2014/04/29 - 2014/05/07
418位(同エリア1567件中)
nhさん
ヘルシンキからフィンランド湾を挟んで約80㎞先にあるエストニア。首都・タリンの旧市街は、保存状態の良い城壁に囲まれていて、あたかも中世の世界に迷い込んだよう。
そんな雰囲気を持った旧市街は、まち歩きにはピッタリのところ。一日で回れるほどのコンパクトな街ながらも、この日は半分から上側・山の手あたりをゆっくりと散策した。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヘルシンキからフェリーでタリンに着き、スーツケースを引きずりながら歩いて10分もかからない程度で旧市街入り口に到着。
通称・太っちょマルガレータと呼ばれる旧砲塔および旧監獄、現在の海洋博物館がお出迎え。 -
この海洋博物館の下をくぐると旧市街。
あたかも現代と中世を隔てる門のようだ。 -
旧市街に入って早々、右側の先には三姉妹と呼ばれる建物が見えてきた。
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この三姉妹は、ホテルとして営業。
とはいえ旧市街の観光スポットの一つとして、みんながここの写真を撮っていた。 -
可愛らしいけど、五つ星の高級ホテルなのです。
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そしてこの近くには聖オレフ教会がある。
ここの塔からの眺めは格別(らしい)。
というのも翌日、ゆっくりと眺望を楽しもうと後回しにしたら、なんと次の日はクローズ。旧市街で随一の絶景ポイントを見逃してしまった(涙) -
ホテルをめざして地図を手にして歩く。
石畳でスーツケースのタイヤが悲鳴を上げてそう…。 -
予想通りとでもいいましょうか、やっぱり道に迷ってしまう。
この近くにあった観光案内所でホテルの場所を聞いた。 -
教えられた通りに歩いたつもりが、若干、遠回りをしてやっとホテルの入り口を発見。
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チェックインして部屋に入る。窓からは塔が見えていい感じ♪
旅装をとく間もなく、早速、観光に向かう。 -
外ではいきなり観光地にありがちな乗り物が通り過ぎた。ここには、ちょっと似合わないかも。
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旧市街の建物は、色とりどりでカラフル。とはいえ、色と色が喧嘩することなく、街並みに溶け込んでいるところがお見事っ。
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引き続き街並み。
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まずは旧市街の中心、ラエコヤ広場に面している旧市庁舎の塔に登ってみることにした。
塔の入り口に座っているおばちゃんに3ユーロを払って、割と急角度の階段をひたすら登る。 -
実は高い所が苦手…。
階段の手すりのロープに安心感を求める人間にとって、この切れそうな状態は、嫌がらせか、はたまた拷問に近いものがある…。うぅ、こわ〜。 -
階段をひたすら登って、ぜーぜー言ったところで、てっぺんに到着。すぐ下はラエコヤ広場。
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改めて写真を見ると、苦労して登ったわりには、それほど高くはない!?
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登った証拠という訳ではないけれど、とりあえず四方を写真に収める。
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長居するようなスペースもなく、写真を撮ってわりとすぐに降りた。
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さて、次に向かったのは聖ニコラス教会。
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ここで有名なのが15世紀に描かれた「死のダンス」。ガイドブックにも大きく紹介されていたので、気になって観に来てみた。
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それとこの教会の主祭壇も見事。
でも、正直なところ両方とも、「ん…」という感想(汗) -
今度はトームペアの丘に向かう。丘というだけに、文字通り旧市街の高台となっており、階段と緩やかな上り坂を歩いていく。
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坂を上がったところに建っているのは、ロシア正教のアレクサンドル・ネフスキー聖堂。
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その前に建っているのがトームペア城。ここは国の議会が入っていて見学は不可なのだ。
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トームペア城の奥には「のっぽのヘルマン」と呼ばれる塔がそびえ立っている。てっぺんのエストニア国旗がとてもカッコいい。
(実はこの時、のっぽのヘルマンがどこにあるのか場所が分からず、翌日、改めて来た…) -
トームペア城のちょっと先には、ひときわ存在感のある大聖堂の姿が。
ちなみに。エストニア最古の教会とのこと。 -
さらに大聖堂の奥に進むと展望台があるんだけど、何と、まさかまさかの工事中(涙)。
タリンの絶景ポイントとはどうも縁がないようだ。 -
仕方ないので、その近くの階段から撮った1枚。
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イチオシ
がっかりしながらガイドブックを見ると、近くに別の展望台がある模様なので、すぐにそこに向かった。
その途中には見事な城壁が姿を現す。てんぺんの茶色い帽子が何ともいえず美しい。 -
ここの城壁の上はカフェになっていた。
気持ち良さそうだけど、寒いのでパス。 -
そんなこんなで、もうひとつの展望台に到着。
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イチオシ
工事中の展望台の方が見晴らしは良い模様なんだけど、ここからの景色もまずまずです。
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先の方には新市街のビルが見える。そういえば、エストニアってスカイプの発祥の地であったりして、イメージと違いIT化が進んでいるのだ。
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ここの展望台では、なぜか多くの人がこの壁を背景にして写真を撮っていた。
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景色を十分に堪能したので、トームペアの丘を降りていく。
石の壁がとてもマッチしている。 -
どこを写してもタリンの旧市街は絵になるところばかり。
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そういえば、この街にはユニークなオブジェがあちこちにある。
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ゴミ箱とはいえ、使用不可。
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これは腹話術かな?
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一瞬、ビックリするこんなベンチも。色んな人がいろんなポーズでこのオブジェと写真を撮っていた(笑)
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街の中のあちこちにピーナッツ屋さんの屋台があった。
シナモンの香りがして美味しいんだけど、正直なところ買うまでには至らず…。 -
この方は中世料理の有名店、オルデ・ハンザの店員さん。
気軽に写真撮影にも応じてくれるけど、出身国を聞かれて日本と答えると、お店の日本語メニューを持ってきて、しっかりと営業される。 -
せっかくの機会なので、話のタネに中世料理を食してみることにした。
というか、もともと入るつもりだったし。 -
階段を登ったバルコニー席を勧められるも、なんとなく普通の一階席にしてもらった。
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外でも見たけど、日本語をはじめ様々な言語のメニューが用意してある。
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まずは黒蜜のビールを注文。ビールはどちらかと言えば苦手なんだけど、雰囲気で頼んでみた。
陶器のジョッキが中世の雰囲気を醸し出していて、とてもいい感じ。
気になるお味の方は、甘みがあって飲みやすかったよん。 -
暗くてわかりずらいんだけど、これは「きのこのスープ」。
ふむふむ、これもまずまずのお味でした〜。 -
お待ちかねのメインは、店員さんと相談して決めた鶏肉の料理。
しかし、残念ながらしょっぱいを通り過ぎて、塩辛いような感じで半分くらいでギブアップしちゃった。
わりと評判はいい店なんだけど、個人的な感想としては、現代人の舌にはあいませ〜ん、かな(汗) -
レストランの隣には中世の品を模した雑貨も売っている。
さっきの陶器のジョッキを買おうかどうか迷ったものの、あと2ヵ国は廻るし、陶器を持って歩くのが大変そうなので泣く泣く断念。 -
先端が細くなっている古風な靴なんかも売っていた。
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というわけで、中世料理店のオルデ・ハンザを後にする。
たぶん、選ぶメニューというか料理さえ好みに合っていれば、美味しいんだと思う。ちなみにお会計はチップ込で30ユーロ。つまり4千円ちょっと。決して安くはないんだけど、雰囲気も楽しめると思う。
そういえば、フィンランドから南下するごとに、徐々に物価が確実に安くなっていく。 -
今度は、食後にちょっとだけ街歩き。
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お口直しにコーヒーを飲みにいく。
お酒を飲んだ後に、コーヒーが飲みたくなるのは私だけでしょうか? -
ラエコヤ広場に面した席で、ニガーいコーヒーを楽しむ。
夕暮れ時の広場の喧騒がなんとも心地良い。 -
最初に塔に登った旧市庁舎。よく晴れていた空がゆっくり、ゆっくりと薄紫色に染まっていく。
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この時は21時くらいだったかな、夜景も見たかったけど、暗くなるにはまだ時間が掛かりそうなので、無理をせずホテルに帰った。
つづく
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