2014/04/26 - 2014/04/30
1893位(同エリア5322件中)
こりすさん
2014GW北京3泊4日のツアー2日目は世界遺産を巡ります。
北京近郊はとても良い天気に恵まれ、やや暑さを感じる程の気候でした。新緑の眩しい季節の世界遺産を散策してきました。
2日目午前:万里の長城・八達嶺
昼食 昌平区の大宅門迎祥商務酒店で北京料理
午後:明の十三陵 定陵・神道
夕食 全聚徳本店にて北京ダック
夜:梨園劇場にて京劇鑑賞、前門大街のライトアップ鑑賞と散策
この旅行記は2日目の午後、明の十三陵と全聚徳での北京ダックの夕食までです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
-
2日目の午後は世界遺産の「明の十三陵」からスタート。
こちらは今回の北京旅行を企画するまで、その存在自体よく知りませんでした。 -
北京の北西の山あいの広大な土地に、明の歴代皇帝の陵墓があり、総称して明の十三陵と呼ばれています。
内部を見学することができるのはその一部で、今回はメジャーな「定陵」を見学します。 -
定陵は、明14代皇帝の万暦帝とその皇后2人の陵墓です。
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ちなみにチケットはこれ。絵葉書としても使えるようにデザインされています。
入場の際は左端のバーコードを入口で読み取らせます。 -
なかなか上手く読み取れないのでみなさん手間取っています。
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中に入ると奥へと参道が続きます。
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美しい白い石で造られています。まだ故宮を見ていませんが、故宮に似せて造られているそうです。
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昔の皇族になりきり衣装を着て写真を撮ってくれる店があり、中国人観光客が写真を撮っていました。
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これは昔の柱の基礎の跡だそうです。
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だいぶ歩いて奥まで来ると建物が見えました。
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階段の所には、皇帝を示す龍と、皇后を示す鳳凰が彫られた石版が飾られていました。
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ここは大理石でできた地下宮殿が有名なんだそうです。
地下26メートルのところに空間があり、皇帝ゆかりの品々が展示されています。
下り・上りとも階段しかないので、ちょっと辛いです。 -
万暦帝の棺。地元の人はご利益(何のかわかりませんが?)にあやかりたいとお金を投げ込むそうです。
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お供え物が入る棺も一緒に並べられています。
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説明書きがありました。
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こちらは別室ですが、石の玉座があります。
故宮の玉座より少し簡素な作りになっているとの事でした。 -
石の玉座にも、皇帝の象徴である龍が刻まれています。
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こちらは皇后の玉座。
玉座が置いてあるのは、死後も皇帝と皇后が生前と同様に政務を行えるようにという事だそうです。 -
外は半袖でなければ暑い位の天気でしたが、この中はひんやりとして涼しいです。
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扉の細工も緻密です。これらすべて大理石なんだそうです。
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表に出てくると大きな石碑が立っていました。
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ここから入口の方へ戻ります。
見上げたところに建つ建物が先ほど石碑があった場所。
手前に石で造られたお供えモニュメントのようなものがあります。 -
石造りのお供えモニュメントの説明書き。
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定陵を出てきました。
入口付近にいた三輪車でドリンクを売る地元の人。
街中でもこのような原付より一回り車輪が小さい三輪モーターカーを頻繁に見かけました。 -
これは街路樹で、写真では殆ど写っていないのですが、白い花が咲いていました。
北京に着いてからずっと、雪のようにふわふわと舞っているものをあちこちで見かけたのですが、この木の花の綿毛だったみたいです。
ガイドさんは中国語で「よう」と発音する樹木で、白樺に似たような木だと言っていました。 -
完全にピンボケしていますが、これがその綿毛です。
午後になるとまるで雪が降っているかのように舞い飛んでいて、車のドアを開け閉めすると中まで侵入してきます。 -
続いて、十三陵の一部を構成している「神道」へやってきました。
そういえば定陵からこの神道に来る途中の道は渋滞していたので、ドライバーさんが脇にそれて抜け道を走ってきたのですが、明らかに川の底だったと思われる道がありました。
ガイドさんに聞くと、川が干上がって、道になってしまったという事です。
たぶんどこかにダムでも作ったせいなんでしょうが、北京の水不足という話を最近本で読んだのを思い出しました。 -
ここでも3輪モーターカーを発見。これはピカピカで新車のようです。
街中ですれ違う三輪車は、どうやって荷物を積んでいるのかわからない位過積載のものや、ぼろぼろの幌がかかったものや、いろんなパターンがあります。
この荷台に人が乗っているのも見かけました(笑) -
明の十三陵の全体図。左上の方にある定陵から、中央あたりにあるDragon-Phoenix Gateという所まできました。
これからまっすぐ「石像生」と書かれているルートを通常とは逆方向に進んで、先にある南門から出ます。 -
石像生というのは、神道沿いに建てられた、石造りの人や動物のモニュメントです。
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龍鳳門をくぐります。
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両側を柳の木に囲まれた長い神道が続いています。
この神道は、奥の山の方に点在する13の陵墓への参道の位置づけなんだとか。
それにしてもかなり離れた所にあります。 -
石像その1。昔の位の高い文官だそうです。
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石像その2。こちらは武官。
皇帝が生きていた時と同じように、官僚・将軍たちを並ばせているんだそうです。 -
動物もいます。こちらは馬。
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これはキリン。
キ○ンビールで見かける姿と随分違いますが、明の時代と清の時代で、キリンの描かれ方が違うんだそうです。
ここは明代なので、キリンがこんな狛犬みたいな風貌になっています。
赤いのはお祈りのために掛けられているものだそうです。 -
これは象。正面から見るとちょっと変顔ですね…
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毛沢東がこの象と一緒に写真を撮ったという看板がありました。
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ラクダ。これが一番似ているかも。
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これは獅子。ちなみに動物の像はすべて立っているのと座っているのと2バージョンあります。
動物は皇帝を守っているので、交代で休憩をしているという事を表現しているんだそうです。 -
随分長い道を歩いてきました。
ここは静かで雰囲気もよいので、地元の人達の散歩コースになっていました。 -
碑亭が見えてきました。ここに大きな石碑があります。
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石碑の裏側から。
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大明朝陵神功聖徳碑、というそうです。
かなり巨大で、一番下には亀のような像がありましたが、ガイドさん曰く、この動物は龍と亀の子供で重いものを支えるのが得意なんだそうです。 -
明の十三陵を見終わって、北京市内方面へ戻ります。
途中、雍正宮という、チベット仏教の寺院が見えました。 -
まだ18時前ですが早めの夕食です。
全聚徳にやってきました。 -
北京ダックの有名店です。
北京ダックを食べるのは何年かぶりです。 -
まだ早いので店内はかなり空いています。
今回もガイドさんがオーダーしてくれたものを頂きます。
ここのビールは燕京の瓶が30元と高かったので1本だけオーダー。 -
いきなり北京ダックが来ました!
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目の前でカットしてくれます。
こういうのいいですね!いっぱい写真を撮っちゃいますよ。 -
皮の部分と身の部分を分けながら手際よくカットされていきます。
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うーん、つやつやしていて美味しそう…
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手さばきが非常に早いです。
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こちらは隣の席の人がオーダーしたのを違う角度から撮影。
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出来上がりの図。2人で半身の量です。
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店員さんがやってきて、食べ方をレクチャーしてくれました。
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タレをつけたダックと白ネギを置いたら、お箸とフォークを使ってくるくると上手に巻いていきます。
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下の方を折り返して…
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また巻きます。これで出来上がり。そのまま手に持って食べます。
薄皮にジューシーな北京ダックの味がたまらないですね〜 -
他にも料理が出てきました。これはお昼に食べたものに似ている牛肉の甘辛炒め。
量が多すぎてとても食べられません。 -
青菜炒めとスパイスがきいた肉のスライス。
両方とも味が濃すぎて…ちょっと口に合いません。 -
これは北京ダックの骨を煮込んだスープらしいのですが、全く口に合いませんでした。なんというか、ぬるーい生臭いものを飲んでいるような感じ。
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デザートのスイカとメロンの薄切りで口直し。
そういえば気になるのが、この国ではプチトマトは野菜じゃなくてデザートのカテゴリーなのかな? -
全聚徳を出た後、今夜は急きょ京劇を見に行くことに決めたので、これから劇場へ向かいます。
こちらの写真は移動中に見かけた、電線がぐちゃぐちゃになっている風景。
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