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四月から湖東三山では、秘仏のご本尊が一斉にご開帳されています。<br /><br />めったにお目にかかることのできない秘仏が、それも三山一度に拝観できる、すばらしい企画です。<br /><br />せっかくの滋賀行き、どこと併せて行こうかと考えているうちに、時が過ぎていきました。<br /><br />気がつくともう今週しかない、ということで、湖東三山に絞って、出かけることに。<br /><br />この日の天気は晴れ、秘仏はもちろん、湖東三山の素晴らしさを満喫することができました。<br /><br />【写真は、西明寺のの二天門です。】

びわこ湖東三山同時公開・秘仏本尊ご開帳

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2014/05/29 - 2014/05/29

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のーとくん

のーとくんさん

四月から湖東三山では、秘仏のご本尊が一斉にご開帳されています。

めったにお目にかかることのできない秘仏が、それも三山一度に拝観できる、すばらしい企画です。

せっかくの滋賀行き、どこと併せて行こうかと考えているうちに、時が過ぎていきました。

気がつくともう今週しかない、ということで、湖東三山に絞って、出かけることに。

この日の天気は晴れ、秘仏はもちろん、湖東三山の素晴らしさを満喫することができました。

【写真は、西明寺のの二天門です。】

交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 湖東三山PAに着きました。<br />名神の集中工事で渋滞覚悟の滋賀行きです。<br />渋滞にはところどころで巻き込まれましたが、そこそこの遅れで着くことができました。<br />このPA、去年の秋まで秦荘PAと呼ばれていましたが、ETCのゲートがついてスマートIC(インター・チェンジ)になったこととあわせて、湖東三山PAと名前が変わりました。<br />湖東三山に行くには、このスマートICから下りるのが近いです。

    湖東三山PAに着きました。
    名神の集中工事で渋滞覚悟の滋賀行きです。
    渋滞にはところどころで巻き込まれましたが、そこそこの遅れで着くことができました。
    このPA、去年の秋まで秦荘PAと呼ばれていましたが、ETCのゲートがついてスマートIC(インター・チェンジ)になったこととあわせて、湖東三山PAと名前が変わりました。
    湖東三山に行くには、このスマートICから下りるのが近いです。

  • 西明寺、受付で拝観料を払い、この門から入っていきます。

    西明寺、受付で拝観料を払い、この門から入っていきます。

  • 門から入ったところの風景です。<br />形の良い松の下に、鬼瓦が置かれています。<br />右の方に行って、名勝庭園「蓬莱庭」に行きます。

    門から入ったところの風景です。
    形の良い松の下に、鬼瓦が置かれています。
    右の方に行って、名勝庭園「蓬莱庭」に行きます。

  • 蓬莱庭に入ると岩と緑の風景があらわれます。

    蓬莱庭に入ると岩と緑の風景があらわれます。

  • 池にはあやめが咲いています。

    池にはあやめが咲いています。

  • 苔がきれいな庭へと続きます。

    苔がきれいな庭へと続きます。

  • 新緑もきれいです。<br />苔を大事にの看板があります。

    新緑もきれいです。
    苔を大事にの看板があります。

  • 西明寺の本堂(国宝)です。<br />庭から上がってくると、本堂の横に出てきます。<br />湖東のお薬師さまとも呼ばれる今回の秘仏、公開は住職の任期中に一回とのこと。<br />ふっくらとしたお顔をされたいる素晴らしい、薬師如来立像です。<br />周りの十二神将、四天王、二天も良い仏さまです。<br />そして、ご本尊のうらにも、素晴らしい多くの仏像類が。<br />

    西明寺の本堂(国宝)です。
    庭から上がってくると、本堂の横に出てきます。
    湖東のお薬師さまとも呼ばれる今回の秘仏、公開は住職の任期中に一回とのこと。
    ふっくらとしたお顔をされたいる素晴らしい、薬師如来立像です。
    周りの十二神将、四天王、二天も良い仏さまです。
    そして、ご本尊のうらにも、素晴らしい多くの仏像類が。

  • 二天門の屋根と新緑です。<br />庭から来たので、この二天門は通ってきていません。

    二天門の屋根と新緑です。
    庭から来たので、この二天門は通ってきていません。

  • 境内に、鬼瓦が見本として置かれています。

    境内に、鬼瓦が見本として置かれています。

  • 三重塔(国宝)、通常の開扉の時期ではありませんが、今回の秘仏公開とあわせて、特別に公開されています。<br />本堂で三重塔の拝観料を払い、三重塔に向かいます。<br />三重塔、外でカメラなどの持ち物を、鍵のかかるボックスに入れて入ります。<br />扉を開けた瞬間、金剛界大日如来坐像の横顔が目に飛び込んできました。<br />前にまわってみて、さらにその素晴らしさにちょっと呆然。<br />周りの壁、柱、天井などに書かれた、極彩色で描かれた絵画もまたすごい。<br />渋滞のなかやってきた、甲斐があります。

    三重塔(国宝)、通常の開扉の時期ではありませんが、今回の秘仏公開とあわせて、特別に公開されています。
    本堂で三重塔の拝観料を払い、三重塔に向かいます。
    三重塔、外でカメラなどの持ち物を、鍵のかかるボックスに入れて入ります。
    扉を開けた瞬間、金剛界大日如来坐像の横顔が目に飛び込んできました。
    前にまわってみて、さらにその素晴らしさにちょっと呆然。
    周りの壁、柱、天井などに書かれた、極彩色で描かれた絵画もまたすごい。
    渋滞のなかやってきた、甲斐があります。

  • 三重塔からの本堂。

    三重塔からの本堂。

  • 駐車場に下りて行くのは、二天門から。<br />振り返って撮りました。<br />四天王のうち、持国天、増長天の二天が護っている門なので、二天門と呼ばれます。

    駐車場に下りて行くのは、二天門から。
    振り返って撮りました。
    四天王のうち、持国天、増長天の二天が護っている門なので、二天門と呼ばれます。

  • 二天門からの石段は結構急。<br />その石段の脇にある、夫婦杉です。

    二天門からの石段は結構急。
    その石段の脇にある、夫婦杉です。

  • 惣門です。<br />惣門を撮るために、駐車場から車で国堂307号に出ました。<br />ここから、つぎは金剛輪寺です。

    惣門です。
    惣門を撮るために、駐車場から車で国堂307号に出ました。
    ここから、つぎは金剛輪寺です。

  • 金剛輪寺の黒門(惣門)です。

    金剛輪寺の黒門(惣門)です。

  • 黒門を通ると、新緑が良い雰囲気を醸し出しています。

    黒門を通ると、新緑が良い雰囲気を醸し出しています。

  • 参道脇の苔に、かわいい花が咲いています。

    参道脇の苔に、かわいい花が咲いています。

  • さらに歩くと、受付が見えてきました。

    さらに歩くと、受付が見えてきました。

  • 受付からちょっと行って左に曲がると、すぐ見えるのが赤門です。<br />

    受付からちょっと行って左に曲がると、すぐ見えるのが赤門です。

  • 赤門の前を右に曲がると、石垣のきれいな参道になります。<br />ちょっと行ったところで、振り返って撮りました。

    赤門の前を右に曲がると、石垣のきれいな参道になります。
    ちょっと行ったところで、振り返って撮りました。

  • その参道をさらに歩くと、左側に白門が見えてきます。<br />この門は、名勝庭園への入り口になっています。

    その参道をさらに歩くと、左側に白門が見えてきます。
    この門は、名勝庭園への入り口になっています。

  • 門から入ったところの風景です。

    門から入ったところの風景です。

  • あやめが咲いています。

    あやめが咲いています。

  • 建物を通して裏の庭園が見通せます。

    建物を通して裏の庭園が見通せます。

  • その建物を回っていきます。

    その建物を回っていきます。

  • 黄菖蒲が咲いています。

    黄菖蒲が咲いています。

  • 睡蓮が咲いています。

    睡蓮が咲いています。

  • 建物の引き戸に龍の絵が描かれています。

    建物の引き戸に龍の絵が描かれています。

  • 今来た方には、茶室水雲閣、その奥には護摩堂があります。

    今来た方には、茶室水雲閣、その奥には護摩堂があります。

  • 池には、舟形の岩が。

    池には、舟形の岩が。

  • 庭の奥に進んでいくと、そこからそのまま進んでいくと参道に戻れるようです。

    庭の奥に進んでいくと、そこからそのまま進んでいくと参道に戻れるようです。

  • だんだんと山の散歩道のような風景になってきます。

    だんだんと山の散歩道のような風景になってきます。

  • 参道に戻りました。<br />白門の前をそのまま来ても、この参道になります。

    参道に戻りました。
    白門の前をそのまま来ても、この参道になります。

  • 上りの道をかなり歩いて、二天門が見えてきました。

    上りの道をかなり歩いて、二天門が見えてきました。

  • 金剛輪寺の大悲閣本堂(国宝)です。

    金剛輪寺の大悲閣本堂(国宝)です。

  • 本堂の横から、入ります。<br />今回のご開帳は、生身(なまみ)の観音さまとよばれる、聖観世音菩薩立像です。<br />行基作の仏像で、拝みながら彫刀を使っていくと、木肌から一筋の血が流れでてきたと云われています。<br />行基は、その時点で彫るのをやめたため、荒削りのご本尊となりました。<br />粗い削り跡が残りますが、素晴らしい仏さまで、あごの辺りがひげのように見えたりします。<br />大黒さまの半跏像も、良いですね。<br />

    本堂の横から、入ります。
    今回のご開帳は、生身(なまみ)の観音さまとよばれる、聖観世音菩薩立像です。
    行基作の仏像で、拝みながら彫刀を使っていくと、木肌から一筋の血が流れでてきたと云われています。
    行基は、その時点で彫るのをやめたため、荒削りのご本尊となりました。
    粗い削り跡が残りますが、素晴らしい仏さまで、あごの辺りがひげのように見えたりします。
    大黒さまの半跏像も、良いですね。

  • 三重塔に行きます。<br />昭和53年秋に復元修理が完了しました。

    三重塔に行きます。
    昭和53年秋に復元修理が完了しました。

  • これから本堂の横を通り、二天門をくぐり、参道を下りていきます。

    これから本堂の横を通り、二天門をくぐり、参道を下りていきます。

  • 途中にある、不動堂です。

    途中にある、不動堂です。

  • もう昼ということで、先ほどの西明寺の惣門のすぐ近くにある、そば道場一休庵(いっきゅうあん)にきました。

    もう昼ということで、先ほどの西明寺の惣門のすぐ近くにある、そば道場一休庵(いっきゅうあん)にきました。

  • 天ざるを注文。<br />おいしい蕎麦です。<br />天ぷらがもうちょっとカラッとしていたら良いですね。

    天ざるを注文。
    おいしい蕎麦です。
    天ぷらがもうちょっとカラッとしていたら良いですね。

  • 百濟寺(ひゃくさいじ)の赤門です。<br />百濟寺の駐車場に行く途中にあります。

    百濟寺(ひゃくさいじ)の赤門です。
    百濟寺の駐車場に行く途中にあります。

  • 駐車場からこの門を入っていきます。

    駐車場からこの門を入っていきます。

  • 方丈が現れます。<br />百濟寺、聖徳太子の御願により百済人のために創建されました。<br />そこから百濟寺という名がついたのでしょうね。

    方丈が現れます。
    百濟寺、聖徳太子の御願により百済人のために創建されました。
    そこから百濟寺という名がついたのでしょうね。

  • 小野東風参拝時の直筆といわれている「下乗」の碑です。

    小野東風参拝時の直筆といわれている「下乗」の碑です。

  • 庭園に入っていきます。

    庭園に入っていきます。

  • 池のある庭園です。

    池のある庭園です。

  • 池には鯉がえさを求めて。

    池には鯉がえさを求めて。

  • 新緑がきれいです。

    新緑がきれいです。

  • 楓、緑と紅の協演です。

    楓、緑と紅の協演です。

  • 流れに沿って上って行きます。

    流れに沿って上って行きます。

  • 先ほどの池が下の方になってきました。

    先ほどの池が下の方になってきました。

  • 屋根と同じ高さになってきました。

    屋根と同じ高さになってきました。

  • 聖徳太子ゆかりのハナノキです。

    聖徳太子ゆかりのハナノキです。

  • 遠望台からは、湖東の風景が眺望できます。

    遠望台からは、湖東の風景が眺望できます。

  • そこから、本堂に向かいます。

    そこから、本堂に向かいます。

  • 参道に入りました。<br />長い石段が続きます。

    参道に入りました。
    長い石段が続きます。

  • 仁王門が見えてきました。

    仁王門が見えてきました。

  • 仁王門の大草鞋には、一円玉がたくさん刺さっています。<br />そばに、「百寺巡礼」の五木寛之さんの願掛けの大草鞋、と書かれています。

    仁王門の大草鞋には、一円玉がたくさん刺さっています。
    そばに、「百寺巡礼」の五木寛之さんの願掛けの大草鞋、と書かれています。

  • 五木寛之さん参拝時の賛辞。<br />・・・仁王門をくぐって、この石段を登って行くと目の前に石垣があって、その上に何とも言えない風情のある本堂がまるで空中楼閣のようにグーと空中に浮かび上がって見えてくる所も、この百濟寺の魅力の一つかもしれませんね・・・

    五木寛之さん参拝時の賛辞。
    ・・・仁王門をくぐって、この石段を登って行くと目の前に石垣があって、その上に何とも言えない風情のある本堂がまるで空中楼閣のようにグーと空中に浮かび上がって見えてくる所も、この百濟寺の魅力の一つかもしれませんね・・・

  • 観音杉、百濟寺最大の樹木で、樹齢約430年といわれています。

    観音杉、百濟寺最大の樹木で、樹齢約430年といわれています。

  • 本堂に入ります。<br />今回公開される秘仏は、霊木の杉を立ち木のまま刻んでつくったとされ、「植木観音」と呼ばれています。<br />背の高い観音さまで、十頭身位あるでしょうか。<br />この観音さま、そしてちょっと小さめですが彩色の残っている木造聖観音座像と木造如意輪観音半跏像、良い仏さまです。<br />湖東三山、充実した一日でした。<br /><br />(おしまい)

    本堂に入ります。
    今回公開される秘仏は、霊木の杉を立ち木のまま刻んでつくったとされ、「植木観音」と呼ばれています。
    背の高い観音さまで、十頭身位あるでしょうか。
    この観音さま、そしてちょっと小さめですが彩色の残っている木造聖観音座像と木造如意輪観音半跏像、良い仏さまです。
    湖東三山、充実した一日でした。

    (おしまい)

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