フィンランド+バルト３国①＜フィンランド＞北欧デザイン満載のヘルシンキ

2014/04/29 - 2014/05/07

前年のロシア旅行で東欧の世界に魅了されたこともあって、次もその周辺にと考えていたところ、たまたまＴＶ番組でバルト３国が紹介されていた。

それまでは、３国の国名や地理関係もよく知らなかったけど、調べれば調べるほど好奇心がかき立てられ、気が付けばもう完全に行く気満々に。


バルト３国へは、日本からの直行便がないので、幾つかのルートの中からフィンランド経由を選択。せっかくなのでヘルシンキにも1泊して、４カ国を巡ろう。こうして、行きはヘルシンキ、帰りがリトアニアからヘルシンキ経由で成田というフィンランド航空のチケットを購入した。

【ルート】日本→ヘルシンキ（船）→エストニア（バス）→ラトビア（バス）→リトアニア（飛行機）→ヘルシンキ→日本

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は羽田からセントレア経由でフィンランドに向かう。セントレアってすいててイイかも

フィンエアーの備品は、マリメッコのコラボ品。ブランケットや枕、紙コップやナプキンなど、とにかくおしゃれな感じ。

フィンエアーのパーソナルモニターも日本語に対応している。とはいえ、上段の右から二番目の『接続しなさい』はご愛嬌（笑）

あれよあれよと言う間にヘルシンキに到着。入国審査をすませて、フィンエアーでキャンペーン中だったヘルシンキカード（24時間有効）をインフォメーションでもらった。

普通に買うと39ユーロ(約5500円）なので、とても得した気分なのだ。

いよいよ空港を出て市内に向かうんだけど、その移動にはフィンエアーバスが便利。というか、他の行き方は調べてこなかった…（汗）。

早速、ヘルシンキカードを見せると通常6.3ユーロが４ユーロと地味に割引。

30分程度でヘルシンキ中央駅のバス停に到着。いつでもそうなんだけど、初めての国は本当にワクワクする。

ここが中央駅入り口。似たような入り口が何カ所かあった。

駅構内の扉を開けるとホームが見える。

寄り道もいいけど、まずはホテルにチェックインをしないと。

ということで、駅から徒歩３分程度のホテルを探すも、地図を見ても自分が今、どこに立っているのかよく分からない状態…。

いきなりここでも持ち前の方向音痴を発揮して、道を尋ねながら歩く。結局２回聞いたんだけど、二人とも親切・丁寧に教えてくれたのだ。

着いてみたら実に分かりやすいロケーションのホテル。ハハハ。

ホテル自体、可もなく不可もなくだったけど、朝食がしっかりしてたことと、フロントの人が親切だったことが印象的。

ちなみにこの時は、ゴールデンウイーク時期の16時すぎなんだけど、気温は10度と肌寒い。

しかーし、そんなことは想定内で、持参したダウンジャケットを着て市内観光を開始。

トラムに乗って、まずは一番観たかった岩づくりの教会・テンペリアウキオ教会へ。行き方はホテルのフロントのお姉様が丁寧に教えくれた。

岩で囲ってある公園のようなところが、まさにこの目的地。うん、確かに面白いつくりというか、なんともステキな感じ。

そして入口を探すも、やけにひっそりとしている。手持ちの資料によると閉館まで30分はあるはずなんだけど…。

ま、まさか……。

持ってきた資料が間違っていて５時閉館。そして時計を見ると針は空しく５時を指している（涙）

ヘルシンキで一番見たかった所なので、ショックのあまり気絶寸前っ。

結局は、次の日も来れず、最終日のリトアニアからのトランジットの４時間余りを利用して観にきた。

ショックを引きずったまま、次はヘルシンキ大聖堂へ。

ヘルシンキを象徴する白亜の建物に感動をおぼえるものの、空からはポツポツと小雨が落ちてきた。

大聖堂の中は、人もほとんど居なくて静まり返っていた。あまり見どころもないかも…。

後から来る人もすぐに回れ右をして、大聖堂を出る。こちらも三分くらいで退散っ。

大聖堂前の前に広がる元老院広場。

大聖堂前の階段に座ってずっとおしゃべりをしていた三人組。寒いんだけど、なんかここで話すからイイんだよね〜。分かるなぁ。

真っ青の空にはえる建物なんだけど、ん〜残念。

これは街のあちこちにあった不思議なデザインのベンチ。雨もしのげる優れもの!?

ヘルシンキの中心部は、街中にトラムが張り巡らしてあり、移動はわりと便利なのだ。

街を歩いていると、よく見かける小学生？中学生？。

ジャージにたくさんワッペンを貼り付けるのが流行っているのか、みんなこんな感じだった。

とりあえず、次は翌日、エストニアに渡るための船の予約をしに行く。

先に見えるのはウスペンスキー寺院。

船は日本からネットで予約をしたんだけど、カード決算でエラーになって出来なかった。

ただ、予約がそのまま残っているのか、キャンセルになっているのかハッキリしなかったので、バイキングラインのオフィスに行ったのだ。

調べてもらったら、予約はキャンセルになっていた。ちなみに、窓口で買うと39ユーロ、ネットは34ユーロとの話だったけど、即、ここで購入。そして出航が12時半で、２時間前にはチェックインに来るように言われる。

ん、早い…。それだと明日朝から再訪問するつもりのテンペリアウオキ教会（10時オープン）に行くのは厳しい。どうしようか、ずーっと悩んだ。

明日はこれだとあまり観光する時間がないなぁと考えながら、トボトボと歩いて戻る。

ここは、なんかヘルシンキっぽいイメージと思って写真を撮ったけど、いま見返すと全然そうでもない（笑）

再び大聖堂の所に戻ってきた。雨もやみ、空もキレイでイイ感じ。

そしてトラムにちょこっとだけ乗って、スーパーマーケットのストックマンに入ってみた。

とくに欲しいものもなかったので、何も買わなかったけど、とにかくフィンランドって、物価が高いっす（涙）

ダウンジャケットを着てても、ちょっと寒かった。

駅周辺では、風船の売り子さんを何度か見かけたんだけど…。余り売れてなかった模様。

そして中央駅付近を散策していたら、突然、不思議な形をした建造物が出現!!

とりあえず入り口を発見したので、恐る恐る入ってみると…。

なんとここは教会だった。ひえー。

天井から入ってくる光が、教会の神々しい雰囲気をさらに引き立てる。

こんな風にヘルシンキを歩いていると、さすが北欧デザインの中枢って感じが、あちらこちらで見受けられる。

さて、お次は観光名所ともなっている有名な本屋さん、アカデミア書店。入り口がちょっと分かりずらかったかも。

この本屋さんの中にはカフェも併設されてるんだけど、日本人がたくさん居た。

やっぱりみんな「かもめ食堂」をみたのかな〜。

自然光を上手に取り入れたおしゃれなつくり。

ちなみに、物価が高いフィンランドだけに本も結構なお値段だった。

そして、街歩きでお腹がすいたので、とりあえずお店へ。

ご飯の上に得体の知れない肉がたーっぷりと乗っていた。この味は…ん〜、ケバブだ。

ということでお腹いっぱいでホテルに戻った。次の日につづく…。