南スウェーデン　３　ピンダの車な旅

2014/08/03 - 2014/08/13

三日目は橋を渡ったすぐの町マルメを観光します。

エリア マルメ(スウェーデン)

7.00　ホテルを出発
8.00　マックで朝食　スウェーデンのマックは同じく物価の高いスイスとは違い、お手頃な値段で食べられます。
9.00　コペンハーゲンのある島からスウェーデン本土へ。この橋を渡ります。
一応入国の際に申告するものがあるかきかれました。でもすんなり終わり、

9.30　マルメ城を目指します。城の裏はハーブガーデンになっていてこの時期は色とりどりの花がきれいに咲いています。

オランダの風車もあります。

マルメ城。お城の中は市立博物館ということなので外観だけ楽しみます。

このマルメ城は1434年にErik van Pommerenがハンザから守るために砦を作ったのが始まりで、デンマーク王クリスチャン3世の命で1536-1542年に周りに幅の広い堀をもつ城が建てられました。16世紀にはここで魔女裁判が行われたり、長い間牢獄になっていました。

open；10-17、40SEK

街の中心へ歩きます。
おそらく街で一番古いといわれるこの家。Kockska huset。

1522-1524年に市長でもありデンマークの貨幣鋳造主任であったJörgen kockが建てたそうです。この人は市庁舎なども建てさせたり、街の発展に力を入れていました。
1524年にグスタフ・ヴァーサがデンマーク王と平和協定を結ぶためにここに宿泊したこともあるそうです。
現在は地下に街一番のレストランが入っています。

知事の建物　Residenset

元々は二つの独立した建物で、18世紀始めに二つをくっつけて、このようなルネッサンス様式になったそうです。

市庁舎　Randhuset

1546年建設ですが、何回も改築。地下室は当時オリジナルのままで、今はレストランになっています。

Sankt Petri kyrka 教会

14世紀のもの。リューベックのマリア教会の代表例で、おそらくリューベックから来たマイスターが建てたと思われます。建築物としてはこの街最古。

教会内部ではこのKramarekapellの15-16世紀のチョーク絵が見どころ。

15メートルある祭壇画は北ヨーロッパ最大。

1558年築のこの街で一番古い木枠の家。

エスプレッソ　ハウス
チェーン店のカフェ。
インテリアが素敵でお気に入り。
ここではサーモンベーグル、コーヒー、マフィンで120SKK

日本のカフェのようにお水はご自由にどうぞ、とうれしいサービス。
wifiも無料です。

駐車場へ戻ってきました。
グラフィティが壁いっぱいに、こんなのや、

こんなのが。
力作です。

11.30　マルメを後にし、Skanorへ。

マルメの南にある海岸なのですが、琥珀が取れるかも、ということで探しに行きます。
ところが、

13.30　琥珀は季節があるんでしょうね。欠片も見つからず、お腹が空いたのでYstadのカフェへ。130SKK

15.00　Glimmingehus
ニルスの不思議な旅に出てきた建物。
ねずみと戦ったところです。

ケルンとLundのカテドラルの建設も手掛けたAdam van Durenにより1499-1505に建てられました。一度も征服されることはなく、17世紀までは人が住んでいたそうです。

70SKK
open：11-16

内部はこんな風になっています。


１．キッチンと働く人たちの部屋
２．ガードルーム
３．階段
４．居間（キッチンからの温風で暖房された）
５．貴重品が保管されていた部屋
６．バンケットホール（一番長い部屋）
７．女性の部屋（多目的リビング）
８．射撃用ロフト

屋根裏には壁の厚さ２mの18の窓があり、そこから射撃できます。

ニルスたちがこうゆう窓の木戸をバタンと閉めてネズミをシャットダウン。でも木なのでネズミにかじられて侵入されてしまうんですよね。

スウェーデンの２０クローナ紙幣。
ニルス達がGlimmingehusの上を飛んでいる絵になっています。

16.00　本日はキャンプ場にテントを張って一泊します。
裏にはきれいな海岸。
砂は粒が大きく、少しオレンジ色です。

18.00　夕食はキャンプ場のレストランでロブスターのサラダ。

ベジタリアンサラダ、ハンバーガー、三人で415SKK。どれもおいしかったです。

翌日の朝食は車に積んであった在り合わせの食材で。