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7月15日。6時起床。<br />さすがに自転車4日目ともなると筋肉痛がきつい。旭川から次の大きな目的地稚内までは200キロ以上。走れといわれれば1日で走れないことはないだろうが、観光と体力のことを考えて、100キロ以上は走らない方針で行った方が良さそうだ。ただ、まんべんなく宿があるわけではないから、計画はなかなか苦労する。<br /><br />今日は少し遅めの8:55にホテルを出発。クランクが少し緩んでいるような変な感覚があるので、締め直したり、少し調整する。<br /><br />旭川市街を出てしばらくは平坦でまっすぐな道が続く。やがて山が左右から迫ってきて、急に坂が始まる。塩狩峠だ。旧道があり、そちらの方が楽そうな気はしたが、素直に大きな道を走る。さいわい距離はさほどなく、すぐに峠の頂にたどり着く。そこから少し下ると、右側に塩狩峠記念館がある。小説「塩狩峠」を書いた三浦綾子の旧宅を復元したものだそうだ。小説の元となった事件の実際の説明などもあり、期待以上に面白かった。<br />そこからはまた平坦な道路が続く。多少は山間の感じもあり、それほど退屈な感じではない。<br />12時少し前に「道の駅 絵本の里けんぶち」に到着した。ここは名前の通り、道の駅なのに児童書がかなりたくさんある。絵本というと、ミッヒーとかチェブラーなんとかとか置いとけばいいんでしょうみたいなところも多いが、選書もしっかりしている。さすがに買うわけにはいかなかったが、「恋ちゃんはじめての看取り―おおばあちゃんの死と向きあう」という本は帰ってから購入した。町立図書館でもある「絵本の里」もかなりひかれたが、最近世の中はロリコンに厳しいのでやめておいた。<br />さて、お昼は道の駅で「冷やしそばラーメン」というのを食べた。ラーメンの麺にそば粉が入っていて、そばのつゆで食べる。いなりもついて650円也。<br />次の休憩地は「道の駅 もち米の里なよろ」ソフト大福というのがおいしそうだったのでハスカップとヨモギを買ってみた。軟らかい餅の中にたっぷりのあんが入っていて、おいしかった。<br />名寄市街に近づいてから、にわかに天気がおかしくなる。なんとかしのげるかと思ったが、かなり雨脚は強く、急遽、上下ともカッパを着る。すると、あっという間にやむ。しばらくそのままで走っていたが、さすがに暑いので脱ぐと、ざーっ。天気だけはどうにもならない。<br />16時過ぎに美深に着き、今日の宿は駅前の「しらかば荘」に決める。駅前旅館というよりは民宿っぽい感じ。自転車はどこに駐めたらいいか聞くと、駅の駐輪場にとのこと。屋根があっていいことはいいが。<br />食事もまずまず。価格は2食付きで5500円と格安だった。<br />本日の走行距離は99.2キロ。

北海道2/3周の旅 4.旭川~美深

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2013/07/12 - 2013/07/31

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エスペラ

エスペラさん

7月15日。6時起床。
さすがに自転車4日目ともなると筋肉痛がきつい。旭川から次の大きな目的地稚内までは200キロ以上。走れといわれれば1日で走れないことはないだろうが、観光と体力のことを考えて、100キロ以上は走らない方針で行った方が良さそうだ。ただ、まんべんなく宿があるわけではないから、計画はなかなか苦労する。

今日は少し遅めの8:55にホテルを出発。クランクが少し緩んでいるような変な感覚があるので、締め直したり、少し調整する。

旭川市街を出てしばらくは平坦でまっすぐな道が続く。やがて山が左右から迫ってきて、急に坂が始まる。塩狩峠だ。旧道があり、そちらの方が楽そうな気はしたが、素直に大きな道を走る。さいわい距離はさほどなく、すぐに峠の頂にたどり着く。そこから少し下ると、右側に塩狩峠記念館がある。小説「塩狩峠」を書いた三浦綾子の旧宅を復元したものだそうだ。小説の元となった事件の実際の説明などもあり、期待以上に面白かった。
そこからはまた平坦な道路が続く。多少は山間の感じもあり、それほど退屈な感じではない。
12時少し前に「道の駅 絵本の里けんぶち」に到着した。ここは名前の通り、道の駅なのに児童書がかなりたくさんある。絵本というと、ミッヒーとかチェブラーなんとかとか置いとけばいいんでしょうみたいなところも多いが、選書もしっかりしている。さすがに買うわけにはいかなかったが、「恋ちゃんはじめての看取り―おおばあちゃんの死と向きあう」という本は帰ってから購入した。町立図書館でもある「絵本の里」もかなりひかれたが、最近世の中はロリコンに厳しいのでやめておいた。
さて、お昼は道の駅で「冷やしそばラーメン」というのを食べた。ラーメンの麺にそば粉が入っていて、そばのつゆで食べる。いなりもついて650円也。
次の休憩地は「道の駅 もち米の里なよろ」ソフト大福というのがおいしそうだったのでハスカップとヨモギを買ってみた。軟らかい餅の中にたっぷりのあんが入っていて、おいしかった。
名寄市街に近づいてから、にわかに天気がおかしくなる。なんとかしのげるかと思ったが、かなり雨脚は強く、急遽、上下ともカッパを着る。すると、あっという間にやむ。しばらくそのままで走っていたが、さすがに暑いので脱ぐと、ざーっ。天気だけはどうにもならない。
16時過ぎに美深に着き、今日の宿は駅前の「しらかば荘」に決める。駅前旅館というよりは民宿っぽい感じ。自転車はどこに駐めたらいいか聞くと、駅の駐輪場にとのこと。屋根があっていいことはいいが。
食事もまずまず。価格は2食付きで5500円と格安だった。
本日の走行距離は99.2キロ。

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
ホテル
3.0
グルメ
3.5
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配

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