2014/10/09 - 2014/10/11
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おみヴぉ333さん
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2014年 秋の高山祭(八幡祭)に行ってきました。宿泊は下呂で、まったりほっこり温泉三昧。
1日目、出発~高山祭~下呂到着まで。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6:50 AM 東京駅 新幹線ホーム
N700系のぞみさん。これから名古屋まで連れていってもらいます。 -
新幹線車内。
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8:45 AM 頃 名古屋駅 高山本線ホーム
あっという間に名古屋に着きました。
これから「特急ワイドビューひだ」で、一路、高山へ。 -
前回、6月に母との旅行で来た時もこの電車に乗りましたが、車窓に広がる山々とその下を流れる飛騨川の雄大で素晴らしい景色が、何と言ってもこの路線の魅力でしょう。
特に、美濃太田を過ぎたあたりから、中山七里と呼ばれる渓谷が続き、飛騨川の浸食でできた巨大な岩の連なる「飛水峡」など、飛騨木曽川国定公園にも指定されている景勝地だそうです。このあたりから七宗ダムなどを通って下呂に至るまでの区間が素晴らしいです。飛水峡 自然・景勝地
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何度来ても、このエメラルドグリーンの水の色には魅了されてしまいます。
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さらに山間へと走る列車。
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11:00 AM 頃
名古屋を出てから2時間ちょっとで、高山駅に到着しました。
駅前は予想どおり、たくさんの人で溢れかえっています。特に外国人観光客の姿が目立ちました。
ここから、高山祭の会場である桜山八幡宮までは、歩いても15分程度なのですが、駅前から運賃100円でお祭会場まで連れて行ってくれる臨時のシャトルバスが出ていたので、思わずそれに乗ってしまいました。 -
そして、着きました。
川を挟んで白い大きな鳥居の向こうが、お祭会場です。
川沿いには屋台がびっしりとひしめき合って、賑わいが聞こえてきます。
今から橋を渡ります。 -
橋を渡って、この大鳥居をくぐると・・・
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八幡宮へ真っ直ぐに伸びる参道の向こうに、高山祭の「主役」、絢爛豪華な屋台の姿が!
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うわーーーすごい!
何台もの屋台を取り囲む、ものすごい数の人です! -
屋台はどれも、意匠が見事で絢爛豪華、素晴らしいです。
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例年、秋の高山祭には屋台が11基並ぶとのことですが、今年は1基が修理中のため、全部で10基だそうです。
ひとつひとつ意匠が異なっており、それぞれの屋台には名前がついています。手前から、行神台(ぎょうじんたい)、鳩峯車(きゅうほうしゃ)、豊明台(ほうめいたい)。秋の高山祭 祭り・イベント
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私の一番のお気に入りはこれ。「鳳凰台(ほうおうたい)」です。
絢爛な中にも、すらりと整って凛とした印象が、とっても美しかったです。 -
すごい! 美しいです!
圧巻ですねーー! -
そこからさらに、参道を進んで階段を上がり、八幡様の境内へと向かいます。
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まずは、八幡様にお参り。
家族や大切な人たちの安息と、御嶽山噴火で亡くなられ、傷ついた方々のご冥福と平癒、一日も早くまた平和と安全が戻り、安らかになることを、お願いしてきました。
このあと正午より、こちらの境内で、布袋台(ほていたい)という屋台による、超有名な「からくり奉納」が行われるということで、来てみたのですが、その布袋台の周りはというと・・・ -
ギャーーーーー!!!
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すごい、人・人・人!!
境内中、どこもかしこも人で埋め尽くされ、ものすごい数です!!
噂には聞いていたのですが、まさかこれほどとは・・・
ちなみに、階段の上のところでは、立ち止まって見てはいけませんと、警備員の方に立ち退かされてしまいます。。 -
かろうじて見える場所へ来ましたが、だいぶ遠くて、155センチの私は背伸びしないとつらいです・・・
なんとかそれでも見ましたが、今日はこのあと、15時からもこの同じ場所、同じ内容でからくり奉納を行うそうなので、2回目にリベンジすることとし、いったんこの場から離れることにしました。
とにかく、人込みで息苦しくて・・・ (X_X) -
参道に戻って休憩していたら、こんな可愛い場面にも遭遇。(^_^)
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そのあと午後1時頃から、御神幸という行列が、境内を出発していくのを見ました。
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いろんな装束に身を包んだ人たちが、お囃子を鳴らしながら、町を巡るそうです。
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そのあと13時半からは、いよいよ屋台の曳き廻しです。
先ほど参道にずらりと並んでいた屋台が、1台ずつ動き出して、町を巡るのです。
早速1台目の屋台が登場すると、カメラを手に待ち構えていた大群集(自分もその一人 ^_^; )が、一斉にレンズを向けます。 -
太い縄で慎重に引かれながら、ゆっくり、ゆっくりと狭い路地を進みます。
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間近を通り過ぎて行く時は、すごい迫力!
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通り過ぎた屋台の後を追いかけてついていく人たち。
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そうこうするうちに、14時。ここは、ふたたび先ほどの八幡宮境内です。
突然ですが、青いビニールシートの上に、知らない人たちと密接して座り込んでいる私です。 -
15時からの「からくり奉納」を少しでも良いポジションで見るため、なんと、1時間も前からこのように場所取りして、みんなで座り込んでいるのです!
きつい西陽が後頭部を直射する中、こうして1時間、耐え忍びます・・・ほんとに(自分も含め)ご苦労さまです。(^_^;
しかし、こうまでして見たいんだから、ほんとにこの「からくり奉納」は、有名で人気があるんだなぁと思います。
ビニールシートは、境内のごつごつした砂利の上に直に敷かれていますので、長時間座っていて、お尻がものすごく痛くなりました。(;_;)
今後、もし行かれる方で、同じように座り込みを覚悟されている方がいらっしゃいましたら、必ずお尻の下に敷く小さい座布団かクッションを持参されることを強くお奨めいたします。あと、事前にトイレに行っておくことと、熱中症予防のドリンクや帽子なども忘れずに。
100均などで売っている組み立て式のミニ椅子を持参されて、脇のほうで座り込みされているツワモノな方も、何名かお見かけしました。。 -
15:00
そして、1時間の苦しい修行ののち、晴れてようやく、からくり奉納開始の時間となりました!
座り込みしていた修行者たちの間に、安堵の空気が流れます(笑)。
事前に、からくり奉納についてのアナウンスが日本語と英語で流れ、今年は、御嶽山の一日も早い収束と平和を祈って奉納します、との言葉がありました。 -
三味線と笛太鼓の生演奏に合わせて・・・
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「綾方(あやかた)」と呼ばれる、9人の熟練した方たちが、屋台の中で36本の糸を操り、人形を動かすのだそうです。(これは先ほどの回で撮った写真)
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いよいよ、からくり奉納の始まりです。
布袋様が足を動かしながら、ゆっくり前に進み出て、360度回転します。その間に、奥のほうにいる2人の小さい唐人が、空中ブランコのように5つの巻物を飛び移って、最後に布袋様の肩や手に乗る、という仕掛けです。 -
一生懸命に巻物を渡って進む唐人と、それを傍で応援するように見守る布袋様。思わず私も、がんばれ!って言っちゃいそうになりました。(^_^;
唐人が飛び移るのに成功すると、その都度、布袋様がうれしそうに首を振って喜ぶしぐさに、会場が笑いに包まれました。 -
最後、唐人が二人とも無事に布袋様の肩と手に乗ると、布袋様が軍配を返します。その軍配がパッと開いて中から紙吹雪が舞うと、会場からワァーッと感嘆のどよめきが。大成功のフィナーレで、すごい感動でした!(^0^)
やっぱりさっきとは全然違う、いい場所で見られてほんとに良かったです。1時間我慢した甲斐があったなぁと、立ち上がり、お尻をさすりながら思った私でした。(^_^; -
そのあと、境内のすぐそばにある、からくりミュージアムに入ってみましたが。。。
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ここは、あんまり大したことなかったです。さっきの布袋様を見てしまった後だから、余計にそう感じたのかもしれませんが。
入場料600円には、ちょっと値しないかな。。(>_<) -
このあとは、18時から、宵祭といって、提灯でライトアップされた各屋台が曳き廻され、町を巡る予定になっています。
今日と明日のお祭のうち、からくり奉納や御神幸は明日も行われますが、この宵祭は今日9日だけで、明日は行われないので、やっぱり今日のほうが人出は多いのかもしれません。
ということで、今からは少しの間、お祭り会場を離れ、高山の町並みを歩いてみたいと思います。 -
川沿いを歩いていると、さっきの曳き廻しの屋台に遭遇しました。
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ゆっくりゆっくり、町の人たちに挨拶するかのように、大切に引かれてゆく屋台。
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ここは、屋台蔵です。文字通り、一基ごとの屋台を格納しておく場所なんですね。すごい立派です。
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高山の町は、どこを歩いてもほんとに素敵なんです。
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これは、高山の町役場だった建物。すごい雰囲気があって素敵です。
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お祭り会場から歩いて15分ほど、ちょっと離れていますが、「高山陣屋」だけどうしても見たくて、閉館時間ぎりぎりでしたが、来てみました。
高山陣屋は、江戸時代に幕府の直轄領だった飛騨国を管理するために設置した役所およびお代官様の居所等だった建物だそうです。高山陣屋 名所・史跡
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高山陣屋の内部。かなり広いです。ここでお役人が政務を行っていたんですね。
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ちょっと失礼して寛いでます。(^_^;
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だんだん薄暗くなってきたので、ふたたび古い町並みを抜けて、お祭り会場の方角へ戻ります。
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途中、素敵な雰囲気の中庭で、地酒を飲ませてくれる酒造もあったりして。さすがは飛騨地方ですね。
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6月に母と来た時、お昼を食べた「坂口屋」さん。
今回は、あの時食べ損ねた名物 「飛騨牛のにぎり寿司」 を食べたかったのですが、あいにく完売してしまってました。。(>_<) -
こちらも、前回6月に来たとき、時間がなくてゆっくり見れなかった「三川屋」さん。
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今回はお店の中をゆっくり見て回って、お椀や朴葉の形をしたお皿、木のフォークなどを買いました。
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こちらが、そのお品です。(帰宅後、自宅にて撮影)
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そんなことをしてるうちに、どんどん暗くなってきました。
お祭り会場まであと少し、急いで行かないと!
やっぱり、高山は見るべきところが沢山あって、お祭りと観光、両方はちょっと忙しいですね。。 -
会場の近くまで行くと、宵祭を見ようと、また人がたくさん集まっていました。
本当は、参道のほうまで行きたかったのですが、警備員の方に通行止めされてしまい、この通りで屋台が来るのを待つことになりました。 -
地元の消防団の方々。ご苦労様です。
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そして、待つこと約15分後。
最初の屋台が、角を曲がって来ました! -
だんだん近づいてきます。たくさんの提灯が灯っていて、すごくきれい。
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幻想的で美しく、かつ迫力があり、感動でため息が出てしまいます。
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あとから続いて、次の屋台が近づいてきています。
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次の屋台も素敵です。
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みんなで掛け声をかけて引っ張りながら・・・
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次々に目の前を通り過ぎていく、灯りをともした美しい屋台たち。
その後、30分くらいかけて、10基すべてが通り過ぎていきました。
後を追っていきたかったのですが、このあと、19時台の電車で下呂まで戻らなくてはならなかったので、名残惜しくはありましたが、屋台の美しい後姿をよーく目に焼き付けて、お祭り会場から離れ、駅へと向かいました。 -
お昼ごはんをほとんどまともに食べていなかったので、急にお腹が空いて、駅前のラーメン屋さんで「高山ラーメン」を初めて食べました。 麺が縮れてて細いのですが、お醤油味ですごく美味しかったです。
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その後、カメラのバッテリー切れで写真が撮れませんでしたが、19時50分発の電車に揺られて1時間、なんとか無事に下呂駅に到着しました。
本当は、今夜は高山市内に泊まりたかったのですが、あいにく高山の宿が満室で、やむを得ず下呂温泉に泊まることにしたのでした。 -
下呂駅は、線路を隔てて温泉街の反対側にあるため、暗い通路を通って線路をくぐるのがちょっとこわかったですが、何とか無事に、駅からすぐの、老舗ホテル「水明館」に到着しました。写真は水明館のロビーです。
下呂温泉 水明館 宿・ホテル
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21:00
チェックインして、鍵をもらいました。このホテルはかなり大きく、館が3つあるとのことで、私のお部屋は中央の館の「飛泉閣」でした。 -
お部屋です。
前回の沖縄旅行で、ちょっと散財しすぎてしまったので、今回お部屋のグレードは少し落としています。でも適度な広さで清潔感はきちんとあり、必要最低限のものは揃っていましたので、とりあえず寝るだけに不足は感じませんでした。
「じゃらん」で予約した下記のプランです。
【朝食付プラン】シェフのあつあつ卵料理をはじめとする約30種類の朝食バイキング♪夕食なしの気ままな旅 (ゆとりのダブル洋室)
一名一泊 \9,000(税抜)
それではまた明日、おやすみなさい。
⇒Vol.2へ続く
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旅行記グループ 秋の高山祭と下呂温泉(2泊3日)
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