2014/07/04 - 2014/07/04
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ドクターキムルさん
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東京国立博物館の常設展示に古写真を集めた「歴史の記録」と銘打った古写真の展示がある。日光東照宮などは今とはそれほど変わってはいない感じであるが、江戸城古写真も1枚だけあり、二の丸巽三重櫓と東三重櫓が写っている。弘前城や名古屋城、大阪城などには三重櫓が多く残っているのだが、江戸城では富士見櫓しか残っておらず、桜田巽二重櫓や伏見櫓が現存しているために、櫓は二層櫓ばかりであったかの錯覚を覚える。しかし、天下の巨城であった江戸城がそんなはずがない。
毎日新聞社の日本の城(2013年03月12日)にも明治初年(1868年)に撮られた江戸城古写真が掲載されており、正面に旧江戸城本丸巽三重櫓、右は桔梗門、遠方が二の丸巽三重櫓が写っている。
今朝の日経に「江戸城の再建費用350億円 「木造」観光立国の夢」の見出しで、認定NPO法人「江戸城天守を再建する会」(東京・千代田)が進める江戸城の天守閣の再建構想が掲載されている。江戸城の天守閣は徳川家康(慶長11年(1607年))、秀忠(元和8年(1623年))、家光(寛永15年(1638年))と3代に亘って建替えられた。しかし、明暦の大火(1657年)(振袖火事)で天守が焼失した後は再建されなかった。
坂下門などの立派な城門は残るが、桜田巽二重櫓や伏見櫓がなどの二層櫓以下しか残ってはいない江戸城跡に巨大な天守だけを再建してもバランスが悪かろう。富士見櫓以外の三重櫓の再建も必要になろうか?
(表紙写真は江戸城古写真)
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