2014/07/17 - 2014/07/17
509位(同エリア1057件中)
魅々さん
東京都豊島区巣鴨を散策し、真性寺、とげぬき地蔵、本妙寺、染井霊園、大正大学すがも鴨台観音堂(別名「巣鴨ざざえ堂」)などを見てきました。
写真はとげぬき地蔵尊の「洗い観音」(聖観世音菩薩)に水をかけ、自分の悪いところを洗って、治ることをお願いしている女性たちです。
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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巣鴨周辺のマップです。
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JR巣鴨駅です。
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駅前の白山通りを横切ると、線路にそって「すがも桜並木通り」がありました。
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この通りに「染井吉野」の碑がありました。
桜の「ソメイヨシノ」は江戸末期から明治初期にかけてこの地に集落をつくっていた植木職人が改良して生み出した品種です。 -
巣鴨地蔵通り商店街に向かい白山通りの商店街のアーケードです。
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商店街には「江戸六地蔵尊 開眼三百年祭」の旗が並んでいました。
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六地蔵尊の一つがまつられている「真性寺」です。
真性寺(江戸六地蔵尊) 寺・神社・教会
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本堂の前にお地蔵様がまつられていました。
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このお地蔵様が、江戸六地蔵尊の一つで、高さ2.6m、台座を含めると3.5mになる大きなお地蔵様です。
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真性寺の横から、「巣鴨地蔵通り商店街」が始まります。
巣鴨地蔵通り商店街 市場・商店街
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この商店街は「おばあちゃんの原宿」といわれる人気スポットです。しかし今は真夏で、暑さのためか人通りは多くありませんでした。
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通りを歩くと間もなく「山門」に着きました。このお寺の正式名称は「曹洞宗萬頂山高岩寺」です。
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山門をくぐると、若い女性の一団が線香の煙を浴びていました。
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そして本堂です。
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本堂に入りました。本尊は「延命地蔵尊」ですが、秘仏で見ることはできません。
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本堂の手前左の「洗い観音」(聖観世音菩薩)があります。この仏像に水をかけ、自分の悪いところを洗うと治るという信仰が「洗い観音」の起源です。永年タワシで洗っていたため仏像の顔が摺減ったので、新しい仏像に取り替え「タオル」で洗うようになったようです。
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とげぬき地蔵尊を出て、染井霊園に向かうために白山通りを横切ると「豊島青果市場」がありました。
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案内板に、この敷地は「巣鴨薬園の跡」と書かれていました。
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染井霊園に至る道沿いにある「本妙寺」です。
明暦3年(1657年)に発生し、十万八千人の命が奪われ史上最大の火事とされる「明暦の大火(通称振袖火事)」の火元とされていますが、実際は幕府の要請により火元の汚名をかぶったとのことです。
遠山の金さんこと遠山金四郎景元、千葉周作の墓があります。本妙寺 寺・神社・教会
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染井霊園に着きました。
染井霊園は播州林田藩の屋敷跡で、染井という名前の泉があったことに由来しています。
現在は都営霊園となっています。染井霊園 名所・史跡
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この霊園には、岡倉天心、二葉亭四迷、高村光太郎・智恵子など多くの著名人のお墓があるとのことで有名で、写真の一覧表がありました。
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また、どこにあるか、地図もありましたので、少し捜してみました。
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まず二葉亭四迷(本名:長谷川辰之助)のお墓を見つけました。
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次に、高村光雲、高村光太郎・智恵子夫妻など「高村家」のお墓を見つけました。
お墓探しを切り上げ、「巣鴨の庚申塚」(猿田彦大神 庚申塚)に向かいました -
「巣鴨の庚申塚」(猿田彦大神 庚申塚)は巣鴨地蔵通り商店街と都電荒川線が交わるところにありました。
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祭神の猿田彦大神にちなんで、狛犬の代わりに猿神が左右に祭ってありました。
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説明板には
「巣鴨の中山道沿いにある庚申塚は、江戸時代から近郷近在に聞こえた名所でした。江戸と板橋宿との間にあり、行き交う旅人で賑わっていたと伝えられ、その様子は「江戸名所図会」にも描かれています。現在では、特に庚申の日になると、近くの「とげぬき地蔵(高岩寺)の縁日(毎月四の日)と同様に多くの参拝者があります。庚申塚では町内会の人たちが、参拝者に対し、季節ごとに趣向をこらした食事を作ってもてなしています。・・・・・
また、この庚申塚にはお猿さんが祀られておるというようにいわれていますが、これは、この巣鴨近辺の有志が、明治初期に千葉県銚子市にある猿田神社から猿田彦大神を分祀したという歴史的事実によるものです。
と書かれていました。 -
そして「大正大学」を訪れました。
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大正大学は、仏教系の大学で、仏教学部、人間学部、表現学部、文学部があります。
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大学の正門からキャンパスに入りました。
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キャンパス中央に広場があり、写真の左の建物の後ろに目指す建物がありました。
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この日、私が目指した建物は、写真の「すがも鴨台観音堂」です。 この建物は2013年に完成した八角・三層の階堂です。堂内の回廊は往路と復路が交わることのない二重螺旋構造になっています。その構造が巻き貝の「さざえ」に似ているので「鴨台さざえ堂」ともよばれています
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階段を登った入口に安置されている「制た迦童子」の横から写真のように照明された回廊を登りました。階段の壁面には、17文字の梵字が書かれています。これは「般若心経」の真言で、この階段を上ることで、般若心経を読誦したのと同じ功徳が得られるとのことです。
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頂上階には、下写真の聖観自在菩薩(鴨台観音)が安置されていました。
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下りの回廊は、登りとは異なる照明がされていました。 この建物は仏教系の大学である大正大学が、地域の人々や参拝に来た人々が仏教精神に触れることが出来、また地域交流の場を提供することを目的として造ったようです。このためこの建物以外に、フリースペース「鴨台カフェ<僧話花>」の提供や、毎月の法話の開催なども行われているようです。
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商店街に面した大正大学3号館です。
地域支援事業としての「あさ市」の看板が出ていました。
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