街 by Decoさん
  • 商店街には、いろいろな店が軒を連ねていました。狭い道にせり出すように、看板が出てきて、商品も並んでいます。

    商店街には、いろいろな店が軒を連ねていました。狭い道にせり出すように、看板が出てきて、商品も並んでいます。

  • 中でも、目立ったのが食料品、肉屋さん、魚屋さん…特に八百屋さんが多かったです。この他に飲食店や昔ながらの布団屋さん、ガス屋さんも。以外にもパン屋さんも目立ちました。また、大型スーパーも一角にあります。<br /><br />全体的にレトロな雰囲気なのですが、飲食店などは、昔からの店ではなく、子飼商店街の雰囲気が好きな方が、後から店を出されたような感じがしました。また、ポツポツと、閉鎖されている店舗もあって、途中ちょっと寂しい場所もあったり…でも、今の時代、こんな雰囲気の商店街はやっぱり貴重です。

    中でも、目立ったのが食料品、肉屋さん、魚屋さん…特に八百屋さんが多かったです。この他に飲食店や昔ながらの布団屋さん、ガス屋さんも。以外にもパン屋さんも目立ちました。また、大型スーパーも一角にあります。

    全体的にレトロな雰囲気なのですが、飲食店などは、昔からの店ではなく、子飼商店街の雰囲気が好きな方が、後から店を出されたような感じがしました。また、ポツポツと、閉鎖されている店舗もあって、途中ちょっと寂しい場所もあったり…でも、今の時代、こんな雰囲気の商店街はやっぱり貴重です。

  • 最後は、上通りに戻って、「味千ラーメン」で遅い昼食。熊本ラーメンのチェーン店で、本店は凄い人気らしいのですが、上通り店は時間のせいか、人もあまりいなくて、ゆっくりラーメンを味わいました。<br /><br />この後、市電に乗って、熊本駅へ。本日の小さな旅はここまでです。

    最後は、上通りに戻って、「味千ラーメン」で遅い昼食。熊本ラーメンのチェーン店で、本店は凄い人気らしいのですが、上通り店は時間のせいか、人もあまりいなくて、ゆっくりラーメンを味わいました。

    この後、市電に乗って、熊本駅へ。本日の小さな旅はここまでです。

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