2014/04/30 - 2014/04/30
5位(同エリア57件中)
こあひるさん
二重の同心円の外側の路地 Rue du Rempart Sud & Nordを一周し、その後、同心円の中心にある聖レオン広場で聖レオン9世礼拝堂とエギスアイム城を見た。内部は見ることができなかったけれど・・。
時間は11半になるところ。まだお腹もすかないので、二重の同心円の内側の路地を歩いてみることに・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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エギスアイムは、聖レオン9世礼拝堂とエギスアイム城を中心に、民家が同心円を描くように建っています。
地図で見ると三重の同心円ですが、一番外側の円は、車も通る舗装された道路で、家並みにも旧市街と言った趣きはありません。
そこから内側には、一般車は原則的に入れず、観光客は、趣のある細い路地のそぞろ歩き楽しむことができます。 -
11時半になるところです。
インフォメーションから、二重の同心円が外側と内側に分かれるあたりにきました。
傘を差さないとならない程度の雨は、相変わらず降っていますが、観光客は朝より増えてきました。 -
おみやげ屋さんもオープンしています。
先ほどは、左側の路地・・・二重の同心円の外側 Rue du Rempartを歩きました。今度は、右側の路地・・・二重の同心円の内側の路地を歩きます。 -
家並みをはさんで、すき間から向こうに、外側の路地 Rue du Rempart Sudの家並みが見えます。
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先ほど通った石畳の路地とは違って、裏路地感いっぱいです!
洗濯物を干してあるような光景は、今までほとんど見かけませんでしたが、この裏路地には生活感が垣間見えます。何となく、こちら側は見てはいけないような気分にさせられます。
外側の石畳路地が観光客向けの表通りだとしたら、こちらの路地はまさに裏通りですね。 -
石畳ではなく、舗装もされてなく、雑草生え放題の土のまんまの路地です。
左手の家並みの正面は、石畳の路地の方にあるので、こちらの路地に向いているのは、お家の裏側なんですね〜。
そして、路地の右手は城壁。16世紀以降、城壁を背にして、城壁に沿った同心円状にお家が建てられた・・・というのがよくわかります。 -
家々の間から、外側の石畳路地が見えます。この辺は、裏路地のほうが低い位置にあるようです。
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石畳も、昔から変わらない風景なのでしょうが、こちらの路地のように自然のままだと、田舎の農村にやってきたなぁ・・・という風情があり、昔もこんな風景だったのだろうな〜と不思議な気分になります。
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道端の草って、なんだか懐かしい感じがします。私が子供の頃は、東京の実家のまわりにも、こういう土の道があちこちにありました。
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表側はあんなに可愛らしいコロンバージュの家並みなのに、裏側がこんなうらぶれた感じだなんて・・・。
こちらの通りを歩く観光客も少ないようです。
私は、こちらの路地のいにしえの雰囲気がいたく気に入ってしまいました。 -
もろに裏側で、ほんとに通っていいの?とすら思っちゃいます。ちょっと覗き見している気分です。
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右手の城壁にも、窓や裏口らしき扉はあるけど、お家の中の様子が全くわからないし・・・。
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城壁は建物にもなっているのですが、ここなんかは廃墟っぽいですよね。
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教会の横に出ました。
サン・ピエール・エ・ポール教会です。11世紀に建てられたロマネスク様式と初期ゴシック様式が混在しています。 -
旅行記を作るときに役立つと思って、説明文を見かけると何でも写しておくのですが、その場でちゃんと読まないから、肝心のそのものを見逃して帰ってくる・・・ってことがしばしばあります。
今回もそれ、やっちゃいました(._.)。
13世紀に建てられた鐘楼の足元にある教会の入口は、1807年に破壊されました。扉の内側には、珍しい14世紀の木製扉式マリア像が薄明りの中にそっと立っています。
また、その入口の壁には、賢明な乙女と無分別な乙女を表現した挿絵があります。キリストの視線の先には、無分別な乙女が神への導きを無視するように、無造作にランプを下に向けて照らしています。一方、賢明な乙女は、序列して確実に天国まで歩いて行けるようランプを照らしています。
・・・と説明板に(インフォメーションでもらった日本語のマップにも)書いてありましたが、全く注意を向けませんでした〜〜。木製扉式マリア像ってのを見てみたかったかも・・・。 -
聖レオン9世礼拝堂内部は見れなかったのですが、こちらの教会は開いてましたので、入ってみます。
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すっきりした雰囲気。
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よく見ると、やはりかなり古そうな建物だということがわかります。
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出入口側。
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出入口は教会でよくあるように、扉が二重になっていますが、外側の扉が開かれて表から光が入った時だけ、内側の扉のガラスが鮮やかな色彩に染まるのです。
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再び、裏路地の散策を続けます。
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同心円の外側の路地は、Rue du Rempart Sud(南)とNord(北)という名称でしたが、内側の路地には、教会のところから、Rue du Allmend Sudという名前がついているようです。
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家々の間から、外側の路地・・・こちらに対しては表通りのRue du Rempart Sudやそこを歩く観光客が時々見えます。
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同心円を東西に貫くメインストリート、グラン・リュ Grand Rueとのクロス地点に出ました。
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この通りは、横にクロスする路地だっけなぁ?ちょっと確かな記憶がないのですが。
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Rue du Rempartを通った時に、このカフェの案内看板を見かけました。こんなところにあったのね。
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グラン・リュを越えたところから、通り名は Rue du Allmend Nordへと変わっています。
裏道風情いっぱいの(風情というより、もろ裏道だ・・・)路地に惚れ惚れしながら散策を楽しみます。 -
城壁の住居には、人が住んでいるのでしょうか・・・。
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Rue de l'Hopitalとクロスするところに出ました。このワイン樽の荷車、先ほどRue du Rempart側からも見ました。
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さらに進みます。う〜ん、いいな、いいな、この路地。
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自分のいる時代がわからなくなっちゃう不思議な空間。
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可愛らしく飾っていないコロンバージュの家並み。
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しかし・・・正面側とのギャップありすぎるよね・・・。アルザスの可愛らしい村とは思えない。
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同心円外側の Rue du Rempartのように、一周するともとの場所に戻ってくるのではなく、同心円内側の路地は、インフォメーション裏手の駐車場(公衆トイレもそこにあります)に出て終わります。終わりのところはこんな風景。
インフォメーションの正面側に回ると、グラン・リュです。
⑬では、メインストリートであるグラン・リュの様子をアップしたいと思います。
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この旅行記へのコメント (9)
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- GuteReiseさん 2015/08/03 01:35:59
- 生きているエギスハイム
- こあひるさんへ
はじめまして。
エギスハイムの感動、旅行記からビンビン伝わってきます。
2重壁の内側にこそ、エギスハイムの本当の素晴らしさがあると思います。
ワイン畑の中に陸の孤島のようなエギスハイム、2重壁の外側は、まるでディズニーの世界のようなお伽の国。でもエギスハイムは、生きている村(観光地だけではなく実施の葡萄畑栽培農家が生活)であることが、たまらない魅力になっていると思います。路地裏の生きた世界があるからこそ、外側のお伽のようなカラフルな木組みの家の魅力が増すのだと思います。
エギスハイムも有名になって、いつかは2重壁の内側もパステル・カラーになって観光地となってしまうのか、今みたいに、葡萄畑農家の生活を見せてくれるのか、興味あります。我儘ですがフランス人が一番好きな村として、いつまでも生きた村であって欲しいと思います。こあひるさんの書かれた路地裏が、いつまでも、このままでいてくれると良いですね。
- こあひるさん からの返信 2015/08/12 08:38:57
- RE: 生きているエギスハイム
- GuteReiseさん、初めまして。
書き込みいただいてありがとうございます。返信が大変遅くなりすみませんでした。
写真だけでも魅力的なエギスハイムでしたが、実際に行ってみて、裏通りがあるなんてことを初めて知り、むしろそちらの光景がとっても新鮮で
心奪われました。
表通りの可愛らしくて絵はがきのような家並みは、来てよかった〜!と感動する風景でしたが、それらのお家の裏側が、表側とあれほど別の顔とは予想していなかったので、驚くとともに、住民が生活しているんだな〜という実感と、昔はこんな感じだったのかな〜・・・なんて偲ばせる雰囲気が本当に印象的でした。
裏路地散策って、こういう新鮮さや意外さがあって、楽しいですね。
ありがとうございました!これからもどうぞよろしくお願いします。
こあひる
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- ガブリエラさん 2014/08/28 08:44:18
- 路地を、てくてくしたくなりました♪
- こあひるさん☆
おはようございます♪
いいですね〜!こういう路地散策、大好きです!!!
私の場合は、絶対迷って、しかも戻るということをしないので、あらぬ所にたどり着いたりします(*^_^*)
木組みのおうちの、可愛らしい窓や窓板を見ながら、てくてく♪
楽しかったでしょうね!!!
教会のステンドグラスも素敵です。
早く、欧州の教会に行きたくなりました〜ヽ(^o^)丿
ガブ(^_^)v
- こあひるさん からの返信 2014/09/01 09:55:45
- RE: 路地を、てくてくしたくなりました♪
- ガブちゃん、おはよ〜!
私もかなりの方向音痴なので・・・一周すると元の所に戻るエギスアイムの路地には助かります。でも、円になっていない路地では、やっぱりどこにいるのかわからなくなりました。
小さな村ならでは・・・じっくりとゆっくりと思う存分散策ができて楽しかったです。お天気はちょっと残念でしたが・・・。
ガブちゃん、10月の旅行は、どこになるのか決まったの〜〜?
こあひる
- ガブリエラさん からの返信 2014/09/01 10:24:20
- RE: 決まりました〜♪
- はい♪
結局、JTBのブルガリア・ルーマニアはなかなか催行でなくて、あきらめました。
その代わり、初めての「クラブツーリズム」でのブルガリア・ルーマニア8日間ですヽ(^o^)丿
今から、ドキドキです(*^_^*)
4トラベラーの、ぶたくまさんと、altdinoさんとご一緒なんです♪
ガブ(^_^)v
- こあひるさん からの返信 2014/09/01 10:51:48
- RE: RE: 決まりました〜♪
- 向こうで偶然・・・ではなく最初からお知り合いと一緒ならより楽しそうですね〜〜!
実は私も、来年のGW(年に1回のヨーロッパ方面への旅行)は、ルーマニアに決めました。エアチケット昨日とったところです!ぜひガブちゃんたちの旅行記を参考にさせてもらお〜っと。
こあひる
- ガブリエラさん からの返信 2014/09/01 10:59:05
- RE: おーーーーー!
- わーい♪
ルーマニア仲間ですねヽ(^o^)丿
頑張って、いっぱい写真撮ってきますね!
ガイドさんのお話も、メモするようにしまーす♪
ガブ(^_^)v
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- aoitomoさん 2014/08/27 19:31:59
- リアルに素敵な裏路地!
- こあひるさん
『二重の同心円の内側の路地』
観光用に見せる表通りと、生活用に使用する裏通りと分けられているのでしょうね。
こんな生活感のある場所は面白い被写体がありそうで、時間が許せば歩いてみたい場所です。
裏路地の写真だけ見せられたら、全くエギスアイムとは気づかないです。
昔の映画の舞台になりそうなリアルな空間です。
その観光地っぽくないリアルさが素敵です。
私の家もエアコンの室外機や、給湯機の室外部分、給水タンクなどは全て家の裏側に持っていっているし、裏はのっペリした総二階のように見えて裏は見せたくない感じです。(笑)
『サン・ピエール・エ・ポール教会』
『木製扉式マリア像』なんかで見ましたよ。
昔のからくり人形のような、胸のところが開いて解剖教材のような〜
私も旅行から帰ってきて気づくこと多いですよ。一緒です。(笑)
この教会もエギスアイムでは聖レオン9世礼拝堂とともに有名だったのですね。
侮れない、エギスアイム裏路地散策楽しませていただきました〜
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2014/08/30 14:23:11
- RE: リアルに素敵な裏路地!
- aoitomoさん、こんにちは!
> 『二重の同心円の内側の路地』
> 観光用に見せる表通りと、生活用に使用する裏通りと分けられているのでしょうね。
> こんな生活感のある場所は面白い被写体がありそうで、時間が許せば歩いてみたい場所です。
> 裏路地の写真だけ見せられたら、全くエギスアイムとは気づかないです。
> 昔の映画の舞台になりそうなリアルな空間です。
> その観光地っぽくないリアルさが素敵です。
表側のかわいらしいカラフルなコロンバージュの家並み・・・まるでそのまま絵はがきになりそうな・・・。それに比べて、本物の裏通り・・・ここほんとに通ってしまっていいの?なんて思うほどもろ裏側でした・・。でも、裏道の雰囲気は、異空間っぽくて、想像していたものとは全く違うものを味わえて楽しかったです。
> 『サン・ピエール・エ・ポール教会』
> 『木製扉式マリア像』なんかで見ましたよ。
> 昔のからくり人形のような、胸のところが開いて解剖教材のような〜
> 私も旅行から帰ってきて気づくこと多いですよ。一緒です。(笑)
> この教会もエギスアイムでは聖レオン9世礼拝堂とともに有名だったのですね。
ほんとに残念でしたよ〜!もっと観光客がいれば、人がそちらに集まるので、現地でなんだろう?と思えるのでしょうが・・・。聖レオン礼拝堂の中を見ることができなかったのもちょっと残念だし、逃してしまった観光ポイントが多かったかな。
こあひる
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