2013/07/13 - 2013/07/13
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ミズ旅撮る人さん
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2013年に北海道を周遊した旅行記です。
コースは、帯広・阿寒湖・北見・名寄・旭川・旭岳カムイミンタラ・富良野・留萌です。
観光地を巡りながら、各地のSLを訪れます。今回の観光地のメインは帯広の紫竹ガーデン・
旭岳のカムイミンタラ散策と定番ですが富良野の富田ファームです。
SL探訪は、幸福・愛国・北見・留辺蕊・遠軽・丸瀬布・名寄・士別・和寒・旭川(神居古潭)・
富良野・赤平・滝川・深川・幌新・安平(追分)・札幌(苗穂工場)です。
11は、いよいよこの旅行記の最後です。北海道をぐるっと周って札幌に戻ります。
午前中に追分に行き、午後からJR苗穂工場にある「北海道鉄道技術館」を訪れました。
ここは、開館日時が限られていて、日程を合わせるのが難しい所です。
開館時間は、毎月第2・4土曜日 13:30〜16:00で、5〜8月の4ヵ月間は、第1土曜日も開館します。
北海道の鉄道の歴史が集約されている場所です。内容盛り沢山で、行きます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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土曜日13時30分少し前、苗穂工場正門入り口に着きました。門を入って右側に結構広い駐車場があり、悠々停めることが出来ました。
HPには、事前に電話で予約することとあったので、電話をしたら不要とのこと。HPの管理はちゃんとして欲しいものです。(2014年6月現在でも、そのままです)
ここには、SLが2輌あります。すぐ近くのショッピングモール「アリオ」にも「9643」があり、こちらは2011年に訪れたので割愛です。
車を停めた場所から、もうこの景色が見えます。う〜ん、絶景・・・
前に駆け出したくなるのを我慢して、指示された見学コースに向かいます。
右に見えているSLは「D51−237」です。月2回公開。JR苗穂工場の集大成。動けるSLも展示中。 by ミズ旅撮る人さん北海道鉄道技術館 美術館・博物館
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赤い列車の向こうに「C62−3」がちょこっと見えます。あちらの方が特別扱いなんですね。
隣の煉瓦の建物が「北海道鉄道技術館」です。さすがに北海道の
古い建物は、赤煉瓦製が多いですね。月2回公開。JR苗穂工場の集大成。動けるSLも展示中。 by ミズ旅撮る人さん北海道鉄道技術館 美術館・博物館
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見学者コースを歩き始めて一番初めに出会うのが、この列車です。側面には開発コードを図案化した " Inno Tech Train " のロゴマークが配されています。
当初は新しい車輌だなと思っただけでしたが、後で調べてみて、貴重な実験車輌だったことがわかりました。
JR北海道でモータ・アシスト式 (MA) ハイブリッドと命名した、気動車の改良版で、2007年に施工されました。2008年から各地で試験運転を行い、2013年12月20日に廃車となりました。これが見られたのはこの年が最後だったんですね。もう少し撮っておけば良かった。 -
苗穂工場のおそらく一番古い建物でしょう。レンガ造りの趣のある建物です。
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今でも現役で使われています。中にいるのはDLのようです。
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これが「北海道鉄道技術館」です。外から見ると平屋なんですが、ロフト形式の2階部分があります。
月2回公開。JR苗穂工場の集大成。動けるSLも展示中。 by ミズ旅撮る人さん北海道鉄道技術館 美術館・博物館
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中に入るとこんなでっかい列車の顔がでんと座っています。形からして、かなり古いもののようです。
この工場で改造製作したリゾート列車「アルファコンチネンタルエクスプレス」だそうですが、形がなんとなくスキー場のゴンドラリフトのようだと感じるのは、スキーリゾート北海道だから? -
もう一つ大きな顔は、「キハ82」です。北海道発の特急気動車「おおぞら」として活躍したそうです。
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かつてのリゾートエクスプレスの名残。「トマム」「サホロ」「フラノ」なぜかカタカナ名前が受けました。北海道は、道外の人から見ると「海外」なんですね。
アイヌ所縁の聞き慣れない音の地名が、憧れを掻き立てました。 -
「キマロキ」ではないけれど、除雪車編成の模型です。
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ありました、タブレット閉塞機の説明書き。おまけにタブレット本体の写真も。
これまで、入れ物ばかりを紹介してきたので、これでご理解いただけるのではないかと思います。 -
DLの中で、一番格好いいDD51の模型です。北斗星塗装が本当に格好いいです。
壁の写真は青函連絡船です。かつて青森〜函館間は、列車ごと船に乗って、津軽海峡を渡りました。青函連絡船は、青森と函館にそれぞれ1隻ずつ博物館として保存されている他、最近まで東京の船の科学館に「羊蹄丸」が保存されていました。
しかし2011年9月30日に展示を休止、譲渡が決定しました。内部には当時の青森駅構内の様子が再現され、思っていた以上に興味深い内容でした。 -
これは、珍しいDD14のロータリー車の模型です。
昭和35〜54年に43輌製造され、先端のロータリー付き除雪台車を後方のDD14形ディーゼル機関車で推進する構造だそうです。このDLは片側運転台と高い屋根が特徴でした。
壁には、たくさんのDLのエンブレムが飾られています。 -
こちらが先端のロータリー部分です。
除雪車なんてショベルカーの変形くらいに考えていた自分がとんだ「雪音痴」だったと知りました。これほどの装置を使わなくてはならないほど、北海道の雪は大変なんですね。 -
「まぼろしの銘板」と銘打って展示されています。有名な車輌製造会社のものばかりですが、よく見ると皆「昭和64年」と書いてあります。昭和64年は1月7日までなので、この年の製造車輌は、平成元年(1年)になるのです。
このプレートは、作ったものの、使われることのないプレートなんです。
天皇陛下の具合が悪いことは前年から知っていましたが、1月7日朝、突然半旗が揚がり、昭和が終わりました。年号が代わると頭でわかっていても、なんだか自分の何かが終わってしまったような気がしました。「昭和は遠くになりにけり」。
今では、平成で言うより、西暦で言うことの方が多くなりました。(2000年問題のせいでもあります) -
建物の外には、こんなバスもありました。「DMV(デュアル・モード・ビークル)」道路と線路を走ることの出来るバスです。北海道で考案され、静岡・岐阜・徳島・熊本などで計画を検討中ですが、本家の北海道が別件で事故が多発し、計画は中断となっています。
第1・2試作車は日産、第3試作車はトヨタの製造で、苗穂にあるのは第1試作車です。 -
ちょっと汚い車輌ですが、「トマム&サホロエクスプレス」とあります。
おそらく一世を風靡したリゾート列車だったことと思われます。 -
その後ろにもいろいろくっついているようですが、ここまでで立ち入り制限ギリギリなので、確認できません。
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札幌から北へ向かい、函館本線の滝川駅に近い、新十津川駅までの路線である「学園都市線」というサボが嵌められています。
「学園都市線」の正式名称は「札沼線」で、終点が石狩沼田でなくなったため、愛称として「学園都市線」が付きました。
札幌から(正式な始発駅は、隣の桑園ですが)北海道医療大学駅までが電化されています。 -
C62−3です。秋の一般公開の日には、牽引されて構内を走るそうです。
また、冬季は仕舞われるため、こうして見られるのは11月までです。 -
C62−3の説明板です。子供が手を離してくれなかったため、一部文字が隠れてしまいました。やはり、いなくなるのを待つべきでした。
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C62−3は昭和23年にD52−458からの改造車として製造されました。
昭和48年廃車(正式には51年)。小樽市総合博物館で保存されていました。
昭和63年から平成7年まで、SLニセコ号として復活。その後は、苗穂工場で1年に1度だけ、牽引されて動くことになりました。走行距離は、約250万Kmとしか書かれていません。 -
タブレット受取器は縛り付けられていました。
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使い込まれた動輪部分は、まさに「鉄」の雰囲気を漂わせていました。
ただの展示品とは違うんだぞと無言で訴えていました。 -
ホーム側からは、近寄れないように(というか、ホームからの転落防止?)柵が設けられていましたが、こちら側からは自由に見ることが出来ます。
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さすがに、一度は復活した車輌です。綺麗ですが、使い込まれています。
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C62の運転席は初めて見たのですが、おもしろい構造ですね。
足元にこんな出っ張りがあるのは、そうないと思うのですが。 -
運転席の計器は「まだ生きている!」と、直に感じました。
どうしてJR北海道はJR東日本の動態保存対象車輌リストに載せることを断ったのでしょう。手元から放したくなかったんでしょうね。でも、この車輌にとっては不憫なことでした。 -
すっかり忘れてしまいそうでしたが、戻って来ました。客車スハニとともに置かれているSL「D51−237」です。
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こちらは、静態保存のため、ここで展示品になっています。
しかし、痩せても枯れても北海道を統括する苗穂工場です。機関車の整備はしっかりしています。 -
立派な顔です。こちらも動態保存ですと言われてもそうかと思うくらいよく見えますが、結構なお年寄りです。
昭和13年製造。49年7月廃車。走行距離約257万km。 -
D51237の横には、「D5237号機の保存について」という銘盤があります。
そこには「昭和13年頃外地に転出した(海外に輸出した)蒸気機関車の補充と国内の貨物輸送の要請にこたえるため、全国の主要な鉄道工場でD51型蒸気機関車を製作することになった。当苗穂工場においても昭和13年9月より製作を開始し、全部で12両の蒸気機関車を新製したが、このD51237号はその第一号機である。本機は工場職員の日夜を分かたぬ努力により2ヶ月弱の期間で完成、ただちに岩見沢機関区に配属された。(中略)
その後、動力近代化の進む中で昭和49年7月用途廃止となった(中略)。
現役を退いたD51237号機は、当時の苗穂工場の優れた技術力を伝えるため、昭和53年10月工場全職員の手により活躍当時の姿に復元し、今般苗穂工場創立70周年記念に合わせて静態保存することとした。」と書いてありました。
自社製造車輌第一号機であり、昭和53年当時の総力を上げて修繕した誇りある車体であり、車体の「鉄道省 苗穂工場 昭和13年」のプレートを一番見て欲しいのだと思うので、これを最後の写真とします。
旅行期間も長いのですが、毎度長い旅行記にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
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