ドロミテ、チロルの谷筋巡り一人旅【４】GlatschAlm方面ハイキング

2014/06/27 - 2014/06/27

翌日も同じくZansからのハイキング。地図で見ると、Zans→6番→35番・36B→GlatschAlm（休憩食事)→36番でZansのコースです。今日は大丈夫だろうと歩き始めましたが、森の入り口にある案内板に6番の表示が見あたりません。昨日の失敗がありますので慎重になってる私、通りかかったハイカーに聞くと目的地が同じだとのこと。同行してもいいか聞くと快く承知してくれて、結局ずっと一緒に過ごすことになりました。彼らはミラノ近くから来て、ザンスの小屋に滞在して休暇中という夫婦とその友人の3人連れでした。そのうちの1人が英語を話したので、偶然の旅友たちとの楽しい思い出ができました。

天気はまずまずですが午後は雲も出てきて雨かもというので、またも予定より短い軟弱コースとなりました。帰路はSt.ヨハンに立ち寄りです。写真はザンスで撮った花々も一緒に。

旅程
6月24日　名古屋フランクフルﾄ→インスブルク（泊）
6月25日　インスブルク→ボルツァーノ・レノン高原→ブレッサノーネ→St.マッダレーナ(3泊）
6月26日　sansハイキング（ガンペンアルム方面）
6月27日　sansハイキング（グラッチェアルム方面）
6月28日　マッダレーナ→オルティセイ移動（4泊）
6月29日　オルティセイ→シウジからサルトリア往復ハイキング、フローリアンリフト
6月30日　オルティセイ→セルヴァ（シャンピノイ）、Dantercepiesからガルディナー峠ハイク、クリスティーナMt.seuraハイク
7月01日　オルティセイ→ッセッラ峠Sassolungo、セーチェダーからコルライザーハイク
7月02日　オルティセイ→シウジ高原Conpatsh移動(2泊）
7月03日　シウジパノラマからサルトリア方面、ブラッチァ方面ハイキング
7月04日　シウジ→ボルツァーノ〜メラーノ〜ナウダース〜St.アントン移動（St.Anton2泊）
7月05日　St.アントン→エッタール→オーバーグルグル
7月06日　St.アントン→フルプメス〜ムッタースベルク（フルプメス3泊）
7月07日　フルプメス→ノイシュティフトでパラグライダーなど、シュレック2000
7月08日　シュレック、STBでインスブルクまで往復、
7月09日　フルプメス→マイヤーホーフェン移動（3泊）
7月10日　ﾏｲﾔｰﾎｰﾌｪﾝ→アルプバッハ、アッヘンゼーSL乗車
7月11日　ﾏｲﾔｰﾎｰﾌｪﾝ→Konigsleitenまでバス往復、町をプラプラ
7月12日　ﾏｲﾔｰﾎｰﾌｪﾝ・ペンケンｺﾞﾝﾄﾞﾗ後→インスブルク移動（インスブルク泊）
7月13日　インスブルク→フランクフルト→
7月14日　名古屋着

エリア イタリア

27日、昨日と同じ時間のバスでZansへ。天気は雨もあるかも、、とのことですが朝はまだ青空です。でもガイスラーにはガスがかかってます。この建物は食事ができるSchwaige小屋。

振り返れば青空。

沢沿いに森の中に入ります。

目指す6番コースかなと思うのですが、その表示が見あたらずいいのかなぁと躊躇しました。通りがかった3人連れに聞くと「いいと思うよ、私たちもグラッチェアルムに行くの」というので同行させてもらうことにしました。

針葉樹の明るい森の中をガイスラーの足元近くに登っていきます。

そして木々が開けた所からガイスラーが間近に見えるところに着きました。ここが眺めのいいポイントよ、といいので休憩します。

森の中にもいろんな花々が咲いています。

アルペンロゼもあちこちに。

トキワヒメハギ

休憩したあたり。ベンチもあります。他のハイカーはたまにチラホラ程度、静かです。

一応晴れですが雲は多め。

森の針葉樹は香り松も多くいい香りがします。切り落としの枝と樹皮を「いい香りよ」ともらったのを持ち帰りましたが、今も良い香りがします。

岩抱き松というのか岩割り松というか、根元に大きな岩のある松。どんなに大きいかというと、

これくらい。

左にガイスラーを見ながら小屋に向かいます。

奥にグラッチェアルムの小屋が見えます。

小屋横から今来た道方向。ガイスラーをほぼ正面に見る展望の良い所です。

昨日行ったガンペンアルム方面。真中のちょこんとした山がGenova2306m。

雲が多いですがこの景色を眺めながらカフェ＆ランチタイム。ちょうどお昼時だし成り行きのままここも一緒に。イタリア人だし、のんびり滞在してる方たちですから過ごし方がゆった〜りです。私も急ぐわけではないしまぁいいか、とイタリア流にお付き合い。

私がとった昼食。シュペックが好きなのでそのメニューで。下にポテトの炒めたのがたっぷりあってかなりのボリュームですが、美味しかったので頑張って完食。他の方はチーズの盛り合わせとかシュペックの盛り合わせとか。

写真を撮っていい？というとにこやかに応じてくれました。右の方が英語を話してくれたので助かりました。自然大すきな優しい人でした。

小屋の周辺は花一杯のアルムです。

サクラソウ

ヨツバシオガマ

小屋の上手からのガイスラー

ここからDuslerAlmを経由してZansに戻るコースを考えていましたが、、

山にガスがかなり降りてきて雨になるかも、というので帰りも彼らと同じ36番で戻ることにしました。結果的にはこの頃が一番雲っぽかった時で、夕方はまた晴れ（St.ペーター立ち寄り時）たのですが。

帰路からガンペン小屋。宿泊できます。

アルムを森のほうへ下っていきます。

だいぶ下のほう。下草はブルーベリーです。秋にはすごい量の収穫ができそう。

道は車も通れるほど広い。ノンビリ歩いてもそう時間はかからない簡単コース。

ザンスにはいくつか滞在できる小屋があります。これもその一つ、Zanses小屋。

2時過ぎにはバス停に戻りました。お互い楽しかった、ホントにありがとうとお別れしました。

少し待って14:44のバスで戻ります。乗客は大勢いました。途中マッダレーナの一つ手前で降りてSt.ペーターに立ち寄り。

翌日はオルティセイへ移動してガルディナー谷を巡ります。

この旅行記へのコメント （3）

• jun1さん 2015/06/11 20:16:51

  はじめまして。

  maki5963さん、こんばんは。
  
  ３週間のドロミテ、チロルの旅を満喫したのですね。
  私も６月２７日から、初めてドロミテハイキングをするので
  丁度同じ時期なので、こんなにお花が見れるかしらと、拝見してます。
  
  私はミュンヘン（１泊）→マッダーレナ村（１泊）→オルティセイ（２泊）→コルティナ（２泊）なので忙しい旅なのです。
  
  マッダーレナのホテルには１２時半頃チェックイン予定なのですが、その後makiさんのGlatch alm往復コースは無理でしょうか？
  ガイスラーを近くで見たいなぁと思いまして。
  
  紙の地図は持ってなくて、KOMPASS　MAPをWEBで見てるのですが時間が書いてないので、どの位がコースタイムなのか分からないのです。
  ６番の入口が分かりずらいのに、３人組を御一緒出来て、ラッキーでしたね。
  Schwaige小屋が目印でしょうか？
  
  旅行記、拝見させていただきます、　宜しくお願いします。
  
  jun1

  maki5963さん からの返信 2015/06/11 23:12:16

  RE: はじめまして。

  jun1さん、はじめまして。コメントと投票もありがとうございます。
  ６月２２日からの旅行というと間もなくですね。お花もきれいな時期でいいですね。
  
  実はマッダレーナのあるフネス谷のコンパス社の地図は私も持ってなくて、現地のパンフレットにある地図を頼りに歩いたので未だに自信を持って言えません。。zansのバス停には写真にあるようなカフェがありますので、ここに立ち寄り話を聞くといいと思います。
  
  私が辿った６番〜山裾の３５番〜３６BでGlatsch alm小屋のコースはさほど大変ではなく、時間もそんなにかからないと思います。私は軟弱でいつも休憩が多くてのんびりペースです。小屋から３６番で戻るコースは面白くはありませんが距離は一番短いと思います。往路にするとずっと上りで嫌になるかもしれませんが、下りなら楽です。
  
  １２時半着で往復のバス時間（最終をチェック）を考慮し、ハイキングに実質2.5時間から３時間もあれば十分かしら？と思いますが、、（ペースもあるし断定はできません）。
  
  もし時間的に不安なら３６番単純往復が一番短時間でしょうか。36番は6番とは反対方向の、カフェを背にして右手方向かと思います。現地の案内板ははっきり言ってわかりにくいと思いますが、6番（多分）は写真にあるように沢沿いに道が山へ続き上っていきます。
  
  というわけで、詳しいコースタイムも分からないのでやはり現地で確認されるといいと思います。何よりまずは天気次第ということもありますし。
  
  日は長いのでマッダレーナからでも条件によっては夕方の絶景が見られますので楽しめると思います。
  
  どうぞお気をつけて、お天気に恵まれた良い旅になりますように。
  
  maki

  jun1さん からの返信 2015/06/14 00:21:51

  RE: RE: はじめまして。

  maki5963さん、こんばんは。
  
  早速の回答、有難うございます。
  
  英語が得意じゃないですが、zansバス停のカフェで確認してみます。
  
  皆さんが６番〜３５番〜３６Bのコースをとっているので、それしか無いのかと思ってましたが、３６番だけでGlatsch alm小屋に短時間で行けることが分かって良かったです。
  
  スイスハイキングした時も、地図は持ってなかったですが、ドロミテは、道標が分らなく、難関ですね。
  
  jun1