2014/05/25 - 2014/06/24
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keithforestさん
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久しぶりに、某社のドイツ25日間、というツアーに参加。最後は延泊してベルリンに居続け。
140616(月)丸一日自由時間だというのです。かねてからそれがわかっておりましたので、ネットで連邦議会議事堂に上る切符を買っておりました。他の人たちには添乗員が希望を聞いて手配したんだそうです。事前に自分でやるのもそれはそれで楽しうございます。昨年の旅行以来それをやるのが当たり前になっております。
140817(火)一行は朝早く帰国の途へ。私たちはタクシーに乗ってホテルを移動です。Motel Oneです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
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今日は丸一日自由行動です。
Lutzowplatzの停留所から100番のバスに乗ってドイツ連邦議会議事堂を目指します。バスは7分おきくらいに来ますから気が楽です。ほぼ観光客向けのバスといって良くて、100番と200番は観光客にとってはとてもありがたいバスです。
バスが走り出してから、ツアーの他の人たちがバス停に向かって歩いてくるのが見えました。お先に失礼! -
事前に午前10時の入場予約をネット上で買っていました。ツアーの他の方々も希望者は添乗員が手配していました。私たちはどうしても個人旅行の癖が抜けません。
早く着きすぎたのですが、それでも念のためと思ってカウンターで申し出ると、今日は空いているからどんどんどうぞ、といわれました。
セキュリティーチェックを終えてまた並びます。どうしてなのかと思ったら何人もがいっぺんにエレベーターで上がるんです。 -
ヨイショよいしょとスロープをあがりながら景色を見ながら気がついたらてっぺんです。
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なんでこんなものを議事堂の真上に建てたのか、と不思議。全然気がつかなかったのですが、ガラスは固定ではなくて、お日様が直接議場に入らないようになっているってんです。こういうことは解説してくれる人がいないとわからないねぇ。
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上から見ると、結構上がってきているのがわかります。てっぺんからそのまま歩いていると下りのスロープになっていて、上がってくる人とぶつかりません。
降りる時もエレベーターで降りますが、トイレご利用の方は小さいですが、上のトイレは無料です。
下まで降りるとエントランスの建物にはトイレはなくて、通りの向かいのお土産屋の奥に、有料トイレがあります。(どうして詳しいかわかりますね?) -
連邦議事堂のエントランス前はこんな広場になってます。このまんまにしておくのですかね?日本じゃ考えられないよ。
さて、それではまた100番の観光客満載のバスに乗って市内へ向かいます。 -
博物館が集中しているあの島を通り越してマリーエンキルヒェ(聖マリア教会)にやってきます。1270年に建てられたゴシック様式のレンガ造の建物で、ベルリンで2番目に古い教会。何でも森鴎外の小説に出てくるらしいですが、何しろ小説というものを読まない、読んだとしても、高校時代までですから、全く覚えちゃいない。
塔もかなり高いです -
とても質素な雰囲気で、なぜか人もほとんど来られない静けさなのに、入り口にやっぱりおコモさんがいます。
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すっきりしています。
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良い気分です。
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パイプオルガンも簡潔です。
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真ん中の通路がとても印象的です。
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目の前の公演にはネプチューンの大きな噴水があってとても賑やかです。私はどこへ行ってもほとんど乗りませんけれど、hop-on-hop-offのようなバスが何台もこの周辺に集まっています。
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大聖堂の傍まで戻ってきて、そうだ、運河クルーズに乗ろうじゃないかという話になりました。お天気もぽかぽかと暖かく、そりゃさぞかし気持ちよいだろうと。
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もう何隻もの船が走り回っていて、どれに乗ったものかと迷いそうですが、多分どれに乗ってもおんなじだよと、適当に選択します。
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本当にこの周りは工事だらけで落ち着かない景色でございます。
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これがおんなじような船でございます。
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橋をくぐります。日頃は全然そんなことは思いませんけれど、煉瓦でこんな橋を作るなんて、気が遠くなりそうです。
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これ、どこですか?多分大天使ガブリエルでしょ?あれ?人が上ってんじゃん!?
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な、なんだ、これ?確か橋だなぁ・・・。この辺から、もう気持ちよくって、気持ちよくって、うつらうつらと寝ています・・・。
後は全く覚えていません・・・。 -
船から上がって、橋の下を通って向こうにわたろうとしたら、下はホームレスの皆さんの居住区と化しておりました。教会の下だしね。
大聖堂に入ります。入場料7ユーロ、オーディオ・ガイド3ユーロ。日曜日は午後から入れます。 -
さすがでございます。たくさんの人が入っております。オーディオガイドの他にもガイド付きツアーがありそうです。
上に上がる階段は270段くらいあるそうですが、こういうところが大好きな連れ合いはなんで上がらなかったんだろう。 -
どうしても真下から見上げたくなります。
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金ぴか、重厚なパイプオルガンでございますなぁ。
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修復からそれほどでもないのでしょうかねぇ、金ぴかです。
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祭壇もできたばかりといわんばかりに綺麗ですねぇ。
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四隅には福音書を著した四聖人がタイルモザイクで描かれています。
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天使を表す鳩。
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テラスの段から見下ろすとこんな具合です。この景色、気持ちよいですねぇ。
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市内に何カ所かある「MAREDO」というレストランで昼にしました。ここの売りはサラダバーです。一回盛りですが、ボウルにして欲しいよねぇ。とかく野菜が不足がちになる旅先ではこの種のお店は重宝です。
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で、ここはステーキも売りなので、久しぶりにこんなものを食べました。美味しいじゃん!
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こちらはNeue Kircheです。相対する相似形の建物が二つあるんですね。
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そのてっぺんはこれです。
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昨夜もやって参りました、コンツェルトハウスは昼間見るとこうです。
前の広場で日本人と覚しき東洋人が面白いことをしています。ドイツの各町のマンホールはそれぞれの特殊があるものですが、彼はその上に色をつけ、そこにTシャツを押しつけて版画のようにその模様を映し出し、それを販売しているんです。へぇ・・・。 -
やっぱり上にはこんな彫像が建っています。
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こちらはフランス教会の建物の上に乗っていた彫像です。ドイツ教会の上の彫像と対になってんですかね?
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さて、こちらはSt. Hedwig's Cathedralです。目の前の国立オペラハウスが工事中なので、それに邪魔されて非常に入りにくくなっているせいなのか、ほとんど人が来ません。
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たかだか(?)18世紀の建物ですが、当初カソリック教会でしたけれど、フレデリック二世の時に、シレジアからの移民の増大にあわせてプロテスタントの教会になったらしいですよ。
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とってもシンプルな上に色合いがとても良くて、如何にもプロテスタントの教会、という風情です。
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このシンプルさは如何にもプロテスタント。
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ところが、あれれレ、なんか、地下に空間がございますぞ。
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面白い十字架じゃないですか!?
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興味深いですよねぇ。
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うまくできていますよねぇ・・。
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パイプオルガンがとてもシャープそうです。
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出てきたら、ウンター・リンデンの通りの向こうにこんなものが立っているぅぅっ!?
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なんだか見たような建物ですが、ノイエ・ヴァッヘです。
元はといえば衛兵所。プロイセン州立戦没者追悼所→1960年「ファシズムと軍国主義の犠牲者のための追悼所」→1993年「戦争と暴力支配の犠牲者のための国立中央追悼施設」
第一次世界大戦以後のドイツのすべての戦没兵士、空襲の犠牲者や旧ドイツ東部領土の故郷を追われた避難民など一般市民の犠牲者をはじめ、ドイツと戦ったすべての国の軍民問わない犠牲者、ナチス・ドイツに殺されたユダヤ人やロマ民族や同性愛者などすべての人々、ナチスに抵抗して死んだ軍人や民間人なども追悼の対象 -
彫刻家ケーテ・コルヴィッツ作「ピエタ(死んだ息子を抱き抱える母親)』
ただし、これはレプリカ。 -
なぜか中に入るとどんな奴でも静かになる。
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一種独特の世界を醸し出している。
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今日は100番のバスを使い回します。動物園駅のすぐ傍に行かなきゃならない教会がありますよ。それがこのきんきらきん!カイザー・ヴィルヘルム教会でございますよ!ヴィルヘルム1世を記念して1891年から建設開始。モザイクきんきらきんです。空襲でやられちゃいました。
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屋根のないまま礼拝したんですね。
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いやぁ、新しそう。
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手が込んでます。
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こっちの新しい方の教会は1962年の完成。素晴らしいできでございますよねぇ。私は事前に何にも知らないで来ちゃったから、驚いたのなんの。
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スターリングラードの聖母というんだそうですよ。ほんとだ、イエス・キリストじゃないものね。
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見ていて飽きません。最初、どこかの修学旅行が入っていて、うるさくてすぐに出ようと思ったのですが、奴らが出て行った後は、本当にすがすがしい気持ちになりました。
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どれもこれも面白いです。
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飽きない、実に飽きないのであります。
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これがパイプオルガンだそうです。
ホテルへ帰る道すがら、珍しく連れ合いが方向を見失い、盛りだくさんのウォーキングで鍛えてもらえました。
夕飯はスーパーのサラダとパン。ぐったり。 -
140617(火)
今朝早朝、ツアーご一行様は朝一番の飛行機でCDG経由帰国。
私たちはゆっくり起きて、朝食を取り、タクシーで次の宿へ移動します。ドイツとくれば、Motel Oneの本拠地ですよ。中央駅の北口にあるMotel One Hauptbahnhofです。
荷物を預けて、と思ったらもう部屋には入れるよというので、荷物を入れて出かけます。中央駅からはSバンもたくさん出ているけれど、地下鉄55ってのもあります。 -
一週間切符を購入。いつものやり方。
なんとここからブンデスタークに停まって、ブランデンブルグ門までたったの三駅を一編成が行ったり来たりしているだけ。利用者超少なく、いつでもガラガラ。 -
古い地下鉄の車両が飾ってあったり。
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それでもとにかくこの路線は初めてじゃん。U2でポツダム広場へ。
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ベルリン・フィルの切符がとてもとても買えないのだけれど、せめてガイディド・ツアーにと赴くとなにやら行列ができております。まさに正午です。前にいたおばさまに、これは何の列ですか?とお伺いしたら「ランチ・コンサートなのよ、ただなの」とおっしゃるのです。もっけの幸いとそのまま並びました。
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ロビーでの演奏会です。ちゃんとフルグランドがセットされております。目の前の椅子席はエリートやディスエイブルな人たちが座ります。
じゃ、私たちはどうするのかといったら、床やら階段に直座りです。幸い階段の踊り場上に陣取りました。目の前は北欧から来たぴちぴちの、生意気盛りの女性4人組で、これがまたマナーが悪いんだ!たびたび係のお婆さんからちゃんと座れと怒られていますが「ふん」とかいっちゃってます。 -
まだ学生ではないかと思われるピアノ、チェロ、ヴァイオリンの三人の演奏です。音響も悪いところですから、かろうじて聞こえてくるという感じです。それでも熱演でした。
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では、と裏にあります絵画館Gemäldegalerieへ参りました。
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この人の絵も良いですねぇ〜!大好きです。
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17世紀オランダ絵画の典型じゃないですか。
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息子の方のピーター・ブリューゲルです。
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あれ?こんなところに・・・どこかでみたような・・・?
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お父さんブリューゲルの「ネーデルラントの諺」ですよ!
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いろんな場面が出てくるんで、大変に頭を悩まします。
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いくつもの寓話をあちらこちらにちらばせてあって、
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壁に頭を押しつけている奴はいるし、
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これは説明がないとわからないなぁ・・・と途方にくれます。解説書によると100以上の諺に言及しているそうですよ。こりゃかなわない。
アントワープのマイエル・ファン・デル・ベルク美術館に12枚の彼の絵になる諺絵がありますが、これはもう遙かに凌駕!ミュージアムショップでこの絵の解説絵はがきを売っています。 -
これは展示室においてあった、解説書です。番号を見ると118なんてのがありますよ。
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こちらがその解説面ですが、
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あれ!私としたことがここまでしか写真にしていません。ごめんなさい!続きは現地でお願いします。
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あれ!あら!まぁ!
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その上、これだ!
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ピーテル・デ・ホーホの『金貨を量る女』ですが、紛らわしでしょ?
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間違えちゃいそうですが、背景の壁がとてもあの人ではないでしょうねぇ。
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私はヤン・スティーンも大好きですなぁ。
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ちょっと時間がずれちゃいましたけれど、お昼ご飯はこの美術館の中のカフェテリアに行きました。
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これ、意外に美味しゅうございましたよ。そんなことをいっちゃ失礼ですが。両方で15ユーロというのもリーズナブルではございませぬか。
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ガイドブックとためつすがめつしておいででございますよ。
バッタリと昨日ポツダムをご案内くださった現地ガイドの方と遭遇。2−3日後にここをガイドしなくてはならないので、陳列物が変わっていることがしょっちゅうなので事前チェックをされているのだそうです。 -
Jean-François de Troy「読む女」いったい何を読んでいるんだろうと・・・。
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さすがにそこまでは描いちゃいないや。
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Charles Mellinといわれているものですが、男の肖像とだけ。でも、このタッチは好き。
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ラファエロ・サンティ 『コロナの聖母』
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同じくラファエロ・サンティでございまする。
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若いうちからこういう絵を見ておけば良かったと、今になって思うけれど、若い時には美術館なんて全く興味を持っていなかったですなぁ。馬鹿でした。若気の至りでございます。だから、人生は早く老けた方が良いんだよね。(違うか・・・?)
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やれやれ、それにしても美術館というのはかなり疲れるものでございます。ここから何かしにどこかへ行く元気がありませぬ。やっぱり若い時にいっておけば良かったと思うところばかりでございますなぁ。
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ポツダム広場に向かって歩き出したら、向こうからポリスカーが黒塗りを先導してきました。皆さん全く知らん顔でございます。この先で、この車列は渋滞に捕まっておりましたけれど、ウ〜でもありませんでしたねぇ。
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SONYの傍でレゴのキリンでござる!
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フリードリッヒ・ストラッセの駅です。素晴らしい構造です。見ほれます。
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一駅この電車で中央駅へ。
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自転車なんかを置くスペースの椅子は跳ね上がっています。いなけりゃ座って良し。
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中央駅の上のホームです。
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三段、四段にプラットホームが重なっています。慣れるまでは自分がどこへ行けば良いかわからない。
トイレは高いのですが、ここでも0.50ユーロの券をくれます。ところがこれがくせ者で、2ユーロ以上の買い物の時にしきゃ使えず、なおかつ一回につき一枚と決まっています。しかも、使えるところと使えないところがあって、もう訳がわかりません。 -
駅のKaiserで買ってきたケーキがこれが意外や意外、美味しい!日本語をちょっと喋る女学生のアルバイトがいて、楽しく交歓!
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夕闇迫る中、
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夕焼けが綺麗でした!
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