コロンバージュの家並みを見たい！アルザス地方の可愛い村へ！⑬　～同心円を描くエギスアイムの町並みを貫くメインストリート・・・グラン・リュ～

2014/04/30 - 2014/04/30

二重の同心円を描く路地・・・外側の路地は、石畳にカラフルなコロンバージュの家々が並ぶ美しい通り。内側の路地は、いにしえの農村風情だたよう雑草が生える土のままの裏通り。

そろそろランチでも食べよう！と思い、どのレストランで食べようか・・・と、観光客で賑やかなメインストリートであるグラン・リュを歩いてみた。

レストランやホテル、お土産屋などの店舗は、このグラン・リュ沿いに集中している。

エリア エーグイスハイム(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

エギスアイムは、聖レオン９世礼拝堂とエギスアイム城を中心に、民家が同心円を描くように建っています。

地図で見ると三重の同心円ですが、一番外側の円は、車も通る舗装された道路で、家並みにも旧市街と言った趣きはありません。

そこから内側には、一般車は原則的に入れず、観光客は、趣のある細い路地のそぞろ歩き楽しむことができます。

村のメインストリートであるグラン・リュ Grand rueは、同心円の東西を貫いている通りです。

グラン・リュの東側にあるインフォメーションのあたりから歩き始めます。

時間は正午をまわったところ。まずは、グラン・リュを、東方向・・・同心円の外に向かって進んでみます。

中庭のようになったところに、八角形の泉がありました。かなり古そうです。

同心円の外側に出ました。

路地を歩いているときには、昨日のリクヴィルに比べると観光客が少ないな〜と思っていましたが、同心円から出たグラン・リュには、ホテルやレストランが軒を連ねており、観光客もけっこういました。リクヴィルほど沢山ではないですが・・・。

同心円から外側は、車で直接乗りつけることができるので、ホテルやレストランも多いし、人も多いのでしょうね。

同心円の内側の方向を振り返ってみた画。同心円の路地に比べると、かなり雰囲気は地味です。

このまま真っ直ぐ進んでも、いくつかワイナリーやレストランがあるだけのようだし、家並みも普通の住宅街なので、あまり面白くなさそうなので引き返すことにします。

エギスアイムには１００軒ほどワイナリーがあるそうですので、ワインを買いに、車で立ち寄る人もいるようです。

有料で１杯・・・とかいきたいんだけど、この時間・・・お店はやってないみたい。

同心円の内側に入ってそのまま進み、聖レオン広場まで来ました。

聖レオン広場。

聖レオン広場　 広場・公園

聖レオン９世の泉。

聖レオン９世礼拝堂とエギスアイム城。

どこでランチ食べようかな〜。

ブルーのお家も、ワイナリー。

ランチをとるレストランを物色しながら、グラン・リュを西へ進んでみます。

かわいらしい食器などの雑貨屋さん。

聖レオン９世礼拝堂とエギスアイム城のちょうど裏側です。ちょっとした広場のようになっており、こちらからも聖レオン広場へ行けそうです。

グラン・リュを進みます。ホテルやレストランは、この通りに集まっているんですね〜。

フォトジェニックな路地に比べて、メインストリートは絵的にあまり面白みはないです。

美味しそうな看板だなぁ〜〜(*^。^*)！

やってないのかい？観光客にとって都合のいい時間に休憩って事態に、どうしてもなじめないよ・・・。

アルザス地方の民族衣装や名物を看板に・・・ってのも多いですね。

お人形のお店もあるね・・・でもこの時間はもちろん休憩中〜〜！ま、どうせやってても・・・微妙なセンスのお人形だし・・・店内には入らないだろうけれど・・・。

建築年や夫婦のイニシャルを刻んだ碑銘。

通り沿いの広場のようなところに、また泉がありました。

その広場に面したレストランにちょっと目が惹かれたので、チェックしに近づいてみますが、ご多分に漏れず・・・レストランの中の様子は全然わかりません。

お土産屋さんなどいくつもあります。

この時間帯でも、お土産屋さんはやっているところが多いですね、ちゃっかり・・・。

同心円の路地とクロスするあたりまで来ました。

左が、二重の同心円の内側の路地、右が外側の路地です。

Rue du Rempart Nordにある、見覚えのあるプレッツェルのお店。

朝通った時には雨だったし、お店もほとんど開いていなかったので、ちょっと違う風景に見えてしまって、Rue du Rempart Nordに少し入りこんでみたりして・・・しつこいです。

きのこキャラクターのお店がありますね。

１３時をまわりました。

そろそろランチ食べないと、ランチタイム終わっちゃうかな〜。

帰りにバス停へ向かう時に、グラン・リュを西端まで歩くので、このへんまでにして、ランチを食べることにします。

歩いているときにチェックしておいた中で、Auberge du Rempartというレストランに決めました。

インフォメーション近くの泉のある広場に面したレストランです。たいがいそうですが、ホテルを併設して営業しているので、レストランの出入口がわかりづらいです。

Augerge du Rempart
http://www.auberge-du-rempart.com/

このレストランも、内部の様子が全くわからないので、どんな感じなのか、混んでいるのか・・・など入ってみなければわかりません。入ってみたら、けっこう席が埋まり賑やかな雰囲気で、ほっとしました。写真は、帰り間際、だいぶ人が引いてから撮ったものです。

ランチメニューにしました。

パテとパン、胃腸にもあまり負担がないし、パテは好きなのでうれしい〜！それにしても、日本のケチくさいパテと違って、デカいわ〜。

え〜〜！こんなに〜〜！？パテとパンだけで充分だけど・・・。でも見た目ほどクドくなかったです。

海外旅行で、４日目になっても胃腸がさほど疲れず、食欲もあるのって・・・夫婦で海外に出かけるようになって初めてかも・・・。

日本では、フランス料理を毎日食べるわけでないので気づかなかったけれど・・・フランス料理って、全然クドくないのですね〜。これは、今回の旅行で発見したことなんです。フランス料理を誤解していました・・・さすがだな〜・・・という感想を持ちました。

１４時半にもなると、だいぶ人が引きました。

デザートも付いていて、アップルパイ。もうお腹いっぱいです～～！

１５時過ぎ頃レストランを出て、聖レオン広場界隈を散策し、バス停に向かいました。
（このあとの様子が、⑪の途中からとなります。http://4travel.jp/travelogue/10907445）

⑭では、バスでコルマール駅へ戻り、コルマール駅からホテルへ戻るまでの様子を少しだけ・・・。旧市街とは雰囲気の異なる家並みとなっています。

この旅行記へのコメント （6）

• ムロろ～んさん 2014/08/29 21:01:29

  バームクーヘン\(◎o◎)／！？

  こあひるさん
  
  こんばんは、ムロろ〜んです。
  アルザスに行かれた旅行記を拝見しました。
  最初地図を見た時に一番感じたことが、「バームクーヘン？」って思っちゃったんです。
  エギスアイムの街の道路が円のようになっていて、それが二つも三つもあるので面白いなぁと思ったんです。
  そして街の真ん中には教会、ヨーロッパらしいなぁと思いましたよ。
  
  そうそう、私もトルコからフランスで一番感じたことは、やはりくどくないことでしたよ。トルコ料理も美味しかったのですが、オリーブオイルをふんだんに使うので結構お腹にがっつりと来るんです。
  
  そうそう、オーストラリアの旅行でモダンオーストラリア料理のレストランに行ったのですが、料理自体それほどくどくなかったですよ。
  ですが、一品の料理の量が多かったのにビックリしちゃって。気を付けようって思いましたよ。
  
  
  ムロろ〜ん(-人-)

  こあひるさん からの返信 2014/09/03 20:27:17

  RE: バームクーヘン\(◎o◎)／！？

  ムロたん、こんばんは！！
  
  > こんばんは、ムロろ〜んです。
  > アルザスに行かれた旅行記を拝見しました。
  > 最初地図を見た時に一番感じたことが、「バームクーヘン？」って思っちゃったんです。
  
  ホント！言われてみるとそうですね〜（笑）！
  
  > エギスアイムの街の道路が円のようになっていて、それが二つも三つもあるので面白いなぁと思ったんです。
  > そして街の真ん中には教会、ヨーロッパらしいなぁと思いましたよ。
  
  教会やお城を囲む城壁の街は多いですが、ここまでキレイな同心円を描いている町並みは初めて見ました。ほんとにステキな景観で、訪れてよかった〜と思いました。
  
  > そうそう、私もトルコからフランスで一番感じたことは、やはりくどくないことでしたよ。トルコ料理も美味しかったのですが、オリーブオイルをふんだんに使うので結構お腹にがっつりと来るんです。
  
  日本では毎日フランス料理を食べたりしないし、どちらかというと私はデミグラスソースって言うようなイメージでいたんです。日本で食べるデミグラスソースはちょっとクドくて苦手なことが多いんです。でも、本場フランスで何度か食事しましたが、あんなクドいデミグラスソースに出会うことはありませんでした。最近行ったヨーロッパの料理（チェコ、オーストリア、ハンガリー）に比べると、洗練された味・・というのでしょうか・・・ほんとに目からうろこ・・・でした。スペインも脂っこかったしなぁ・・・。
  
  > そうそう、オーストラリアの旅行でモダンオーストラリア料理のレストランに行ったのですが、料理自体それほどくどくなかったですよ。
  > ですが、一品の料理の量が多かったのにビックリしちゃって。気を付けようって思いましたよ。
  
  旅行記にも出てくるでしょうから、どんなお料理か見ることができますね。量が多いのは、海外ではもう当然のことなので・・・こんなにいつも食べるのかい？（それもそのお皿だけじゃないですものね・・・）と毎回ビックリしますね。肥満が多いわけです。そういえば、フランスでは異常なほどの肥満って見かけませんでした。
  
  こあひる

• aoitomoさん 2014/08/29 11:11:06

  旅行記拝見してエギスアイム通になった気がします〜(笑)

  こあひるさん
  
  『グラン・リュ』
  道が広い分、狭い路地と比べると絵的に面白味がないとはいえ、建物自体はエギスアイムしてますし、部分を切り取れば楽しめますね〜
  
  『閉まる店』
  お店も小さい店はしっかり休憩取ったりするみたいなので、その辺の感覚は日本と違うんですね〜
  
  『Augerge du Rempart』
  こんな場所でのランチは楽しそうでいいです。
  どこのレストランも内部の様子が分からないのはエギスアイムの景観を守るためでしょうか？
  入ってみないと分からないのは緊張します。(笑)
  美味しく食べられて良かったですね〜
  なんかフランス料理も当たりハズレがありそうで、美味しく食べられたらラッキーです。
  
  こあひるさんの旅行記拝見して『エギスアイム』完璧に歩けそうな気がしてきました。(笑)
  エギスアイムに行けたらですけどね〜
  
  aoitomo
  

  こあひるさん からの返信 2014/09/02 09:19:35

  RE: 旅行記拝見してエギスアイム通になった気がします〜(笑)

  aoitomoさん、おはようございます！
  
  > 『グラン・リュ』
  > 道が広い分、狭い路地と比べると絵的に面白味がないとはいえ、建物自体はエギスアイムしてますし、部分を切り取れば楽しめますね〜
  
  エギスアイムといったら、石畳の路地との分岐点の風景が有名ですが、そのあとで見るグラン・リュは、かなり物足りなく感じてしまいました。同心円から外側のグラン・リュは、車でやってくる人で賑わっていて、ホテルやレストランも、ここに集まっているのか〜ということで、ちょっとびっくりしました。そういった意味では、リクヴィルとはずいぶん違う感じでした。
  
  > 『閉まる店』
  > お店も小さい店はしっかり休憩取ったりするみたいなので、その辺の感覚は日本と違うんですね〜
  
  イギリスではそういう不便さはなかったと記憶していますが（閉まるのが早いえのは同じですが）、フランスやスペイン、イタリアでは痛感しますね〜。朝、開けたと思うとすぐ昼休み・・・それも結構長い・・・そして夕方も閉まるのが早い・・・ほとんど休憩じゃん！と思っちゃいます。ちょうど歩きまわる時間帯には、ウィンドウを眺めるだけ・・・ということになり、がっかりしたことが何度もあります。
  
  > 『Augerge du Rempart』
  > こんな場所でのランチは楽しそうでいいです。
  > どこのレストランも内部の様子が分からないのはエギスアイムの景観を守るためでしょうか？
  > 入ってみないと分からないのは緊張します。(笑)
  
  ヨーロッパでは、出入口が立派なドアだったり、窓が小さかったりで、中の様子が全然わからないような飲食店が多いように思います。やっているのかどうかすら、外からは窺い知るのが難しく、入りにくいな〜・・・って思うことがよくあります。
  
  > 美味しく食べられて良かったですね〜
  > なんかフランス料理も当たりハズレがありそうで、美味しく食べられたらラッキーです。
  
  当たり外れはあるのでしょうが、これまでフランス料理に抱いていたイメージは覆り、味付けが洗練されているんだな〜と思いました。海外旅行で、最後の日までちゃんと現地のお料理を食べることができたのは（量は多いので、１日１食か２食まででしたが）初めてです。
  
  > こあひるさんの旅行記拝見して『エギスアイム』完璧に歩けそうな気がしてきました。(笑)
  
  こんな小さな村なのに、延々と写真並べました〜〜。でも、自分で何年後かに見返してみた時、思い出がよりリアルに蘇ってくるかな・・・・。
  
  こあひる

• kayoさん 2014/08/28 23:34:02

  かわいいなー。

  こあひるさん、今晩は！
  
  アルザスの旅行記を拝見していて行きたいなーって思って。
  本当はお花が一杯咲いている時期に行きたいのですが、来年まで待てず。
  来年の夏はすでに何箇所か候補地があって、
  行くとすれば今年の冬。クリスマスマーケットのシーズン。
  
  まだ飛行機も取ってないし予定は未定なのですが、
  もしコルマールで2泊すればどこが日帰り観光お薦めですか？
  エーギスハイム、リクヴィール？
  カイゼスバーグも良さそうなのですが、バスでは難しそう？
  
  相棒留守番させてでも、一人で決行したいのですが、
  なんせ私も頻尿で冬のヨーロッパは中々決めかねています(笑）
  
  この冬行けなくても、絶対に目にしてみたい光景です。
  
  kayo

  こあひるさん からの返信 2014/09/01 10:30:39

  RE: かわいいなー。

  kayoさん、おはようございま〜す！
  
  > アルザスの旅行記を拝見していて行きたいなーって思って。
  > 本当はお花が一杯咲いている時期に行きたいのですが、来年まで待てず。
  > 来年の夏はすでに何箇所か候補地があって、
  > 行くとすれば今年の冬。クリスマスマーケットのシーズン。
  
  クリスマスシーズンのヨーロッパ・・・憧れです〜〜！サラリーマンの連れ合いなので、その時期にはお休みとれないので〜〜・・・クリスマス好きの私には、我慢なりません。
  
  > まだ飛行機も取ってないし予定は未定なのですが、
  > もしコルマールで2泊すればどこが日帰り観光お薦めですか？
  > エーギスハイム、リクヴィール？
  > カイゼスバーグも良さそうなのですが、バスでは難しそう？
  
  コルマールのクリマは、かなり可愛いって感じだし、町なかに何ヶ所かあるみたいで、私なんて、もしひとつしか行けないなら、本場ドイツよりもコルマールのクリマに行きたいなんて思ってたり・・・。
  
  私は、リクヴィルとエギスアイムにしか行っていないので、ほかのところと比べることはできないですが・・・リクヴィルとエギスアイムに関する限りでは、どちらがお薦めか・・・っていうのが難しいです。リクヴィルは、アルザスのワイン街道の花形という感じで、コロンバージュの家も素晴らしい立派なものが多く、雑貨店やレストランもたくさんで賑やか。エギスアイムは、同心円の狭い路地が他にはない魅力。
  
  でもクリスマスシーズンには、リクヴィルはけっこう人出が多いらしいので、私が受けた印象とは違ってくるかもしれません。
  
  リボーヴィレやカイゼルスベルクは、絞り込むときに候補だったところです。
  
  お家はどこもコロンバージュで似ていますが、実際に村を訪れてみると、それぞれ個性が違っていると思いました。
  
  るなさんが、リクヴィルやエギスアイムのほかにも、いくつか行ってきたようなので、どんなふうに違っていたのか聞いてみると参考になるかも・・・です。
  
  カイゼルベルクへもバスはありますが、おそらく、都合のよい便は、１日１往復くらいに限られてくると思います。ホリデイシーズン（学校が休みのとき）だと便がないかもしれません。また、必ずしもちゃんと来るのか不安がありますね。寒い中、じっと待つのは辛そうです。なので、タクシーで行くほうが便利だと思います。帰りは、インフォメーションや、レストランで呼んでもらえば問題ないです。
  
  ご存知かもしれませんが、一応バスの時刻表こちらで見ることができます。
  http://www.cg68.fr/en/horaires-des-bus/horaires-des-bus.html
  
  頻尿といっても、何時間かのバスで大丈夫だったのですから、問題ないでしょう〜〜？
  
  でも、クリマで出歩くのは、身体が心底冷え切りそうですね。
  
  こあひる