2014/04/03 - 2014/06/18
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キャッツアイさん
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■ベルニナ線 Bernina Line<サン・モリッツ=ティラーノ>
1910年に開通したベルニナ鉄道(現・レーティッシュ鉄道ベルニナ線)は、歯車を使ったラック式鉄道ではなく、一般的なレールを使った鉄道でアルプス最高地点を走る鉄道として、すぐにその技術が大きな話題となり、後につくられるさまざまな鉄道計画のモデルになったといわれています。万年雪を冠った4000m級のベルニナ山群の名峰や氷河が輝くアルプスの世界から、葡萄畑や栗林に囲まれた素朴な谷を越え、イタリアまでの縦断ルート。2253mから429mまで高低差を結ぶ絶景の連続です。
(スイス政府観光局記事より抜粋)
サンモリッツ~ティラノ間のベルニナ線。乗車時間は2時間半くらい。
氷河を間近に見られたり高低さが激しいので迫力があり
写真を撮ったりしてるとあっという間
イタリア側のティラーノに3泊。
何度もレイティッシュ鉄道に乗り
のんびり楽しみました
が、
それでも、まだ足りない・・・もっと居たかった・・
今度(もしここが初めての)主人と一緒に行くとしたら(定年後ね・・)
想像してみた・・
初日は、ティラーノからサンモリッツのベルニナ線を車窓でたのしみ
さらにそこからアルブラ線で行きそこで1泊
2日目は午前中にクールの街を散策して昼にアルブラ線乗車
初日と違う方向からループ橋など撮りつつ
3日目はサンモリッツからティラーノに向いながら
4~5箇所くらいポイントを絞って下車。
降りてみると、また違った風景や感覚が得られて
レイティッシュ鉄道の醍醐味を存分に味わえる。
そして、4日目があるなら
気に入ったベルニナ線の1箇所か2箇所でのんびりすごしたりハイキングを楽しみたい・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
マントバ(確か7時)⇒ヴェローナ(10:02発)⇒ミラノ(11:25着)
ミラノ(13時ころ発)⇒ティラーノ(3時半ころ着)
ミラノから2時間半でティラーノに到着
前からずっと興味があった、レイティッシュ鉄道
タップリ時間をかけて・・乗るぞ!
ティラーノのレイティシュ鉄道駅舎に行き
これから(午後4時)列車に乗って
行ける駅までの往復乗車券を買ったらいくらかと聞く
60ユーロ!
え?・・少ししか乗らなくても?っともう一度聞きなおしてしまいました(笑)
これから3日間、ティラーノに滞在してレイティッシュ鉄道を楽しむつもり、
っと駅員さんに伝えたら
それなら、便利な切符があるよ・・っと
勧めてくれたのが
3日間レイティッシュ鉄道フリー乗車券、100ユーロ
めちゃお得な切符ですね!
話の流れでいい情報をもらえて良かった♪
色々と駅員さんのアドバイスいただきました。
ティラーノの朝一番の列車が空いているから、それに乗るといいという事
席の移動ができて左右の景色が楽しめるから。
各駅停車の普通列車がおススメ
窓が開けられるから
そして最後尾がいいよ、と。
親切な駅員さん、ありがとうございました、 -
ティラーノ、すでに16時。
午後も遅い時間・・・
駅員さんと相談。
今から(午後4時)電車に乗ったとして
どこまで行けるか調べてもらった
ティラーノに着く最終電車の到着時刻が7時10分。
(そのティラーノに帰って来る最終電車に間にあう為には)
行けても、ギリギリポスキアーボの駅まで。
それほど遠くまでは行けないみたい。
前夜祭じゃないけど(笑)
ちょっとだけでも
ベルニナ線を味わいたいものね。
行くしかないっしょ!!!
ウキウキ♪、
さ、行きましょ行きましょ 乗りましょ乗りましょ~♪ -
この時間の電車は、ガラガラに空いてました。
右の座席にも左の座席にも自由に移動。
さてさて、
ベルニナ線といえば、まずはループ橋でしょ。
ブルージオのオープンループ橋です。
ウキウキ、ドキドキ
めちゃ興奮しますね、実際にこの目で見れると思うと・・ -
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブルージオ駅とカンパッチオ駅間には半径50-70m、
勾配70パーミルで360度を回る石造のオープンループ橋がある
(ウィキペディアより)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
石造りの橋です -
360度、グル~っと回りながら、勾配を上がっていきます。
今、走ってきた線路が、ほら・・下に見えてますねー。 -
ループ橋の描く美しい曲線
-
振り返ってみました。
もうこれだけで「来て良かった」という思いでいっぱい・・ -
湖が見えてきました。
ボスキアーボ湖です。
しずか~な湖です。
う~ん♪いいな~♪ -
駅です。「MIRALAGO」と書かれています。
電車は停まりました。が
誰も乗ってきません。 -
西陽
温かい微かなオレンジ色の光
景色を萌えたたせ
山々や木々の陰影が際立ち
家々の壁の白さが光を反射している。
鏡のような湖に
映し出されて、遠ざかっていく。
ああ、旅に出てるんだな~っと
こんな時、ふと実感。 -
ポスターで見たような景色
旅はいいなー。 -
ポスキアーボ駅で下車。
今日、行ける地点はここまで。
最終電車に乗って、ここからとんぼ返りでティラーノに戻らないといけません。
・・たったの30分しか滞在時間がないけど・・
列車から見えたあの湖まで行ってみたいな!
ワクワク(^O^) -
誰もいない草原。
夕暮れ前の、静かな寛ぎにつつまれている草原。
のんびり、のんびり歩いてみる。
ゆっくり呼吸しながら・・
歩きます。
ふぅ・・・気持ちいいなぁ~・・・・
なんて素敵なところなんでしょう・・
知らず知らず空を仰ぎ深呼吸
そよそよと通り過ぎる風を全身で感じる。
美しい景色にすっぽりとくるまれる。
穏やかに、平和に、静かに
太陽がホッとくつろいでいるような
夕暮れ時
・・
幸せの粒子が空気にほわり、ほんわり、浮かんでそう♪
細胞が溶け出して行く・・・なんて幸せな時間だろう・・
来てよかった!!!
あ~・・・・ か ・い ・か ・ん! -
湖に続く草原に
ピンク色の花が一面に ・・
風に時折、そよいでたわむれる。
草原の草花が、夕暮れの光と風と、遊んでいるような
今日この瞬間の命を生命を喜び
輝いて何やら歌っているような、お話でもているような・・ -
左手に別荘のような建物。
そこから、子供の声が かすかに遠く聞こえてきます。
幸せな風景・・・・ -
さ、また湖のほうに向き直って
道じゃないところを突っ切って歩きます。
花の中を歩いてるよ♪ -
ボスキアーボ湖が見えて来ました。
-
湖のほとりの散歩道。
できれば、のんびり散策して過ごしてみたかったな。
もう少し時間があったらいいのに・・時計を見ながら・・ため息 -
誰も居ないベンチ。
絵の中の景色みたい・・・ -
ボートは、もうお休みの時間・・
-
体中の細胞という細胞が
弛緩して、
景色の中に溶けてしまいそう。
空や風や山の景色が細胞に染み渡る。
自分の身体が消えて、その辺の空気と一体になる感じがする。
全身がワクワクするような幸せ感に包まれる。
ぽーっと温かい綿にくるまれた安心感。
(これってもしかしたら。母体の羊水のなかの感覚かもね)
これが至福の瞬間ていうのかなー。。。。。
ここに来て、よかったー♪♪( ´▽`)♪♪ -
あっという間の30分。
でも、もしかしたら一番思い出に残った30分だったかも。
(この写真は、夕方でなく、翌日、早朝に撮ったものです。)
<<ティラーノ2日目>>
今日は丸一日、ベルニナ線を堪能します。
電車はとても混むんですって。
せっかくの景色ですから
ゆったり楽しめるようにと
駅員さんのお勧めで
早朝の7時20分発の電車に乗ることにしました。
写真は、ミララーゴの駅です。 -
朝日を受けた湖。
夕日の湖と雰囲気が違うんですね!
太陽の陽のさす方向で
湖って
こんなに違った表情を見せてくれるんだ。。。
山も湖面も生まれたての爽やかさ
美しい。。。。 -
列車は普通列車で
乗る車両は最後尾確保。
ティラーノからだと
最初は右から湖の景色やループ橋がよく見え
その後は左側からの景色がよかったりします。
誰も居ない車両。
窓を開けて、
直に風を受け、自然の景色を眺めます。 -
湖の周りを、ジョギングしてる人もいました。
-
高度が、ぐんぐん上がって
眼下に町が見渡せます。 -
遠くに雪をいただいた山々が見えます。
-
列車は円を描くようにして高度を上げて上っていきます。
-
これから通る橋かな?
それとも通ってきた橋? -
電車が山肌を回りながら上がっていく様子がわかるのも楽しい。
-
急に視界がひらけると下に景色が広がり高い山が平行目線になってくる。
けっこう登って来ていたのに驚く。
山越えの電車に乗っていることを
ここで実感した! -
山と山の
深い谷間にかかる橋が・・見えてくる。 -
山越えするために
こうやって人は
不可能を可能にしたんですね・・・。
計り知れない様々な苦労や危険を乗り越えて
このレイティッシュ鉄道がある・・っと思うと
人の夢のすばらしさ
実現への一途な熱意・・
危険や挫折にひるまない勇気・・
様々なことを想像すると
「夢を諦めない人」への畏怖の念と総毛立つ感動をおぼえるばかり。
人間て・・すごい!!!! -
チロルのようなのどかな風景も見れて
ハイジの物語を彷彿 -
アルプグリュムの駅が近づいてきた。
-
美しい湖と雪の残る山
-
アルプ・グリュム駅
レンガに赤い窓の可愛い駅
下車してみます。 -
2091mの断崖絶壁の上にある、この駅。
アルプスの山や雪の白が
眼下の湖の青の色が
快晴の空のもと
清らかに爽やかに
目を楽しませてくれます。
そして駅の正面側にも道路が続き
ちょっとだけ、散策したりしてみました。
この駅で、コーヒーをいただきながら
アルプスの雪景色をしばし堪能です。 -
下に降りていく坂道(小道)もあって、その先に青い湖がある。心が動く
時間があれば・・・あそこの湖まで行きたかったなあ・・
次の列車に乗りたいから、ダメよ。諦めましょ。
次に来た時のお楽しみにね♪ -
-
ちょっとだけ
湖に続く急な小道を下ってみた。
でもすぐ引き返したw。
もしまた来た時は
ここで1日とってみたいな。
この駅の近く
さらに上に上がった所に
小さなホテルが一つあった。
眺望はきっとここ以上だろう・・・
あのホテルに泊まり
早朝、目が覚め
ひんやりした新鮮な空気の中を散歩する・・・
夜は、満天の星空を見上げて・・・・あったかいコーヒーを飲む・・
想像しただけでワクワク。 -
電車は2000メートルを超す山々を進みます。
-
-
-
-
オスピッツオ・ベルニナ駅にむかう
標高は2253メートルで、
ラック式ではない普通の鉄道ではヨーロッパ最高地点になるとか。 -
-
列車はカーブしながら進みます
6月でも雪が残っているけれど
外気は暑くもなく涼しすぎず
ちょうどいい肌気温。 -
-
乗って来たドイツのおばあちゃまが
いきなり命令口調で大声で言いました。
寒い!
窓は閉めなさい!!!
窓を開けて景色を見ていた人たちは(ほぼ全員)
素直に、ここで窓を閉めました。
ラーゴ・ビアンコです。
イタリア語で白い湖という意味です。 -
6月とはいえ
観光客達に窓を開けられてしまって
風が吹き込んだら
気持ちいいというより
寒いだけ
風邪引いたら大変。
それこそマナー違反でした。
おばあちゃまは最後まで不機嫌そうな
怒った顔でした。 -
雪原から少しだけ湖面がのぞいています。この湖はレイ・ナイル。先ほどのラーゴ・ビアンコが白い湖なら、このレイ・ナイルは黒い湖です。分水嶺を越えてドイツ語圏に入ったのでしょう。地名もイタリア語ではなくなりました。
-
煉瓦の築堤が見えます。
-
スモークガラス越しの写真です。
-
こんな時でも
列車の連結部分の窓は
開けられます。
そこは場所がら、
早い者勝ちっぽかったですが
占領し続ける人はいなかったように思います。 -
ほどなくおばあちゃまは降りられたので
あとは遠慮なく、
皆さん、窓をオープン! -
以下の写真は
別の時間帯、別の日に撮った写真などなど。
車両は、観光客のみ。
写真を撮るために
皆様、心置きなく窓を全開です。
白い湖ラーゴビアンコ。
氷河が周囲の岩石を削りいろんな成分を
含んだ水が湖に流れ込むため白っぽく
見えるらしい。 -
目にしみるようなどこまでも真っ青な空
-
以下、順不同
同じような写真ばかりです。。。 -
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-
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-
-
3000メートル級の山々。
山頂付近に見える雪原はパリュ氷河です。
ベルニナ線は車窓から氷河を見ることができる世界的にも珍しい路線。
夏場なら山の雪が消えて氷河だけが残る絶景を拝めます。
次は
【52】レイティッシュ鉄道、アルブラ線
http://4travel.jp/travelogue/10911394
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この旅行記へのコメント (1)
-
- pedaruさん 2015/02/24 05:16:42
- 絶景
- キャッツアイさん お早うございます。
サレルノの旅行記に続いてレイティッシュ鉄道の旅にお邪魔しました。
雪を頂いた山々が映る湖、吾亦紅の咲く小径を通って行き着く静かな湖、ホサキボスキアーボの花の咲く中を走って行く昔の少女、どれも素敵な絵になります。
{・・湖に続く草原に
ピンク色の花が一面に ・・
風に時折、そよいでたわむれる。
草原の草花が、夕暮れの光と風と、遊んでいるような
今日この瞬間の命を生命を喜び
輝いて何やら歌っているような、お話でもているような・・}
キャッツアイさんは詩人だったのですね。こんなに美しい景色の中に身を置くと、皆詩人になるのでしょうか?
{「夢を諦めない人」への畏怖の念と総毛立つ感動をおぼえるばかり。
人間て・・すごい!!!!}
夢を諦めないキャッツアイさんて・・・すごい!!!
(註 ホサキボスキアーボはホサキシモツケをもじったpedaruの命名です♪)
pedaru
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