2014/03/19 - 2014/03/23
52位(同エリア4374件中)
よしぞうさん
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息子(7歳)と3泊5日の弾丸でトルコを旅してきました。
小学一年生にとっては大冒険。
私にとっても新年度に向けて心機一転、リフレッシュ。
この旅行記が、親子でトルコ旅行のキッカケになってくれれば嬉しい限りです。
《トルコにした理由》
1.世界遺産が多い
2.親日派で治安も悪くない
3.直行便がある
4.イスラム圏なのに酒OK
《旅のルール》
現地の料理を食べる
《スケジュール》
3/19 成田発12:55、イスタンブール着18:10 (トルコ航空)
3/20 イスタンブール観光
3/21 カッパドキア1日観光
3/22 イスタンブールをぶらぶらして帰路へ17:15(トルコ航空)
3/23 成田到着11:30
《旅の予約》
航空券・ホテル: エクスペディアのダイナミックパッケージ
オプショナルツアー: VELTRA カッパドキア1日観光ツアー
(ツアー催行会社: トルキエムツアー)
wi-fi: 価格.comでGrobal WiFiを予約
旅行記は、イスタンブール編とカッパドキア編の2編に分けて書きます。
まずはイスタンブール編をぜひご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
PR
-
さて出発だ。
トルコ航空に乗り込んで、トルコビールを飲んで旅気分に。
ここ1、2年、けっこう忙しかった。息子とじっくり話す機会は無かったように思う。
いつの間にか息子と距離を感じるようになった。
最近、話しかけてもDSばっかりやってて返事してくれない。
そうして考えた結果が二人旅なんだけど、どうせなら少し遠くに行こうと。
調べた結果が「トルコ」。 -
14時間のロングフライト。
息子はまさかこんなに長時間だと思わなかったみたい。
14時間、いろんな会話をしているうちにあっという間にトルコに。
飛行機の窓から夕暮れのイスタンブールの街が見えてきた。これから2人で旅をするんだという実感が湧いてきた。
空から見ても美しい都市です。 -
アタトュルク国際空港に到着。
すでに18時を回っておりだいぶ日が暮れています。
電車に乗るために、まずはイスタンブールカードを購入。
このカードは回数券売り場にある券買所で売ってます。
日本のSUICAのように金額をチャージできます。 -
さて、地下鉄に乗り込みます。
ちょうど帰宅時間なのでしょう、東京の満員電車に比べればたいしたことはありませんがだいぶ込んでいます。
子連れで電車に乗るなり、何人かがすぐに席を譲ろうと声をかけてくれました。
「どこから来たのか?」と話しかけてくれたり。
最初は警戒しましたが、改めてトルコ人は親日だし、子供に優しい人たちなんだと感激しました。 -
電車に乗ってしばらくして、息子の異変に気づきました。
顔が真っ青。どうしたっ?
めまいと頭痛がするということでいったん途中下車。
どうやら、見慣れないイスラム人たち(男性はヒゲを生やしている)、あと、みんな香水を使っている(それもかなりキツい)ので、気分が悪くなってしまったみたい。
イスラム圏はハードル高すぎたかなあ。。。 -
なんとか、ホテル最寄りのスルタンアフメット駅に到着。
息子は香水と体臭のブレンドでノックダウン気味。。。
駅をおりると目の前にどーーーんとブルーモスクが!
でもそれどころじゃない。 -
とりあえずホテルにチェックイン。
荷物をおろして、腹減ったのでホテルすぐそばのレストランに。 -
串ケバブとスープ。
どっちも、意外に小学生の口に合うらしい。ほっとした。。。
でも長いフライトと地下鉄の香水で疲れ果てた様子で、この表情。
食べて早めに寝ましょう。 -
疲れ果ててぐっすり。
ひとまずお疲れさんでした。セブン ヒルズ ホテル ホテル
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いったん、今回お世話になった「セブン・ヒルズ・ホテル」の紹介です。
外観はこんな感じの、18客室しかないプチホテルです。
新市街の大型ホテルでは味が無いと思い、旧市街世界遺産地区の小さなホテルを選びました。
屋上テラスでの朝食は2大モスクとボスポラス海峡が見渡せる好立地、ってのが一番のウリ。セブン ヒルズ ホテル ホテル
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玄関にはこんなレトロな人形がお出迎え。
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部屋もレトロ。ちょっと狭いけどこういうのもたまにはいい。
セブン ヒルズ ホテル ホテル
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バスルーム。ユニットバスはしばらくお湯を使っているとだんだんぬるくなっちゃうという・・・笑。まあ、許容範囲内。
ジャンケンで勝った方が先にシャワーを浴びます。 -
室内の随所、レトロです。タイムスリップしたような。
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部屋はwifiが無料ってのが旅行者に人気の秘密。
今回の機材
iPad(仕事の確認用)
グローバルwifi(現地インターネット用)
日本で普段使っているポケットwifi(現地外出時の充電用として)
軽量一丸レフカメラ(sony nex-7)
サスコム海外用アダプター
機材多すぎ、、、重い。セブン ヒルズ ホテル ホテル
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こちらはホテルのバー。しぶい。
-
イチオシ
晴れていれば屋上で朝食を取ることができます。
セブンヒルズホテルの最大の魅力は立地にあり。旧市街のど真ん中、ブルーモスクとアヤソフィアがすぐ目の前!!!
こちらは二日目の朝食の写真です。
この贅沢な眺め。
朝食はブッフェで、野菜、果物、パン、チーズ、スープ、新鮮で問題ありません。
ジュースの種類とお茶の種類が豊富で、トルコ独特のまるごと蜂蜜も美味しかった。
空いてるからゆっくりとした朝の時間を過ごせました。セブン ヒルズ ホテル ホテル
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すぐ向こうにブルーモスクが、どーーんと!
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振り向くと、すぐ後ろにアヤソフィアがどーーーーんと!
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横を向くと海峡が広がります。なんてさわやかな朝。
セブン ヒルズ ホテル ホテル
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雨の日は室内で朝食。
でもちゃんとアヤソフィアが目の前に見えるので安心。セブン ヒルズ ホテル ホテル
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食後にチャイをゆっくりと。
-
ホテルの紹介はこれくらいにして、
さて二日目。
まだ薄暗い早朝、突然コーランが町中に鳴り響きビビりまくる親子。
ここがイスラム都市なのだと実感。
今日はまる1日、イスタンブールをぶらぶらします。
スケジュールはこんな感じで、一見きつそうだけど、世界遺産地区は狭いので頑張れば1日で回れます。
※()内は費用。
8:30ブルーモスク (寄付)
↓徒歩
9:00アヤソフィア (25TL)
地下宮殿 (10TL)
↓徒歩
10:30トプカプ宮殿 (25TL)
↓徒歩
12:00 セリムウスタで名物キョフテ食べる
↓トラムヴァイ
13:00グランドバザール
妻と娘にお土産ゲット
↓徒歩
15:00エジプシャンバザール
↓徒歩
ガラタ橋を渡る トラムヴァイ
↓
16:00ガラタ塔で夜景 (13TL)
↓徒歩
18:00ガラタ橋を渡りサバサンド食べる
↓トラムヴァイ
スルタンアフメット駅
19:00 ブルーモスクの夜景
19:30 ホテル近くでケバブ食べる
↓徒歩
ホテルのBarで反省会
21:00 就寝 -
イチオシ
まずは世界遺産のブルーモスクから。
「ブルーモスク」というのはニックネームで、
正式名称は『スルタンアフメット・ジャミィ(Sultanahmet Camii)』。
ジャミィとはトルコ語で
モスク(イスラム教の寺院)のこと。
ブルーモスクのいちばんの特徴は6本のミナレット(尖塔)。
イスラム教のモスクではメッカ以外は通常4本までしかミナレットを立てられないことになってる。
ミナレットが6本もあるのはここブルーモスクだけだそう。
で、ミナレットとは?
お祈りが始まる前に「お祈りの時間ですよ」と市民に呼び掛けるために生歌を歌うための塔。
ただ、今では生歌ではなくスピーカーから歌が流れているそうです。
そう、朝イチでビビらされた大音量のコーランはここからだったのだ!スルタン アフメト モスク 寺院・教会
-
ちょっと眠いけど、イスラムな雰囲気に小学一年生はすぐに興味津々。
-
敷地内には猫ちゃんがいっぱいいます。
-
モスク内は絨毯が敷かれているので、モスクに入る時は靴を脱ぎます。
入口には靴入れ用のビニール袋がもらえます。
土足禁止が日常の日本人には親しみがわきますね。
【注意点!】
聖なるモスク内での肌の露出はNG。短パンはやめたほうがいい。
ノースリーブの場合は皆さんスカーフなどで肌を隠していました。スルタン アフメト モスク 寺院・教会
-
ドーム内。
無数の小窓やステンドグラスから光が差し込んでとても幻想的です。
「ブルーモスク」という名前の由来にもなった青いイズニックタイルが見どころ。スルタン アフメト モスク 寺院・教会
-
ブルーモスクの周りは広場になっていて、イスラム教徒の市民が集います。
イスラムの女性は黒い布で顔以外を隠していることは珍しくありませんが、
小学1年の息子はかなりびっくりしていました。
魔法使いのように神秘的に見えたようです。 -
広場では焼きトウモロコシの屋台がけっこうあり、
地元の人はけっこう食べています。
試しに食べてみたところ、マズイ、、、息子もひと口食べて愕然と、、、 -
振り返ると、噴水の向こうにアヤソフィアが。
荘厳!感激! -
ただ、、、モスクに感動しているのはパパだけです。
小学一年生は視点が違います。
やっぱり黒いマントのイスラム衣装に 神秘を感じるみたい。スルタン アフメット パーク 広場・公園
-
イチオシ
ビザンツ建築の最高傑作、アヤソフィア。
ブルーモスクとは目と鼻の先にあります。
こちらも長い歴史の中で様々な宗教に利用され、時代に翻弄されて幾たびもその姿を変えてきた。さて中に入ってみましょう。アヤソフィア 寺院・教会
-
こちらはアヤソフィアの入り口。
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アヤソフィアの数奇な運命は、下記のように支配勢力の変遷を見てもよくわかります。
正教会 (537年 ー1204年)
カトリック教会 (1204年 ー1261年)
正教会 (1261年 ー1453年)
イスラム教 (1453年 ー1931年)
博物館(1935年ー現在)
元来はキリスト教の大聖堂だったのに、イスラムのムスクにも変化した歴史。 -
天井の壁画。
イスラム語の大皿が左右にあるが、中央にキリストの象徴壁画が。
キリスト壁画は長年塗りこまれて隠されていたみたい。
発見されたのは20世紀に入ってから。 -
世界的に珍しい図。
数奇な運命をたどった聖堂なんだ。と、ガイドブックを見ながら小1の息子に解説。
宗教の概念はまだ分かんないみたいだけど、何か感じたみたい。
これ以降ずっと、神様について議論を交わすことになりました。 -
続いてはアヤソフィアから徒歩5分の「地下神殿」へ。
イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
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実際は「神殿」ではなく、4世紀頃に作られた地下の貯水池です。
その昔はここ周辺地域の主要な水がめとなっていたらしい。
20世紀に発見されるまで、人々は地下宮殿の上に家を建てて、床下に穴を開けて水を汲んだり魚を釣ったりしていたとのこと。イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
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アーチが続く神秘的な空間。
イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
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宮殿の一番奥にはメデューサの顔の石柱が2本横たわっている。
地下神殿の奥底に邪悪な魔物を封印する、っていう意味なのでしょうか。
かなり不気味。 -
さて次はトプカプ宮殿に向かいます。
ぜんぶ徒歩圏内。
息子は飽きるかなー、と思いきや、以外と興味津々に歩いていく。
ほっとしました。 -
石畳のゆるい坂を登っていくと10分ほどでトプカプ宮殿の一部が見えてきた。
ぶっちゃけ小学1年の歩く速度についていけない、、、
こんなところで体力の衰えを感じるとは。 -
着きましたトプカプ宮殿。
こちらは「皇帝の門」。
トルコ人の修学旅行生っぽい子どもたちが団体で来ていて、入るのに多少時間がかかりました。日本で言うと京都奈良ってとこなんでしょうね。
オスマン朝の支配者の居城として400年もの間、政治・文化の中心地だった場所で、膨大な秘宝が展示されています。
江戸城の大奥のように女性たちの居室であるハレム(ハーレム)も見学ができます。トプカプ宮殿 城・宮殿
-
門をくぐると美しい庭園と煌びやかな建築が広がっています。
そしてこちらは「宝物館」。
膨大な財宝の中から200点ほどを絞って4つの部屋にテーマごとに展示されています。
館内は撮影禁止なので写真を撮れなかったのが残念ですが、
・「スプーン屋のダイヤモンド」世界最大級と言われる86カラットダイヤ
※漁師がダイヤの原石を拾い、市場で3本のスプーンと交換したらしい。なんというおバカ!
・「トプカプの短剣」重さ3kgの世界最大のエメラルド
などなど、すごいものがザクザク!宝物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ちょうどお花の時期でもあったので、庭園がほんとうにきれいだった。
トプカプ宮殿はヨーロッパ各国のゴージャス宮殿などと比べると、あの最強の帝国オスマントルコの宮殿にしてはちょっと地味めですが、落ち着いた感じでこれはこれでいいです。 -
宮殿のロケーションは、金角湾、マルマラ海、ボスポラス海峡が見渡せる丘の上。
自然の要塞に囲まれているという防衛上の理由もあると思うけど、宮殿奥にある高台からの眺めは最高です!
ちょっと疲れので しばしボケーっと眺める。
と、、、休んでいる暇もなく、修学旅行生っぽいトルコ人中学生から、息子はやたらと一緒に写真を撮られた。
みんな日本人が好きなんだって。
みんな「こんにちわ」とか話せるし。トプカプ宮殿 城・宮殿
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弾丸トラベルだからしかたないけど、
普通は1日かけて観るようなコースを午前中に大急ぎで見終えた。
腹減ったね、ってことで、
キョフテで有名な「セリム・ウスタ」へGo!
トプカプ宮殿から徒歩10分くらいの好立地。
1920年創業のキョフテの老舗で、地元の人7割、観光客3割ってとこ。
人気店なんで人が多少並んでいたけど、
ちょっと遅めのランチだったので運良くすぐに入れました。スルタンアフメット キョフテジシ セリム ウスタ 地元の料理
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ケバブと並び、トルコで最もよく知られる肉料理のひとつがキョフテ。
いわゆるトルコ風のハンバーグですね。
羊肉で作るのが一般的らしいけど、最近では牛肉などもあるみたい。
息子が食べられるかどうかが心配でしたが、
子供のクチに合う料理でよかった。
一皿をペロリと平らげました。ちょいスパイシーで美味しかったみたい。スルタンアフメット キョフテジシ セリム ウスタ 地元の料理
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白インゲン豆サラダ。
こちらもクセがなく、小学生でも食べられました。スルタンアフメット キョフテジシ セリム ウスタ 地元の料理
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さてランチのあともひたすらイスタンブールの街を散策します。
やっぱり見知らぬ街の散策は楽しい。
午後はグランドバザールからスタート。
東西から物資が集まる中東最大規模の市場。買い物というよりは、バザールそれ自体が観光地です。
スマホの地図で位置を確認しながら歩いていたのですが、ものすごく広いのでバザールの中で待ち合わせとか絶対不可能なので、二人以上の旅は一緒に行動するべし!グランド バザール 市場
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これぞまさにバザール!
小さなお店が無数に集まる中近東ならではの市場風景。
ひとたび入り込んだら完全に迷路なので出られない。
お店の数はなんと5000軒もあるらしい!
御徒町のアメ横を10倍デカくしたような感じです。グランド バザール 市場
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妻と娘へのお土産を物色。安いなあ。
小さいランプなんかもいいね。グランド バザール 市場
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トルコ調のタイルなんかもいいね。
まるで蟻の巣のような迷宮に、息子はかなり興味を持ったみたい。
自分用に財布を欲しいというので、ブルーモスクの刺繍の財布をお買い上げ。日本円で300円くらい。気に入ったみたい。
バザールを歩いていると、変な日本語でさまざま客引きの呼び声がかかる。
これも一種の挨拶替わりのようなものなので楽しめた。グランド バザール 市場
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約1時間半ぶらぶら。
どのお店も同じに見えてきた、、、
飽きたところで 次へ行きましょう。グランド バザール 市場
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グランドバザールを抜けてガラタ橋方面に歩きます。
イスタンブールの歴史地区は、主要スポットが徒歩で歩ける圏内に集まっているので散策しやすい。 -
次にやってきたのはエジプシャン・バザール。
ガラタ橋のほとりにあるイェニ・ジャーミィ(寺院)の裏側に広がっている市場。
グランドバザールと比べるとかなり小規模だけど、雰囲気は全然違う。
どちらかというと食べ物中心。エジプシャンバザール 市場
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「スパイス・バザール」という別名があるくらい香辛料のお店が多いです。
市場全体がスパイスの香りに包まれていて異国情緒に溢れていた。
カラスミや蜂蜜なんかをお土産に買っていくのはいいかも。エジプシャンバザール 市場
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トルコの珍しいお菓子も計り売りされてます。
買いたかったけどあまり言葉が通じなくて、オーダーの仕方を間違えたら大変なので止めときました。エジプシャンバザール 市場
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こちらはお肉屋さん。
干し肉がたくさんぶら下がっていて、息子にとっては初めての光景にビビっていました。エジプシャンバザール 市場
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エジプシャンバザールを通り抜けると、ガラタ橋のたもとにエミノニュ広場が広がっています。
有名な「サバサンド」はここで食べられます。エミノニュ広場 広場・公園
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金角湾をバックに一枚パシャ。
だいぶイスタンブールの雰囲気にも慣れてきて、笑顔も出るようになってきた。エミノニュ広場 広場・公園
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エミノニュ広場の周辺は、バス、フェリー、トラムなど交通の要所になっていて人通りも多く活気がありました。
エミノニュ広場 広場・公園
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日がな釣り糸を垂らす地元のオジさんたちや、物売りの少年たちを横目に橋をぶらぶらします。
ガラタ橋 建造物
-
橋を渡って新市街側へ。
まずはガラタ塔を目指しますが坂道を登るのがけっこうたいへん。
でも小学生はぜんぜん平気。
ちょっと 待って、、、荷物持って歩いてるパパの身になってみろって、、、 -
へとへとになりつつ、
橋から20分ほどで着きました、街のシンボル「ガラタ塔」。
高さ67mの塔で14世紀に造られ
敵国の監視塔として、牢獄として、天文台として、時代の移ろいとともにいろいろな役割を果たしたようです。ガラタ塔 建造物
-
ガラタ塔の下はちょっとした広場で市民の憩いの場になってます。
猫たちがたくさん昼寝しています。 -
ワンコ(野良イヌ)たちはこんな感じで だら〜っと寝そべっています。
平和だなあ。。。 -
14世紀当時の人々からしたら ものすごく高層な建物だったんだろうねえ。
現代で言えばスカイツリーかな、などと話しながら、塔の1F近くにあるカフェでチャイを飲み、しばし休憩。ガラタ塔 建造物
-
ガラタ塔はエレベーターで最上階まで行けます。
最上階はこんな感じでレストランになっています。
いい眺めでビールでも飲みたかったけど、やっぱり酒類の提供はしていない。
日本と違って観光地で酒気帯びしている人はあまり見かけない。 -
イチオシ
うわ〜、、、この光景を見たかった!
イスタンブールを360度見渡せます。最高の眺め。
ボスポラス海峡の向こう側が「アジア」、
こちら側が「ヨーロッパ」と呼ばれています。ガラタ塔 建造物
-
望遠レンズでパシャ。
ガラタ橋の向こう側がさっき歩いていたエミノニュ広場。 -
向こう側にブルーモスクやアヤソフィアも見えます。
ちょうどコーランの音声が街中に鳴り響き、しばしイスラムな雰囲気を楽しみました。ガラタ塔 建造物
-
ガラタ塔を後にし、気になったお店に入ったりしながら、
元来たガラタ橋をぶらぶらと戻ってきました。
エミノニュ広場には「サバサンド屋」の船がたくさん。ガラタ橋 建造物
-
こちらがイスタンブール名物「サバサンド」屋さんです。
サバサンドって?
塩サバ、レタス、玉ねぎをパン(フランスパンみたいにちょっと硬め)に挟んだシンプルなサンドイッチ。
船の中でサバを焼いていて、サバのいい匂いが広場に広がり食欲をそそります。
しかし、なんで船の中で焼いているのかはまったく不明。サバサンドの屋台船 露店・屋台
-
夕方6時くらい、
サバサンド屋さんの前はたくさんの地元の人が集まっていました。
椅子代わりの木樽に座ってみんなサバサンドを食べています。
郷に従え。
食ってみましょう。サバサンドの屋台船 露店・屋台
-
列に並んでオーダーをします。
船の中でサバを焼きまくる男たち。 -
これがサバサンド。
サバとパンって、普通に考えたらミスマッチですよねー、、、
恐る恐る口に入れる。
う、美味い? ん〜、、、 あれ?けっこう美味い!サバサンドの屋台船 露店・屋台
-
みんな赤い漬け物を食べながらサンドを食っているので、まねして我々も買ってみた。
ピクルスやカブ(?)っぽい野菜の酢漬け。うん、美味い。 -
シロウトな私たちに、地元の人は親切にしてくれた。
隣に座ったお姉さんはウェットティッシュを息子に差し出し、
目の前に座ったオジさんは息子にコーラとピクルスをおごってくれた。
サンドの食べ方も教えてくれた(レモン汁をちょっとかけると美味しい、と)。
いい人多いなあ。
親子ともども、トルコ人が好きになりました。サバサンドの屋台船 露店・屋台
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一方で、広場には物乞いの人々もたくさんいる。
息子よりも小さい子供たちが施しを求めて私たちをじっと見つめる。
普段、旅行と言えばハワイとかオーストラリアに行ってる息子は こうした光景が衝撃だったみたい。
世の中は平等では無い。その後はこの光景の話を寝るまでずっと話し続けた。 -
イチオシ
あっという間に夕暮れ。
たそがれ時のイスタンブールはとても美しい。
時が止まっているように感じました。エミノニュ広場 広場・公園
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トラムに揺られてスルタンアフメットに戻ってきました。
夕陽を浴びたアヤソフィア、とてもきれい。アヤソフィア 寺院・教会
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ほどなくしてライトアップ。幻想的。
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夜のブルーモスクもこんなに綺麗!
男子2人でロマンチックな雰囲気に しばし酔いしれる。スルタン アフメト モスク 寺院・教会
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今日は歩き疲れてさすがに二人ともヘトヘト。。。
ホテル近くの地元料理屋でケバブと野菜煮込みを食べ、
明日のカッパドキアに向けてすぐ寝ました。
※カッパドキア編は別の旅行記に書く予定です。 -
※3日目のカッパドキア編は別旅行記に。
4日目の朝。そして早くもトルコ最終日。
いい天気なので、トラムに乗って新市街へGo!! -
ガラタ橋を渡った海峡の向こう側が新市街。
ガラタ塔以北の広い範囲を指します。
イスティクラール通りは新市街の中心地で、セレクトショップやカフェが多いおしゃれエリア。イスティクラール通り 散歩・街歩き
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通りにはアンティーク・トラムヴァイが走っています。
でも観光客に人気で混んでいて乗れなかった。イスティクラール通り 散歩・街歩き
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日本でもおなじみのブランドショップがちらほら。
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イスティクラール通りをぶらぶら歩いて。いくつもの小道があり、中間地点ほどに小さな魚市場があります。
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魚がいっぱい。
市場にはシーフードが豊富な地元レストランが並ぶアーケードがあります。魚市場 市場
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な、なんだこのデカいドネル・ケバブは!!
さすが本場です。 -
イスティクラール通りの終わりにあるのがタクシム広場。
市民の憩いの場。タクスィム広場 広場・公園
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パンやトウモロコシを売ってる屋台。
味の肥えた日本人である我々にとって、あまり美味いとは言えない、、、タクスィム広場 広場・公園
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それでも、地元のモノを食べるのは旅の醍醐味。
屋台の焼き栗(ケスターネ・ケバブ)を食べてみました。
・・・一粒食べて、う〜ん、、、と うなる息子。
まあ日本の甘栗に比べたらね。しょーがないよね。
がんばって半分は食べました。 -
次は地元の人たちに混じってフルーツの立ち食い。
初めてザクロの実を食べた息子。
こいつは美味い! -
カフェで小休憩。
TAKSIM SUTII というかわいいカフェ。タクスィム・シュティシュ 地元の料理
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洋梨のケーキとプリンとチャイ。
うまい。タクスィム・シュティシュ 地元の料理
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トルコ菓子専門店を何店か見て回る。
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さて、新市街散策は終わり。旧市街へトラムで戻ってきました。
トルコ最後のランチはジャーケバブ専門店「シェフザーデ」へ。シェフザーデ その他の料理
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ドネル・ケバブを横に回転させながら薪でじっくり焼き上げ、
焼けた部分を熟練された手さばきで削るように切り串に刺していきます。
まさに名人芸! -
薄焼きパンのユフカに挟んで食べる。
ぐわっ!!! なんじゃこりゃ クソ激ウマ〜〜!!
たまらず ひと串追加しました。
肉の旨味を楽しみたければこのお店はオススメ。
つーか、やばい!
飛行機の時間に遅れる!!肉を口に突っ込んでトラムに飛び乗り空港へ。シェフザーデ その他の料理
-
・・・こうして旅も終わり。
コーランが響く街よ、さらば。
息子は大人になるにつれてだんだん父から離れ行くでしょう。それは自然なこと。
いつか、この二人旅の思い出を肴に酒でも飲めたら、行った甲斐があったというものです。
では、
次の旅までお互いにベストを尽くしましょう。
[小1のイスタンブール感想]
(良い点)
みんな親切で優しい。
串ケバブが美味い。
(悪い点)
みんな交通ルールを守らない。
地下鉄やトラムでみんな香水臭い。
(驚いた点)
全身黒いマント。
街にコンビニが無い。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (10)
-
- タコキムチさん 2015/10/01 18:04:43
- よしぞう様
- よしぞう様
はじめまして
私のページを見つけてくださり、ありがとうございます。
おかげでよしぞうさんのページにも来れて、見た時 "私のパパ版だ!!"と嬉しく思いました。(o^^o)
まだルツェルンその後を作成していませんでしたが、よしぞうさんの旅行記を拝見して作りたくなりました。笑
本当に可愛いお子さんですね!
お暇な時にまた遊びにいらしてくださいね。
私もまたお邪魔します。
カメラちゃんより
- よしぞうさん からの返信 2015/10/25 14:20:46
- RE: よしぞう様
- カメラちゃんさん
コルマールの旅行記拝見させていただきました。
街の風景がきれいですね。息子さんもいい笑顔!
私も、息子が小さいうちにと思って、毎年二人旅をしていますがとても参考になりました。
また拝見させていただきます。
よしぞう
- タコキムチさん からの返信 2015/10/25 17:22:56
- RE: RE: よしぞう様
- よしぞう様
ありがとうございます。
私もこれからもお邪魔します。(o^^o)
カメラちゃん
> カメラちゃんさん
>
> コルマールの旅行記拝見させていただきました。
> 街の風景がきれいですね。息子さんもいい笑顔!
> 私も、息子が小さいうちにと思って、毎年二人旅をしていますがとても参考になりました。
> また拝見させていただきます。
>
> よしぞう
>
>
>
>
>
-
- たらよろさん 2014/10/26 15:37:03
- 強制連行!!
- こんにちは、よしぞうさん。
小学一年生のお子様にイスラムはどう映ったんでしょうね。
でも、絶対に心に響く何かを感じ、
今後に生かされること間違いなしで、
その上、強制連行のお陰で普段怒っていたこと、さみしかったこと、
考えていること、いろいろ知ることができて素晴らしい父子旅でしたね。
ドネルケバブ、ぜひ本場で食べてみたいです。
親日と言われるトルコの人々の優しさに触れ、
でも貧富の差を感じつつ、イスラムの文化を感じた旅。
なんといっても朝食をいただける屋上が素敵すぎ〜♪
最近は、トルコもイスラム国の影響が見え隠れ。
安心して旅行に行ける国で有り続けて欲しいですね。
たらよろ
-
- 旅空ーshinoさん 2014/10/16 21:41:15
- 絆の旅…☆
- はじめまして。
愛情あふれる素敵な親子旅ですね。
ホテルのロケーションもバッチリ。
イスタンブールの風景は
お二人の記憶に刻まれて永遠ですね。
可愛い子には旅をさせよ!といいますが
可愛い子とは、旅をしよう〜!です。
私も楽しく嬉しいので、親子旅をしております。
これからも、出来る限り続けたいとも思っています。
素敵な旅行記を有難うございました。
次の旅行記が楽しみです。
旅空〜shino
- よしぞうさん からの返信 2014/10/18 00:30:31
- Re: 絆の旅…☆
- 旅空〜shinoさん
コメントいただき、ありがとうございます!
可愛い子には旅をさせよ!
じゃなくて、
可愛い子とは、旅をしよう〜!
このキャッチコピー、いただきました。
子供をダシに自分もリフレッシュしたいです!
ぜひ旅行記拝見させていただきますね。
今後も情報交換よろしくお願いします。
よしぞう
ドブロブニク
-
- さとこさん 2014/10/15 12:31:36
- 素敵な旅行ですね。
- 父と子の特別な旅行。
それもトルコ。
久しぶりに旅行記読んで感動しました。
うちにもだいぶ頼りない小学2年生の息子がいます。
夫が単身赴任中なのもあり、父と息子の時間が足りないなぁなんて思いました。
旅行を通して距離を縮める大作戦いつか実践させていただきますね。
続きのカッパドキア編も楽しみにしています。
- よしぞうさん からの返信 2014/10/18 00:20:27
- Re: 素敵な旅行ですね。
- さとこさん
コメントを頂戴し、ありがとうございました。
そう言っていただけると、旅行記を書いて良かったと思います。
単身赴任大変ですよね。
いろいろなコミュニケーションのやり方はあるのかもしれませんが、私には旅しかアイデアが浮かびませんでした。
つたない旅行記ではありますが、何かきっかけになれば幸いです。
旅行記拝見させていただきますね、
今後もよろしくお願いします。
よしぞう
-
- procidaさん 2014/10/15 10:20:06
- はじめまして!
- よしぞうさんへ
この旅行記にとても感動しました。
息子さんとの2人旅。
行きの機内での息子さんとの会話。
遠くまで2人きりでいくなんてすごいです。
私も4歳の息子がいます。
3歳になったときにイタリアの旅を実現しました。
また家族で遠くへ行きたくなりました。
素晴らしい旅行記ありがとうございました。
プロチダ
- よしぞうさん からの返信 2014/10/18 00:13:02
- Re: はじめまして!
- 私の旅行記を読んでいただいて、ありがとうございます。
3歳でイタリアとは!
飛行機の機内で泣かれるのが一番辛い年齢だというのに、実現できるものなんですね〜。
来年はまさに4歳の娘とヨーロッパ旅行を考えていますので、ぜひ参考にさせていただきます。
今後もよろしくお願いします。
よしぞう
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