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ヘルシンキからフィンランド湾を挟んで約80㎞先にあるエストニア。首都・タリンの旧市街は、保存状態の良い城壁に囲まれていて、あたかも中世の世界に迷い込んだよう。<br /><br />そんな雰囲気を持った旧市街は、まち歩きにはピッタリのところ。一日で回れるほどのコンパクトな街ながらも、この日は半分から上側・山の手あたりをゆっくりと散策した。<br /><br /><br />

フィンランド+バルト3国③<エストニア>中世の香り漂うタリンの旧市街

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2014/04/29 - 2014/05/07

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ヘルシンキからフィンランド湾を挟んで約80㎞先にあるエストニア。首都・タリンの旧市街は、保存状態の良い城壁に囲まれていて、あたかも中世の世界に迷い込んだよう。

そんな雰囲気を持った旧市街は、まち歩きにはピッタリのところ。一日で回れるほどのコンパクトな街ながらも、この日は半分から上側・山の手あたりをゆっくりと散策した。


旅行の満足度
4.5
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
徒歩
航空会社
フィンランド航空
旅行の手配内容
個別手配
  • ヘルシンキからフェリーでタリンに着き、スーツケースを引きずりながら歩いて10分もかからない程度で旧市街入り口に到着。<br /><br />通称・太っちょマルガレータと呼ばれる旧砲塔および旧監獄、現在の海洋博物館がお出迎え。

    ヘルシンキからフェリーでタリンに着き、スーツケースを引きずりながら歩いて10分もかからない程度で旧市街入り口に到着。

    通称・太っちょマルガレータと呼ばれる旧砲塔および旧監獄、現在の海洋博物館がお出迎え。

  • この海洋博物館の下をくぐると旧市街。<br /><br />あたかも現代と中世を隔てる門のようだ。

    この海洋博物館の下をくぐると旧市街。

    あたかも現代と中世を隔てる門のようだ。

  • 旧市街に入って早々、右側の先には三姉妹と呼ばれる建物が見えてきた。<br /><br />

    旧市街に入って早々、右側の先には三姉妹と呼ばれる建物が見えてきた。

  • この三姉妹は、ホテルとして営業。<br /><br />とはいえ旧市街の観光スポットの一つとして、みんながここの写真を撮っていた。

    この三姉妹は、ホテルとして営業。

    とはいえ旧市街の観光スポットの一つとして、みんながここの写真を撮っていた。

  • 可愛らしいけど、五つ星の高級ホテルなのです。

    可愛らしいけど、五つ星の高級ホテルなのです。

  • そしてこの近くには聖オレフ教会がある。<br />ここの塔からの眺めは格別(らしい)。<br /><br />というのも翌日、ゆっくりと眺望を楽しもうと後回しにしたら、なんと次の日はクローズ。旧市街で随一の絶景ポイントを見逃してしまった(涙)

    そしてこの近くには聖オレフ教会がある。
    ここの塔からの眺めは格別(らしい)。

    というのも翌日、ゆっくりと眺望を楽しもうと後回しにしたら、なんと次の日はクローズ。旧市街で随一の絶景ポイントを見逃してしまった(涙)

  • ホテルをめざして地図を手にして歩く。<br /><br />石畳でスーツケースのタイヤが悲鳴を上げてそう…。

    ホテルをめざして地図を手にして歩く。

    石畳でスーツケースのタイヤが悲鳴を上げてそう…。

  • 予想通りとでもいいましょうか、やっぱり道に迷ってしまう。<br /><br />この近くにあった観光案内所でホテルの場所を聞いた。

    予想通りとでもいいましょうか、やっぱり道に迷ってしまう。

    この近くにあった観光案内所でホテルの場所を聞いた。

  • 教えられた通りに歩いたつもりが、若干、遠回りをしてやっとホテルの入り口を発見。

    教えられた通りに歩いたつもりが、若干、遠回りをしてやっとホテルの入り口を発見。

  • チェックインして部屋に入る。窓からは塔が見えていい感じ♪<br /><br />旅装をとく間もなく、早速、観光に向かう。<br /><br />

    チェックインして部屋に入る。窓からは塔が見えていい感じ♪

    旅装をとく間もなく、早速、観光に向かう。

  • 外ではいきなり観光地にありがちな乗り物が通り過ぎた。ここには、ちょっと似合わないかも。

    外ではいきなり観光地にありがちな乗り物が通り過ぎた。ここには、ちょっと似合わないかも。

  • 旧市街の建物は、色とりどりでカラフル。とはいえ、色と色が喧嘩することなく、街並みに溶け込んでいるところがお見事っ。

    旧市街の建物は、色とりどりでカラフル。とはいえ、色と色が喧嘩することなく、街並みに溶け込んでいるところがお見事っ。

  • 引き続き街並み。

    引き続き街並み。

  • まずは旧市街の中心、ラエコヤ広場に面している旧市庁舎の塔に登ってみることにした。<br /><br />塔の入り口に座っているおばちゃんに3ユーロを払って、割と急角度の階段をひたすら登る。

    まずは旧市街の中心、ラエコヤ広場に面している旧市庁舎の塔に登ってみることにした。

    塔の入り口に座っているおばちゃんに3ユーロを払って、割と急角度の階段をひたすら登る。

  • 実は高い所が苦手…。<br /><br />階段の手すりのロープに安心感を求める人間にとって、この切れそうな状態は、嫌がらせか、はたまた拷問に近いものがある…。うぅ、こわ〜。

    実は高い所が苦手…。

    階段の手すりのロープに安心感を求める人間にとって、この切れそうな状態は、嫌がらせか、はたまた拷問に近いものがある…。うぅ、こわ〜。

  • 階段をひたすら登って、ぜーぜー言ったところで、てっぺんに到着。すぐ下はラエコヤ広場。

    階段をひたすら登って、ぜーぜー言ったところで、てっぺんに到着。すぐ下はラエコヤ広場。

  • 改めて写真を見ると、苦労して登ったわりには、それほど高くはない!?<br /><br />

    改めて写真を見ると、苦労して登ったわりには、それほど高くはない!?

  • 登った証拠という訳ではないけれど、とりあえず四方を写真に収める。

    登った証拠という訳ではないけれど、とりあえず四方を写真に収める。

  • 長居するようなスペースもなく、写真を撮ってわりとすぐに降りた。

    長居するようなスペースもなく、写真を撮ってわりとすぐに降りた。

  • さて、次に向かったのは聖ニコラス教会。

    さて、次に向かったのは聖ニコラス教会。

  • ここで有名なのが15世紀に描かれた「死のダンス」。ガイドブックにも大きく紹介されていたので、気になって観に来てみた。

    ここで有名なのが15世紀に描かれた「死のダンス」。ガイドブックにも大きく紹介されていたので、気になって観に来てみた。

  • それとこの教会の主祭壇も見事。<br /><br />でも、正直なところ両方とも、「ん…」という感想(汗)

    それとこの教会の主祭壇も見事。

    でも、正直なところ両方とも、「ん…」という感想(汗)

  • 今度はトームペアの丘に向かう。丘というだけに、文字通り旧市街の高台となっており、階段と緩やかな上り坂を歩いていく。<br /><br />

    今度はトームペアの丘に向かう。丘というだけに、文字通り旧市街の高台となっており、階段と緩やかな上り坂を歩いていく。

  • 坂を上がったところに建っているのは、ロシア正教のアレクサンドル・ネフスキー聖堂。

    坂を上がったところに建っているのは、ロシア正教のアレクサンドル・ネフスキー聖堂。

  • その前に建っているのがトームペア城。ここは国の議会が入っていて見学は不可なのだ。

    その前に建っているのがトームペア城。ここは国の議会が入っていて見学は不可なのだ。

  • トームペア城の奥には「のっぽのヘルマン」と呼ばれる塔がそびえ立っている。てっぺんのエストニア国旗がとてもカッコいい。<br /><br />(実はこの時、のっぽのヘルマンがどこにあるのか場所が分からず、翌日、改めて来た…)

    トームペア城の奥には「のっぽのヘルマン」と呼ばれる塔がそびえ立っている。てっぺんのエストニア国旗がとてもカッコいい。

    (実はこの時、のっぽのヘルマンがどこにあるのか場所が分からず、翌日、改めて来た…)

  • トームペア城のちょっと先には、ひときわ存在感のある大聖堂の姿が。<br /><br />ちなみに。エストニア最古の教会とのこと。

    トームペア城のちょっと先には、ひときわ存在感のある大聖堂の姿が。

    ちなみに。エストニア最古の教会とのこと。

  • さらに大聖堂の奥に進むと展望台があるんだけど、何と、まさかまさかの工事中(涙)。<br /><br />タリンの絶景ポイントとはどうも縁がないようだ。

    さらに大聖堂の奥に進むと展望台があるんだけど、何と、まさかまさかの工事中(涙)。

    タリンの絶景ポイントとはどうも縁がないようだ。

  • 仕方ないので、その近くの階段から撮った1枚。

    仕方ないので、その近くの階段から撮った1枚。

  • がっかりしながらガイドブックを見ると、近くに別の展望台がある模様なので、すぐにそこに向かった。<br /><br />その途中には見事な城壁が姿を現す。てんぺんの茶色い帽子が何ともいえず美しい。

    イチオシ

    がっかりしながらガイドブックを見ると、近くに別の展望台がある模様なので、すぐにそこに向かった。

    その途中には見事な城壁が姿を現す。てんぺんの茶色い帽子が何ともいえず美しい。

  • ここの城壁の上はカフェになっていた。<br /><br />気持ち良さそうだけど、寒いのでパス。

    ここの城壁の上はカフェになっていた。

    気持ち良さそうだけど、寒いのでパス。

  • そんなこんなで、もうひとつの展望台に到着。

    そんなこんなで、もうひとつの展望台に到着。

  • 工事中の展望台の方が見晴らしは良い模様なんだけど、ここからの景色もまずまずです。

    イチオシ

    工事中の展望台の方が見晴らしは良い模様なんだけど、ここからの景色もまずまずです。

  • 先の方には新市街のビルが見える。そういえば、エストニアってスカイプの発祥の地であったりして、イメージと違いIT化が進んでいるのだ。

    先の方には新市街のビルが見える。そういえば、エストニアってスカイプの発祥の地であったりして、イメージと違いIT化が進んでいるのだ。

  • ここの展望台では、なぜか多くの人がこの壁を背景にして写真を撮っていた。

    ここの展望台では、なぜか多くの人がこの壁を背景にして写真を撮っていた。

  • 景色を十分に堪能したので、トームペアの丘を降りていく。<br /><br />石の壁がとてもマッチしている。

    景色を十分に堪能したので、トームペアの丘を降りていく。

    石の壁がとてもマッチしている。

  • どこを写してもタリンの旧市街は絵になるところばかり。

    どこを写してもタリンの旧市街は絵になるところばかり。

  • そういえば、この街にはユニークなオブジェがあちこちにある。<br /><br />

    そういえば、この街にはユニークなオブジェがあちこちにある。

  • ゴミ箱とはいえ、使用不可。

    ゴミ箱とはいえ、使用不可。

  • これは腹話術かな?

    これは腹話術かな?

  • 一瞬、ビックリするこんなベンチも。色んな人がいろんなポーズでこのオブジェと写真を撮っていた(笑)

    一瞬、ビックリするこんなベンチも。色んな人がいろんなポーズでこのオブジェと写真を撮っていた(笑)

  • 街の中のあちこちにピーナッツ屋さんの屋台があった。<br /><br />シナモンの香りがして美味しいんだけど、正直なところ買うまでには至らず…。

    街の中のあちこちにピーナッツ屋さんの屋台があった。

    シナモンの香りがして美味しいんだけど、正直なところ買うまでには至らず…。

  • この方は中世料理の有名店、オルデ・ハンザの店員さん。<br /><br />気軽に写真撮影にも応じてくれるけど、出身国を聞かれて日本と答えると、お店の日本語メニューを持ってきて、しっかりと営業される。

    この方は中世料理の有名店、オルデ・ハンザの店員さん。

    気軽に写真撮影にも応じてくれるけど、出身国を聞かれて日本と答えると、お店の日本語メニューを持ってきて、しっかりと営業される。

  • せっかくの機会なので、話のタネに中世料理を食してみることにした。<br /><br />というか、もともと入るつもりだったし。

    せっかくの機会なので、話のタネに中世料理を食してみることにした。

    というか、もともと入るつもりだったし。

  • 階段を登ったバルコニー席を勧められるも、なんとなく普通の一階席にしてもらった。

    階段を登ったバルコニー席を勧められるも、なんとなく普通の一階席にしてもらった。

  • 外でも見たけど、日本語をはじめ様々な言語のメニューが用意してある。

    外でも見たけど、日本語をはじめ様々な言語のメニューが用意してある。

  • まずは黒蜜のビールを注文。ビールはどちらかと言えば苦手なんだけど、雰囲気で頼んでみた。<br /><br />陶器のジョッキが中世の雰囲気を醸し出していて、とてもいい感じ。<br /><br />気になるお味の方は、甘みがあって飲みやすかったよん。

    まずは黒蜜のビールを注文。ビールはどちらかと言えば苦手なんだけど、雰囲気で頼んでみた。

    陶器のジョッキが中世の雰囲気を醸し出していて、とてもいい感じ。

    気になるお味の方は、甘みがあって飲みやすかったよん。

  • 暗くてわかりずらいんだけど、これは「きのこのスープ」。<br /><br />ふむふむ、これもまずまずのお味でした〜。

    暗くてわかりずらいんだけど、これは「きのこのスープ」。

    ふむふむ、これもまずまずのお味でした〜。

  • お待ちかねのメインは、店員さんと相談して決めた鶏肉の料理。<br /><br />しかし、残念ながらしょっぱいを通り過ぎて、塩辛いような感じで半分くらいでギブアップしちゃった。<br /><br />わりと評判はいい店なんだけど、個人的な感想としては、現代人の舌にはあいませ〜ん、かな(汗)

    お待ちかねのメインは、店員さんと相談して決めた鶏肉の料理。

    しかし、残念ながらしょっぱいを通り過ぎて、塩辛いような感じで半分くらいでギブアップしちゃった。

    わりと評判はいい店なんだけど、個人的な感想としては、現代人の舌にはあいませ〜ん、かな(汗)

  • レストランの隣には中世の品を模した雑貨も売っている。<br /><br />さっきの陶器のジョッキを買おうかどうか迷ったものの、あと2ヵ国は廻るし、陶器を持って歩くのが大変そうなので泣く泣く断念。

    レストランの隣には中世の品を模した雑貨も売っている。

    さっきの陶器のジョッキを買おうかどうか迷ったものの、あと2ヵ国は廻るし、陶器を持って歩くのが大変そうなので泣く泣く断念。

  • 先端が細くなっている古風な靴なんかも売っていた。

    先端が細くなっている古風な靴なんかも売っていた。

  • というわけで、中世料理店のオルデ・ハンザを後にする。<br /><br />たぶん、選ぶメニューというか料理さえ好みに合っていれば、美味しいんだと思う。ちなみにお会計はチップ込で30ユーロ。つまり4千円ちょっと。決して安くはないんだけど、雰囲気も楽しめると思う。<br /><br />そういえば、フィンランドから南下するごとに、徐々に物価が確実に安くなっていく。

    というわけで、中世料理店のオルデ・ハンザを後にする。

    たぶん、選ぶメニューというか料理さえ好みに合っていれば、美味しいんだと思う。ちなみにお会計はチップ込で30ユーロ。つまり4千円ちょっと。決して安くはないんだけど、雰囲気も楽しめると思う。

    そういえば、フィンランドから南下するごとに、徐々に物価が確実に安くなっていく。

  • 今度は、食後にちょっとだけ街歩き。

    今度は、食後にちょっとだけ街歩き。

  • お口直しにコーヒーを飲みにいく。<br /><br />お酒を飲んだ後に、コーヒーが飲みたくなるのは私だけでしょうか?

    お口直しにコーヒーを飲みにいく。

    お酒を飲んだ後に、コーヒーが飲みたくなるのは私だけでしょうか?

  • ラエコヤ広場に面した席で、ニガーいコーヒーを楽しむ。<br /><br />夕暮れ時の広場の喧騒がなんとも心地良い。

    ラエコヤ広場に面した席で、ニガーいコーヒーを楽しむ。

    夕暮れ時の広場の喧騒がなんとも心地良い。

  • 最初に塔に登った旧市庁舎。よく晴れていた空がゆっくり、ゆっくりと薄紫色に染まっていく。<br /><br />

    最初に塔に登った旧市庁舎。よく晴れていた空がゆっくり、ゆっくりと薄紫色に染まっていく。

  • この時は21時くらいだったかな、夜景も見たかったけど、暗くなるにはまだ時間が掛かりそうなので、無理をせずホテルに帰った。<br /><br />つづく

    この時は21時くらいだったかな、夜景も見たかったけど、暗くなるにはまだ時間が掛かりそうなので、無理をせずホテルに帰った。

    つづく

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