2014/05/25 - 2014/06/24
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keithforestさん
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久しぶりに、某社(これはもういっても良いかもしれないから、ユーラシア旅行社)のドイツ25日間、というツアーに参加。最後は延泊してベルリンに居続け。
十日目(160603)はシュパイヤー、ホーエンツォレル城経由リンダウへ。十一日目(140604)はライヘェナウ、コンスタンツ経由でフッセンへ。忙しい、忙しい。ほとんど記憶に残っていない・・・・。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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2014.06.03(火)
もう朝飯は写真をとる気がなくなってきましたね、はっきり言って。 -
ハイデルベルグのホテルから直線で来たら15kmくらいなんですが、なぜか直線道路がなくて結局30kmくらいの道のりでシュパイヤーの大聖堂にやってきました。
朝一番でしたから、周りには誰もいません。実はバスの中で寝ていたのか、周りの状況がどうかもわかっていません。大きな大聖堂です。 -
「コンラート2世が自身の永眠の場所として建造するよう命じたもので、1030年から1061年にかけて建造された。のちには、さらに7人の神聖ローマ皇帝、ドイツ王たちやその妻の幾人か、そして多くの僧侶たちが葬られた。」ウィッキペディア。
教会の前にゲッセマネの祈りの彫刻群があります。春にはワイン祭りが、秋には音楽祭が開かれるそうです。 -
これっていったいなんでしょうねぇ。
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現存する世界最大のロマネスク教会だといわれているんだそうです。朝早いので静かですが、規模はとても大きいものです。
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それでいてこのパイプオルガンの、まぁ、近代的なこと。
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機能美って奴ですかねぇ。
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扉がとても良いです。
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シンプルなデザインがことのほか良いです。
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全体とするととても大きな扉です。
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脇の廊下です。それですら、この規模。
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この窓のアーチが優しいです。
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最近の修復なんでしょうねぇ。
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色の濃さで模様を感じさせるというのは結構みる手法ですよねぇ。
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聖母子像が。
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これはまたずいぶん歴史を感じさせるようなデザインですが、本当に古いのでしょうか。
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地下です。まるでスペインのような。
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半地下で日が差し込むのがとてもよいですねぇ。
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床のレリーフです。誰かのお墓かもしれません。
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子どもをくわえた猫??
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濃淡の石で模様を作ってあるのがとってもイスラム模様的ですよねぇ。
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裸電球か、と思ったらハロゲンランプです。
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とても雰囲気が出ています。やっぱり朝一番にこないとこの雰囲気は味わえないですねぇ。
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見れば見るほど、巧く作ってあります。
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扉にトカゲ、そしてピカピカ。
帰りぎわに小学生の遠足、そしてたくさんの団体客とすれ違いました。みんなこの教会に。
やっぱり早く来てよかった。 -
次なる目的地は懐かしのBaden-Badenを通り過ぎて、トンネルを通り黒い森の山岳道路を使って、フロイデンシュタインを通って、約200kmを走破してHohenzollern城へまいります。
さすがにこれは個人旅行ではなかなかこられませぬなぁ。 -
なんたって、山の中でございまして、バスはあっちへ行ったりこっちへ行ったり。だんだん不安になってきたところで、やや、お城が見えて参りましたぞ。
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私たちのバスはとても上まで入れませぬ。こちらのマイクロバスに乗り換えて上がります。
本当にお城です。当たり前か。 -
こちらにちゃんとお城のウェブサイトもございます。
http://www.burg-hohenzollern.com/Welcome.html -
良くメンテされてますなぁと思ったら、ちゃんと企業化されてんですね。多分欧州には各地にこうしたお城があるんでしょうねぇ。
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どうやら雨も上がってきましたねぇ。
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ダイニングにはご先祖様の肖像画がこうして大きくかかっております。いかにもの風情。
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さて、お昼でございます。まるでお麩が入ったようなコンソメスープ。アッツ熱。やっぱりちょとしょっぱいのです。
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川魚にワイルドライスが添えてあって、ソースがおいしいんですが、お城で食べるにはどうよ、という気分がしないでもありませぬ。なにしろ口が生意気になっている年齢なもので。
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これ、やっぱり黒い森ケーキですか?ベルリンの駅のスーパー、Kaiser'sの方が数段おいしかったなぁ。ざんねん!
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お城を見物させていただきました。同じ旅行社の他のツアーの方々と一緒になりました。しばらく相前後しています。
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丘のてっぺんにある訳ですから、景色はそれはそれはよいのですよ。気持ちよいデスゾ。
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本当にこれが役に立ったとは思えませんけれど、雰囲気できています。
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お城の中を探索していたら、こんな立派な木藤が満開です。
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どれほど満開なのか、こうすればよくわかります。
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きれいに庭も手が入っています。
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雨上がりなので、空気もとてもしっとりしています。
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山を下ってきて、お城がよく見えます。
ここから150kmほど南東に向かって走ります。 -
2時間半も走って、ようやくLindauというボーデン湖の島にある町へつきました。この湖の南はもうスイス、東にちょっと行ったらリヒテンシュタインだというドイツの南の端っこです。
Bayerischerhofの駅前にある古いホテルに泊まります。 -
今日の部屋決めは抽選だというのですよ。つまり部屋にバラつきがあって、それを添乗員が決めると後で恨まれるといけないから、自分でおみくじのように引いてくれというのです。
で、引いた結果がこれ。とにかく広いことは広い。それは間違いはないけれど、不必要な椅子。よかったのは、ここには簡易なスリッパがあって、それが飛行機の中でもらって後生大事に使ってきたものに比べて使いやすかったことでしょうか。 -
なんと食事時間が午後8時半だっていうんです。私はスペイン人じゃない。
で、散歩に。なにしろ10時近くまで明るいですからね。 -
ここは港になっていて、昔からの灯台が建っています。
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で、この塔はいったい何よ?
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しかも途中の窓から三つ編みみたいになったロープが垂れ下がっているです。しかもご丁寧にリボンまでついています。何の印なんだろう。
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チロル音楽隊のコンサートがあるらしいですねぇ。スポンサーがゼンハイザーですよ。そういわれてみると、ドイツではヘッドフォンやらマイクやらは断然ゼンハイザーみたいですねぇ。
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この港では灯台とともにライオン像が知られておりますな。あえて写真にしないというへそ曲がり。みんな突堤を歩いて、近くまで見に行っていますが、私は・・・。
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水鳥がおもしろくて彼らを追いかけておりました。
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これがその灯台のアップです。
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もう時間が遅くて街中に行っても、店は全部閉まっている上に歩いている人すら珍しい。
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折角のリゾートなんだけれど、ただ寝るだけの滞在ってのも味気ないですなぁ。これが個人旅行だったら、きっとだらだらしたことでしょう。
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欧州の空ってのはどこにいても、いつでも空を飛行機が飛び交ってますよねぇ。
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これ、多分ここのタウンホールじゃないでしょうか。ド派手だし。
なんて思ってみていたら、「団体旅行ですか?」って話しかける人がいるんですよ。日本人の男の人です。歳の頃なら同じ位かなぁ。個人旅行だそうです。一人で歩いていると喋る相手がいませんよねぇ。
だけれど、この人、自分がどんなにみんなが行かないところに行っているのか、どれほどの金がかかっているのかって話ばっかりなんです。
とても残念でした。 -
これが駅前です。ホテルに飾ってあった写真を見ると、この駅とホテルの位置関係は全く変わっていないのに、周りはとても変わっているようです。
つまり、鉄道も橋を渡って島中まで来ているんです。 -
ようやく夕飯にありつきました。
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鶏だと思ったらターキーだったそうです。
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2014.06.04(水)
目が覚めたらドピーカン。
そうそう、景色がいいんだったっけ!やや、あの彼方に見えるのはアルプスではないでしょか。そうでなくても、そう思い込むことにしましょう! -
さすが、パンは各種あります、そしてなんとスモークト・サーモンもちゃんとホースラシッシュとともにあるんでございます。感謝、感謝でございますねぇ。
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ベッドにあったウェルカム・チョコレートざます。ちゃんとここの港の図柄になってございますよ。(それにしても良くこのホテルに、泊めたねぇ)
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さて、さわやかな空を眺めながらバスは一気に100kmちょっとを突っ走りました。
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メーアスブルグの港からフェリーにバスごと乗って
コンスタンツに渡り、砂州を伝ってライヒェナウ島にわたります。 -
向こうから全くの同型船がすれ違います。
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パイロットが一人で操縦します。でも、彼、さっきから携帯に見入っています。何もこない湖だからできるようなものの、ずっと見入っています。
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これが操縦席。その下のバスが私たちが最後まで乗ったバスです。
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自転車で乗ってくる人が結構いるところを見るともう生活路線になっているみたいですねぇ。
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で、目的はこの畑の中にぽつんとたっている田舎の教会みたいなものです。
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今や春爛漫で、至る所に花。あ、初夏かな?
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ポピーもどこに行ってもみますよねぇ。
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一つ目小僧、なんちうて。
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で、ここはReichenauのSt.Georg Kirche(聖ジョージ教会)です。
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何を見に来たかというと、この教会には1000年以上前に描かれた壁画が残っているのです。ガイド月以外では公開されていません。ドイツ語のガイド付きが毎日12時半、16時から30分間あるだけです。
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しかし、私たちはツアーのおかげで、英語ガイドのアンドレさんが来られて、ひとつひとつをご説明いただきました。
私よりも少し年上とおぼしきアンドレさんはとても真剣に解説してくださって、この教会の重要性がよくわかりました。 -
小さな教会ですけれど、四周の壁にびっしりと壁画が残っています。
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そのひとつひとつがイエスの奇跡を表しています。かつてはみんながみんな文字が読める訳ではありませんから絵でそれを指し示していた訳ですから。宗教画も、ステンドグラスも、皆目的は同じでしたねぇ。
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尤もこれは18世紀に修復されたものだそうです。
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修復にあたって、色が判明していない部分はそのままにしているという話だったでしょうか。
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ヨハネによる福音書11章43節
「イエスが墓の前に立ち、「ラザロ、出てきなさい」と叫ばれた。すると死んでいた人が、手と足を布で巻かれたままでてきた。顔は覆いで包まれていた。」 -
懺悔室もあるんです。
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この写真を注意深く見るとわかるのですが、この教会の壁には何十カ所も天井から白いひものようなものが垂れ下がっているのです。
とても気になってガイドのアンドレさんにお伺いして驚いたのは、この先にすべてセンサーがついていて、このセンサーで得られた情報がすべてシュツットガルトのセンターへ集められ、この教会の窓の開け閉めを行って調節しているというのです。
ちなみにここではまず前室に全員が入ってから表の扉を閉め、中の扉を開いているんだそうで、帰りはこの逆をやっていました。 -
祭壇のすぐ横にあるこの壁画。女性はたった二人が寄っただけでおしゃべりなんだからご注意くださいという、実に今だったら問題化しそうな壁画です。
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その頑丈そうな中扉。
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そしてその鍵。
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龍を退治するのはもちろんSt.Georgです。とても勉強になった見学でした。こういうのは見物じゃないですね。
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お、Jim Morrisonはドイツでもツアーをするのね!
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コンスタンツの町でお昼にします。
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バイセン・ビアー!
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おっ、タルトフランベかいっ!そういえばストラスブルグだったかコルマールだったかで食べました。
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JOE. ALBRECHTという名前の地ビールが売り物のレストラン、というよりビア・ガルテンというべきかなぁ。
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魚のグリル+芋+人参
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フルーツ・サラダというん打なぁ、巧いこというもんだ。
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またフェリーに乗ってメーアスブルグに戻ってきてから湖畔をほんのちょっと北西に上がると、そこがウンターウールディンゲンという町です。
ここに世界遺産、杭上家屋博物館があります。 -
位置がわかりますかねぇ。
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ほら、ここでもポピーが真っ盛り!
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ん?こんな再現された住居跡というのは前にもどこかで見たことがあるぞと思い出しました。やっぱり湖上に張り出して作られた昔の住居跡です。しかし、あれってどこだったんだろう・・・。
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まさにこれとほぼ同じでしたが、オーストリア、スイス、フランス、ドイツ、イタリア、スロベニアと分布しているというのです。
ここの凄いのはまず最初に部屋に入って四周のスクリーンを使ったプレゼンがあって、この茅葺きの家屋が映っているスクリーンが左右に開くと、本物が目の前に広がっているという仕掛けです。 -
板の一枚一枚をちゃんと手斧で削ったようにしてあるのです。安易なごまかし再現でないところが嬉しいです。プロデュースした人のセンス、それを受け入れた側のセンスですけれど。
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湿地帯に家を建てるメリットは陸上の猛獣から守られるということもあるんだそうです。
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本物らしさが良いです。基礎杭は水中に残っていただろうからわかるとしても、上部構造はどうしてわかったのかと質問すると、上部構造も同じように水中に崩落して残っていたものがあり、それから類推してきたのだというのです。
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こんなものも残っていたんですかねぇ・・・。
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多分こんな景色は当時とほとんど変わっていないんじゃないでしょうかねぇ。
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あれ?あっちも面白そうだなぁ。
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経年変化をみているのでしょうか。
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壁がどんなものから成り立っているのかがわかるようにしてあります。
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ここから140km東へ走って、フッセンを目指します。景色が良い!
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ひたすら畑の中を走ります。
ホテルに到着したのは午後6時半頃。
Fussenで最大だといわれるホテルに投宿。評判とおり団体客ばかりで、この人たちが全員明日はノイシュバンシュタインのお城にあがるに決まっておりますな。日本人率、超高し!もっと勢いがあるのは中国人観光客で、日本人団体がおじいとおばあばかりなのに、中国人団体は若い、如何にも新婚さんとおぼしきカップルばかりです。 -
夕食はまた午後7時45分から。また、ヴァイセン・ビアー!
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マッシュルームのスープです。上品に仕上げてあります。
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そして、な、なんと焼き直しウィンナー・シュニッツェル。
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鼻じらむ思いでアイスクリーム。
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