とんでも♪ドライブ旅～チェコ・ドイツ　⑦ブラジルW杯優勝の余韻～Berlin

2014/07/25 - 2014/08/03

ドイツの首都Berlinに到着です。
1泊だけではありますが、ブラジルW杯優勝の余韻が残っているであろう街を楽しみたいと思います。

■ とんでも♪ドライブ旅～チェコ・ドイツ 7泊10日 ■

　≪1～2日目≫ 関西国際空港→ドバイ→プラハ→Plzeň→Český Krumlov
　≪3日目≫ Český Krumlov→České Budějovice→フルボカー城→Telč
　≪4日目≫ Telč→Kutná Hora→Berlin
　≪5日目≫ Berlin→Potsdam→モーリッツブルグ城→Dresden
　≪6日目≫ Dresden→Oberwiesenthal→Karlovy Vary→Prague
　≪7～8日目≫ Prague市内
　≪9～10日目≫ Pragueよりドバイを経由して帰国　

エリア ベルリン(ドイツ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

ベルリンを訪れたのは、①地図を見ているとチェコからは車で数時間、②EUの中心ドイツの首都であること、③8年前のドイツ・オーストリア周遊時は、旧西ドイツのみであったこと、④その際ベルリンのデザインホテルが良いとガイドブックで紹介されていたこと。
以上のことからベルリンを今回の旅行の中に盛り込みました。
もう一点、旅行の少し前にブラジルW杯でドイツが優勝したので、その余韻が街のあちらこちらで感じられるのではと期待していました。

ホテルのことは、後程触れるとして、まずはベルリンの市街地へ向け出発です。
ホテルからKurfürstendamm通りを西へ500m程歩き、Halensee駅を目指します。
途中、杖をついている浮浪者風の老人が金を乞うようにこちらを見ています。そしてこちらに向かってきます。何か怖いので逃げると、もの凄いスピードで近づいてきます。しかもでかい！風貌はHarry Potterに出てくるハグリットのような大男です。捕まると大変Ψ(ﾟoﾟ)Ψ
しかし、こちらは日頃からジョギングで足は鍛えているので、何とか逃げることができました。
あの杖はカモフラージュ？後方で何か叫んでいますが、やはり怖いので足早にその場を離れます。
それにしてもお金が欲しかったのか？それともヴォルデモートからHarry Potterを助けようとしたのか？助けようとしたのなら、私がヴォルデモート・・・？
そんなことを考えながら歩いていると、Halensee駅に到着です。Einzelfahrschein1回乗車券2.60ユーロを購入し、駅にある刻印機に乗車券を差し込み刻印します。これで2時間SバーンやUバーン、バス・トラムが乗り放題です(∩_∩)v

Halensee駅からSバーンに乗り、次の駅Westkreuzで乗り換えます。
地上を走るSバーンなので、夕刻の太陽の方向を確認しZoologischer行と表示された列車に乗ります。
交通路線図を確認し、これでベルリン中央駅へ行けると安心します。この時は「とんでも♪」が待ち構えているとは予想すらできませんでした。

Zoologischer駅についても列車がなかなか動きません。しばらくしてよく見ると、他の乗客がいません。それに気づいた途端、列車が動き出します。しまった終点だったのか(-ロ-｡ﾞ)　
駅車庫に閉じ込められる〜
しかし、反対行きとして駅に戻ってきました、ホッ(｡･･｡)
反対のプラットホームへ行き、列車に乗りますが、もう一度同じことを繰り返してしまいます(/∋o∈)
要領を得ないので、駅員に尋ねます。ベルリン中央駅に行きたいのなら、駅を出てバスに乗れというのです。どうもSバーンのZoologischer〜ベルリン中央駅の間は工事中でバスが代替輸送しているとのことでした。

駅を出るとバス停はすぐにありました。
「とんでも♪」Sバーンでしたが、バスが救ってくれるようです。
バスが出発です、地上を走るので見落とさなければベルリン中央駅に着けるだろう。
6月17日通りを走っているようです。

10分程でベルリン中央駅に到着です。ドイツ首都の中心となる駅です。

ベルリン中央駅の近くにはシュプレー川が流れています。
その向こうにテレビ塔・・・あなたがそこにいたから、ベルリンに来たというのがわかりました、ありがとう！

ベルリンで見ておきたかったブランデンブルグ門へは？
Sバーンを利用するか、徒歩で行くか・・・17時をまわってもこの日のベルリンは非常に暑い（；´д｀）
Sバーンを選択しようとする私に対し、妻はまた工事中かもしれないと言うので、徒歩で向かうことに(´ε`)
川を渡ります。

17時をまわってもこの光景です(~Q~;)

公園を抜けて行きます。

ドイツ連邦議会議事堂が見えてきます。アンゲラ・メルケルさんは居るのかな？

さすがドイツ連邦議会議事堂！
重厚な建物です。

ブランデンブルグ門に向かう途中で振り返って、ドイツ連邦議会議事堂をみます。この角度でも重厚です。

ブランデンブルグ門に来ました。これを見て帰らないと、ベルリンに行ったと言えないから・・・

上部をアップで写します。

ブランデンブルグ門を反対から見てみます。
何か物足りない・・・ふと思い出しました。期待していた、ブラジルW杯でドイツが優勝した、その余韻が全く感じられません。
ブランデンブルグ門のパリ広場に横断幕が残っているのでは・・・全くありません。ここパリ広場で優勝祝賀会が2週間前に開かれたというのに<(-o-)>
優勝祝賀会での行為が問題だったのかな・・・？

ベルリンに来た楽しみの一つが消えてしまったという、残念な気持ちでブランデンブルグ門を後にします<(-、・)>

ブランデンブルグ門から南に歩くと、ホロコースト記念碑があります。虐殺されたユダヤ人のための記念碑ですが、その碑の上に登っている輩がいます、碑から碑へ跳び移っているようです。
記念碑の主旨を考えるといくら何でも酷いことです(-_~-)

象さん♫、象さん♫、どうしてこんなところにい〜るの？

ポツダム広場にやってきました。

ベルリンの壁が移設されたものです。写真ではわかりづらいですが、無数のチューインガムが張り付けられています。何故？

次に、テロのトポグラフィと壁博物館・・・と考えていましたが、時計を見るとEinzelfahrschein1回乗車券に刻印してから2時間近くになろうとしています。
Sバーンの工事さえなければと思いましたが、次の日の予定も考えホテルに帰ることにします。

Uバーンに乗り、Kurfürstendamm通りのAdenauer-platzまで帰ってきます。時間も遅いのでホテル近くのスーパーで何か買って夕食にしようかと妻と話しながら帰ります。
スーパーでは冷えたビールを売っていません、ガーンw(ﾟoﾟ)w
急遽Kurfürstendamm通りの店で夕食をすることに・・・予定変更です(##＾0＾)

Kurfürstendamm通りにはたくさんのレストランがあります。
その中で8年前にミュンヘンを訪れた際に飲んだPAULANERの看板のある店に入ることにします。

PAULANERの看板だけを見て店に入ったものですから、どんな料理を扱っている店かな？
メニューを見るとどうもピザ専門店のようです。
ドイツ語と英語で記載されているメニューです。Margheritaは理解できましたが、あとは全く理解できません。
注文を取りに来ました。え〜い「Margherita and Fungi」(ΠΔΠ)
Fungiはマッシュルームのピザでした(*´⊇`)
写真で大きさはわかりづらいですが、直径50?程ある巨大なピザで、薄手の生地でしたが食べ応えがあります。

サラダはメニューで理解できたので、併せて注文です。
懐かしのPAULANER（8年も前の味を覚えている？、いえいえそんなことは・・・）でしたので、おかわりまで頼んで締めて30.50ユーロ、日本円で約4,300円です。加えてチェコとは違いチップを求められたので8.00ユーロ渡しました。
こちらもビール2杯とおいしいピザで気持ちが良かったことと、チェココルナの感覚が抜けきらず、コルナの10倍程度の価値＝2,000円足らずのように勘違いしてしまったので、ついついチップをはずんでしまい、店員さんにも非常に喜んでもらいました。
ごちそう様(^-^)g"

21:00すぎホテルに戻ります。
8年前にドイツ・オーストリアを周遊した際に買ったガイドブックに特集「古城ホテル・デザインホテルで優雅に過ごす」で1ページを割いて紹介されていたKu'Damm 101 Design-Hotelです。
ベルリンを訪れる機会があればと期待していたので、早々に予約を入れました。旅行が始まるまでに同じガイドブックの最新版を本屋で立ち読みしましたが、特集は同じようにあるものの、このホテルは紹介されていません。
嫌な予感を抱きながら旅を始めたのでした。

ホテルに着いて驚いたのが客室にエアコンがないことでした。ベルリンの気候はわかりませんが、宿泊した夜は寝苦しいものでした(￣⊆￣;)
ミニバーは水とコップだけで冷蔵庫を期待した私どもにとってはがっかりさせられるものでした。部屋のセキュリティボックスは使えない、その他の客室の備品も貧相なものでガイドブックで紹介するようなホテルではありません。
嫌な予感が当たってしまったのです。
これも旅の一つ仕方ないかな(~∧~)

夜が明け、6時過ぎに起床です。
朝食は？そう言えば昨日ホテルに帰って来るときに、駅にマクドがあったなぁ・・・
というような会話をしながらKurfürstendamm通りを東へ歩き、昨日の帰りに利用したAdenauer-platz駅を目指します。

時間は6:51、さすがに人通りは少ない時間帯です。

昨夜お世話になったお店です。その時は気づきませんでしたが、PIZZAと書いています(〃^υ^〃)

ベルリンのマンホールの蓋です。

昨日は象さんを発見しましたが、今日は熊さんです。

やっと駅に到着です、このときにポツリと冷たいものが・・・
とりあえずマクドナルドで朝食と思い、店の前まで行くと、開店時間は11:00〜となっています。人通りも少ないし、朝早く開けていても仕方ないのかなァ(T-T)

Uバーンに乗ると、傘を持っている人が殆どです。しまった傘がない・・妻が一本持っているのみです(+◇+､)
Uバーンが地上に出たので、窓から外を見ると強い雨が降っています。
目的のSchlesische Tor駅に着きました。外に出るとご覧のように強い雨です。

イーストサイドギャラリーがシュプレー川の向こうに見えていますが、雨が強く、妻と私で傘一本では辿り着くのが困難です。

おっ！あそこを通れば雨に濡れない！
妻が目聡く見つけ、そちらへ急ぎます。

上をUバーンが通っているので、それが屋根になり雨に濡れずに済みます。

橋の東側に目をやると、何やら男女の銅像が遠くに見えますp(^^)q

橋を渡り切ったので、ここからは雨の中を強行しないと、イーストサイドギャラリーには行けません。

雨の中信号待ちです。自転車の人も可哀そう・・・

この橋のおかげで、随分助かりました。
あ〜良かった(^∀^)

とは言うものの、雨の中を歩いて行かなければなりません(g>o<)g
イーストサイドギャラリーのところまでやってきました。

イーストサイドギャラリーはベルリンの壁が崩壊した際に、21か国118名のアーティストが壁画を手掛け、残されたものです。
壁の両側に描かれています。

延々と1.3km続いています。

壁が切れている部分の断面です。

ベルリンを描いたものもあります。

あれほど強く降っていた雨が止んできました。
余程、日頃の行いが良いのでしょう(*^ー゜)v
妻？私？

嘘のような天気の変わりようです。

日本に関する壁画もあります。

おっ富士山も！

イーストサイドギャラリーに関しての案内がありました。

お見事！お見事！

イーストサイドギャラリーを楽しむと、すぐ近くにオスト駅があります。
ここからSバーンに乗ってテレビ塔に向かいます。

右に見えますのがトイレです。

1回1.50ユーロ、約210円、高い！
しかし、駅のショップで使える0.50ユーロ割引チケットがもらえます。実際は時間がなかったので利用していません。

Sバーンでアレクサンダー・プラッツ駅へ行きます。
駅を出ると、テレビ塔がど〜んとそびえています└(^へ^)┘

9:00開場なのでしょう、テレビ塔に入場するための列ができています。
それを横目に見ながら、博物館島を目指します。

聖マリーエン教会が見えてきました。

テレビ塔と聖マリーエン教会のツーショットです。
逆光で分かりづらいかな(+△+;)

手前がDDR博物館、奥が大聖堂です。

大聖堂、近くで見ると迫力があります。

川の向こうは新博物館です。

ホテルチェックアウトは12:00ですが、朝食をとって、身支度してと考えると、そろそろホテルに帰らないと・・・

近くの駅Hackescher MarktからSバーンに乗ります。

Warschauer strabe駅で乗り換えです。駅と駅のジョイントが結構あります。

YOKO Sushiの看板です。ベルリンでも寿司は人気なのかな？
他でもこの看板を見たような・・・
そう言えば久々に寿司が食べたいな(人´∀｀)

Sバーンの車窓の模様に目を惹かれます。

Kurfürstendamm通りに戻ってきました。この通りはブランドショップが多いことでも有名です。

ビルの取り壊しです。

イチゴだけを売っているショップもありました。

YOKO Sushiの看板を見たからという訳ではありませんが、近くのスーパーで買い込み、遅めの朝食をとります。
ホテルのチェックアウトは12:00となっているのですが、11:00前に掃除にやって来ます。まだ居ると伝えたのに、11:10頃にいつ出ていくのかと催促に来ます。こちらも次の予定があるので大急ぎで支度はしましたが、非常に不愉快な気持ちです(｢｡｢;)/
気持ちを取り直して、ポツダムに向かいます。