2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現【第12日目:サンクトペテルブルグ】(2)エルミタージュ美術館:宮殿の豪華な内装とインテリアが楽しめたプライベート・ゾーン
2013/07/17 - 2013/07/17
528位(同エリア1811件中)
まみさん
2013/07/17水 サンクトペテルブルグ観光2日目
・エルミタージュ美術館(正味6時間)
・中央郵便局へ
【サンクトペテルブルグ泊:ゴーゴリ・ホテル】
エルミタージュ美術館で約7時間、正味6時間!!
疲れましたー!! !!
しかも、昼飯抜きなだけでなく、水抜き。
というのも、水持参は不可だからです。
カフェは一階に二ヶ所しかない上に、片方はアイスクリームスタンド。
カフェは団体が1つでもカウンターに並ぶと、あっという間に大渋滞!
7時間の間に、カプチーノ休憩とアイスクリーム休憩しかとれませんでした。
エルミタージュ美術館は有名な絵画ならいくらでも本やネットなどで写真があるので、撮影散策をするなら、どうせならあまり写真集になっていないところを見て回りたいです。
代わりによく写真になっている有名な絵の方は、写真を撮ることに始終せず、昔に立ち返り、原画と向き合うことを大事にしたいと思いました。
というわけで、あまり写真集になっていないだろうと目をつけたのは、美しい宮殿内装やロシア文化のインテリアや民芸品のコレクションです。
もちろん、これらが今の私にとって関心が高いジャンルでもあるから、というのが、まずなによりの理由です。
そんなわけで、エジプトやギリシャなどの古代文明コレクションからいったん「大使の階段」に戻ってきて、1階のカフェでカプチーノで一息ついたあと(幸運にもこのときはそこそこ空いていたので)、超有名な絵画コレクションを見に行くのはまだ後回しし、次は2階の宮殿の内装やインテリアが見られるコースをたどりました。
そこは絵画は展示されていなくて、あるとしても画家名やタイトルはなく、インテリアの一部としてであり、大広間もありましたが、暮らしてみたい、あるいはきちんと身なりを整えれば私でもいることが許されるのでは、と思えるくらいに等身大の規模の部屋も多かったです。
団体とはちあわせるとちょっと窮屈になりましたが、ここも比較的ゆったりと回れたところです。
そして写真を撮っていてきりがないくらい、次から次へと興味深い部屋が続きました。
記録をとるための写真みたいにじゃかすか撮ってしまった自覚あり。
でも、宮殿内装やインテリアをどう撮ろうか苦心したり、ズームして一部だけをフレーミングしたりするのは、けっこう楽しいです。
それに、海外旅行先で宮殿を訪れて、すばらしい部屋つづきに満足しても、すぐに記憶がごっちゃになり、上書きされてしまうのは、そういう宮殿の内装だったりするのですが、写真に撮っておけたことで、頭の中の記憶が復元されやすくなりました。
ただ、問題は、きりがなかったこと(苦笑)。
<2013年ロシア旅行:簡易旅程>
7/06土 出国&モスクワ到着
7/07日 モスクワ1日目(国立歴史博物館と民芸品博物館)
7/08月 モスクワ2日目(クレムリン)
7/09火 モスクワ3日目(トレチャコフ美術館)
7/10水 ズズダリ
7/11木 ウラジーミル
7/12金 モスクワ4日目(コローメンスコエ)
7/13土 ペトロザヴォーツク経由でキジ島へ
7/14日 ソロヴェツキー島1日目
7/15月 ソロヴェツキー島2日目(ザヤツキー島エクスカーション)
7/16火 サンクトペテルブルグ1日目(ロシア民族学博物館ほか)
7/17水 サンクトペテルブルグ2日目(エルミタージュ美術館)★
7/18木 パヴロフスク宮殿&庭園
7/19金 ノヴゴロド1日目
7/20土 ノヴゴロド2日目
7/21日 サンクトペテルブルグ3日目(宗教博物館・ユスポフ宮殿ほか)
7/22月 サンクトペテルブルグ4日目(ロシア美術館)&出国
7/23火 成田空港着
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現させた旅行【旅程一覧】」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10797557
準備編や帰国後の全体の感想は、ブログ「まみ's Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)に掲載しました。
<エルミタージュ美術館を回った順番(旅ノートのメモより)>
※この旅行記の対象に★印をつけました。
・大使の間
<1階(Ground Floor)>
・第100室 エジプト部門
・第101~131室 古代ギリシャ部門
・第89~90室 メソポタミア文明部門
<2階(First Floor)>
・第192室 特別展示オランダ絵画の等身大の集団肖像画(撮影不可)
・第191~190室 宮殿内装とインテリア★
・第157~167室 ロシア近代民芸品★
・第187~168室 宮殿内装とインテリア
・第304~308室 白の間・黄金の応接間・ブドゥワール(化粧室)
<1階(Ground Floor)>
・中央アジア&コーカサス・コレクション
<2階(First Floor)>
・特別展示カラバッジョ&カラッチ中心のイタリア絵画
・ダヴィンチやラファエロのあるイタリア絵画常設展示
・第198室 聖ゲオルギー(大玉座)の間
・第204室 孔雀時計のあるパヴイリオンの間
・オランダ・フランドル・ドイツ絵画常設展示
・第227室 ラファエロの通廊
<3階(Second Floor)>
・フランス近代絵画~リアリズム、印象派、フォーブ
・マチス&ピカソ・ルーム
・日本や中国・インドなどの東洋美術部門
エルミタージュ美術館公式サイト(英語版)
http://www.hermitagemuseum.org/html_En/index.html
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
第189室「孔雀石(マラカイト)の間」への豪華な黄金の扉
大使の階段に戻って、今度は2階へ行きました。
イタリア絵画展示方面には行かず、最初の巨大な第192〜190室を通って、宮殿装飾やインテリアが見られるエリアに向かいましたが、通常の進路とは反対だったらしく、部屋番号はさかのぼっていきました。
第192〜190室は特別展示で、撮影不可でした。
離れていても何が描かれているか分かる、オランダの等身大の肖像画が展示されていました。
レンブラントなどの名高い画家のものは、それと分かる展示で、人も集まっていました。 -
黄金漆喰装飾と重厚な黄金のシャンデリア
「孔雀石の間」は1839年に、ロシアン・アールヌーヴォーの画家ヴリュロフに内装デザインが委託されました。 -
マラカイトの飾り鉢
コリヴァンの飾り鉢ほどではないですが、これもかなり大きなものでした。 -
黄金の縁の鏡と鏡に写った黄金内装
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象嵌細工が美しい扉のある引出とマラカイトの飾り柱
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マラカイトの飾り鉢と黄金の扉
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窓の外に見えたネヴァ川とロストフの柱
外は、一日屋内にこもっているのが残念なくらい良い天気でした。 -
マラカイトの壺のある黄金の燭台
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鏡に映ったマラカイトの間
この黄金の間ではロシア革命史における重要な歴史事件が起こっています。
1917年11月7日に暫定政権が発足と、それまでの大臣たちの逮捕。 -
黄金のシャンデリアをじっくり眺める
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マラカイトの暖炉と飾り壺
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次に、音楽サロンと呼んでよさそうな部屋
どうやらロシアの帝国様式の部屋のようです。 -
美しいハープ
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豪華なテーブルとイスと置物
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扉にも注目
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バロック装飾の時計
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世界をテーマにしたタペストリーのある帝国様式の部屋
タペストリーは1805〜1806年に制作されたもののようです。 -
ヨーロッパがテーマのタペストリー
整形された宮殿の庭園らしき背景がヨーロッパらしさを感じさせます。
塔の方は妙にチャイナ風ですが、シノワズリ(19世紀ヨーロッパの中国趣味の様式)の流行を反映しているのかも。 -
アフリカ大陸がテーマのタペストリー
いわずと知れたピラミッドと黒人女性で分かります。 -
アジアをテーマにしたタペストリー
山岳とヤシの木のようなちょっと不思議な木からそれっぽさが感じられるかな。 -
孔雀の間に通じる黄金の扉と天井
美しい宮殿内装が鑑賞できる部屋はたいてい見学者がいましたが、さほど混雑してなくて、ゆったりと見学できました。 -
黒貴重の豪華だけどどこかシックなシャンデリア
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バロック装飾の時計
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ロシア帝国様式の第186室
孔雀の間である第189室の隣の隣。
壁にはラファエロの絵。
この部屋はたぶん、ロッシ・ルーム。
19世紀初頭にたくさん宮殿を手がけた建築家カルロ・ロッシは、インテリア・デザインも行ったようです。 -
古めかしくてちょっと厳格だけど華やかなインテリア
衝立に遮られた向かって右は着替えの間。 -
衝立の奥の寝椅子のある着替えの間
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第185室は音楽サロンのよう
木製のインテリアが落ち着いた雰囲気を出しています。
宮殿の部屋というよりは、貴族の地元のマナハウスの続きの間となっている部屋らしいです。 -
弦が向きだしのアップライトピアノ
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バロック装飾の時計や女性型の柱の装飾のある贅沢な家具
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第184室はさらに気取りのない、どこか別荘風の部屋
まさしくプーシキンやトルストイの小説に出て来るような貴族の部屋のようです。 -
木目が美しいインテリア
18世紀末からカレリア地方の樺やポプラなどを使った家具やインテリアが流行したようです。 -
アンティーク調なシャンデリア
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第2ロココ様式の乙女チックなブドゥアール(化粧の間)
第2ロココ様式は、1830年第に出現し1840年代に流行しました。
それまでの古典的な帝国様式に対して、再びゴシック・ロココ・ルネサンス様式といったイタリアの様式を再び採り入れつつ、東洋の様式を採り入れた折衷様式。
すべてのインテリアに貝殻のロカイユ装飾やエレガントな曲線の装飾が施さされているのが特徴だそうです。 -
第2ロココ様式の部屋のすっきりしたロココのシャンデリア
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懐古的な第2ロココ装飾の時計
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思いっきりシノワズリな壺
花のモチーフがとても可愛らしいです。 -
第2ロココより少しさかのぼり、1830年代に流行したゴシック様式の書斎
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確かにゴシック時代を連想させるアンティークっぽいものがたくさん!!
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天上に伸びるゴシック教会を装飾モチーフにした時計
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1830〜1840年代に流行したポンペイ様式のインテリア
ポンペイとは、ヴェズビオ火山の噴火により滅亡した古代ローマ都市ポンペイです。
そのポンペイが発掘されたことにより、ヨーロッパら一大ポンペイ流行が巻き起こりました。
この部屋は皇帝ニコラス1世が注文したポンペイ様式のダイニングルーム。 -
ヘビと古代ギリシャ絵のモチーフの飾り鉢
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オリエンタルな喫煙の間
グラナダのアルハンブラ宮殿の影響を受けたアラビアチックのムーア様式とも呼ばれるようです。
インテリアには東洋で作成された本物と似せたイミテーションと両方が使われることが多いとのこと。 -
廃墟が描かれた寄せ石のテーブル
周りの螺鈿もすばらしいです。 -
オリエンタルな形のサイドテーブル
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思いっきりアラブチックのムーア様式の部屋
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中にものが入れられそうな、太鼓みたいなイス
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アラビアンな文様の布に覆われたイスと足置き
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ロシア帝国最後の皇帝ニコラス2世の図書室
イギリス・ゴシック様式が採用されているそうです。 -
暖炉の装飾から特にイギリス・ゴシック教会などに見られる様式が伺える
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ロシアで1900〜1910年代に流行した新古典様式の部屋
こういう部屋になると、チェーホフくらいの時代の小説の舞台のようです。
この部屋には2タイプのロシア帝国様式のインテリア一式が展示されていました。 -
同じく新古典様式の部屋のもう一式の帝国様式のインテリア
手すりと背もたれでほんとど半円のイスがなかなか面白いです。 -
新古典様式の部屋の帝国様式のテーブル
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ロシアでも1890〜1900年代に流行したアールヌーヴォーの部屋
ニコライ2世の娘の王女の部屋のインテリアと内装の展示。 -
シノワズリの衝立と壺
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まさしくアールヌーヴォー・デザインの戸棚
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まさしくアールヌーヴォー・デザインの戸棚とテーブル
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ロシアでアールヌーヴォーの流行と併行して流行したネオ・ロシア様式の部屋
モチーフは自らの原始ロシア的なものから採用された様式です -
ネオ・ロシア様式の部屋の木製の孔雀の入れものと浮彫彫刻のある箱
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陶器の竜頭の容器と箱
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第159室のロシアン・インテリアの展示
タペストリーに描かれているのは言わずと知れたピョートル1世です。
これもどこか土くささを感じるロシア的な装飾です。 -
テーブルの装飾の細部を見る
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ロシア正教会の炎をかたどった玉ネギ型ドームを連想させるようなロシアン・ロココの家具
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古典的な様式の円形広間の天井
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