ドロミテ、チロルの谷筋巡り一人旅【２】St.Madalena村

2014/06/25 - 2014/06/28

フネス谷の奥にあるサンタ.マッダレーナへは2011年の秋にツアーで来ましたが、その時にはここがどこにあるかも知りませんでした。有名ないわゆる絶景ポイントのみの訪問でガイスラーには雲。いつかもっとゆっくり、と願って今回ここに3泊、朝夕に美しい風景を堪能することができました。宿はバス停からも近いエーデルワイス。フレンドリーなマダムのおもてなしに美味しい食事と気持ちよく過ごさせていただきました。フネス谷は写真が多くなりそうなのでハイキングは別にアップします。

ブレッサノーネのバスターミナルから出たバスにはたくさんの乗客がいましたが、地元の人も多いようでだんだん減っていきました。(初体験早々にイタリア路線バスは難しいなぁと実感、この後にもドキドキ体験が、）。そして6時過ぎにはホテルに着き、その日のうちに早速この風景に会えました。

旅程
6月24日　名古屋フランクフルﾄ→インスブルク（泊）
6月25日　インスブルク→ボルツァーノ・レノン高原→ブレッサノーネ→St.マッダレーナ(3泊）
6月26日　ZanserAlmハイキング（ガンペンアルム方面）
6月27日　ZanserAlmハイキング（グラッチェアルム方面）
6月28日　マッダレーナ→オルティセイ（4泊）
6月29日　オルティセイ→シウジからサルトリア往復ハイキング、フローリアンリフト
6月30日　オルティセイ→セルヴァ（シャンピノイ）、Dantercepiesからガルディナー峠ハイク、クリスティーナMt.seuraハイク
7月01日　オルティセイ→ッセッラ峠Sassolungo、セーチェダーからコルライザーハイク
7月02日　オルティセイ→シウジ高原Conpatsh移動(2泊）
7月03日　シウジパノラマからサルトリア方面、ブラッチァ方面ハイキング
7月04日　シウジ→ボルツァーノ〜メラーノ〜ナウダース〜St.アントン移動（St.Anton2泊）
7月05日　St.アントン→エッタール→オーバーグルグル
7月06日　St.アントン→フルプメス〜ムッタースベルク（フルプメス3泊）
7月07日　フルプメス→ノイシュティフトでパラグライダーなど、シュレック2000
7月08日　シュレック、STBでインスブルクまで往復、
7月09日　フルプメス→マイヤーホーフェン移動（3泊）
7月10日　ﾏｲﾔｰﾎｰﾌｪﾝ→アルプバッハ、アッヘンゼーSL乗車
7月11日　ﾏｲﾔｰﾎｰﾌｪﾝ→Konigsleitenまでバス往復、町をプラプラ
7月12日　ﾏｲﾔｰﾎｰﾌｪﾝ・ペンケンｺﾞﾝﾄﾞﾗ後→インスブルク移動（インスブルク泊）
7月13日　インスブルク→フランクフルト→
7月14日　名古屋着

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0

3泊したエーデルワイス。マダムはドイツ語、イタリア語、英語（得意じゃないといいながら）を話し、食事中やその他常に細やかにゲストに声をかけたり気を使ってくれます。番茶やみそ汁が好きという気前のいいマダム＆宿はとても感じが良く、多少の不都合などは帳消しの気持ちになりました。

部屋は３階の屋根裏部屋。エェ〜と思いましたが、マダムがテラスに居た男性に指示してキャリーを運んでくれました。別の部屋も見せてくれましたが、あなたにはここがいいと思って、とマダム。そして明るいこちらにしました。窓は天窓だけで景色は見えませんが西陽があたり洗濯物はよく乾きます。隣にあるシャワールームにも天窓があり椅子が大活躍。ただ天窓は強い雨が降るとすごい雨音がするのが難。

夕食までの時間お散歩。ホテルチロルへ向かう坂道を行くとガイスラーが見えてきます。

ホテルチロルの飼い猫（子供たちに名前を聞いたけど思いだせない）。大きくて毛がふさふさで尻尾もブラシのように太くてフサフサ。夕方はいつもホテル裏手にいた懐っこい子です。

ホテルチロルの裏手は教会へも続く急な斜面の草地ですが、手っ取り早く高台へ行くため直登しました。が、見た目より傾斜が急だった、、

雲はあるものの山がきれいに見えてます。前回叶わなかった眺めが目の前に。

ようやく念願を果たした思いがして嬉しい。

１日目夕食。メインはチロル風炒めものに野菜が添えてあります。夕食はハーフボードで、野菜サラダ、スープ、メイン、デザートのコースです。この日はパスタスープ、イチゴとアイスですが写真は撮りにくくてこれだけ。いつも席は同じで皆さん連泊の方がほとんど、なんとなく顔見知りになりドイツ語やイタリア語の挨拶を交わします。ワインはグラス１杯までは無料だと、あとで知りました。ちなみに２日目メニュー：雑穀スープ、チキンのグリル野菜添え、３日目：麦のスープ、魚のグリルポテト添え、選択できるデザートは毎日おいしいアイスクリームで。

２日目から日本人N夫妻が来ていろんなお話ができました。食堂で話が終わらない私たちにマダムは別棟の部屋を提供し、番茶を振る舞ってくれました。

お腹一杯になった１日目夕食後また山を見に散歩に出て、山をバックに屋根修理の場面。とうに８時過ぎですがまだ陽がさしてます。でも山には暗い雲がかかり始めました。

翌日朝７時からまた同じ丘に行きました。谷の入り口方向の西側は朝順光になるからです。玄関の鍵は閉まっていましたが、キーボックスにそれらしい大きなカギを見つけて開けて出られました。晴れ渡って清々しい朝です。

正面方向マッダレーナの村はまだ山の陰になっています。

東にあたるガイスラーは朝は逆光ですが、快晴でくっきりと姿が見えていてます。

夕方の教会。かたわらにゆっくり山が眺められるベンチがあります。

そのベンチからの眺め。雲が降りてきそうにも見えるけどどうかな〜？、、と思ってしばらく眺めていたけれど、、

やっぱり教会を前景にしたポイントまで行きました。

静かでのどかで心底ノンビリ、、

今日も山には徐々に雲がかかり始め、夜には一時激しい雨が降りました。

ハイキング２日目の帰りに立ち寄ったSt.ペーター。マッダレーナの一つ手前のバス停で降りて少し歩きます。

可愛いオニオンタワーの小さな教会は山を背景にして絵になる景色。なので他にも写真を撮りに来てる人達がいます。

その周囲の牧草地の広がる景色も伸びやかでいい眺めです。

２日目午後は下り坂の予報で一時雲がかかりましたが夕方は晴れています。

手前の建物あたりにツアーバスが停まったのを思いだし、ここから奥に見えている教会を通ってポイントまで歩いたんだと分かりました。

教会下のアルムの水場。夕方この裏手で鹿を見ました。

次はZanserAlmからの迷走ハイキング偏。